潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS ローマ、トラステヴェレ。飾らぬ佇まいが魅力。

<<   作成日時 : 2010/12/26 22:49   >>

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サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会。


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後陣半円球の天井はモザイクで埋まっている。最上部に神の手、その下に聖母の戴冠と諸聖人。キリストと聖母マリアを中央に、4人の殉教者と聖ペトロなど。12世紀の制作だという。その下の、行列を作る羊はキリストと12使徒を表現している。その下には、聖母マリアの生涯。

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教会のファサード下の案内板で。
語り継がれた伝説によれば、創建は紀元221年。ローマで初の、サンタ・マリアに捧げられた教会堂、だそうです。

天国への鍵を預かった聖ペテロが、キリスト教迫害の後、ローマで殉教してわずか160年弱しかたっていないころに、早くも建立された、ということでしょうか。
公式の教会堂としては、ローマ最古、と言われているようです。

初めて歩き入ったトラステヴェレの、地区のほぼ中心に建っていました。


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教会の正面、ファサード。モザイクで描かれているのは12世紀の制作で聖母マリアが幼児キリストに授乳する「玉座の聖母」。



トラステヴェレ。
わずか1回、歩いただけで印象を語るのはおこがましいのですが。。。

好みの街並でした。

壁の一部が剥がれ落ち、レンガがむき出しになっていたり、映画「ローマの休日」でも画面で走り回っていたペスパの“子孫”たちのスクーターが我が物顔に道をふさいでいたり。飾りッ気のない店の奥から夫婦喧嘩をしているに違いない男女の大声が路地に流れてきたり、レストランテかトラットリアか知らないけれども、テーブルと椅子が狭い路地にひしめいていたり。。。

こちらには、生粋のローマっ子を自認する人たちが数多く住んでいらっしゃるそうです。そしてまた、ローマの伝統や習慣が、色濃く残っている地区でもあるそうです。


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同時に。
トラステヴェレはローマのグルメ・スポット、と言われるだけあって、街の道路のいたるところにレストランのテーブルが並んでいました。

道の半分近くまではみ出したそのほとんどのテーブルは、ランチタイムはとっくに過ぎ、ディナー・タイムまでまだまだ時間があるのに、ほぼ満席であったのも面白かったです。

残念ながら、陽気な人々の顔が入っているため、その、ほとんどの写真をこちらに載せられないのが残念です。
載せたのは、顔の入っている部分を切り取った写真か、ボケ写真をさらにボカして濃淡を強く暗く加工して、誰がだれだかわからないようにした、下手くそな写真のうちの、さらに拙い写真ばかり。


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ファッション衣料や靴、手袋などの革製品などのお店は、コンドッティ通り周辺やヴェネト通りのそれと違い、素朴なたたずまい。

映画「ローマの休日」で登場したごとくの素朴で田舎風な印象。
ローマの昔は、どの地区のどの街でもかく、あったのではなかろうか。
そんな雰囲気が、逆に魅力的でした。


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そのうちの一軒、本屋さん。

ヨーロッパの本屋の主流派である、わずかの新本と、イタリア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、英語などで書かれた、欧州各国で出版されたおびただしい古書が一緒くたに並んでいる、日本式で言えば「古本屋さん」。

日本では、昔は、どちらの街にも必ずありましたが。。。現在では、神保町界隈など伝統の一画を除くと、ほとんどの街から姿を消してしまいました。

ヨーロッパでは、こんな店はまだまだ多いのも魅力です。
で。

相棒がふらふらと引き込まれて。。。
彼女の悪趣味の一つ、世界の子供向け絵入り本集めの血が燃え上がって、およそ1時間あまり店内を物色。また何冊分かのお金を、支払わされました。トホホ。


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かく、トラステヴェレで半日を過ごしました。

夕食もこちらで。。。とも思ったのですが。。。
せっかくのんびり、ゆったりと楽しんだのに、疑心暗鬼、周章狼狽、心根、緊張する「逢魔が時」、すなわち宵闇のトラステヴェレで、ディナータイムまで1時間あまり、怖い土地との先入観で凝り固まっているわが身を引きずって徘徊しなければいけないのが嫌なもので。

午後6時過ぎ。今度はチェスチオ橋→中の島ティベリーナ島→ファブリチオ橋を通って、マルチェッロ劇場横を抜けて、ヴェネツィア広場からローマ中心街へ戻りりました。


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ティベリーナ島の聖バルトロメオ教会。

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この街のひととき。
楽しかったです。

次回、ローマを訪ねたら。。。
再び、トラステヴェレへ入りたいと思いました。
9世紀の遺構、モザイクが観もののサンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ教会、ベルニーニの傑作が残るサン・フランチェスコ・ア・リーバ教会を訪ねてみたいです。
 

