潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

アクセスカウンタ

zoom RSS スカルツィ橋〜またまた映画「旅情」の舞台

<<   作成日時 : 2008/01/04 14:58   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6


画像寝正月でした。この3が日は。
シャンとしていたのは、お訪ねいただいた親戚と知人の年賀の応接と、日課のウォーキング、相棒に引っ張り出されての初詣と初売り、食事に出かけた時間帯だけ。ロッキングチェアで、ひたすらウトウトと、プラス読書と。PCの前に座ったのも、通算、30分もあったでしょうか。ほとんど触れずじまい。

幸か不幸か、まだ続いています。
皴のカズの減ってきた脳みそが、さらにトロトロと。とろけてゆく。崩れてゆく。その音さえ聞こえてきそうなほどの、寝正月の新春です。

どうせ、蕩けて逝く?のならば。同じウトウトできるのならば。以下の写真のごとくの、陽光の下の場所の方が、好みです。
さわさわと潮風が吹き渡って。ゆらゆらとゆりかごの中にも似て。

今、そのさなかにいる人たちは、いっぱいにいらっしゃるのですね。
羨ましいですね〜。こちらも、同じ身分になりたいです。


画像画像

サン・デッキからリド・デッキを眺め下ろした上2枚の写真のうち、右側は、東カリブ海で乗ったカーニバル・クルーズラインの「カーニバル・ヴァラー」(110,000トン)。左側が、初クルーズを体験した、HALの「ウエステルダム」〈82,500トン)です。

この椅子に埋まりこんで、脳みそが蕩けました。おかげで、活動低下性ノンビリ症候群と、ひょっとすると記憶力減衰も症状に現れる、クルーズ病に罹患。習慣性があるうえ、根治することが難しいと現職のドクターさえブログで研究発表?される、やっかいな病魔に取り付かれたのです。

画像

マリッティマ港に停泊中の、その「ウェステルダム」のリド・デッキから眺めたヴェネツィア市街。この街並みの、細い小路を縫って歩くのが愉快です。巨大なメイズに迷い込んだようで、好きなのです。

初クルーズでは、港と市街地の間の細い小道を、右に折れ、左に曲がり、上に登り、下に降りるを何度も繰り返しながら、初めて歩きました。この街へは何度か訪ねていますが、港は用のない場所だったので、初クルーズまで訪ねたことはなかったのです。

画像画像

乗船後。
夕刻出港スケジュールの日の日中、船会社のシャトル・バスがピストン運行されていました。港からローマ広場まで1乗車10$で。港へこそ来たことはありませんが、頭の中にしっかり入っているヴェネツィア、魚の地図。そのサカナの地図を見るまでもなく、直線距離ならば500メートルもないことは先刻承知です。で、歩きました。

埠頭で乗客を乗せるそのバスの横をテクテクと歩いていくこちらを、バスの窓から乗客たちがいっせいに眺め下ろしました。
「え、歩いて行ける道があるのか」だったのか、「お若いの(決して若くはありませんが、日本人は若く見られますから)元気だな」だったのか。
ひょっとすると「何だ、たった10ドルも持っていないのか」と、哀れんだのかも? とにかく、乗客の視線をいっぱいに浴びたのが、何とも恥ずかしかったです。

画像画像

路線バスが何台も並ぶローマ広場まで、途中から小雨に見舞われるあいにくの天気でしたが、歩いて約7分でした。ほぼ同時に港を出発したシャトル・バスは、こちらが広場に到着した時、まだ到着せず。クルマが走れる広い道は少し遠回りしなければならず、加えて、本土と島のヴェネツィアを結ぶたった1本のブリッジ、リベルタ橋へ港から出る交差点が混雑して、信号で長い間、待ち続けたからです。
人間しか通れない細い近道を歩きながら、遠くのバスの姿がしっかり見えました。


画像結果、歩きの方が、2、3分も早く、広場に着いたのでした。水上バスを待つバス停ボックスで。傘を開きながらシャトル・バスを降りてきた乗客たちの中で、気さくなアメリカ人たち何人かが話しかけてきました。「早いね」「道は分かりやすいのか?」etc、、、。

♪ククク♪♪ 
10ドルに、無料の歩きの方が勝ったノデシタ。儲かった、も、もちろんありますヨ。が、一番は、気分の問題です。ルンルン、でした。そして帰りもまた、バスよりも早かった!

近道の途中、引き込み線路と運河をまたぐ鉄の橋の上から下を覗き込むと。
あのVSOE、ベニス・シンプロン・オリエント急行の列車が。冬を除く毎週1便、ロンドン間を往復する列車の待機線路があるんですね。1列車分のきらびやかな客車群が、ちょうど待機中でした。2段上の右側、船の前に停まっている写真、1段上の左側写真、がそれです。


画像


上写真は、ローマ広場にほぼ隣接した、サンタ・ルチア駅前広場です。大運河の向こうに見えるのは74年前に完成した、イストリアの白大理石を使ったスカルツィ橋。

映画「旅情」の冒頭で、主人公の、キャサリン・ヘプバーン扮するジェーンが駅前で水上バスに乗り換える場面で、背景に見えていました。

画像最近、この橋を渡ることが多いんです。サン・マルコ界隈のホテルをパスして、よりお安いこの辺りのホテルを。メストレまで戻ればさらに値ごろなのは知っていますが、本島泊まりが希望なモノで、、、。そしてまた、ヴェネト州など北部イタリアを巡る基地として使うには、サンタ・ルチア駅が近いこの辺りのホテルが、使い勝手がいいのです。

サン・マルコ広場へは、上写真の街並みの中央、リスタ・ディ・スパーニャを歩いて行けば、少し遠回りではあるものの比較的にわかりやすく、20〜25分程度でしょうか。
スカルッツィ橋を渡ってサン・ポーロ広場、リアルト橋経由ならば、急げは15分程度。道は複雑で、初めてこのルートを通って無事到着できたならば、宝くじが当たったほどの奇跡です。そのくらい、確実に迷う道です。


画像レストランも、サン・マルコ広場界隈に比べてお手ごろ価格。地元の人も結構利用するから、観光客向けプライスでは、ブーイングの嵐に合うに違いありません。

橋のたもとから約100メートル。左手に、一軒のレストランがあります。「Vella Venezia=ヴェッラ・ヴェネツィア(美しいヴェネツィア)」。ディナー・タイムにプリモ、セコンド、それにドルチェ、コーヒーと注文して、二人で60ユーロから70ユーロ。場合によっては50ユーロを切ることも。とってもお安いです。入り口左手のショーウインドーに、その日に入ったラグーナ産の魚が並びます。そしてウマイ。滞在中は、ほぼ連夜、通います。

画像左写真は、駅前の数多いホテルのうちの一軒。最近、比較的に良く利用します。

映画「旅情」では、サンタ・ルチア駅前で、数多くの客引きが行列をつくっていました。異国情趣にあふれた、なかなかいい場面でしたが、昔は本当に、あんな光景があったのでしょうか。

あれから半世紀以上。ホテルは多分、当時と比べものにならないくらいに増えたでしょうが、カーニバル・シーズンなどは、予約無しで到着早々、簡単に空き部屋は見つかりませんヨね。袖を引かれたりバッグを引いて誘われたりの客引きをされるなど、現代では見たこともないし、考えられません。

画像

カナル・グランデの水上バスを、駅前からリアルト橋方向に進むと、すぐに上の写真の光景です。橋をくぐってさらにリアルト側に進むと、下の光景。
この辺りもホテルが多いですヨね。
画像

映画「旅情」では、水上バスは逆行きでした。しかも、ローマ広場の手前、パパドポリ公園の角で左折して、現在、水上バスなど通ってもいないリオ・ヌォーヴェ経由で走って行きました。映画撮影時は、あの運河も、水上バスが走っていたのですかネ? 不思議です。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshi さん コンバンワ〜

毎年来る客が皆終わりホッとして居ます。
残りのご馳走も飽きたので年越しそばを今頃食べてます。

やはり キャサリン登場の、ヴェネツィアですねエ〜
あの複雑な地形を水上バスに乗らないで歩いたんですか? 流石にね! お詳しいです。
今度も、読み物としても楽しい文章です。

