潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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<<   作成日時 : 2008/04/02 00:30   >>

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どうです?
かなりの水勢でしょう。

画像うかうかしていると、足をとられて流されます。

で、激流を避けて、流れの弱い岩場ルートを選んで進むと、苔むしている場所やヌルヌルしている岩があって、今度は滑りやすい。
事実、何人も、スッテンコロリンとお尻から転がっている人を見ました。

激流でもなく、さりとて、滑りやすくもなく。そんな手ごろのポイントが続けば、気楽なものなのですが。

世の中、そうそう、ウマクはいきません。
結果、激流との格闘。
人々は手を結んで、思いを伝えあって、支えあって難関を乗り越えて行く。

昔、歌いましたよね、「ハンド・イン・ハンド」と。
『We Shall Overcome』(讃美歌第2編164、〔勝利を望み〕)のあの歌。

あ、お歳が知れますけれども。

画像この歌の話が出たついでに、ひと言。

いま、大統領選挙の予備選がデッドヒートを演じているあの巨大国家。
遡って半世紀近く前。

公民権運動がうねり、共鳴して「We Shall Overcome」は世界の若者たちに歌われた時代。
日本でも、あのころは「歌声喫茶」なるものが全盛で、新宿の「ともしび」などで、良く歌われていました。
どうなっちゃったんでしょうね? 歌声喫茶。まったく見なくなって、久しいです。

そして、あの時代背景の中で、暗殺されたキング牧師がアピールした、例の名演説。

「I have a dream....Oneday・・・」の出だしで、韻を含んだあの名文。。。

『私には夢がある。 。。
「万人は生まれながらにして平等である。これが自明の理であることを、ここに保証する」、
この国家の基本理念を、真の意味において実現する日が来る、という夢が。

私には夢がある。。。
いつか、ジョージアの赤土の丘に、元奴隷の息子たちと、元奴隷所有者の息子たちが、
一緒に座り、友愛のテーブルを囲む日が来る、という夢が。

(中略)


画像私には夢がある。。。。
差別主義者がはびこるアラバマ、知事は口を開けば州権優位、実施拒否で忙しい、
そんなアラバマにもいつかきっと、
幼い黒人の少年少女が、幼い白人の少年少女と手と手を取り合って、
兄弟のように仲睦まじく暮らしていける日が来る、という夢が。

I have a dream today!

私には夢がある。。。。
「すべての谷は埋め立てられ、すべての山や丘は低くなる。盛り上がった地は平地に、険しい地は平野となる。このようにして主の栄光が現れされると、すべての者が共にこれを見る」 (イザヤ書40章4節)』



ヒット曲「Imagine」や「My Way」などと同じですね。
あるいは、今は亡き歌手、江利チエミさんのヒット曲「ウスクダラ」のように、青少年時代に意味もわからずに自然に覚えた、トルコ語の歌のようなものでしょうか。

キング牧師の演説文。
日本語では絶対に憶え切れない、複雑で難しい文々ですけれども、「歌詞」と同じ感覚で若いころに丸暗記した一節なので、英文なら、今でも、ソラで言えます。

「黒人の少年少女と白人の少年少女と手をとりあって、、、」。

いま、アメリカを旅行すると、隔世の感があります。
マイアミ行きへ乗り継いだ、あの機内で遇ったカナダの3家族のうち、1家族は、まさに、そんな夫婦でらっしゃいました。

話を戻して。。。

何とも痛快でした。
童心に帰って、久々に水遊びを楽しみました。ジャマイカ名物、「ダンズ・りバーの滝のぼり(Dunn's River Falls)」。

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カリブ海の観光名所の一つでもあります。

で、わが年齢を度外視して、寄る年並は勘定に入れず、若い人たちに混じって、トライしてきました。そして結果、実に楽しかった!!
 皆で協力して成し遂げたという、達成感が素晴らしいんです。

こちらを訪ねる熟年世代以上のほとんどの皆さまに習って、もしも、こちらで、見学だけと決め込んで、水との格闘へトライしてこなかったら。

譬えて見れば、フランスを訪ねてシャンゼリゼのぶらぶら歩きをしてこなかったようなもの。
ローマでバチカンへ行かなかったような具合。

振り返って、そんな気がします。
世界の人たちと手を結んだ感激もまた、楽しかったア〜〜。

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入場料を支払って入った場所の光景は、こうです。
前方、海岸近くが上り口。左手がお土産販売店の並ぶ村。

繰り返します。
本当に楽しいアトラクションでした!

