潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS ラグーナ。忘れがたいヴェネツィアの魅力。

<<   作成日時 : 2011/02/01 17:36   >>

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ローマ、フィウミチーノ空港からヴェネツィア、マルコ・ポーロ空港へ。
昨年の10月19日、昼過ぎ。青空の広がる秋晴れの空の中、飛行機は着陸。


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画像空港からは、モトスカーフィ、水上タクシーに乗り換えて、ヴェネツィア本島へ向かいました。

潮風に吹かれながら眺める、一面の青いラグーナ。
これが、好きなんです。たまりません。

これから、大陸から切り離された水の上に1000年も続いてきた、世界で唯一の奇跡都市国家、異次元世界へ飛び込む。。。

そんな高揚感が、ヴェネツィア本島のホテルへ到着するまでの30分あまりの間に、じわり、じわり、胸のうちに染み渡ってくる。

この時間が、たとえようのないほど、好きですね。


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と。。。
それは、それでいい。のですが。
その過程のひと時。
あれは、どうにかならないものでしょうか。

もう十年ほど前になりますか。
マルコ・ポーロ空港のターミナル・ビルが新しくなったのは。

旧ターミナル・ビル時代は、モトスカーフィ乗り場は到着ロビーを出ると、歩いてすぐ、であったのです。
が。
新しいターミナルになって以降、およそ7〜8分も歩かなければいけない。しかも、その専用歩道は、コンクリート製であるくせに、なぜか、石畳風に細いミゾが切ってあって、スーツケースを転がすのが大変。キャリアに乗せても、クルーズ転じて陸旅となった今回のような重いそれを2個、3個と乗せると、引っ張るのも押すのも汗まみれ。

で。
この間、写真を撮るなど、論外なのです。シンドイ、シンドイ。


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↑ 写真3枚はいずれも、ムラーノ島。


今回は久しぶりのちょっと長めの滞在で、久々、サン・マルコ周辺のホテルを取っちゃいました。
というわけで、移動はモトスカーフィーを。

けれども実は、リタイア以降、サン・マルコ広場周辺ではなく、サンタ・ルチア駅近くのホテルを取っていることの方が断然多い。

なぜなら、宿泊費が安いことが。。。

。。。といっても、土地のない、でありながら観光客のやたら多いヴェネツィアです。
需給のアン・バランスが原因で、ヨーロッパの他都市のそれよりも、べらぼうに高いのです。。。

。。。サン・マルコ周辺に比べて安いことが、理由ではありますが。

加えて、空港からの足の便が良いのが、魅力であるから、です。
空港からローマ広場までのプルマン・バス乗り場は、到着ロビーを出ると、1分もかかりません。モトスカーフィー乗り場へ行く距離、その厄介さ、と引き比べると、雲泥の差、なのです。


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↑ サン・ミケーレ島とサン・ミケーレ教会。

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モトスカーフィは、ヴェネツィア本島の、魚の形にたとえて背中側、墓地の島、サン・ミケーレ島に近いフォンダメンタ・ヌオヴェ側から島へ入った。見える尖塔はジェスアティ教会。ヴァポレットのフォンダメンタ・ヌオヴェ駅も見える。

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船の進む方向の反対側、右手、北西側を眺めると、マドンナ・デッロルト教会の尖塔が。サッカ・デッラ・ミゼリコルディアのマリーナも見え始める。

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カナレ・デッラ・ミゼリコルディアに入る。こちらを、ストラーダ・ヌォヴァの繁華街下を通り過ぎれば、カナル・グランデへと入る。

。。。と。
泣き言を並べています。

この、マルコ・ポーロ空港到着に先立って。
飛行機の中。


窓から、青いラグーナに浮かぶヴェネツィアの島が見えました。
。。。と。

機内の窓から見えた写真を添えて、もう3回前になりましょうか。。一度、書きました。

あの写真の風景、ヴェネツィアのクルーズ船発着の港や街を空撮した光景に先立って。
つまり、あの写真を撮った、少し前の時間帯。

好天に恵まれ、しかも窓側に座席を占めたおかげで、機内から見下ろすと、青いアドリア海と、そのアドリア海に突き出した長靴に喩えられるイタリア半島の、東のつけ根一帯、エミリア・ロマーニャの街々が、小さく小さく、緑の大地の中に見え続けていました。


