潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

アクセスカウンタ

zoom RSS ボルガ河クルーズ〜前談(Prior Cruise)

<<   作成日時 : 2008/06/27 00:17   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 10

 
クルーズ本番。早く書き留めたいのですが、プレ・クルーズの「覚え書」、まだまだあります。
で、いましばらく、文字ばかり多い、ブログを。
いつもの旅やクルーズ時には、こんな入出国覚え書など、書き留めたことはないんですが。何しろ初の体験、それなりに愉快で面白かったもので。少し、書き残しておきたい。。。そんなワケです。

画像ロシアには、パンと塩で客を迎える、「フレップ・ソリ(パンと塩の意)」という名の儀式がありました。

民族衣装の若く美しい女性が、ふきんの上に直系25センチほどの大きなパンと塩を載せて、お客様を迎えるシキタリです。訪ねたこちらは、パンをちぎって、貴重な塩をつけて食す、という、もてなしをうけるのです。
左の写真は、そのもてなしを受ける、ウグリチの港の光景です。

初めてこのシキタリに出会ったのは、入国初日、サンクト・ペテルブルグの河港に停泊中のリバークルーズ船に乗り込んだところで、でした。以降何度も、上の写真のような可愛いお嬢さんたちが、出迎えてくれました。


さて。
前回に引き続き、初めて体験したアエロフロートでのロシア入国、?!¨! え?、お〜!、物語の「覚え書」です。

画像


アエロフロート。ウワサほど酷くは、ありませんでした。
シートはキチンと動いたし、CAのサービスも普通。機内で配布された入国カードは、英語併記で一応理解できる仕組み
(2年前だそうですね? 悪評高かったロシア語のみ、から現行書式へチェンジしたのは)
になっていたし。
日本語の機内誌「オーロラ(AVRORA)」も、美しい編集で面白かった。
食事は、予想外にウマかった。し。。。

困ったのは、便所の鍵が閉まらなかったことくらい。かな?

画像
 

成田を約10分遅れ、日本時間午後零時10分ごろに発ったボーイング767は、予定よりも約15分早く、モスクワ時間午後5時10分ごろ、モスクワ・シェレメチェヴォ空港第2ターミナルに到着。びっくりするほど天井の低い空港でした。

空港では、かなり緊張しました。とかくのウワサの一つが、この空港での写真撮影。空港での写真撮影はどちらの空港でも原則禁止が多いですが、こちらでは特にうるさく、フラッシュが光ると、小遣い稼ぎが目的の警察官が飛んできて、「罰金、罰金」と声高に威嚇し、ポケット・マネーとする? のだとか。ホントかウソか知りません。あくまでウワサです。。。が。で。カメラは手荷物の奥深くへ。

画像サンクト・ペテルブルグへは、ターミナル2から国内線専用の第1ターミナルへ移動。滑走路を挟んで反対側にあります。近いですから、地図を見る限りは、普通ならば、連絡バスで所要時間7〜8分程度のハズ。
が。
ターミナル2からは一般道路を走らないと、ターミナル1へは行けないようになっています。そしてその一般道路は、折りしもの帰宅マイカー・ラッシュに遭遇して、一寸ずりの大行列。で、これが長かった〜。

途中、この3日後、6月11日に開通することになる、第2ターミナルからモスクワ中心街の地下鉄サヴョーロフスキー駅へ結ぶ電車の駅舎前を通過。

画像そうなんですねぇ。これまで、中心街とはアクセス列車一つ、なかったンですねぇ。この空港。
派手なオレンジ色の駅舎の写真を撮ろうと思わず手荷物のカメラに右手が向かったのですが、罰金の「役得、小遣い稼ぎ」を狙うとのウワサ高い、ン、、、の目がどこで光っているかもしれないと断念。

結果的にこの日、船に乗るまで、ビデオはおろか、写真1枚撮りませんでした。たとえ捕まってもお金で解決するハナシです。怖くはアリマセンでしたが、同行の、クルーズ参加者の皆さまにご迷惑をおかけしては申し訳ありませんから。で、左の渋滞の写真はすべて、後日撮影した、モスクワ中心街での別のラッシュ風景です。

