潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

アクセスカウンタ

zoom RSS ボルガ河クルーズ〜たった一つの、下り水門

<<   作成日時 : 2008/11/11 17:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

 
ゴリツィは、6月13日のお昼前に出港しました。

画像


最上階デッキで去り行くゴリツィの村の風景を眺めていて初めて気づきましたが、水の流れは、これまでと違って、船の進み行く方向と同じになっていました。川登りから転じて、川を下っていたのです。

思い出しました。バルト海に注ぐ流れは、6つの昇り水門の集積地を通り過ぎて分水嶺を越え、カスピ海へ注ぐ大地へ転じていたのですね。船が行くシェクスナ川は、ボルガ河の支流。このまま流れていけば、カスピ海へ水は流れ込むわけですね。

画像


画像


ロシアらしい移ろい易い天気は、この日はこの後、雲の量やかたちこそ変化しましたが、いかにも初夏らしい爽やかな状態が続き、ゆったり、のんびりの快適な川下りクルージング。ボルガ・バルチック水路(運河、The Volga-Baltic Waterway)の両岸も、これまでの大自然一辺倒から次第に、ダーチャや小さな村、町が時折見え隠れする光景に変わり始めました。

行き交う船も、数も種類も増えてきました。
このボルガ河クルーズ船も、一見、みな同じに見えますが、このころになると、違いがあることがわかってきました。

画像


画像


画像


こちらが乗る「グルシュコフ」のように5デッキの船もあれば、4デッキ、3デッキのそれも。船尾の形や色も違います。塗色も少しづつ違いがありますし、船会社も、グルシュコフを運行するオーソドックス社のほか、「ツアーフロート社」など数社が。

画像


画像


途中、いくつかの街を通過しました。
イワノフ・ボール。ベロゼルスク。これまでの人生で、聞いたこともない街です。帰国後、調べてみましたが、比較的に詳しい、手持ちの地図帳にものっていない街でした。

画像


画像


載っていたのは唯一、次に通った街、シェクスナ。
写真で載せたとおり、街は茶色とグレー、黒の濃淡といくつかのくすんだ色だけ。ほとんど無彩色です。その暗い色彩の間を数少ない緑の木々が埋めている、言葉は悪いですが「どぶねずみ色」の街でした。

シェクスナを過ぎて間もなく。
乗客たちが続々、船首のデッキや船首のパノラマ・バーに集まり始めました。普段は人もまばらなプロムナードの椅子も人でいっぱい。

画像


このクルーズで、みどころの水門(ロック)があるからです。
そうです。モスクワまでのルート上にある計17カ所のうち、唯一の下り水門。

画像標高112・5メートルの位置にあるシェクスナ川上流域(Uooer Sheksna River)から13.2メートル下降し、同下流域(Lower Sheksna River)へ。

実は、この水門通過時間を忘れておりまして。。。パノラマ・バーでエスプレッソを注文したところだったんです。
見物に集まり始めた人々の姿に「あ、そうか」、と。やっと思い出して。で、その人々の間に混じって、こちらは、バーから前部デッキ、後部デッキ、またまたバーへなどと忙しく走り回りました。


以下、写真とビデオ・カメラの静止画で。
閘室入りから離脱するまでの光景を。

画像


画像画像


水門へ。上は船首デッキから、下左は船内パノラマ・バーから右舷の光景、同右はパノラマ・バーから前方を見た光景。

画像


後部デッキからの眺め。閘室入りしたあと、さらにもう1隻が入室。ロックの後部水門(ゲート)が水中からせり上がってくる。

画像


画像画像


再び前部デッキからの眺め。水門が閉じた後、閘室の水は水門の付近で渦を巻いて抜け始め、船が下がり始める。バーで眺める左舷、前方の風景はあまり変わって見えない。

画像画像


左舷、前方の風景は相変わらずあまり変わって見えないが、左舷の風景の下端に閘室の擁壁のコンクリートが見え始める。船の高さは確実に下がっている。

画像


以降、約30分。左舷側で閘室のコンクリートの壁の高さの推移。あまり替わり映えしない写真だが。

画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


やがて、水門が開き始める。前方に明るい水面が見え始めた。

画像


そしてこの夜、船は、ソビエト時代、スターリンが数多くの政治犯たちを動員して巨大湖を作り上げたリビンスク貯水池という名の人造巨大湖へ。またまた、海と見まがうほどの広い湖。