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コメント(10件)

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こんばんは、hiroshiさん。
荘厳なパイプオルガンが聞こえて来そうな教会ですね。
迫力の有るお写真です。
本屋さんも雰囲気があって素敵ですね。日本のの神保町だ!
イタリアももっと見る所が有るんですね。
何回でも行きたくなります。
murmur1
2010/12/27 00:07
murmur1さん、今晩は。

先生もお走りになる師走。お忙しいでしょ?
その忙しい中、さっそくコメントを頂戴し、ありがとうございます。

おっしゃるとおり、イタリアも奥は深いですね。
こちらは、murmur1さんの定宿のあるコンドッティ通りやコルソ通りと違い、もっと田舎、だったです。日本にたとえれば、murmur1さんのテリトリーである銀座界隈と違い、錦糸町か門前仲町、という感じでしょうか。hiroshiメの好みの街筋でした。

そうれはそうと、永田町のクリスマス。おいしい写真がいっぱいですね。コメント欄にまたまた書き込みたくなる衝動をやっと堪え、戻ってまいりました。

やっぱりmurmur1さんの料理の写真及び文章は抜群に魅力的です。書き込みたくてウズウズしました。
hiroshi
2010/12/27 00:34
hiroshiさん コンニチワァ~~  

「サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会」
素晴らしい所ですね? 全く知らないのですよ〜

イスタンブールのアヤソフィアの様子を思い出しました。
流石に〜 イタリア通、面目躍如の素晴らしい画像ばかりです。 
私共の知らないローマの裏窓? いいえ〜 良い雰囲気の裏道? 良いです!!    
たえこ
2010/12/27 15:02
たえこさん、今晩は。

お正月の準備で、ただ今、大忙しでしょうね。
わが家の相棒も、一人で忙しがっています。昨日から別宅?の大掃除に出かけていて、明日帰宅する予定ですが、留守番をするこちらに、先ほど電話がかかってきて、いろいろと買い物の手はずを命令?されました。帰るまでに買い揃えておくように、と。逆らうと面倒なので、はいはい、と答えておきましたが。。。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会は、残念ながらhiroshiメの専売特許ではございません。ローマのガイド本にはたいがい、載っています。こちらの街では教会は数多いですから。。。

トラステヴェレは、面白い街でした。
たえこさんもお好きだとおっしゃっていた映画「ローマの休日」で、ヘプバーンとペックと二人してスクーターで街を駆け抜けて、いろんなお店に迷惑をかけて警察のお世話になる場面があったでしょ? あの映画の場面に出てきたような風景が、現在でも垣間見られます。トレヴィの泉やスペイン階段など、観光客でごったがえしているローマの第一線級の観光地でないところが、逆に面白かったです。
hiroshi
2010/12/27 20:27
hiroshiさん。モザイク画が壁紙に映えて、その美しさを際立たせてますね
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会とトラステヴェレ・・フムフム素敵なところが有るんですね

シチリア島でモザイク画の教会に行ったんですが、hiroshiさんのブログで名前を知ったかな、程度
で出掛けてますので・・行った所を調べて載せなくてはいけないんです

マンマミーアの解説同様に、他の解説もお願いします

それにしてもローマには・・どんだけの富と権力が有ったんだ
mayumi
2010/12/28 01:00
mayumiさん、おはようございます。

お楽しみになれましたか?
そして。パール婚式でらっしゃったんですね。これからはジュエル婚式が続きますね。珊瑚、ルビー、金婚、サファイヤ婚などと。。。おめでとうございました。節目をまた一つ、お二人して手を取り合ってお越えになった。

hiroshiメが良く使う『相棒』の具合は、とっくにお感じになってらっしゃることでしょうが、これからはきっと、船友、もとい、戦友とお感じなることが多く出てくるかと。。。hiroshiメの経験によれば。人生のいくさ、の場を、否が応でも二人で乗り越えていかなければいけないのですから、自然、そうなっちゃいますよね。うれしいことが多くなる半面、悲しいことも、多々、出てくるのが50代〜60代、の人生ではないでしょうか。かくいうhiroshiメ夫婦も、その末端にいま、居るわけですけれども。。。こちらは、あと二つの「○×婚式」で卒業。我々夫婦は、mayumiさんご夫妻と違って、人生も卒業間近に差し掛かっている、ということでしょう。

>それにしてもローマには・・どんだけの富と権力が有ったんだ

ねぇ〜
清教徒革命が起きたり、ルター派が台頭したり、ムスリムの人たちが蜂起したりという歴史も、納得、ですよね。中世のムチャクチャなカトリックの教会のあり方。

そして。
hiroshiメ程度でオハナシできることがあれば、いつでもご命じください。mayumiお嬢さまぁ〜〜
hiroshi
2010/12/28 10:32
こんばんは! 殆ど知らないローマの内で、なおも知らないトラステーヴェレは是非行ってみたい所なのです。 ご案内有難うございます。 あの辺りはユダヤ人も多く、作家のアルベルト・モラヴィアなども住んでいたと読んだ事がありますが。

ヴェネツィアのデジブックでしたっけ、楽しく拝見して来ました!!

奥さまともども、良いお年をお迎え下さい!
shinkai
URL
2010/12/30 08:28
shinkaiさん、おはようございます。

プチ、ご無沙汰、です。
リタイアした身とはいえ、年の瀬はやはり何かと慌しく、あの、写真の見事な、魅力的なshinkaiさんのブログをも、思うように訪ね終えておれません。残念(涙

イタリアにお住まいのshinkaiさんだけに、ローマやミラノなどは逆にあまり行きたくない場所、でらっしゃるのでしょうか? 何となく解るような気がします。

初めて入ったトラステヴェレは、正直、「違う、これはローマではない!」、と思いました。ほんとに魅力的でした。イタリアの、あちらこちらで見られる街並に似ていて。。。きっと、ローマも、30〜40年ほど昔は、トラステヴェレと良く似た魅力的なイタリアの街であったのではないのでしょうか?

ヴェネツィアのデジブック、ご覧いただいたですか?
ありがとうございます。
あの写真集の中に、アルセナーレの獅子像の写真が入っているでしょ? そうです、そうです。shinkaiさんがお転びになってケガをなさった場所。あちらでは、お、こちらにshinkaiさんは足をとられたのか、気をつけよう、気をつけよう。。。そうshinkaiさんのことを思いながら、慎重に、慎重に。。。おかげで、転びませんでした。

お聞きしていなかったら、ひょっとすると、hiroshiメがやっていたかも!?

コメントを頂戴した時間を拝見すると、随分遅いですね。そちら時間で午前零時半前。お体をお労いになって、shinkaiさんも、いい年をお迎えになりますよう!
hiroshi
2010/12/30 12:10
こんばんは! 再度です。 ローマやミラノ、そしてフィレンツェもそうですが余りにも大きく、見所が盛りだくさんですよね。 一応の観光コースはざっと見たのですが、それ以上を見たいと思うとやはり1週間近く詰めて行かないと見きれませんよね。
となると、見たい場所が他にもいっぱいあって、もう予定がたてられないのですよぉ! 予算の問題も大いにありますし!

そうそう、あのアルセナーレのライオンちゃんは、デジブックで拝見した途端にピンときました! あはは、だってとりわけ念入りに載せていらっしゃるのですものね。 そうです、お二人の露払いをしたのでしたぁ!

はい、有難うございます。 そちらも、ご自愛くださいね。
shinkai
2010/12/31 01:04
shinkaiさん、こんにちは。

お返事、遅れました。

ようやく、年末の雑用は終わりました。
田舎暮らしになってから、ご近所とのお付き合いもあって、師走と夏休みは少々多忙で、少々、いや、多々??シンドイです。

ローマやミラノ。。。そうでらっしゃいましょうね。
自分も、実は、イタリアの中の観光のメッカは、それほど好きではありません。人が多くてうんざりするのが嫌なんですね。見どころは多いから面白いは面白いのですが。。。好きなヴェネツィアでも、サン・マルコ広場は、観光客が去った夕方から夜以外では、滅多に近づきません。自分も観光客のはしくれなのですが、贅沢なんですね。のんびり見るのが好きなんです。

>>あのアルセナーレのライオンちゃんは、デジブックで拝見した途端にピンときました!

ははは。
解っちゃいましたか!
昔、まだ若いころは気にもなりませんでしたが、あのくらいの段差があると、最近は怖いですから。shinkaiさんが転倒されたなら、精神的にも肉体的若さの尺度でも格段に劣るこちらは、転ばないワケはないですから。。。

ありがとうございます。
まだもう少し、旅を続けたいですから、まだしばらくは頑張ります。

良き新年を。
hiroshi
2010/12/31 16:16

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