画像ハナシを戻して。新レールウェイのハナシです。
多分、というか、当然、というか、まだ一度も電車の走ったことがないに違いないレールは、色鮮やかに赤錆色状態。道路横を、バス車内の座席の目の高さと同じ位置で、カーブを描きながら伸びていました。そして、道路の大渋滞とは裏腹に、空港敷地内のガラガラの空き地では、羽の一部が灰色と黒、ツートン・カラーのヨーロッパ型カラスが、悠々、のんびりと歩き回っていました。

連絡バスは、モスクワの交通渋滞が、聞きしに勝る「ツワモノ」ぶり、であることを、ひと足早く垣間見せてくれました。
個人的には、オリンピックを間近に、世界が注目したり危惧したりしているあの大都会をはるかにしのぐ、超過密ぶりだったと感じました。

画像

【写真説明】日曜日の「赤の広場」。モスクワっ子の多くが郊外のダーチャ(別荘)で過ごす週末は、中心街も通行量は少なく、観光バスもスムーズ。

そして、今回のクルーズ旅日程では最後に再び、モスクワで3日間を過ごすのですが、この時も、クルマの大行列に何度も遭遇。超ノロノロ運転、一寸ずり、駐車場か道路か、判然としないクルマのウズの中に取り残された状態を、バス車内の高いシート上で何度も体験しました。


画像


ターミナル1。建物は、2階建、学校のような味も素っ気もない外観でした。ここもまた、天井が低い。両手を上に挙げて飛び上がったら、指先が天井に届くのではないか、と思うほど。

入り口を入ると、幅こそ5〜6倍はありそうですが、学校の廊下そっくりのウナギの寝床のようなスペースが前方へ長く伸びています。左手は窓。右手は一面、教室ほどの広さの手荷物検査場が、これまた手前から前方へ、教室が並ぶように、区切られながら次々にはるか先まで続いています。「教室」のさらに右奥が、行き先別チェックイン・カウンター。

画像


「廊下」から「教室」へ入るのには、一度、「口頭試問」あり。チェックを受ける仕組みです。
「教室」では、スーツケースと機内持ち込み荷物のX線検査が。さらにベルトを外し、靴を脱ぎ、通り抜ける方式の例の金属探知機の「関門」をパスして、ようやくチェックイン・カウンターへたどり着ける方式です。
ま、冷戦時代のこの国の宿敵の超大国の、9.11以降、現在も続く審査ぶりと似たりよったり。さして珍しいことでもなかったワケですが。

が、まぁ、時間的にそこそこ、大変ではありました。これらの「難関」を潜り抜けるには。
廊下では、まず大群衆に遭遇。「教室」へ入るのに行列が何本も何本も続いているのデス。並ぶこと小1時間。「口頭試問」の係官の前へ。

画像


低いカウンターの前に座った肉付きのいいオバサン係官は、鋭い目でこちらを一瞥すると、もったいないのか、言葉は使わず、アゴ先をプイ、と突き出しただけで「・・・」と何事か。「ン?what?」とコチラ。オバサンはメンドクサイのか、黙って右手のパスポートをひったくると、パッと開いて一瞥し、ポンとカウンターに投げ返してくれました。そして再び、アゴ先を奥に突き出して「・・・」。今度は、「おっしゃっているに違いない」言葉は、何となくわかりました。

画像その「通ってよし」のお言葉で、荷物類を検査機に通し、ズボンのベルトを、うら若き女性も多く混じる群集の中で抜き取り、靴を脱ぎ、両手を挙げて、そぞろ歩きで潜り抜けました。ハズカシながら、検査が厳しいとなぜか、金属探知機の潜り抜け時によく、ホールド・アップしている哀れな自分を発見することが。今回もまた、ホールド・アップで潜り抜けていました。トホホ。。。

午後8時35分モスクワ発、午後10時サンクト・ペテルブルグ着のツボレフは約10分ほど遅れて着陸。人の座っていない座席の背もたれは、着陸時など逆Gがかかると前方へバタバタ倒れる、例の飛行機です。


画像迎えに来ていた貸切バスで街南東郊外の河港駅=下地図。周辺地図をクリックして拡大すると停泊するクルーズ船が見えます=へ到着したのは、真夜中近い時間帯。
既に白夜のシーズンに入っているため、空こそまだ夕闇せまるころ、のイメージ。が、こちらはもう、眠くて眠くて。。。
ロシア特有の歓迎行事。民族衣装で要人を迎えるパンと塩(フレップ・ソリ)の行事の女性スタッフや、音楽隊の笑顔との交流もそこそこに、キャビンに飛び込んで、ふか〜い眠りにつきました。同行の皆さん、ひと足お先に。フレップ・ソリ、ならぬ、アイアム・ソーリー、でした。





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshi さん  こんばんわぁ

乗られたのは何トンでしょうか? 予想より大きく綺麗なお船です。

今日のお話は何時もよりわかり易くて
とっても楽しく読ませて戴きました♪
まだ乗船しませんのね?
空港の様子だけで、これだけ楽しいのですから〜 今後が楽しみです。
実はボルガ河は今度は止めてアラスカだそうです。トホホ〜 いっぱい教えて戴きまして感謝です。

その次がボルガに成りそうです。 ラストがハワイで ジ・エンドかな?です。
それまで元気で居たらですが〜 ハハハ〜
たえこ
2008/06/27 19:35
たえこさん、オバンです〜。

お、決まったデスか! アラスカですか!! いいですねぇ。お船はどちらで? 三度目のセレブリティですか? いいですねぇ。あ、同じことばかり、言っていますネ。こちらは荒らすかもハワイも行ったことがありません。両方とも行きたいところなのに。来年初夏に、「我慢」から「解禁」されたら、クルーズは真っ先に、と相棒と話し合っています。陸旅は、ブルガリアとルーマニアがまだなので、こちたにするか、今年断念した北イタリア、フリウリにするか、と。今はただ、夢見ているダケデス。ウウウ。

たえこさんご夫妻は、それぞれのブログを拝見していると、元気、元気。まだまだ、爽やかにクルーズを楽しんでください。
hiroshi
2008/06/27 22:01
「フレップ・ソリ」の儀式面白いですね。
国内でも、港へ着いた時に地元の方たちの歓迎があると嬉しいものですが、外国の珍しい風習でのお出迎えは、もっともっと嬉しいような気がします。

面倒そうな入国審査の様子、あえて楽しんでいらっしゃるようですが、それにしても、他の国に比べればあまり快適そうじゃない「ロシア」を選ばれた理由は何かおありになったのでしょうか?これから、少しずつお話になるのかもしれませんが、、、
まゆき
2008/06/27 22:34
hiroshiさん、今晩は。

タイのバンコクの渋滞も凄かったですが、モスクワの渋滞も凄いですね!にらみをきかせたほうが勝ちといった感じでしょうか?

リバークルーズ船が港に横付けされると、写真からは、マンションかホテル風の様相ですね。

それでは、明日から行ってきま〜す。


nao
2008/06/27 22:50
まゆきさん、オバンです〜。

フレップ・ソリ、はい、面白かったです。迎えてくれるのは高校生くらいの子が多く、可愛くて。おかげで、パンをもらって、それだけで満足して何度も写真を撮り忘れて。イヤ、参った、参った!!デシタ。

入国審査。面白かったです。初めての土地であったからでしょう。
ロシアを選んだのは、単純な理由です。ボルガ河は見たことがなかったから。ロシアも、1都市を除いて行ったことがなかったから。ほかの欧州の河はほぼ知っているし、河沿いの町も行ったことがあるから。あ、少しナマイキに聞こえますか。ラインやドナウ沿いだったら、港に入っても、一度行っている街ってもう一つミステリアス性に欠けるでないではナイデスカ。あ、これも、聞きようによってはナマイキですね。しかしマァ、言っていることはお分かりいただけると思います。河船って、今回初めて知ったのですが、海の船ほど、船の生活自体を楽しむ術は薄いんですね。移動の手段という色彩が、海とは比べものにならないほど濃いと思いました。まだ良くわかりませんが。。。
hiroshi
2008/06/27 23:19
naoあん、オバンです〜。

お、アメリカ行きだったデスネェ〜。船にお乗りになる機会はおありになるんですか? 暖かい、いや、暑いところへいらっしゃるのだから、船よりも、リゾート三昧ですか? イイデスネェ〜。

あ、ここで、たえこさんのお訪ねの答を書き忘れたのを思い出しました。アホですねぇ。そう、
naoさんの
>リバークルーズ船が港に横付けされると、写真からは、マンションかホテル風の様相ですね。
のオハナシで。
確かに。外観は、そうも見えますよね。ケド、内部は狭くて狭くて。マンションどころか賃貸アパート、それも昭和中期の、という感じでした。おいおい、写真で見ていただきますが。

どうぞ、楽しんできてくださいね。ブログでのレポート、楽しみにしています。
hiroshi
2008/06/27 23:29
たえこさん、
スミマセン!!! 一つ、書き忘れました。

>乗られたのは何トンでしょうか?

船会社の紹介文では2800トンとなっていました。しかし、横に並んだ時
(河船は港に停泊するときに、2隻、3隻と横並びにタラップをつなぐのですね。そして、最後尾の乗客は、次々に別の船の中を通って乗船下船します。ドナウやラインの観光クルーズ船と同じ、あの方式です)
まったく同じ長さ、大きさなのに、通り抜けた船のレセプションの表示には3800トンと書かれているものもありました。ひと回り小さな船は1000トンから2000トンということでした。が、1000トンも3800トンも、ほとんど違って見えませんでした。多分、排水トンの表示で、底の浅い河船だと、水から出ている部分に大きな違いはないのかナ、と、勝手に想像していましたが。本当のところ、良くわかりません。ナゾです。???
hiroshi
2008/06/27 23:38
10年前にスペインに行った時 モスクワ経由でした。
全員待合室に行くようにとのことで機外に出たのですが その前にこのようなアナウンスがありました。
「トイレが使えるような状態ではありませんので 機内ですませてから降りてください。」
そう言われるとのぞいてみたくなる私ですが あまりの薄暗さに止めました。
電力事情が悪いのかひどく暗かったです。

そんな程度のことしか知らない私ですので hiroshiさんの詳しい説明が面白いです。
これからが楽しみです。
みえこ
2008/06/29 09:38
やぁ、やぁ、みえこさん、お早うございます。

>トイレが使えるような状態では。。。

なるほど。あの空港の10年前ならば、納得です。今でもまだ、薄暗い雰囲気でした。多分、みえこさん、藤原さんご一家がいらっしゃったころに比べると良くなっているのでしょうが。チラリ、のぞいたのですが、トランジット・ルームも天井は低く、居心地は良くなさそうでした。設備の悪さと中心街へのアクセスの悪さから、JALは、モスクワ中心街を挟んで反対側、南に位置するドモジェトヴォ空港利用に変えているようですね。
が、アエロフロートとシェレメチェヴォ2の面白さを体験出来るのも、もうしばらくかもしれませんね。アエロフロートやスカイチームの新しい空港、シェレメチェヴォ・ターミナル3は今年中に完成するらいいですし、空港職員も、ソビエト以降に育った若い人たちは、他の自由国家群の職員たちとほとんど変わらない印象。共産国家のお役人の残滓を引きずっている方々も、次々に第一線をお退きになるでしょうし。若い人たちは、個人的には、アメリカの空港職員たちよりも素朴で、結構いい感じでした。
hiroshi
2008/06/29 11:36
〜上より続く〜
ただ、その若い人々の間では、所得による格差ばかりでなく、知識というか、知的水準というか、そんな部分での階級差が、予想以上にあるな、という印象も。短時間の限られた方々だけとの接触だったので、ハッキリしたことは申せませんが。我々が日本やヨーロッパなどでお目にかかるロシアの方々は、金銭的に豊かな階級であるばかりでなく、知的水準もあの国の中で高位置にある方々だけだと、理解しました。現行教育制度はまだソビエト時代そのままで、小さなころに選別されて、そのまま階級化された社会人にならざるを得ない。そんな感じがしました。
hiroshi
2008/06/29 11:36

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文




会社設立 大阪市
   
アクセスカウンター
出会いライブチャット出会いモバコイメル友

ボルガ河クルーズ〜前談(Prior Cruise) 潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる