潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 『真実の口』教会で一休み。トラステヴェレへ。

<<   作成日時 : 2010/12/22 16:51   >>

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10月18日午後。ローマ。
トラステヴェレへ行って来ました。


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テヴェレ川。橋を渡ったトラステヴェレ側からフォロ・ロマーノ方向を臨む。右手のパラティーノ橋の向こうに、映画『ローマの休日』の、真実の口のある教会の塔が見える。


トラステヴェレ。
「テヴェレ川の川向こう」という意味、だそうですね。

飾らない庶民の街、だそうですが。。。
石橋を必要以上に叩きまくって、結果、叩き壊して「ホラ、見たことか」と胸を張ってみせる。
そして、たとえ壊れなくても、おっかなくて滅多に渡らない。
渡る時は清水の舞台からまッ逆さま、ほどの臆病者のワタクシめ、です。

トラステヴェレは昔から、刺青の方々やスリ、引ったくりの多い怖い地域、とのイメージがあって、過去、川を越える橋を渡った経験は、たった一度。
それも、美味い、と聞いたあちら川、いや、あちら「側」のレストランまで、ホテルで呼んでもらったタクシーで橋を越え、これまたレストランで呼んでもらってタクシーで帰る、そんな「ドア・ツゥー・ドア」で行き来した経験がたった一度、あるだけ。

で。
今回。
実質、初めて、自分の足で橋を渡り、トラステヴェレの街を歩いてみました。


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↑ パラティーノ橋を渡り始めると、右手に、テヴェレ川の中の島、ティベリーナ島が見える。中の島とローマ市内を結ぶ橋はファブリティオ橋。紀元1世紀、ローマ時代に架けられた橋。
中の島には16世紀から現代まで続く病院があり、この日、行き帰りでこのあたりを越える間、3回にわたって救急車がサイレンを鳴らしながら救急搬送し、病院の救急口に停車する姿を見た。↓ ローマ時代に架けられたという壊れた橋も、右手に見える。


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テヴェレ川をわたってトラステヴェレに至る橋は、何本かあります。
今回入ったのは、オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペック主演の映画『ローマの休日』の、「真実の口」の教会として知られるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会前の、パラティーノ橋から。

トラステヴェレ。
川の向こうは、どんな、なのか。そして面白い何が待つのか。。。


突然ですが。。。

カール・ブッセ作,上田敏(うえだびん)訳「山のあなた」。
山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいふ。
噫、われひとゝ尋めゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。

そして。

映画オズの魔法使いから、「 オーバー・ザ・レインボー(over the rainbow)」
Somewhere, over the rainbow, way up high,
There's a land that I heard of once in a lullaby.
Somewhere, over the rainbow, skies are blue,
And the dreams that you dare to dream really do come true

さらには、

作詞・永六輔、作曲・中村八大「遠くへ行きたい」。
知らない町を歩いてみたい。 どこか遠くへ行きたい。
遠い街遠い海。 夢はるか一人旅。
愛する人と巡り合いたい。 どこか遠くへ行きたい。


ながながと引用してなんですが。。。
「○×の向こう」とか、「知らない街」に入る、とか。
そういう言葉には、何となくウキウキと心弾む、そんな高揚感を感じませんか?
脱日常。非日常。新しい世界。

で、今回。
その弾んだ思いと、怖い街という緊張感とで、精神は複雑に、かなり激しく上下、振幅を繰り返しながら、テヴェレ川を越えたのでした。


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↑ 中の島とトラステヴェレを結ぶチェスチオ橋。こちらは紀元前1世紀の建造。ほぼ2100年間、現役で頑張り続け、いまも現役で働く橋だ。
↓ パラティーノ橋の右岸たもと、絶景ポイントに立つ、チェスチオ橋の説明。


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橋を渡りきり、道路を横切ると、トラステヴェレの入り口の一つ、ピシヌーラ広場が見えてくる。


画像そうまでして、行かなければいけなかった理由は何か?

モザイクです。
歴史を持つ教会を彩るモザイク画。

イタリアではラヴェンナが有名で、リタイアした直後、モザイク画だけに絞れば、その趣向、目的だけで真っ先に訪ねたのがあちらの街、という思い出があります。


画像ビザンチン文化の香りを凝縮してみせ、同時に古代ローマ帝国時代を偲ばせるモザイク画は、好きな街ヴェネツィアでも、ご存知、サン・マルコ広場のサン・マルコ寺院が際立って有名です。

また、トルッチェロ島のサンタ・マリア・アッスンタ教会のそれも見事です。
シチリアはパレルモ、パラティーナ礼拝堂マルトラーナ教会のそれも素晴らしい。。。


ローマにも、モザイク画を持ついくつかの教会があります。
その一つ、サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会は、うち、まだ行ったことのない教会の一つ。
ローマでもっとも古い、と言われている教会で、モザイク画の美しい教会として知られているようです。

今回、途中で船が動かなくなって、泣く泣く下船したクルーズ旅。
チビタベッキア寄港時には、そのモザイク画で、まだ見終わっていない二つの教会を訪ねる計画でいました。
陸旅に切り替わっても、やっぱりその絵を見てみたくて。。。
で。
ワクワク、どきどき、おっかなびっくりで、テヴェレ川を渡ったのでした。


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今回の「覚え書」は、うち、テヴェレ川を渡る前。

ひと時足を止めた、「真実の口」の教会を写真で「覚え書」。 
今回の出発点とした「真実の口」のサンタ・マリア・イン・コスメディン教会。
春に続いて今年は2回目、以前も来たことはあるのですが、今回は、なぜか、いつも大行列の「真実の口」前の列は、我々が到着した時はわずか10人ほど並んでいただけ。

これはラッキー、と、相棒はアン王女気分で、こちらは新聞記者ジョーの真似事で、またまた手を突っ込んできました。


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教会を出ると、外には、例の、ローマに数社ある2階建て、一日乗り放題観光オープン・バスが次々に到着。
あっという間に『口』の前は大行列が復活していました。
こちら、偶然、ほとんど人が訪ねていない、珍しいラッキータイムに遭遇したのでした。

観光名所を順に巡り、好きなポイントで下車して観光を終えたらまた乗車できるこのバス。一日券は、日本円で換算すれば1500円ちょっとだそうですね。まだ一度も乗ったことがないのです。一度、乗ってみたい。。。

次々にやって来るオープン・バス。

そして。そのバスの陰にもう一つ。
2階建て観光オープン・バスの列の後ろで。
『真実の口』で手を噛み切られた嘘つき人間、たちの搬送のために、ひっそりと救急車も待機していました。

。。。ウソです。
 

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。hiroshiさん!!
明日は祝日ですね。私はお休みです〜(@^0^@)のんびりしま〜す

ローマ!!いいところですよね。
ローマの休日は私好きな映画で、オードリーは本当にきれいだなって思って最近DVD買って時々見てますよ☆真実の口。。。私もいつか行って手を入れてみたな〜(笑)ドキドキ。。。

テヴェレ川の写真がどれもステキですね〜 車で通る街並みと実際に歩いて感じるものは全然ちがいますよね。空気がきれいで気持ちよさそう〜ですね
あおちゃん
2010/12/23 00:02
あおちゃん、おはようございます。

お元気ですか?
そして、本日はお休みですか??
良いですね。
そうそう、のんびり、ゆっくり、ゆったり。たまには仕事から解放されて、骨休みを。どこかへいらっしゃるのかな? それとも、年越しの準備?

この前のクッキーの家、オイシソウだったですね。
チョコ入りかと思ったら、ココアパウダー仕立てですか? とても美味しそうでした。 ヨダレ、ヨダレ。。。

>ローマの休日は私好きな映画で、オードリーは本当にきれいだなって

ねぇ〜〜
あの映画が撮影された頃は、彼女は24才だったそうです。あの映画で一躍、世界のトップスターの仲間入りをしたそうですが、本当にきれいですよね。初めて映画館であの映画を見たのは大学生時代、リバイバル上映であったのですが、あんなにかわいい人がこの地球上に本当にいるのだと、驚愕しました。

トラステヴェレは、日本人の方にはほとんど会うことがありませんが、なかなかいいところでした。hiroshiメは、壁の一部が剥がれていたり、落書きがしてあったり、そんな、生活観のある街並が好きなもので、とても気に入りました。

