潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 鐘の音〜再び、映画「旅情」の舞台〜10

<<   作成日時 : 2008/01/19 10:51   >>

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エーゲ海、サントリーニ島のフィラの街と、錨泊するプリンセス・クルーズの「スター・プリンセス」(109,000トン)。

ロシアン・ブルーとか、トルコ・ブルーとか。
土地の名前を組み合わせた青色の表現は世界に多いですけれども、「エーゲ海の青」(AEGEAN BLUE)って、ホントにあるんですね。
独特の青。それまで見たこともない海の色。キレイで、驚きました。
白い家、白い街並みと組み合わさって、素晴らしい眺めです。

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クルーズの話から、またまた。
しつっこく、ヴェネツィアのハナシと、映画のハナシに。
逆戻りです。

画像ヴェネツィア。
今年のカーニバルは、もうすぐ。この25日から来月5日までです。
復活祭、それに伴う四旬節が早回った関係で、昨年よりもおよそ2週間も早く。

公式行事に先立って、仮装で繰り出す気の早い人たちが現れるのは例年のことですから、もう、ひょっとすると、街は雰囲気に染められ始めているかも。

個人的な話を。
クルーズ歴は、たった、まだ4年目ですが、映画は子供のころから好きでした。
年季が入っています。

画像なかんづく、少年期から青年期には、イタリア映画に夢中になった時期があります。「鉄道員」。「太陽はひとりぼっち」。「道」。「夕日のガンマン」。。。

「旅情」は、もうひとりのヘプバーン、オードリー主演の映画「ローマの休日」と同じく、アメリカ映画でした。

しかし、描かれるイタリアの景色はともに素晴らしく、「ローマの休日」の方も、残るローマを舞台とした映画「鉄道員」や「自転車泥棒」などとともに、市内のロケ地巡りを楽しみました。

アン王女がグレゴリー・ペック扮する新聞記者ジョー・ブラッドレーのアパートで一夜を過ごした、マルグッタ通り51番地。映画のように賑やかではなく、静かな住宅街の一角でしたが、、、。

最近は知りませんが、当時、こちらでは、まだお住まいの方がいらっしゃて、ご迷惑も顧みず門扉のうちに入らせていただいて、中庭から、あの場面ゆかりの場所を撮らせていただきました。快く許していただいたのが、うれしかったです。
もう、ふた昔近い前です。

最近は、まだ行っていない、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の舞台の街、シチリアのパラッツオ・アドリアーノに憧れています。

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サン・マルコ広場の大鐘楼。
ヴェネツィアのシンボルが広場ならば、広場のシンボルは、この大鐘楼ではないでしょうか。

そして、サン・モイゼ広場。
向かって正面、教会前の広場です。

映画「旅情」で、キャサリン・ヘプバーン扮するジェーンが、大鐘楼の鐘の音を耳にして、小走りに広場へと急ぐ場面に登場します。

画像映画では、もう一つの印象的な場面でも、この広場はお目見え。

燃えるような喜びとの引き換えに、別離という悲しみの淵へ引きづり込むことも珍しくはない「恋」への恐れ。
その恐怖心で、あと一歩、踏み出せずにこれまでの人生を歩んできた、アメリカの臆病なハイ・ミス。

サン・マルコ広場で、数多い「恋人たち」の姿を眺めて、彼女の心には耐え難いほどの孤独感、寂寥感が芽生えます。

画像そして、彼女の心の内を観客に伝える、憔悴した彼女を描く左上写真のシーン。
この広場が使われていました。

「鐘の音にサン・マルコ広場へ小走りに急ぐ」左場面。

これは、実は、間違い。X印、バッテン印。ペケ。

地理上の実際は、サン・モイゼ広場の東側、上から5枚目写真の、さらに奥、写真の中の向こう側へ。
そちらに行かなければ。。。

画像この場面はどこで撮影されたか? 

