潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 驚愕。ヴェネツィアに溢れる中国、アジア。

<<   作成日時 : 2010/11/10 22:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 3 / コメント 6

 
メキシカン・リビエラの沖合いで、カーニバルの一隻が、船内火災の後、身動きとれなくなっているらしいですね。
乗船中の皆さん、さぞや不安なのではないでしょうか。

こちらはまだ、陸地までテンダーボートで行き来出来る近さであったから良かったですが、お乗りの皆さんのお気持ち、察するにあまりあります。


画像



で。
そのバルセロナ発のクルーズ談議。
順に続ければ、まだバルセロナでの話題なのですが、ちょっと一足飛びに、ある話題で、ヴェネツィア談議を。

理由?
尖閣ビデオ流出事件の犯人、海上保安官の、多分、犯行動機であるに違いない「義憤」に似た心情から、です。


ヴェネツィアが、侵食されています。このままでは、経済的に沈没しちゃうのではないか???

いえ。
正確には、一ヴェネツィア・ファンに、好きな街ヴェネツィアが沈没し兼ねないと不安を抱かせるほど、BRICs、いわゆる新興大国の進出が、目だっていたのです。

で。
ヴェネツイアで、新興大国産の、安物のベネチアン・ガラスを買うのはやめよう。
緊急アピール、です。

以下、mixiで先に書いた内容も織り込んで。


画像



ちょっと生意気ですが。。。

あちらの街を訪ねると、ベネツィア生まれの仲間を迎えるように「お帰り。良く帰ってきた。ヴェネツィアに」と出迎えてくれる、懇意にしていたレストランが一軒、ありました。

もちろん、リップサービスでしょう。
たったこれだけのお世辞、サービス言葉だけで、何日間かの滞在中、毎夜、食事に通ってきてくれれば、儲けもの、ちょろいモンだワなぁ。ということです。

で。
わかってはいるのですが、やっぱりそれが嬉しくて、ついつい、あちらを訪ねると、通っちゃう。

今回も、ヴェネツィア入りした夜、早速行きました。


画像



お店。
ありました。
同じ名前、店構えで。
で。
相棒と二人して、スキップするがごとく、お店のドアを押し開けたら。。。

出迎えてくれたのは、浅黒い肌の、見たこともないインド人。
顔を出すと、大声と大げさな動作で歓迎してくれる、顔見知りの、生粋のヴェネツィアっ子のカメリエレもソムリエもラガッソも、姿が見えません。

瞬時にして理解できたのですが。。。

一応、おずおずと、「以前、良くこちらの店に通っていた客」だと前置きして事情を訊ねると。。。

彼と彼の共同経営者は、半年前に、不動産会社から、空き店舗となっていたこの店を買ったのだとか。
曰く。
「前の経営者の名前は知らない。むろん、当時のスタッフたちも知らないし、彼らが今、どちらで何をしているかなどは知るハズもない」。
お気の毒、と、一応こちらに同情はして見せるのですが、首をすくめるだけでした。

お隣りにも聞いてみました。
結果は同じ。。。


画像



話は変わりますが。

ちょと長めの、この街滞在は、7年ぶり、でした。
今回を含めて、長めの滞在をして初めて見えてくるものがあります。
その一つが、この街の、裏事情。

今回は、上に書いたようにインド人経営者、貴金属店に加えて飲食店部門への進出も目立つ、と知ったほか、今度は中国のヴェネツィアへの蚕食が激しいことを知ったのでした。

以下、mixiで一度書いたことの抜粋です。


画像



画像びっくりした。
ヴェネツィアが、中国の「攻撃」にさらされている。
ひょっとすると、「乗っ取られる」かも?

先月中旬から下旬にかけて。
ヴェネツィアで、久しぶりにちょっと長めの滞在をしてきた。
で。
そうだ、そうに違いない、と、一人合点してきたのが、上のごとき、感想である。
あの、水の上の一千年都市も、世界の観光地並に、中国が隠れた主人公として、隠然たる力を持ち始めている風情を、色濃く感じたのである。


画像象徴的なのが、土産店だ。
ヴェネツィア土産といえば、街の歴史と同様、一千年の伝統を持つ「ムラーノ・グラス」。
そのムラーノ・グラスを取り揃えたあちらのお土産店。
これまで見たこともない表示を、ウインドー・ディスプレーに小さく飾っている店が、目立った。

表示は。。。
「当店では、中国製のガラス製品は扱っていません」。

むむ。む?
ということは。
付近で、中国製のガラス製品を扱っているお店が数多いってこと?