ジャマイカの最高峰ブルー・マウンテン(2,256メートル)に連なる高山多雨地帯から流れ出す、澄んだ冷たい清流。その滝状の川を、距離約200メートル、高低差約30メートルほどを登るだけの、ある意味、子供だましのような児戯に等しいアトラクションなのですが。

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左手は、滝登り用の貸し靴店。料金は5ドル。

こちらは、日本からマリンシューズを持参しましたが、貸しているのはゴム製の簡易タイプ。
滝登りで、水勢に圧され、靴が抜けて困っている人を何人か見ました。借りるのならば、ほんの少しきつめのものを。

オーチョ・リオス。スペイン語で8つの川。
滝登りの場所は、そういう意味では、まさに、その名にふさわしいポイントでした。

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手作り工芸品が並んでいたテント村への案内看板。バス停への近道でも。

滝への上り口は、右手、まだまだ下り坂です。

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斜面が急になって、坂道から石段へと変わると、登り口はもうすぐ。

今だから白状しますが、このあたりから、かなり不安になってきました。

登り口へ向かっているのは若い人たちばかり。ある程度の年配者でも50代くらいと見え、60歳を越える熟年世代に思える層はどんどん、左手の見学コースへ去っていきます。

途中で急流に足元をすくわれ、流されたり、滝状の淵で溺れ死んだら、どうしよう!?

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見えてきました!
あちらを、登るのです。

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いよいよ、登り口間近。
滝と海との接点。この滝の終端両サイドには、美しいビーチが広がっています。

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滝登りは、1人のガイドが、20人前後の観光客を1組として先導します。
観光客は皆、手をつなぎ合って激流に挑みます。
見えるのは、ビーチで手を結び、出発する人々。

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観光客は、ガイドにカメラを預けて滝登り開始。

でなければ、カメラはものの5分もたたず、水まみれです。
で、これから先は、自分の首にかけた水中カメラ画像。といっても、使い捨て水中カメラですが。加えて、超緊張場面では写真など撮る余裕もないので、ホンモノの見どころは写っていませんが。

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と、1時間近くかかって、ようやくゴールしました。

混みようにもよるようですが。空いていれば、もう少し早く登攀成功、となるのでしょうけれども。

さわやかな達成感。 スポーツを終わったあとの爽快感。
手をつなぎ合った「仲間」との連帯感。 
久しぶりに大充実!!! 
参加してこその、ショア・エクスカーションでした。

靴を脱いで、大量に入った砂をかき出している姿。
これが、ゴールした人たちの名誉の姿なのです!

ちなみに、ゴールした時。何と、82歳という、超ご年配の方もいらっしゃいました。
アメリカ人の若いお仲間たちに囲まれて、拍手喝さいを浴びていらっしゃいました。

下の地図。1クリック、拡大してください。Dunn's River Fallsの位置を示す文字が現れます。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん  こんばんわ〜

>滝登りは、1人のガイドが、20人前後の観光客を1組として先導します。

>手をつなぎ合った「仲間」との連帯感。 
そうでしょうとも「仲間」!! イイナア〜〜

スゴク! 楽しそう〜〜  みんなと歩きたい!!
ラストの写真が1時間頑張った皆さんの様子が判る良い画像です。♪ヽ( ^-^)∠※.。

これに是非参加したい私ですが、夫は「俺はヒザが痛いからダメだ!」と却下されました〜 ´Д⊂ヽエーーン

ウェブリマップ見せて戴きました。熱帯雨林でしょうか?  森林が続いていますね! 凄い!!
たえこ
URL
2008/04/02 19:22
何度見ても是非是非行かねばの良い画像!!
沢山アップ戴いて〜〜 有難う御座います。
楽しそうな様子は目の毒です。 
その日までに何とか説得して〜 単独行動に成りたいわ〜〜〜〜〜!!
手を繋いで急流歩く姿が最高に楽しそう〜!!
たえこ
2008/04/02 19:33
追伸
>私には夢がある。。。
いつか、ジョージアの赤土の丘に、元奴隷の息子たちと、元奴隷所有者の息子たちが、
一緒に座り、友愛のテーブルを囲む日が来る、という夢が。

