潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS うヌヌ、足元を。サントリーニ島のタクシーめ。

<<   作成日時 : 2010/01/20 22:59   >>

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サントリーニ島で、ショア・エクスカーションには参加しませんでした。


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ケーブルカー・フィラ駅近くのゴンドラ内から眺めたフィラの街。


ショア・エクスカーションに参加すれば、大型バスが海際まで下りてこられるアティニオス港、いわゆるニュー・ポートにテンダー上陸するのですが。。。個人行動組はスカラ・フィラ、フィロン港、いわゆるオールド・ポートへの渡船上陸です。


ケーブルカー、スカラ・フィラのオールド・ポート(港側)の ↓ 乗り場。

画像クルーズ船が錨泊するのは、フィラの街直下のオールド・ポート沖です。

だから、フィラの街へ到着する早さを競う、だけならば、下船優先組のショア・エクスカーション参加者よりも、少々遅くテンダー上陸する個人行動組の方が断然早い。ショア・エクスカーション組は、ニュー・ポートは遠いからテンダーボートの乗船時間が長いし、港でバスに乗って、20分近くも走らないとフィラの街につけない。個人行動組は、短いテンダー乗船時間と片道3分間で港と街を結ぶケーブルカーに乗るだけです。



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ケーブルカーからクルーズ船が停泊する海上を見下ろす。
以下、ケーブルカーのゴンドラ内からの光景。



そのケーブルカー。
細かな話ですが、値上がりしていました。前回にこちらを訪ねた時よりも。

片道3.5ユーロが4ユーロに。
ケーブルカーと同額を守り続ける、港と島を結んで坂道を上下する観光名物、ロバのタクシーもきっと、値上げになっているのでしょうね。今回はケーブルカー往復券を買っちゃったもので、確認出来ませんでした。


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画像そのケーブルカー車内から。
この島が火山島であった証拠と、かつてはアトランティス大陸であったが、大爆発を起こして中央部分が吹き飛び、現在の形になったと物語される証拠の、昔の溶岩の流れ跡が、しっかり見られました。また、こちらも地中海圏である証明とも見える、ウチワサボテンの群落も。

同時にまた、飼い主の「親方」の後を連なって登り下りする島の一方の名物、ロバ軍団も、垣間見えました。

前の前の回、初めてクルーズ船でこの島を訪ねた時に気づいたのです。
あの坂道をロバと一緒になって歩いて下りてみてわかったのです。
気づいたことは、何か? あのロバたちは、大変頭が良い、ということ。そして、人間を恐れないですね。階段を歩いていると、顔を覗き込んでくるヤツが時々、おる。。。

「道の真ん中を歩きやがって。邪魔なヤツ。お主、東洋の田舎モノか?」などと思っているに、違いありません。そんな顔で、こちらを大粒の目でじろっと見つめて追い越していくんです。


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写真中央に細く見えるのは、港と街を結ぶ断崖を伸びる道。登るロバの隊列が見える。 ↓ 右側の写真2枚は、そのロバの上下する階段道。2004年5月撮影。


画像九十九折の階段坂道って、歩くのにコツがあるんですね。「く」の字の曲がり角地点は、曲がり角の内側を歩くよりも外側を歩く方が、格段に歩きやすい。坂の角度も緩くなるし、階段のステップ幅も、内側よりも外側の方が広くゆったりしている、ではないですか。

で。
彼らは、「親方」から指示もされてもいないのに、リーダー役の先頭の一頭はそのコツをしっかり頭に叩き込んでいるがごとく、曲がり角ごとに外側へ、外側へと足を運ぶ。まるで、F1グランプリなどのレース・カーの「スロー・イン・ファースト・アウト」のテクニックの逆を行けば、転げ落ちそうな速度を緩めることが出来る、ということを知っている有名ドライバーのように、そつなく、ゆっくりと安全に曲がり角を越えていきます。


画像しかし、まぁ、見ると乗るとは大違い。
「なんだ、案外、楽そうではないか」と次回、つまり前回にロバの下りに乗ったのですが。。。曲がり角で外側に行く、ということは、崖の内側ではなく、崖下をしっかり眼下に望める怖い側に、ロバの背中は近づくワケです。

で。
鞍の上のわが腰から下の太ももやふくらはぎは、低いコンクリート製の安全柵とロバのお腹に挟まれて今にも潰されそうになり、鞍の上の、道路わきの安全柵というか、背の低いガードの上に突き出ているわが上半身は、遮るもの一つない、はるか崖下に今にも転げ落ちそうに感じる。。。

ロバさま、親方さまぁ、お代官さまァ、怖い。ご勘弁を。。。
途中で見事、リタイア。下車、いえ、下馬、あ、いえいえ、下ロバ、いたしました。


ケーブルカーのフィラ側駅。 ↓ 登りの終点。
画像という訳で、フィラの街へ入って。。。
買い物や見晴るかす絶景を楽しみながら、しばし、テラスのあるカフェで休憩。

その後、夕刻から、タクシーを拾っておよそ11キロ離れたイアの街へ夕日を見に行く。そんな計画を、勝手に、我々夫婦だけで決めていました。

いえ。
この島の公共バスは、これだけのカズの船が入っているのだから、そうそう簡単に乗れないだろうと、バスには乗らないと計画には織り込み済みでした。



画像

ケーブルカーのフィラ駅の小さな建物のエントランス。クルーズ船の離岸時間が近づくと、およそ2時間ほど前からこちらは大行列となる。


計画。
中心街から少し離れたテオトコプールー広場まで歩いていって、そちらの広場のタクシー乗り場で、タクシーをチャーター。30分ほど向こうで待っていてもらって、イアのバーのテラスで落ちる夕日を眺め、写真に撮った後、同じタクシーでUターンを。。。と。

が。
甘かったぁ〜。
観光客がいっぱいのため、バスどころか、タクシーも需給はアンバランス。大変な売り手市場で、つかまらないし、つかまえて料金交渉を始めても、向こうの言い値がバカ高い。
そうそう。サントリーニ島のタクシーは、メーターなどないんです。すべて交渉制。

前回のクルーズで同乗のお仲間のうち、フィラからイアへタクシーで行った方々。
その方々のの情報では、片道12ユーロから15ユーロという相場でした。
あれから5年経過しているから、片道20ユーロ程度だろう、とタカをくくっていたのですが。。。


画像

以下、写真はフィラの街中。細い路地が入り組む賑やかな中心街を越えて崖近くから離れると、なだからか斜面が海際まで続いている。かつて富士山のようなコニーデ型の火山で、中央付近が大爆発で吹き飛んで周囲の部分だけが外輪山のように残った、とされる島の形で言えば、富士山の裾野部が、崖と反対側に広がっている、ということになる。

最初に出会ったタクシーの運転手は、
「イアの街で30分待ってUターン、OK。料金は150ユーロ」。
足元を見られました。
少々高くても、「足」がないと困るべぇ。
そんな感じ。

で。
え、えっぇ〜。チト高過ぎないカイ?? 負かんないのぉ〜。

「「OK。140ユーロでいいよ」。
こりゃぁ、ダミだぁ。
「弱り目にたたりめ」、随分こすい、やりかたじゃあ、ねえのぉ〜〜。


画像



で。思わず出ちゃいましたねぇ。肩すくめ、の、あのポーズ。
ほら、洋画では良く、ワケのわからないムチャクチャなハナシに、相手が肩をすくめるポーズ。
良く見かけるではないですか。銀幕(お〜、何というレトロな言葉!)で。

そうそう、英語で言えば「shrug my shoulders」のポーズ。
別に意識はしていないのですが、外国ではついつい、あまりのべらぼうなハナシには、肩すくめと両手広げ(spread out my hands)をやっている自分に気づくことが。。。

ということで、別のタクシーを捕まえるべく、相棒を促してスタコラ、先を急いだら、くだんのタクシーが追い駆けてきて、運転手は助手席の窓越しに大声で「130ユーロ!」。もう、がっくり。もちろん、「ノー」です。


画像



その様子を、遠く、広場の方で見ていたタクシーが一台。
我々が広場に近づいたら、向こうから声をかけてきました。
「イアのタクシー待機所で40分待つ。往復で50ユーロ。代金はフィラに戻ってから受け取る。どうだ?」。

渡りに舟。いや、渡りに「船」。気持ちは、特段に大きく、ありがたかったです。

先ほどとうって変わって、また今回のタイトルとも180度ニュアンス違いで。

泣いた子供がもう笑っている、ようで、何ですが。。。
いや、サントリーニ島のタクシー運転手は、親切でしたねぇ。



画像

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コメント(6件)

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hiroshiさん こんにちわ〜

あの崖は溶岩流の流れた様子でしたか? 
スゴイ景色!!
崖にへばりつく白い家々も綺麗です。
港のお船が遥か下方ですね〜〜  
 
そうして崖の石段の道をくねくね登るロバちゃんの、大きな目が可愛いけど、賢いんですのね? 
ハッハハ~~~ 落ロバしそうでしたか? あそこから落ちたら終わりですねエ〜〜
馬の目も思慮深く綺麗ですが、ロバちゃんの目も同じでしょうか?