画像


こちらあたりまで南下すると、白夜の季節とはいえ、午後11時には日没、闇の世界が始まり、午前3時過ぎに日の出を迎える状態に変わりました。






テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshi さん  こんばん(^ヮ^)♪

リバークルーズは行くか行かないか? こちらのブログが参考ですよ〜
明るい景色が心地よいです。シェクスナもラストの船?夕焼けの様な光で綺麗に見えます。
閘門通過も良いです。分水嶺で流れが変わる!
そうですよね? それでないと登りっぱなし!!
人造湖なのですか? 何れは海の様な大河をクルーズとは成らないのかな? 楽しみ♪
たえこ
2008/11/11 20:11
やぁやぁ、たえこさん、今晩は

>リバークルーズは行くか行かないか? こちらのブログが参考ですよ〜

それは責任重大ですね〜。最近、リバークルーズに造詣深い方から耳にしたのですが、川のクルーズは、その川次第で雰囲気はがらり変わるそうです。オランダからベルギーにかけてやドイツや中欧の街々、フランス。それぞれ海の比ではないほど異なるそうで、参考にならないのではないでしょうか?(と重責から何とか逃がれようと。。。

水門は、モスクワ近くのモスクワ運河で再び、連続しての登りになります。モスクワは、ボルガ河本流よりもさらに高台になっているんですね。そして、あちらの運河は川幅が比較的に狭く、日本の河川にも似た雰囲気で、なかなかキレイでした。いずれ、うち、1本だけの水門の登り風景を載せますけれども。

しかし、船を降りてからこれだけ長い時間が経っているわけですから、早く終わらないといけないですヨね。次は、どうやってブログを埋めようかと、そろそろ悩み始めています。
hiroshi
2008/11/11 20:42
hiroshiさん
〜(b^▽^)b〜

難しい事は考えられないので・・・感じるままのコメントを。

リバークルーズアットホームな感じがします。
一番上の写真の船が良いなー絵本の中のお船と言う感じで
船が小さい分乗客同士の距離が短いと言うか(言葉は別として)
そんな感じを受けています
mayumi
2008/11/12 22:15
やぁやぁ、mayumiさん、今晩は

>リバークルーズアットホームな感じがします。
>船が小さい分乗客同士の距離が短いと言うか

や、や、mayumiさん、実にピッタリの表現ですこちらが、語彙不足と表現ベタでなかなか言えなかったことを、これほどピタリと表現していただいて。大変嬉しいです。ほんと、そのとおりでした。まだ、たった一度だけの経験なので、これが普遍的なのかどうかまではわかりませんが。いや、良いお言葉、感謝です。
おっしゃるとおり乗客は200人余りなもので、下船までにはかなりの方と話をしたり、顔見知りとなって挨拶したり。そういう部分は、海を行くクルーズ船にはない部分だったかも。
hiroshi
2008/11/12 22:41
hiroshiさん、今晩は

今回は、hiroshiさんが乗船されたリバークルーズ船や行き交う他のリバークルーズ船が見られて興味津々でした

水門をくぐるためか?どの船もフンネンルが低い設計ですね!

連続写真で水位が良く解ります

それにしても船体がギリギリですね



nao
2008/11/12 23:16
やぁやぁ、naoさん、今晩は

>それにしても船体がギリギリですね

そう、そう。ホントにここは狭かったですね。船の全幅が17メートル余りですから、20メートルほどしかなかったのではないでしょうか

もっと先に進んで、モスクワ近郊まで行くと、ほとんどが全幅30メートル、全長300メートルで統一されていて、通り過ぎたうちの1カ所では一度に3隻も閘室内に入るケースもあったんですけれども。

ファンネルも確かに。naoさんのご指摘があるまで気がつきませんでした。さすが、細部まで鋭い目配り。教えていただきました。
hiroshi
2008/11/12 23:49

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文




会社設立 大阪市
   
アクセスカウンター
出会いライブチャット出会いモバコイメル友

ボルガ河クルーズ〜たった一つの、下り水門 潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる