潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS セレブリティ クルーズ 〜11〜 エジンバラ C

<<   作成日時 : 2007/07/13 11:21   >>

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画像エジンバラ市街から南へ約10キロ。「ロスリン・チャペル」という、昨年に一躍有名になった小さな教会があります。
まだ一度も訪ねたことがなく、実は、今回のクルーズでのショア・エクスカーションで、こちらへ行きたかったのですが…。さまざまな無数の装飾で飾られているのが特徴だそうです。
そして「新大陸」が「発見」ー。

〜写真はカールトン・ヒルから見たエジンバラ市街です〜
画像(昔から、この言葉が気に入りません。西洋のモノサシではこうなるのでしょうが、以前から住んでいたネイティブの立場で考えれば、何という不遜さ!! 発見前は存在しなかったのか!)
「発見」される100年以上も前にこの教会は建設されたにも関わらず、装飾の中に、とうもろこしやサボテンなど原産地「新大陸」の植物が描かれているそうではありませんか。

〜写真は、新市街のクイーンズ通りです〜
画像そうです。昨年に一躍有名になったのは、この教会を描いたダン・ブラウン原作小説の映画化作品「ダ・ヴィンチ・コード」。結局、訪ねませんでした。
このブログで以前に触れましたが、外国船やヨーロッパの陸旅で脂っこい西洋料理に飽きてくると、オートミール、別名ポリッジをいただきます。

〜写真は、聖アンドリュース広場。近く一般解放され、広場内はカフェの建設工事中でした〜
画像アツアツのオートミールに塩を3,4振りして、柔らかめのスクランブル・エッグを少量まぶすと、まさに「たまご入りオカユ」の味なのデス。日本食恋しい、の禁断症状には即効的に効きます。あのウマサを日本でも忘れられず家でも朝に時々。ところがなぜか、バターやジャム、砂糖、生ハムなどを気分に応じて入れ込む西洋式で食べるのですから、妙です。

〜写真は、ハノーバー通りです〜
画像オートミールの原料は、カラスムギです。実った姿がツバメに似ているところから別名燕麦とも。ライムギというのも、同じもののようですね。そのカラスムギを良く食べるのは、スコットランド。想像ですが、大麦などよりも比較的簡単に収穫できるから、寒い大地でもよく利用されるのでしょう。
イングランド 対 スコットランド。ディペートの国です。このカラスムギに関する、有名な警句と反語がありますネ。スコットランド嫌いのイングランドの詩人サミュエル・ジョンソンは辞書を編纂して、
「Oat」(カラスムギ)の欄に「イングランドでは馬の餌だが、スコットランドでは人間が食べる」。

〜我が家ではこれを買います。オーストラリア産〜
画像これに怒ったのが弟子のスコットランド出身のジェイムズ・ボズウェルで、辞表を叩きつけて、こうのたまった、そうです。
「だから、イングランドでは馬が優秀だが、スコットランドでは人間が優秀だ」。
スコットランドでは確かに、作家や哲学者など著名人が数多く出ています。

〜聖ジャイルズ大聖堂。像は宗教改革の旗手ジョン・ノックス〜
画像 画像 画像
〜写真は、大聖堂のステンドグラスです〜
画像ロンドン・ベーカー街のシャーロック・ホームズが活躍する推理小説、
〜おッと、あの時代の小説ならば「探偵小説」と言わなければ〜
その探偵小説の大御所、コナン・ドイル。
「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」のスティーブンスン。国富論のアダム・スミスやデイビッド・ヒューム。探検家リビングストン。ハワイ島で客死したキャプテン・クックも、両親ともスコットランド人です。世界で初めてクロロホルム実用化に成功したジェームス・シンプソン。電話機の生みの親グラハム・ベル、長崎に今も邸宅が残るグラバー,蒸気機関のワット、フレミングの法則の彼。挙げればキリがないのです。

〜ロイヤルマイル名物の「路地」、クロウズ(Close)への入り口です〜

画像クロウズは、日本で言えば路地、というよりも袋小路と言う方が正確なのでしょうか。
門をくぐって入り込むと、間もなく、道は中庭を囲むような形で行き止まり。言葉どおりクロウズ(閉じる)されてしまいます。有名なのは、ジキルとハイドの物語の主人公の舞台、ブロディーズ・クロウズですよね。

〜通りには、スコットランドの国旗「聖アンドリュース旗」がいたるところに〜
画像スコットランドの観光地は、5月から9月までが最も賑わうそうです。
インフォメーションでもらったスケジュール表でも、これから夏場にかけてが、イベント目白押し。
なかでも有名なのは、エジンバラ城の真ん前の広場で真夏に開かれる「ミリタリー・タトウ」。

〜写真は、エジンバラ城城門です〜
画像 画像バグパイプを中心とする一大イベントで、広場では早くも、巨大な観覧席の建設が始まっていました。
見てみたいですがチケット入手が難しく、今年は、「既に前売り券は完売しています」、とのことでした。

〜写真はミリタリー・タトウ観覧席の建設(左)とスコットランドの紋章、レッドライオン〜

と、いろいろ書きましたが、クルーズのショア・エクスカーションは、現地事情にはほとんど触れずじまい。短時間の滞在ですので、時間の余裕もありません。外国は、こんな風に旅するだけの方が安易で気楽で、いいのかもしれません。住んだり長く滞在したりすると、きっとイヤな面も目に入ってくるでしょう。〜文字通りの「遠足」は、今回も楽しかったです。


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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
大変読みごたえのあるブログですね。
楽しんでいます。

セレブリティ サミットに乗ったときフォーマルデイにタータンキルトで正装なさっていたアメリカ人がいてとても素的でした。
日本の大学で先生をしていたことがあるそうで「日本人は紋付はかまで正装うすべきだ」なんておっしゃっていました。

以前 新聞かなんかでタータンキルトの始まりを解説していた記事のなかで「毛布のような厚手の布をひだを取って紐で腰に巻きつけていたので 下着はつけていない」と書いてあったことを思い出し「本当ですか?」とその男性に尋ねたら「返事は控える」とのことでした。

イギリスって一口に言いますが四つの王国から成り立っていて それぞれ人種 文化 歴史が複雑に入り組んでいるのですね。
みえこ
2007/07/13 11:41
みえこさん、
いつも気にかけて覗いていただいて、本当にありがとうございます。しかも、今アップしたばかりですのに。書き込んでいただくことが、こんなにうれしいものだとは、始める前は予想だにしていませんでした。

少し文章を控えなければ、と思っています。自分でつける日記程度に最初は思っていたのですが、訪ねていただく方の立場になれば、きっと、いい迷惑です。これから気をつけます。
(といいながら、クセはどこまで治るものやら…)
日本船はともかく、外国船で男性の和服姿はあまり見ませんが、オセアニア・クルーズで、お一人だけいらっしゃいました。紋付はおり姿ではなく、もう少しくだけた和服〈着流しにはおり? 着物のことはあまり知らないもので)でしたが、なかなかカッコ良かったです。自分も、と思ってデパートで見てみたら、何と。大変なお値段で、とてもトテモ、買えそうな金額ではありませんでした。
hiroshi
2007/07/13 11:57
hiroshi さん 
スコットランドの国旗「聖アンドリュース旗」
セントアンドリュースはゴルフ場の名前?とおもっていました。 恥ずかしいです。
“あるがまま”を理念としており、“神が造りたもうたコース”と畏敬の念をもって呼ばれている・・・だそうです。 今頃検索して調べたんです。
英国関連の国旗は5つなんですね! たいそう勉強いたしました。何も知らない私を発見でした。
又セレブリテイーの]のマークと同じ国旗も有って、驚いたところです。
オートミール・・・私も毎朝戴きましたよ〜塩振って〜 お宅は色んな食べかたされましたね!私も体験したいです。

今気が付きまして3つ共リンクして頂いて、有難う御座いました♪
たえこ
URL
2007/07/13 16:19
たえこさん、
ようこそいらっしゃいました!!

写真とは、こんなに難しいものだとは、知りませんでした。これまで、「ハイ、ポーズ」以外の写真をあまり撮ったことがないムクイです。

オスロの写真、美しいですね。登場する子供や少女がまた、かわいいですね。表情が生き生きしていて、旅の楽しさが、たとえ1万文字書いても追いつかないほどに、たった1枚の写真で伝わってきます。写真の持つ伝達力はすごいのですね。

次回からは。今度はもっとキチッと撮るぞ。こう反省する毎日です。たえこさんとご主人のブログを拝見して。

リンク、ご挨拶もせずに失礼しました。ぜひ、そちらの写真を皆さんに見て欲しいと願っています。その心に免じて、なにとぞお許しを!
hiroshi
2007/07/13 17:14
こんにちは!  あはは、ジェイムズ・ボスウェルの啖呵が、良かったですね!  そう、こうして並べてみると、確かにたくさんの人物が出ていますね。

ええと、ミリタリー・タトウ と言うのはどんなものですか? バグパイプを中心とする、とありますが、ミリタリーと付くからには、何か軍隊に関係したものですか?

shinkai
URL
2007/07/15 05:12
shinkaiさん、こんにちは。
ミリタリー・タトウは、おっしゃる通り軍楽隊行進です。「スコットランド・ザ・ブレイブ」の勇壮なマーチに乗って行進するバグパイプ隊のパレードです。実は、私も見たことないんですよ。エジンバラ城入り口近くにタトウのビジター・センターがあって、そちらで上映されるビデオを見ると、とても華やか。素晴らしいです。

この間、エジンバラ・フェスティバルが3週間ほどにわたって繰り広げられ、ジャズフェスティバルや街頭パフォーマンスも賑やかなようです。一度見てみたいです。

そういえばそちらの、ヴェネツィアのカーニバルも見たことがありません。ホテルは極端に高くなるしで、なかなか難しいですね。エジンバラも同じですね。ヒマはいっぱいにあるんですが、肝心のモノが…。
hiroshi
2007/07/15 17:58

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