>若いころに丸暗記した・・・そうでしたか?凄いです。

hiroshiさんの重い文章を素通りしてはイケマセンネ〜 (キング牧師の引用を〜)
アメリカの人種間の奥深い苦悩に思いを致しました。

何故か私は「風と共に去りぬ」が思い浮かびました。黒人の乳母がスカーレットを教育する場面を〜 あんなに暖かい間柄が感動でした。

映画を見てから河出書房の緑の表紙の全集U冊は何度も読んだのでした。(独身の頃)

(上手く表現出来ませんが〜〜)
たえこ
2008/04/02 19:52
やぁ。やぁ、たえこさん、今晩は。

加えて、3通もコメントを頂戴しまして、感謝感激です。

>これに是非参加したい私ですが、夫は「俺はヒザが痛いからダメだ!」と却下されました〜

たえこさん、
ご主人のおっしゃることは、ごもっともだと思います。自分も正直、終わってだから言えるのですが、途中で何度リタイアしようかと思ったことか。
クルーズで外国に出て、怪我をしてはつまりませんから。
ましてや、こちらはご主人のご年齢をしっています。失礼ながら、たえこ「おねえさま」のご年齢も、勝手に、ですが、みえこさんとたえこさんとのやりとりなどから、ほぼ正確に把握している、と推測しております。
こちらは、お二人よりも後輩でありますので、まだ何とか登り切りましたが、正直、途中、かなりキツイ部分もありました。
水流の激しさはまだしも、滑るのが怖いのですね。後ろに岩があったりすると大変です。わが相棒も一度ツルリンと行き、慌てて手を引っ張ったので危うく転倒は免れたのですが、頭のすぐ後ろにあった岩を見て、後でゾッとしました。
hiroshi
2008/04/02 21:00
〜上から続く〜

ここは一番、もし、こちらをお訪ねになっても、写真撮りにご専念されて、ご帰国後、たえこさんのブログで、素晴らしい写真群を拝見させていただく方が、個人的にもうれしいです。

若かったのですね〜。キング牧師やケネディ大統領の演説集の話です。
多分ご存知と思いますが、昔、朝日ソノラマという、薄いビニール状のレコードと雑誌を組み合わせたものが発売されていまして。いまだに、あの名演説ソノシートは、大切に持っています。わが青春の記念品の一つです。
今、あれを憶えろ、と言われたら、絶対に無理です。若かったから、頭にはいったのでしょうね。
アメリカを旅行すると、白人と黒人のカップルを本当に良く見るようになりました。
クルーズ中でもつい先のトルコへの旅でも、テレビを入れるとアメリカの民主党の予備選のニュースばかりで、例の立候補者お二人の画像が出るたび、若い頃にこの国を巡った日々をウソのように思いますし、公民権運動に力こぶを入れて共鳴していた自分の幼い若い学生の日が、あの気負いが、馬鹿みたいに思えたり、懐かしく思えたりします。

hiroshi
2008/04/02 21:02
〜上から続く〜

>映画を見てから河出書房の緑の表紙の全集U冊は何度も読んだのでした。(独身の頃)

そうですか。たえこさんもお読みになったんですね。
あの、緑の「河出書房新社版」の世界文学全集は、こちらも、まだ何冊か、書棚に残っています。「風と共に去りぬ」は、その後、ひと回りサイズを大きくしてベージュのボックスになった「河出書房」版でしか持っていませんが。

映画は、良かったですね。
あの映画も、アイルランドとゆかりの深い映画でしたね。「そうだ、タラへ。タラへ帰ろう!」の最後の台詞は、まだ耳に残っています。
hiroshi
2008/04/02 21:03

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