タクシーに肩すくめのポーズされましたか? ハッハハ~~
お洒落!!
ぼられそう〜〜!! 断って正解ですね〜
我々はトルコでボラレました。 疲れてたし面倒で、言う儘に30ユーロ支払いました。わざわざ遠回りしたのも判って居ましたが~ 悔しい事でした。 「持ってけドロボー!! 」って言ったかな〜 
たえこ
2010/01/21 15:32
たえこさん、今晩は

出かけていて、ご返事遅れ、申し訳ありません。

ははは。
そうそう、落、ロバしそうでした。
多分、落ちることはないのでしょうが、はるか崖下の海が見えると、やはり怖いですね。

歩いて下りるのも、怖いですよ。
いえ、落ちそうだとかは思わないのですけれども、「落ちている」ロバの落し物が怖い。最初の時に歩いて降りたのですが、船に帰ってから、靴の裏が匂って匂って大変でした。一応、落ちているあれは避けながら歩いてきたつもりだったのですが、わらクズのようにしか見えないそれも散らばっていまして。。。

イスタンブールで、そうだったんですか。
そういえば、次回の、あるいは次の次のイスタンブール、楽しみです。オーバーナイトだったですよね。2日分だと、随分お撮り貯めだったでしょう。好きな街の一つなので、楽しみにしています。
hiroshi
2010/01/21 19:34
hiroshiさん こんばんは〜
下りのロバさんはやはりギブアップでしたか(笑)
でも楽しそうですネ お代官さまはよっかたです♪

クモスケ運ちゃんが出没しましたか(@_@;)
140ユーロ!? 敵もさるものですね〜
そこで妥協しなかったhiroshiさんもさすが!!
50ユーロですみましたね(●^o^●)ろばさんで
うんもいただいたから。。。。おほほ

イアの街はかわいい街でした〜
私は年賀状にしました❤
 
エルママ
2010/01/21 23:04
エルママさん、今晩は

>イアの街はかわいい街でした〜
>私は年賀状にしました

お〜〜
それは拝見したかったですね〜。
素晴らしい賀状であったでしょうね。
そして、おっしゃるとおり、とても素敵なカワイイ街であったですね。今回初めて行ってきました。

>敵もさるものですね〜

ホントに、ほんとに。
さるもの、猿もの、ひっかくもの、でした。ちょっとぼり過ぎではないですか。50ユーロでも、まだ普段の料金よりは1割くらい、儲けていると思うんですよ。しかし、まぁ、あれほど客の方が多いのですから、まだ良心的であったのでしょうね。

最後にチップは弾んできましたよ。日本人の名誉のためにも
hiroshi
2010/01/21 23:32
サントリー二島はツアーで周っても時間が凄く有ったので、夕陽を見に又テンダーに乗って出かけましたが・・

何処で、どうするの状態で、フィラの町でフラフラして帰りました。

ロバの乗り心地は悪そうですが一度は乗って見た方がいいのですか〜〜

見た感じでは乗せて貰ってるみたいで必死でしがみ付いてる感じがしたんです

エルママさんのコメの様に本当に可愛い島でした

世界で一番綺麗な夕日も載りますか

行きた〜い
mayumi
2010/01/23 00:02
mayumiさん、今晩は

ちょうどバッティングしちゃったですよね。お書き込みいただいた時に、次の記事の仕上げを終わって、公開のクリックを押したところでした。

>ロバの乗り心地は悪そうですが一度は乗って見た方がいいのですか〜〜

あれは、怖いです。男の自分でも怖かったですから、女性の皆さんにはちょっと、という気持ち。でも、西欧の方々は平気でお乗りのようにお見受けする方も。
自分は、2度と乗りたくないですね〜

夕日。始まりしか見られなかったんですよ。
hiroshi
2010/01/23 00:13

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