ロケ地探しは、簡単でした。

豪華華麗というか、飾り過ぎ、というか。華やかなファサード(正面)を持つサン・モイゼ教会がしっかりと映っていますから。
「旅情」ゆかりのロケ地探しでは、苦労なしに見つかる場所の一つです。

しかし、「寂寥感」の場面は、見つけるまでに少し日数がかかりました。
似たような小運河沿いの場所は、数多くあるヴェネツィアです。そうそう簡単には。

が、これも、小運河沿いの水際のライオンの飾り大理石など、ヒントは結構。
映画の各シーンに、はめ絵パズルのように追尾の断片は散らされており、さして難しくはありませんでした。

画像サン・マルコ広場、大鐘楼の鐘の音。
左写真。。。霧が次第にあたりを包み込んで行く冬の夕べ、浪々と響く音色に感動したことがあります。ちょうど鐘の音が聞こえ始めた時の写真です。ビデオ映像でないので、お聞かせ出来ないのが残念です。

その「鐘の音に小走りに急ぐ」場面。
先ほども、「バッテン」印と触れましたが、映画では、実際の地理を少し脚色して描いていました。

鐘の音を聴き、サン・マルコ広場へ急ぐ姿は、実際の地理の上では、サン・マルコ広場から「遠ざかっている」のです。
逆方向に向かっているのです。サン・マルコ広場の。

とは言え、辺りの事情がわかると、理由(わけ)は、理解出来ます。

この広場から去るヘプバーンの後姿を写すよりも、向かっているがごとく前へ歩む姿と、教会の正面を組み合わせて撮影する方が、いわゆる「絵」になる。映画のずぶの素人にもしっかりわかります。

画像サン・モイゼ広場周辺。
東京で言えば、銀座あたりでしょうか。街並みの性格は。
周辺は、名だたる名ホテルとブランド・ショップの「集積地」です。

宿泊料金? 高いですヨね〜。
ここらあたりで泊まったのは、まだヴェネツィアのことを何にも知らなかった、初訪問時の1回だけ。

とても、とても。
身分不相応の場所です。

数字3ケタの、英国スパイ組織、諜報部のヒーロー。「殺しのライセンス」とともに、MI6の予算を湯水のごとく使える特権を持つあのアクション映画の主人公。大富豪に装って登場するシーンにも使われたことのある、世界に名だたる、ここらのホテルのロビー。

あのホテル群の大理石張りのロビー。さりげなく置かれた本革張りの豪華な椅子。
その椅子に深く腰掛けて、ゆったりと足を組んで、葉巻をくゆらせながら新聞「デイリー・ミラー」を広げる勇気など、持ち合わせていません。

頭のテッペンから爪先まで。どこから、どう眺めても、お里が知れます。
無理してなけなしの財布をはたいて、泊めていただけたとしても、サマになりません。
、、、残念ながら。


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コメント(8件)

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hiroshi さん ごめんなさいね〜〜
西カリブってお聞きしてましたのに〜〜 許して下さい。ワー000にシンジラレナイ安いのが有りまして
ああこれだ! 早とちりでした。 00ネットですか? 西カリブのありました!!
あの所を削除したいのですが〜 ごめんなさいませ〜

>「エーゲ海の青」(AEGEAN BLUE)って、
素晴らしい!! 美しいですよ〜ホントに、♪(v^_^)v

アハハ〜 予想通り〜 「ヴェネツィア」に U ターンでしたね! キャサリンの足跡がまだでしたのね?? ガンバ〜〜
たえこ
URL
2008/01/19 16:51
やぁ、やぁ、たえこさん、今晩は。ようこそ!

このブログ、全文削除以外は消す方法がないので、一度削除して、不必要な部分を削って再度戻すと言う、何とも妙な直し方で、ご指示通りの措置をとっておきました。

>アハハ〜 予想通り〜 「ヴェネツィア」に U ターンでしたね!

そうなんです。そうしようと思っているところで、ズバリ、たえこさんに心の内を言い当てられたので、あの時はドキッとしました。murmur1さんのように情感豊かな心も頭もないし、まゆきさんのような理知的な知性と感情もないし、ましてや、たえこさんのような、明るくキレイな写真もないし、ほかに書くネタがないもので。ウウウ、、、。
夏真っ盛りの昨年のスイスの話でも書くかとも思ったのですが、冬に夏の話では季節外れもいいところだし。で、またまた「旅情」です。
「面白くもない〜」、と、お茶を持ってきたわが家の外野が、この前後ろから覗いて、ひと言つぶやいて帰って行きました。見捨てられています。ウウウ、、、。そして相変わらず関心ゼロです。
hiroshi
2008/01/19 19:09
hiroshiさん  
早速手直しして頂き有難うございました。 ホッとしましたよ〜 ブログの持ち主でも、編集ができないのですか? 
それはお手数お掛けしてしまいました。 m(_ _;)m ゴメン!!

またまたキャサリンの悲しい恋に作家の優しいまなざしのブログの持ち主でした〜 ドモ〜♪ヽ(^-^ )
たえこ
URL
2008/01/19 19:56
そうなんです。コメント欄の扱いは、このブログ、面倒です。ほかにも、新着記事、新着コメントの掲示数が少ない(テーマも少なかったのですが、これは、悪戦苦闘しながら増やしました)など、扱いにくい面も。naoさんおブログを拝見して、写真をあんなに大きく出きることも、やっと知りました。次のクルーズからは、いっぱいに撮ってくるぞ〜、と張り切っています。〜果たしてどうなるコトヤラ、、、。

ブログを始める前、藤原さんはいくつかブログ選びのご注意を聞かせていただいたのですが、当時はさっぱり、ン?、何のこと?だったのですが、少しブログのことを理解し始めた今ごろになって、ああ、こんなことだったのかと、思い当たることばかりです。
hiroshi
2008/01/19 20:28
hiroshiさん、困りました。
また、行きたいところが増えてしまいました。
一番上の写真のせいです。
「エーゲ海の青」見てみたいです。
船に乗るようになってから、海の色って、所所で違うということに気づき、その違いが楽しみになっています。
白い街並みと青い海、ほんとうに素晴らしい組み合わせですね。

ブログの話ですが、ウェブリブログのコメント欄って、訂正ができないのですね。実はそれがちょっと不便だなぁと思っていました。私のような粗忽者は字の間違いが多く、後で直したくなることが多いのですが、こちらはそれが出来ないのでちょっと困っています。

ブログの使い勝手については、それぞれ特徴があって、それこそ一長一短なのでしょうね。特徴を比較したサイトもありますが、やはり、読んでいても初心者には何のことやらサッパリ。使ってみないとわからないものですね。
まゆき
URL
2008/01/19 21:33
(続きです)
私もブログを始めるときは何もわからず、アドバイスをお願いした後輩が使っていたFC2を右ならえで使い始めましたが、別館を始めるときに、少しだけ他社のものも比較してみました。そして別の会社のを使ってみようと思ったのですが、記事の移行がうまく行かず、結局同じFC2になってしまいました。もっとパソコンの知識があればまた別だったのかもしれませんが。
まゆき
2008/01/19 21:35
やぁ、やぁ、まゆきさん、今晩は、ようこそ!

ブログの話。やっと、藤原さんから教えていただいたことが、分かりかけてきたところです。
webryでは、全部、自分で作れる方法もあるらしいのですが、そして、それをやろうと少しづつ勉強しようと思っているのですが、なかなか。ほかにもしたいことがあって、思うように出来ません。
拝見していると、まゆきさんやたえこさんのfc2、なかなかいいように思えます。コメント欄は大変使いやすいですね。あんなコメント欄だと、うれしいのですが。

海の色は、日本近海でも違いますものね。黒潮はホントに藍黒色だし。
エーゲ海の色は、キレイでした。あんなキレイな青は、それまで見たことがありませんでした。空色(スカイブルー、アクアマリン色)もキレイで好きな色ですが、これは、沖縄にもハワイにもバリ島、プーケット島でも良く見られます。似て見えますよね、どちらも。
あ、この色では、カリブ海、バハマのナッソーが一番印象に残っています。空から見たグレートバリアリーフも見事でしたけれども。
hiroshi
2008/01/19 22:14
〜上から続く〜

青緑も好きです。これは、ニース一帯のコートダジュールやスペインのコスタデルソルが美しいです。
北海は、黒潮よりも黒かったです。黒海は、塩分と鉄分の関係で、もっと黒いそうですね。一度見てみたいです。
青をご覧になるには、ぜひ、エーゲ海へ一度お訪ねになるべきです。サントリーニ島よりも、ロードス島の青色がもっと強烈でした。
いらっしゃれば、などと勝手に言っていますが、お仕事がお忙しいでしょうから、我々のように気軽にはいらっしゃれないでしょうけれども。ゴメンナサイ。現役の方に、申し訳ありませ〜ん。こちらも、現役のころはひたすら、耐えておりました。免じてお許しを〜。
hiroshi
2008/01/19 22:15

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