潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 船に戻って〜アート・ギャラリーで、ピカソ。

<<   作成日時 : 2009/06/26 21:54   >>

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5月14日。
ケチカンを出港した夜。ぜひのぞいてみたいイベントが一つ、デッキ5のアート・ギャラリーで開かれる予定でした。


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画像それは、何か? 
前日の夜。左写真のごとくのパンフレットなどが、キャビンのベッド上に置かれていたのです。

チラシ。この夜午後8時から、アート・イベント「パブロ・ピカソについて」、があるのだ、そうです。

入っていたのは、14日付船内新聞「セレブリティ・トデイ!(Celebrity Today!)」。
折り込まれていました。そして、写真のチラシのその右は、セレブリティ・クルーズ全船のアート・オークションを担当する、「パーク・ウエスト・ギャラリー(Park West Gallery)」の、カラフルな小雑誌風パンフレット。


画像パーク・ウェスト・ギャラリー。

ミシガン州、デトロイトの西北にあるサウスフィールド市で、まるで美術館のような白亜の建物を本拠とする、全米屈指のアート・ギャラリーのひとつなのだそうです。2年前、セレブリティ・センチュリーに乗った時に、スタッフから教えてもらいました。


画像アメリカのアート・ギャラリーって、もう一つ、信頼感不足ですよね。で、帰国してネットでいろいろと調べ、Googleの地図で本拠も確認してみました。なるほど、ショッピングセンターほどもある広い駐車場を周囲に配した、パンフレットで紹介しているとおりの、見事な建物でした。


カラフルなパンフレット。これは、ギャラリーへ出向き、スタッフに頼めば、簡単に無料でもらえる程度の小雑誌です。
が、それをわざわざ、キャビンへ投げ込んでくれたのは、なぜか? 

アホですねぇ。
「そうか、どこで調べたか知らないが、美術鑑賞眼あり、と見たか、ウフフ」、と一瞬小躍りしたのですが。。。


画像前回に乗った時、ある有名作家の小品の、船内での落札価格、そのお値段当てクイズを実施していて、応募した「前科、前歴」があったんです。

で。その時の個人情報が、パーク・ウエスト側に残っていた、だけなんですね。



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画像はい。
前回は偶然にも、落札価格に近い数字をはじき出して、第一線で活躍中の現代作家、アナトーレ・クラスニヤンスキーの左写真の、油絵の複製画をゲットしました。いえ、複製といっても、もちろん、たかが印刷です。

もらった当時、向こうは「95ドル相当の値打ちはあるワよ」、と、なぜか端数を織り込んで、胸を張って絵の価値の宣伝にこれ努めていましたが。。。ま、ご覧いただくとおり、複製としてもたいしたモノじゃぁ、ありません。


で。今夜のシアターでのショーは、早口、ジョークいっぱいのコメディー・ショーで、これはもう、英語ネイティブの方々の世界。半分以上は理解できない、わからない、となるトホホのこちらはパス、パス。

変わりに、アート・ギャラリーへ行くことに決めました。


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画像ピカソ。
大作「ゲルニカ」が代表的ですよね。左写真は、マドリッドのソフィア王妃センターで、買った絵葉書の複写です、はい、こちらで見ました。

いえ、初めてこの絵を見たときは、レティーロ公園近くの、当時のプラド美術館別館に所蔵されていましたが。。。



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写真上は、ゲルニカの街の高台にあるバスクの議事堂の天井のステンドグラス。描かれているのは、バスク独立の象徴である樫の木、「ゲルニカの木」。下は、初代ゲルニカの木。

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そして。ゲルニカも訪ねてみたいと思い始めて。。。5年前の秋、ようやく念願叶い、行ってきました。
バスク地方の小さな街でした。

画像ゲルニカ。

1937年4月。フランコ対人民戦線の戦争にナチス・ドイツが介入し、ナチスの爆撃でゲルニカの住民2000人以上(バスク自治政府の公式発表は死者1654人、けが人889人)が死傷、街の7割以上が破壊され、「人類初の無差別殺戮」の被害地とうたわれたました。


画像当時の国際社会を揺るがした大事件、であったそうです。
そしてこの殺戮を契機に、第二次世界大戦へとヨーロッパは突き進みます。

そのころ、パリにいたピカソが故国のこの悲劇に憤慨し、描き挙げたのが「ゲルニカ」だったのだそうですね。


画像だから、でしょうか。
そして、当然、といえば当然であったのでしょうけれども。。。。街は焼き尽くされて、新しく造りなおされたのですから。。。

街並みは新しかった、です。ヨーロッパ、なかんづくスペインの街とは思えないくらい。歴史の重みとか伝統とかの片鱗も感じられず、ゲルニカ市民の皆さんには申し訳ない表現ですが、平凡な街でした。



画像ゲルニカの街には、自由と自治、バスク独立の象徴であるゲルニカの木以外、あまり見るべきものはありませんでした。
戦後、高度成長期にスクラップ&ビルドの風潮に乗って、一部、伝統を大切にした街以外、同じような表情に模様替えした、どこかの国の地方都市。
どこかの国? はい、日本、です。
列車で旅すると、「金太郎飴」のように同じ顔つきの「駅前」が広がる、日本の街並みと、ほとんど同じに見えました。


画像「ゲルニカの木」。。。
石柱で覆われた、化石のような初代の樫の木の幹部分。
そして、訪ねた当時、今度はちょうど、その年の春に2代目が枯れたところ。3代目を植え込む工事が進められている途中でした。

左写真は、バスクの旗(国旗)。左下写真はゲルニカ市役所。


画像で、その樫の木を天井のステンドグラス全面に描いたバスクの議事堂と、最初に空襲を知らせたサンタマリア教会の鐘を見てそれでおしまい。

後は街中で、市庁舎やマーケットをぶらぶら巡るだけでした。


画像と。
「ゲルニカ」から脱線しました。
今回のクルーズでは、この夜はもとより引き続く別の日のオークションでも、またまた覗くだけ、見るだけ。「観賞」させていただくだけで終わりました。


画像お金が。。。目立たぬように小さく小さく右手の人差し指を立てて、目でコクンと合図をして、周囲の羨望のまなざしを浴びながら競り落とし、ポンと大金を支払う。そんなお金が。。。ないんンですねぇ〜〜。
人差し指チコッ。目線でコクリ。そんな身分になってみたかったですが。。。残念ですぅ〜〜。


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地図は、バスク地方のゲルニカ。


 



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん  (~3~)=こんにちわぁ〜☆

>前回に乗った時、ある有名作家の小品の、船内での落札価格、そのお値段当てクイズを実施していて、応募した「前科、前歴」があったんです。

>その時の個人情報が、パーク・ウエスト側に残っていた、だけなんですね。

流石にそれはスゴイ事です。 

勿論、私共の部屋には届けて呉れませんでした。
ギャラリーに有った無料の立派なカタログ頂いてきました。
夫は大いに気に入り今も大切にしてます。
買うのは船旅の金額のうん十倍?

>人差し指チコッ。目線でコクリ。

そうなんですか? フムフムです。

で〜 買えないから 三脚使い撮影してました。
私は手持ちで数点でギブアップでした。
それでも何だか高尚な気分でしようか? ウソです!!鑑賞眼なしなんです。 
たえこ
2009/06/27 14:53
こんにちは。セレブリティークルーズを検索していてお邪魔することになりました。相方とともに旅行が趣味です。無理やり休暇をとって毎年必ずハワイ島コナに2週間、あとは3か月から半年に一度いろいろなところに行っています。去年はじめて船旅をしました。またいろいろ教えて下さい。秋にセレブリティーセンチュリーで地中海クルーズの予定です。
ひろりん
URL
2009/06/27 18:31
たえこさん、今晩は。

あっはっは、です。頭を掻いています。
>そうなんですか? フムフムです。
そう感心していただくと、穴があったら入りたい
オークションで良くいらっしゃるではないですか。人差し指チコン、の、いかにもお金持ちそうな方。さまざまな方がいろいろなスタイルで指値をなさいますが、何となく、あのチコン、の姿が一番お金持ちそうに見えませんか? で、もしも生まれ変わって大金持ちになったらば、あんな風に落札してみたい。。。 夢物語ですね〜〜。
クイズでいただいた絵は、95ドルなどには、とてもとても。そうはは見えません。2000〜3000円程度の品でしょう。が、記念ですので一応額に入れて飾っています。額の方が高いかも??
観賞眼は自分もノーです。お仲間、お仲間。
お値段も当てずっぽう。オークションでいくらか推測出来るようになった(錯覚でしょうね)気分でおりまして、それをまた愉しんでいます。

hroshi
2009/06/27 19:56
ひろりんさん、初めまして。

ようこそ。お訪ねいただいて、加えてコメント頂戴して大変嬉しいです。
ただ今、チラリとブログを拝見してきました。後ほどまた、ゆっくりと見させてくださいね。
そうですか? センチュリーに地中海で? バルセロナ発、西地中海ですね? あのコースはポルトフィーノ停泊がいいですよね。センチュリーだからこそ取れるコースですよね。愉しみですね。センチュリー、とても懐かしいです。自分は7万トン前後の船が一番好きでなんです。
ハワイ島コナもよくいらっしゃるんですね。自分もコナ派でして。。。豪華なコハラ・コーストと違い、庶民的で昔ながらのひなびたハワイのイメージがいいですよね。
クルーズのこと、お教えする、なんてとんでもない。自分も初心者、良く言ってもせいぜい脱入門者程度です。しかし、センチュリーには一度乗っていますので、何かお分かりにならないことがあれば、どんどんお尋ねください。知っていることは何でもお教えいたします。大歓迎です。
hiroshi
2009/06/27 20:14

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