なるほど。
そういえば、以前、長期滞在したころよりも、ペンダント・トップとかネックレスとかブレスレッドとか、比較的に安めの「ヴェートリ・ディ・ムラーノ、vetri di murano(ヴェネツィアン・グラス)」製品が、多過ぎないか?

以前は、ムラーノ・グラスのペンダント・ットップなど、比較的に小さなものでも10ユーロ以上はしたのだが。。。
え? 何、このお値段。1個5ユーロ? 4ユーロもある。
やす〜〜い!!

 


画像



画像さらに。

連れ合い、相棒の買い物に付き合って、滞在中、何軒かの革製品店をも巡ったのだ。

何と。
中国人経営の皮革店が、ヴェネツィアの目抜き通りに!!
それも、一軒や二軒ではない。
サン・マルコ広場近くのバッグ・ショップ、手袋ショップは、数え上げたら両手近く、中国人店員の姿。。。

以前長期滞在した2003年秋には、ヴェネツィアの街中では、中国料理店を除いて、ただの一軒もこの手の店を見なかったのに。。。


画像 かく、聞いたり感じたり、体験してきて上で書いたことが、単なる個人的な危惧であるだけなのか、どうか。
気になって、帰国してから、ネットで検索した。

調べたら、こちらの危惧を裏書するような記事が、無数に載っていた。

いわく。
●1.99ユーロと安売りするヴェネツィアン・グラスの小物販売。メイド・イン・チャイナはヴェネツィアに似合わない。
●中国商社を警察、摘発。相次ぐ密輸、不正表示販売に工場も捜索、多数の偽物ヴェネツィアン・グラスを押収。
などなど。

そのサイトの一つを、最後に、参考までに。

メイド・イン・中国のニセ物、「ヴェートリ・ディ・ムラーノ、vetri di murano(ヴェネツィアン・グラス)」を今年6月に摘発した地元警察の事件のニュース報道を。

そして。
ヴェネツィアで安物を買うのは、やめようではないか。

中国製のニセ物であるし、結果、冠水を繰り返して将来水没してしまうのではないかと危機が叫ばれているあの、世界でただ一つしかない水の都を、経済的に本当に「沈没」させてしまうに違いない、からである。




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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん オバンデス!!
ヴェネツィアの運河の美しい画像に「羨ましい」って
思います。
晴れた青い空、ゴンドラ、綺麗に写されています。良いですね〜

  

チャイナのヴェネツィア進出が顕著なんですか?
それは危惧ですね〜
ヴェネツィアに思い入れが有る人は、皆さん顔をしかめるる事態ですよね〜

私もイヤです。世界中に手を出して〜〜
アフリカへの経済進出も凄い事と、この間テレビ番組見ました。
資源と貿易と際限ない様です。
経済進出は仕方が無いとしても、 ヴェネツィアのお店の商品が中国製は如何なものでしょうか?
特に、ムラーノの紛い品ですか?イヤですね〜

1986年の旅でカナダでもメイド・イン・チャイナの陶器 が多かったです。

さて、カーニバル・スプレンダーには約60人の日本人が乗っているとみられるそうですね〜

この間のhiroshiさんのセンチュリーと言い、あらら〜です。
たえこ
2010/11/11 18:17
たえこさん、今晩は。

ごめんなさいね。
キーボードが昨夜、murmur1さんにコメントを書いた直前から壊れていて、わずかな文章を書くだけでも随分時間が。。。トホホ。
RとTとFとGとVとBが打てないのです。(涙
打っても、文字が出ない。一番多様するキーではないですか。泣いています。

カーニバル・スプレンダー、大変ですね。
それとも、下船しろ、と言われないだけ、ひょっとするとラッキーなのか?

ヴェネツィアも、中国のガラスで泣いているようでした。
hiroshi
2010/11/11 20:04
こんばんは、hiroshiさん。
私にコメントを下さった後に壊れちゃったのですか?
責任感じちゃいます〜〜!

ひたひたと、歴史有るヴェネチアまで魔の手が・・・
もう、いい加減にしてくれって感じがします。
人の知的財産、本も車も歌も自分の物にしちゃうし、ヴェネチアの地まで襲うのは辞めてくれ〜〜って感じがします。

hiroshiさん行きつけのレストランのお話、奥様の涙の事、凄く心に刺さりました。
伝統の物を横取りするな〜って、もうちゃぶ台をひっくり返しそうな勢いです、私。
長い歴史と、その国の方達の努力の上に出来上がった物を、
一日二日で、真似するな〜!!って、思います。
一回信頼関係を作り上げると非常にその関係を大切にして下さる方も実際に知っていたりするのですべての方を悪く言うつもりはないのですが、、でもやっぱりあの、人に迷惑を掛けても自分さえ良ければ良いっていう、あの姿勢はどうしても、いけません。医療の世界でも、唖然とする事が多々有って、瞬間湯沸かし器になりそうな事が有るんですよね。
何事、本物に勝る物なしって事ですよね。
ヴェネチア、負けるな!!

すみません。hiroshiさんの日記につい、熱くなってしまいました。 hiroshiさん、コメントのお返事良いですよ〜。このコメントにお返事のしようないですもん。
私の独り言と思って下さいませ。
murmur1 
2010/11/12 21:47
murmur1さん、今晩は。

いえいえ、キーボードがおかしくなったのは、コメントを頂戴する前、なのです。
PCのことは詳しくないもので、何がどうなったのか、良くわからないのです。専門家にみていただいたのですが、首をひねっていらっしゃいました。もう、今は、キーボードは動きます。接触不良??

問題のお店、いつかお話したこともある、サンタルチア駅近くのオステリアです。「BELLA VENEZIA」、「美しきヴェネツィア」という、その名も粋な名前だったんですが。。。あ、店は同じ名前で残っていました。しかし、今度はピザも扱っていて、ん? という感じが、店に入る前からあったのですけれども。。。
店の皆さんとお逢いすることを楽しみにしていたんですね。相棒は。こちら発着のわが2004年の初クルーズ時に訪ねたのが最後であったもので、6年ぶり、と、相棒もこちらも楽しみにしていたんです。その翌日も、あの手この手で彼らの消息を探ったのですが、結局、アウトでした。とても残念です。

もう一つの新興大国の話。

>医療の世界でも、唖然とする事が多々有って、瞬間湯沸かし器になりそうな事が有るんですよね。

そうなんですか?
いろいろ、各分野で顰蹙を買うリアクションが起きているのですね。中華思想を世界中に広げていこうとするような、何ともいえぬ怖さを感じます。

>何事、本物に勝る物なしって事ですよね。
>ヴェネチア、負けるな!!

本当に。
しかし、良し悪しを見極めずに安物になびいてしまう方々もいらっしゃるもので。。。

最後になりました。
コメント、ありがとうございました。
もう直っています。ほんとうに、ありがとうございました。

hiroshi
2010/11/12 22:28
こんにちは。

>>ヴェネツイアで、新興大国産の、安物のベネチアン・ガラスを買うのはやめよう。
賛成です。
初めて行った時には会社のお金でサンプル買いしてたので、通訳さんにちゃんとしたところに連れて行ってもらったせいもありますが、それほど安物は見なかったと思うんですよね。
でも2007年にクルーズで行った時にはたくさん安いのがあって、購入意欲が失せた思い出が……。安いのを仕入れて売る方も、買う方も良くないですよね。

私は「偽物を持つくらいなら、何ももたないほうがいい」って主義なのでバッグでも宝石でもイミテーションは買いたくありません。
かといって本物をたくさん買えるお金はもちろんないので、本当に気に入ったを数点持っているだけです。
でもそのほうが気持ちがいいです。
みーな丸
2010/11/18 01:59
みーな丸さん、おはようございます。

いかがでした?
東カリブ・クルーズ。
お楽しみになったでしょうね〜。
間もなくでしょうか? 乗船記のブログ、スタートするのは。楽しみです。

ヴェネツィアの話。ほんと、おっしゃるとおりで、吃驚しました。自分は2004年の初クルーズ時の後も、チュニジア旅の帰りなどに2泊で立ち寄ったりはしていたのですが、時間がなく土産店に立ち寄ったりなどはしなかっのと、元々、少々鈍感な性格でもあったため、今回訪ねるまでまったく気がつきませんでした。

ムラーノ島では、閉鎖されている工場もありました。中国産の安値に太刀打ち出来なくて廃業に追い込まれたらしいんですね。お土産用の一般的な雑器や廉価商品を製造していた業者が、とくに影響を受けているようです。名前の知られたお店では、今のところまだほとんど影響はない、とのことでしたが。。。

>私は「偽物を持つくらいなら、何ももたないほうがいい」って主義なので


拍手。
大賛成です。
エセ・ブランド品を持たなくても、気に入っていれば、メーカーや産地などどうでもいいんですよね。チャイナ製でも、いいものはいっぱいあります。お値段も安いし。なのに、なぜ、他人の褌で商売するのか?
「ムラーノ・グラス」である、という、他者のステータスを利用して商売するところが気に入りません。

ヴェネツィア。帰ってまだ間がないのに、またまた、もう行きたい〜〜。最近は、そんな心情です。
hiroshi
2010/11/18 11:03

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