カーニバルで下船2日目の時、お祭りで水上バスのダイヤが大乱れで、シャトルバスの待つローマ広場に帰るのに大変な苦労しましたよ〜 早めの帰還でしたから良かったですが〜焦りましたよ〜〜

ロンドン−ベネチア間を走る「ベニス・シンプロン・オリエント急行」も見ましたか? 見たこと無いです。一度乗りたいですねエ〜
たえこ
URL
2008/01/04 19:32
たえこさん、ようこそ。

女性陣は大変ですね。お正月は。わが家の相棒も、本日になってようやく来客の接待やご馳走作りから解放され、やっと友人と会えると、昼食後に出かけて行き、夕刻まで帰ってきませんでした。

こちらも、本日午後から久しぶりにPCの前に長く腰かけました。久々だもので、たったこれだけ書き込むのに2時間近くも。イヤになってきます。

カーニバルでの帰船時、ご案内したかったですね〜。水上バスを待つ半分以下の時間で、歩いて、たえこさんご夫妻を、ローマ広場どころか港までご案内出来たのに残念。あの船のあのコースは、こちらも、乗る寸前まで行ったのです。
オリエント急行。実は、乗ったことがあるんです。と言っても、ロンドン発着の一日ショア・エクスカーション。アハハ〜です。相棒も、いつか乗ってみたいと言っていますが、わずか2日で一人30万円では、チョット考え込みます。
hiroshi
2008/01/04 20:02
hiroshiさん、今晩は。
僕も寄港地では、あまりオプショナルツアーは申し込みません。無料のシャトルバスがあれば利用しますが、無ければ港周辺をひたすら散策します。
お店や時にはスーパーなどに入って、地元の食材を見たり食べたりして楽しみます。
船上では少々運動不足で、カロリー取り過ぎの傾向なので、歩くのがちょうど良いと思っています。
nao
2008/01/05 02:06
naoさん、お早うございます。

そうですか、naoさんも歩き派ですか? お仲間ですね。

ヨーロッパ、なかんづくアドリア海やエーゲ海では、比較的に港と旧市街とが近い街が多いから、良く歩きます。特にヴェネツィアは、港と旧市街の入り口であるローマ広場との間は、銀座4丁目の角から京橋までの間の半分程度。東京駅の八重洲口から丸の内口の間ぐらいでしょうか。たったこれだけの距離を、バスで行くなんて、、、。そんな感じです。ただ、道が複雑で分かりにくいのが欠点ですが。

運動不足は、お互い、気になりますね。こちらも、旅の間も日課の1万歩ウォークは欠かしません。終日航海日は、プロムナードデッキを巡っています。
hiroshi
2008/01/05 10:17
こんばんは、hiroshiさん。
遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。昨年は沢山のコメント、それも私に色々な事を教えて下さるコメント本当に感謝しておりいます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。hirohiさんのブログは私に沢山の事を教えて下さいます。旅のスタイルとか、楽しみ方とか、歴史とか。もっと世界史を勉強しておくんだったと、hiroshiさんのブログを読むたびに思います。でも、今 hiroshiさんのブログで勉強してます。あ、地理もです(笑)ヴェネチアの御写真こんなに沢山、それも生き生きした写真、いいですね。hiroshiさんの御写真を見せて頂いていると、またヴェネチアに行きたくなって来ちゃいます。今年もhiroshiさんのブログの更新を楽しみにしている一人です。今年もどうぞよろしくお願い致します。
murmur1
2008/01/05 21:50
murmur1さん、今晩は。

いま少し前、murmur1さんのブログへお邪魔してきたばかりでした。ご馳走さま、でした。大変おいしく、目で、モリモリいただいてきました。
そんな、お教えするなどと。逆に、murmur1さんこそ、こちらのセンセ〜です。写真の勉強を、そして、ブログ開始の背中を押してくださった、大切なセンセ〜です。本当の先生にセンセ〜、では申し訳ありませんが。
今年も、murmur1さんのブログを楽しみにしています。
そして、いつかまた、クルーズを楽しまれ、その乗船記を拝見できることを。
hiroshi
2008/01/05 22:21

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文




会社設立 大阪市
   
アクセスカウンター
出会いライブチャット出会いモバコイメル友

スカルツィ橋〜またまた映画「旅情」の舞台 潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる