潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 初めてのクルーズ

<<   作成日時 : 2007/12/08 09:59   >>

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テンプレートのミコノス島。
エーゲ海・キクラデス諸島の中の、「白い宝石」と呼ばれる島です。

画像

かつて、ヴェネツィア共和国の領有であった時代がありました。ここらあたりの島、ほぼ、ことごとくと同じに。で、この島の街には、リトル・ベニスと呼ばれる一角が残っています。海に臨む街並みが、大運河沿いにパラッツオと呼ぶ豪華な邸宅が並ぶ、こちらの街の風情に似ているから、だそうです。

画像

画像エーゲ海クルーズ。
船によって少しずつ違いますが、この辺りの島々を巡ります。
左写真は、キクラデス諸島から約200キロ東に離れたドデカニサ諸島最大の島、ロードス島。わが初クルーズは、これらの島々が点在するエーゲ海と、アドリア海、イオニア海を巡るコースでした。

出発は、ヴェネツィア、マリッティマ港。
この街へは、さかのぼって、かなり前から訪ね続けていました。クルーズ、を、教えてくれた街でもあります。

で、しばらく、街への個人的な思いや旅のつれづれを。、、、初クルーズ談議に先立って。
その間、このテンプレートを、使うことにしました。


画像2004年5月でした。初めてのクルーズは。
出発した街の名は、愛称「アドリア海の女王」。最上段と上から2枚目の写真の街です。
世界で類例のない、潟の中、水の上の街。この街が好きになってしまって、いわば、女王の奴隷、良くて召使みたいなモンです。せめて執事、程度にはなりたい。冷静に、この街の欠点も見つめられるくらい、には。そう、思っていますが、まだ、あばたもえくぼ、状態です。

上写真は、その街の港と、背後がホランド・アメリカ・ライン
(Holland America Line=ホーランド、、、と表記する雑誌などもありますが、記憶違いでなければ、LLと重なった場合は長音「−」を入れて発音しないのがドイツ語やオランダ語でなかったかな? と)

画像の「ウェステルダム」〈82,500トン)。当時は新造船で、処女航海を終えたばかり。処女航海と同じコースを巡る2航海目でした。

クルーズの乗客は金持ちばかりなのでは? 一般庶民は、途中で浮き輪と一緒に放り出されてしまうほど、船内で浮いてしまうのでは、、、。オズオズと、コワゴワ、緊張して乗船しました。まったくの誤解、曲解だと、当時は知らなかったのです。

何もかも、新しいことばかりでした。
え、パスポート、預けるの? 大丈夫かな。下船した後クニに帰れるのかな?
写真、撮るの? どこかの大国の入国審査並みじゃぁない? 指、指紋も取るの? あ、違う? 指名手配犯人のポスターは横顔写真もあるけれど、それは? あ、ない、良かった。

画像「ハロー」。笑顔で出迎えてくれるスタッフに向けるほほは、緊張で引きつっていました。一般庶民だと、ここで明るみに出たら即、下船させられるのではないか? お金がないヒト、と顔に書いてないか? と、ひくつく顔を撫で回しても見ました。そのくらい、クルーズ船とは、貴族と金持ちと、成り上がりの政○家かそこら、セレブ専用の乗り物だと、誤解していたのです。

後遺症でしょう。多分。トンデモナイ誤解だと知ったその後も、クルーズに対する誤解を招きかねない言辞を聞いたり見たりすると、無性に気になります。
ひょっとすると、ほんの一握りのセレブたちも乗っているのかもしれません。が、乗客の柱は、こちらと同じ。新聞の安売りチラシに目を光らせ、豚肉100グラム○×円の値札の安さが気になる、人々ばかりだと思います。多分。


画像あのタイタニックのように、客船はオーシャンライナーだけ、、、。そのオーシャンライナーも、タイタニックが氷山に激突して沈んだように、大型客船は、映画「ポセンドン・アドベンチャー」から映画「タイタニック」へとスクリーンの世界だけに足跡を残して、飛行機時代に入って、跡形もなく消えてしまった。、、、と、思っていました。
クルーズについて、まったく知識はなかったのです。当時は。

クルーズ、なるものがあることを知ったのも、この街、ヴェネツィアでした。
ハワイ島カイルア・コナとともに、この街が好きで好きで、のめりこんでいたころです。
、、、両方の街とも、今も好きですが。片思い、ばかりデスけれども。


画像かつての共和国時代、この街の支配地の一つ、ダルマッツィア地方、現在のクロアチアの海岸部からやってきて住みついた人々の名を持つ「スキアヴォーニ河岸」。
その河岸にある、サン・マルコ広場からほど近い、あるホテルの正面玄関。朝早く、ウォーキングに出発するため玄関を出たところで、それは、起こりました。

視界いっぱいを塞ぐように、ラグーナの向こうからやってきたた巨大な船。
お、お、おぉ〜。こんな、クルーズ船という、フネがあるんだ〜。
驚愕と共に学習しました。
「クルーズ病」に取り付かれた瞬間でした。ウィルスです。目から伝染しました。

2枚上の写真は、スキアヴォーニ河岸で初めてクルーズ船にめぐり合ったホテルの小運河側玄関。その上とさらに1枚上の写真は、バッシーノ・デッラ・スタッツィオーネ・マリッティマ(Bacino Della Staz.Marittima)で。

、、、日本語でのこの港の呼称。観光と関わりのない場所なので観光関係のガイドブックには載っていません。専門書関係では、資料によってまちまちです。ヴェネツィア港、と書くものが一番多いようですが、対岸、本土側の、著名な造船所を含む工場地帯にあるマルゲーラ港も、日本語の資料では同じ表記をするものが多く、区別がつきません。で、固有名詞をそのまま直訳して、勝手にマリッティマ港、あるいはマリッティマ埠頭と呼んでいます。以降も、そう、使い続けるつもりです。

画像上から5枚目の写真。手前の船は、水上タクシー。

この街が好きで、訪ねては、あちら、こちらと歩き回っていました。
が、港周辺へやって来たのは、この時、初クルーズ時が初体験でした。
左上は、同じ港で停泊中の船の上部甲板から撮ったヴェネツィアの街です。中央遠くに青く見えるのはジュデッカ運河。そして上は、その港を出てジュデッカ運河へ入った直後の船室のベランダからのビデオ画像。進行方向に、サルーテ教会やサン・マルコ広場がかすかに見えます。

港は、19世紀末から20世紀に造られた新しい場所。世界遺産のこの街では、クルーズ以外に、観光はもとより、さしたる用のあるところでも、なかったから、それまで訪ねたことがなかったのです。そして昔、共和国時代は水の底で、ご存知のとおり、下の写真一帯が、この街の表玄関でした。

今回は、愉快な話題もハナシのオチもまったくない、楽しくも面白くもないハナシばかりを長々と、でした。相すみません。「覚え書」として書き留めておきたかった事柄なので、どうぞ、ご容赦を。

最上段のラグーナの中の島々、上から2枚目のジュデッカ運河を行く水上バス、6枚目の港近くの貨物ヤード、最下段のサン・マルコ広場の大鐘楼から見下ろしたスキアヴォーニ河岸の各写真は、今年の撮影。小運河に面したホテル玄関は2003年10月、残る5枚は2004年5月の撮影。

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雑学博士になりたいっ!!,初めてのクルー...
2008/01/13 19:50

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん、こんにちは。
初めて訪問させて頂きました。
沢山の綺麗な写真と詳しい解説で、楽しく読まさせていただきました。

セレブリティー・クルーズは格式高い船ですか?
昨年、ダイアモンド・プリンセスでメキシコ・リビエラクルーズの帰航の際、アメリカのLA港内でセレブリティー・クルーズのSUMMITとすれ違いました。
その時見た印象は、「豪華・高そう!」でした。
ダイアモンド・プリンセスの「カジュアル」とは違う印象でした。その時の画像「外国船」に貼ってあります。
hiroshiさん、僕もウェブリブログですよ!
nao
URL
2007/12/08 13:32
ブラボ〜〜!!
待ってました〜〜〜。
写真を見せて頂いてもうドキドキして来ちゃいました。
>愉快な話題もハナシのオチもまったくない
いや、もう読むだけで愉快と言うか感動してるんですけど、私。hiroshiさんはもともとお好きな街からクルーズの火蓋を切られたのですね。それは感動の二乗ですよね。
目から感染 良い台詞です!あの出港のシーンは最高でした。hiroshiさんの写真を見せて頂いたら、甦って参りました。私は2度目のコスタがヴェネチアからでした。我が家のクルーズのお師匠ご夫妻が、二回目はヴェネチアから出港する物にしなさい!!冥土のみやげになるわよっ!!って仰られたんです。『冥土のみやげ』と『クルーズ』それに景色がお土産になっちゃうってどんな事なんだろうって思って、もう、こうしちゃいられなくなってヴェネチア出港の物を選択しました。
murmur1
2007/12/08 17:14
hioshiさん、綺麗な写真です!あ〜、またどうしても行きたくなっちゃいました。hiroshiさんがおっしゃっている様に、私も、絶対に自分が船に乗って旅行をするなんて事になるなんて思っても見ませんでした。でももう、どっぷりです。タオルミナに立ち寄るクルーズに乗ってみたいです。hiroshiさん、読ませて頂いて感激です!!
murmur1
2007/12/08 17:14
やぁ、やぁ、naoさん、ようこそ!

お忙しいのにお訪ねいただき、ありがとうございます。
まゆきさんのブログにお書き込みのコメント、本当に感嘆しました。コピーして大切に持っています。
>エンジンに火が入ると、ゆるやかな心地良い振動が体に伝わり、デッキに出ると重油が燃える臭いが
大変な名文だと思います。お世辞抜きに。船をお好きなことが、しっかりと伝わってきます。

セレブリティ、ご存知のように、米国でも日本でも、3ランクに分けたうちのプレミアム・クラスです。お乗りになったプリンセスとランクは同じ。気軽な船でした。メキシカン・リビエラでお乗りになったダイヤモンド・プリンセスには1年10カ月前、オセアニア・クルーズで乗りました。以前にスターも乗っていますが、個人的には、同じプレミアム・クラスの船としては、プリンセスの方が好きです。豪華さでは横並びだと思います。

〜下へ続く〜



hiroshi
2007/12/08 17:20
ウェブリブログ! オナカマ、お仲間! さきほど、ちらりとのぞかせていただきました。サミットも拝見しました。楽しいブログですね! これから時折、立ち寄らせていただいていいでしょうか? クルーズでは、こちらよりも6年も早くにお始めになった大先輩! よろしくお願いします。
それと、もし、差し支えなかったら、リンクを貼らせていただいてよろしいでしょうか? お仲間ブログは初めてですので、、、。
あ、こちらのコメント欄でお願いしては筋違い、後ほどお訪ねして、あらためてお願いします。
hiroshi
2007/12/08 17:22
やぁ、やぁ、murmur1さん、ようこそ!

所用で外出していて、少し前に帰ってきました。お訪ねいただいたのと帰宅したのとでタイミングはピタリ、だったのではないでしょうか。間に合ってよかったです。

そんな、ブラボーなどと。おほめいただくほどの内容ではありませんが、murmur1さんが藤原さんの掲示板でお書き込みになっていた言葉の数々、今もしっかり憶えています。他の方にもお聞きした、貴重なお言葉なので。

>冥土のみやげになるわよっ!!って仰られたんです。

ホントに、そういう感じですね。これで、いつ死んでもいいや、って気持ちでした。ザッテレの岸辺やサン・マルコ広場を眺めながらジュデッカ運河を通って出港する時は。

〜下へ続く〜
hiroshi
2007/12/08 17:48
そうなんですね。ラッキーだったのでしょうか。好きな街からクルーズ・デビュー出来ました。murmur1さんがお書きになっている出発港のうちでは、バルト海とハワイをまだ未体験です。全室スイートなどの船にはとても、とても、乗ることは出来ませんが、いつか、その両方とも、行ってみたいと夢見ています。