次回でその街並の写真を載せますが、お時間があったら、また見てくださいね
hiroshi
2010/12/23 09:33
こんにちは。メールも頂いたのにお返事できずにいてすみませんー。コンピューターを修理にだしていたのと、忙しかったのとでブログほったらかし状態です。。。(うぅぅ、最低〜!!)
職場のコンピューターでネットしたりメールのチェックしたりできていたのですが、日本語が打てないもので……英語で返信しようかとも思ったのですが、それもなんだかなぁと……。(修理にかかる時間が思ったより長くなってしまったのですが、やっと戻ってきて、こうして日本語書いています)
クリスマスあけにはまた再開しますので、覗きにきていただけたら嬉しいですー。お気にかけていただいて、申し訳ないです〜。

トラステヴェレは、お昼を食べたレストランの手長エビのパスタがおいしかったので、いつかローマに行ったらまた行きたい地域です。素敵なモザイクがあったなんてちっとも知りませんでした。さすがhiroshiさん!
みーな丸
2010/12/23 15:34
hiroshiさん オバンデス!

あおちゃんに みーな丸さんも こんばんわ〜〜
医療に携わる若いお方がお出でで「嬉しいなあ〜」って
思って居られる様子が目に見えます!! うふふ〜〜

>トラステヴェレの街を歩いてみました
優しい色合いの素敵な所に見えますが〜
怖い所でしたか?
しかし色々お詳しから〜 流石です。

私も「真実の口」に手を掛けた写真が有ります。
あの頃は若かったな〜 年の経つのは残酷です。

夢見る夢子の頃、「ローマの休日」鑑賞の帰宅の足取りはまさに夢の中でした〜〜

   

素晴らしいモザイクと〜華やかなバス〜 派手!!!
たえこ
2010/12/23 20:26
やぁやぁ、みーな丸さん、今晩は。

お元気であったのですね。良かった、ヨカッタ。
お仕事、お忙しいのだろうと想像していましたが。。。そうですか。PCが「病気」でしたか。
マラソンのお疲れか、はたまた、波にもまれて傷めた肩の後遺症が、などと、勝手に気にしていました。何事もなく、まずは喜ばしい次第です。


>クリスマスあけにはまた再開しますので


そうそう、それが楽しみです。
ゆっくりと、で結構です。
お暇な折に、記事をおまとめになって、公開してください。読者の一人として、楽しみにしているんです。

トラステヴェレ、みーな丸さんもお食事にいらっしゃったのですね〜。hiroshiメは、夜に行きました。

夜でも、多分、どうってことはないのでしょうが、先入観念で。。。あちらは、名だたるグルメ・スポットだから、絶対に美味い、行って来い、という友人のススメで出かけました。
今回は、白昼ですので、いや、白昼だったからか、どうってことはなかったです。あれこそ、映画の『ローマの休日」に出てくるような、ローマの庶民の下町、という雰囲気で、とても良かったです。教会も驚嘆モノでした。素晴らしかったです。
hiroshi
2010/12/23 21:24
たえこさん、今晩は。

あはは。

さすが、お見通し
>医療に携わる若いお方がお出でで「嬉しいなあ〜」って思って居られる様子が目に見えます!! うふふ〜〜
お若い女性であるだけでもうれしいのに、医療の最前線でご活躍中の方々ですものね〜。オハナシするだけで元気がもらえそうです。
加えて、写真のたえこ先生からもコメントを頂戴して、まことに、まことに。。。

>優しい色合いの素敵な所に見えますが〜
怖い所でしたか?
おっしゃるとおり。ローマの下町の雰囲気があり、大変気に入りました。日中だったらば、あまり怖くはないです。ただ、この街にくわしい知人がいまして。。。彼によると、甘く見ちゃいけないエリアのようです。麻薬の売買、強盗事件も結構日常的で、日本人は夜間、あまり暗い場所を歩かない方がいいそうです。

>私も「真実の口」に手を掛けた写真が有ります。
>あの頃は若かったな〜

そうでしょ
たえこさんなら、当然、あの教会へ行ってらっしゃらないハズはありません。ただ、昔と違って、今は大行列です。しかも、昔と違って有料ですから。。。
「ローマの休日」、良かったですよね〜。
いつかお話ししたけれども、マルグッタ通り51番地まで、こちらものこのこ訪ねて行きましたものね〜。新聞記者、ジョー・ブラッドレーの下宿先。もちろん、人がお住みになっていて、たった一枚、玄関先を撮らせてもらっただけでしたけれども。

hiroshi
2010/12/23 21:43

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