写真は、残念ながら、あまりお見せできるほどのモノはないんです。昨年秋にPCのメモリーを壊して、全部、プリントアウトしたものの複写ですから。しかし、思い出だけは頭の中にいっぱいに残っていますので、以前に教えていただいたmurmur1さんのお言葉に従って、しばらく、面白くもない覚え書を書き込んでいくつもりです。
hiroshi
2007/12/08 17:49
>覚え書を書き込んでいくつもり
小躍りしたい感じです♪
murmru1
2007/12/08 17:58
あまり期待しないでください。murmur1さんほどの感性のない男の、面白くもない、メモ、ですから。
hiroshi
2007/12/08 18:38
hiroshiさん、こんばんは。
今日は、もう昨日ですね、忘年会で御返事が遅くなってしまいました。
まゆきさんのブログの書き込みに「名文」としていただいて、大変照れてしまします。
自分がその時、感じたことそのままなのです。
そのことをhiroshiさんやまゆきさんに同感していただいて大変嬉しく思いますし、お知り合いになれて本当に良かったと思います。

hiroshiさん、先輩なんてとんでもないです。
僕のクルーズ回数は数えるくらいなので、何も参考にならないと思います。

リンクしていただけるのなら、光栄です。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
nao
2007/12/09 02:09
naoさん、ありがとうございました。早速貼らせていただきました。昔を思い出して、時折、Zの世界を楽しませていただきます。

前回、お尋ねいただいたセレブリティのことで、一つだけ、言い忘れていました。極めて個人的なハナシですが、船の塗色についてです。プリンセスやロイヤルカリビアン、カーニバルをはじめ、日本の4船を含めて最近は白い船体の船ばかりですが、船体は、昔ながらの黒か青が好きなんです。子供のころに絵に描いたそのままに。キュナードの黒や、特に、ホランド・アメリアの濃紺の船体が好きです。で、このブログにはセレブリティを貼っています。ツートンの塗色が美しいと思うので。

これからもよろしくお願いします。
hiroshi
2007/12/09 09:48
hiroshiさん おはようございます。
じゃなくて、もう「こんにちは」の時間ですね。

いよいよhiroshiさんのクルーズのルーツを語られるのですね。
ご自分で書いていらっしゃっても、さぞや楽しいのではないでしょうか。読ませていただいている私もとっても嬉しいです。

一番上の海の写真をしばらくうっとりと眺めていました。見ているだけで、心が落ち着くのは何故でしょうか。
人間のルーツは海にあるとか言いますし。
昨年、奄美大島クルーズに出かけた時に、ぱしびぃの西丸ドクターがご著書にサインして下さった『海は母、船はやすらぎ』という言葉を思い出しました。
これからのお話しも楽しみにしています。

こちらにもnaoさんがいらっしゃっているのですね。こうしてブログを通して同好の仲間が増えていくのって楽しいですね。
そういえば、今日はたえこさんがお帰りになるご予定でしたね。お土産話が今から楽しみです〜。
まゆき
URL
2007/12/09 12:02
やぁ、やぁ、まゆきさん、ようこそ!

年末になると、毎日が日曜日のこちらも少し慌しくなってきて、出歩かなければならないようになってきました。
>クルーズのルーツ、
なかなか面白い表現をなさいますね。さすが、まゆきさん。しかも、すっかりお見通し。おっしゃるとおり楽しんでおります。クルーズのルーツ談議を始めることを。読んでいただく皆さんには、ご迷惑をおかけするようなものですが。

写真は、正直、良くアリマセン。まゆきさんやたえこさん、murmur1さんの写真を拝見して、初めて目覚めたばかりですから。まだ一眼を欲しいとかと思うほどではありませんが、楽しさがわかってきた思いです。ところが、使っている写真は全部、まだ目覚める前のモノで、恥ずかしい写真ばかり。ブログを続けるために仕方がないのでしばらく使い続けます。と言いながら、目覚めた最近でも、皆さんのようにきれいな写真を撮れる自信はありませんが。

そうですね。たえこさんのご帰国談議と素晴らしい写真、楽しみですねェ。
hiroshi
2007/12/09 21:26

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