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陸地とラグーナの境目の街、キオッジャが見える。14世紀末の、ジェノヴァ対ヴェネツィアの4回目の激突、「キオッジャの戦い」の戦場地。ここからヴェネツィア本島までは、ラグーナが続き、その距離およそ50キロメートル。

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アドリア海とラグーナを隔てる細く長い島の街、マラモッコ。9世紀、ヴェネツィア、リヴォアルトに本拠を移す前、ヴェネツィアの行政機構は現在のマラモッコよりも南よりの旧居住地に置かれていた。

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ヴェネツィア本島。右手に、クルーズ船の停泊する港とローマ広場、駐車場のあるトロンケット島とを結ぶ、昨年春に誕生したピープル・ムーヴァーが見える。また、写真中央、サンタ・ルチア駅の右手に、カナル・グランデにかかる第四の橋、コンスティツジオン(憲法)橋が弓形に見える。

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ヴェネツィア、カンナレジョ地区。左手から2番目の塔と三番目の塔の間が、水上タクシーでこの日、入ったミゼリコルディア運河。


突然、ハナシは変わります。

サッカー、アジア杯、日本代表チームの活躍。
胸躍りましたよね。

ザッケローニ監督、愛称ザック。
フリー百科事典、wikipediaで、彼の人となり、経歴などを教えてもらいました。
日本語版や英語版は最近の画像ですが、さすが地元。イタリア版の方が、良いオトコぶりです。

そして。
「えぇ〜〜、ウソォ!」と思いました。
しかし、考えてみれば、確率的には365分の1ですものね。世の中、いっぱい、いらっしゃるハズ。

何のハナシか?
誕生日。彼はエイプリル・フール、だそうです。4月1日生まれ。


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ヴェローナ、エルベ広場。


そして。
ここからが、「覚え書」に書き残したかった部分ですが。。。

彼はエミリア・ロマーニャ州、メルドラ(Merdola)の生まれで、生まれた町から30キロほど離れたアドリア海近くのチェゼナティコ(Ceseaatico)が、監督業振り出しの土地であったのだそうです。

チェゼナティコ。

昔、倒産して今は業界から消えた小さな旅行社がありまして。。。

その旅行社が企画した、「北イタリア・中部イタリア、中世古都の旅」と題した3週間足らずの日程の、あまり一般的ではない、ひと味変わったルートをゆっくりと時間をかけて巡る、フリータイムの多いパッケージ・ツアーに参加したことが、昔、あるのです。

画像巡ったのは、ヴェネツィアからヴィチェンツア、ヴェローナ、パドヴァ、フェラーラ、ラヴェンナ、リミニ、サン・マリノなど。
その途中、チェゼナティコでお昼を食べたのです。

そうそう。そういえば。
同じウェブリ・ブロガーで、リンクしていただいている、「みーな丸の足跡〜旅行、クルーズ、時々RUN」。オーナーのみーな丸さん。

映画「ジュリエットからの手紙」に絡んで。
この秋、ヴェローナへいらっしゃるんだって? 
hiroshiメは、映画のようなお話は、当時はまったく知りませんでした。
教えていただいて、初めて知りました。そして、だから、追随して。自分も、もう一度、行ってみたい。。。

ジュリエット像↑とバルコニーから眺め下ろした庭↓ ほか。

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ラヴェンナ、サン・ヴィターレ聖堂。


と。
脱線ばかりしています。

ハナシを戻して。。。。

チェゼナティコ。
古いアルバムを引っ張り出して写真を探したのですが。
見つかりませんでした。

あのころはフィルム・カメラ、一眼レフでの、ほとんどが記念写真と、ビデオ・カメラ撮りばかり、でした。
が、何を思ったのか。
レストランの周辺のチェゼナティコの街の風景の写真を、確か、数枚撮ったハズなのです。
が。。。残念。


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↑2枚ともフェラーラ。上では、フィレンツェで火刑で処刑されたサヴォナローラの像が見える。下は大聖堂前の通り。

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↑ 2枚ともサン・マリノ。


もう一度、ローマからヴェネツィアへの飛行機の窓から見える風景のハナシ、です。

エミリア・ロマーニャ州の上空から、やがて。

飛行機は、ヴェネツィアのラグーナ上空へ。
その南端の街、キオッジャが見えてきました。

まだ行ったことのない、行ってみたい街の一つです。
ヴェネツィア本島から1時間余りで行けるらしい、ヴェネツィアの古い時代の雰囲気を、今もとどめる場所なのだとか。夏は、シー・リゾートで賑わうらしいです。


画像



2回ほど前に「覚え書」しましたが、イタリアの商船旗や軍艦旗など、いわゆる海の旗。
モトスカーフィの船尾にも、揚がっていました。

この旗に乗る、ヴェネツィア、ジェノヴァ、アマルフィ、ピサの、中世イタリア、四海洋共和国の歴史に興味のある方ならばご同様でしょうが、キオッジャは、ヴェネツィアとジェノヴァが、長い抗争史にピリオドを打った、最後の戦いを繰り広げた決戦の場。

「キオッジャの戦い」の場です。

面影など残ってはいないでしょう。
けれども。
やっぱり、この街を見てみたい。

いつか、またヴェネツィアで少し長めの滞在をした時。ぜひぜひ、行ってみようと思っています。
 

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん、こんにちはー!!!

大好きなヴェネチアと憧れのヴェローナ!何度も写真をアップにして見てしまいました。
もう気分はすっかりヴェローナで、今も「ジュリエットへの手紙」で使われている音楽を聞きながらコメント書いてます。この映画、アメリカでは去年の5月に公開だったのに、日本公開の話が全然でてこなくて、こんなにいい映画なのに何で〜!?と思っていたところだったんですよ。
ジャンルとしてはラブコメディなんですが、シンプルだけど奥の深い、心に響く映画でした。基本は昔の恋人を探す旅ですが、登場人物それぞれが心の旅をすることになり、その過程がとても繊細に描かれていて素敵なんです。
そして美しいトスカーナ地方の風景。ラブストーリーに興味はなくてもイタリア好きな人なら旅行中の風景をみるだけでも楽しいと思います。hiroshiさんも、奥様をさそって是非お出かけ下さい。

あ、そうだ。ジュリエット像、hiroshiさんちゃんと胸にタッチしてきました〜??(笑)

そしてヴェネチアの航空写真。ローマ広場と駅が写っているやつがとても参考になります。実はヴェローナで何日か過ごした後、電車でヴェネチア入りの予定です。そしてローマ広場までスーツケースを引きずって移動。そしてその後は......。
写真の右下の方へ移動です。うふふ。
みーな丸
2011/02/02 01:06
みーな丸さん、おはようございます。

雪、そちらはいかがですか?
昨夜、こちらのニュースで、イリノイ州からNYにかけてのアメリカ中東部が豪雪に見舞われていると報道していました。当然、そちらも雪が大変なのでしょうね。

思わず、「お、お、お〜」。歓声をあげました。
>ローマ広場までスーツケースを引きずって移動。そしてその後は......。
>写真の右下の方へ移動です。うふふ。

そうなんですかぁ。羨ましい。
今度もまた、HALですか?いいなぁ。アドリア海からエーゲ海ですか。

サンタルチア駅前からローマ広場への移動、つい先までに比べて、格段に便利になっていました。あの4番目の橋は、ステップの幅が広く段差も小さく、荷物を抱えて渡るのにとても便利です。
橋が出来る前は、駅前から一度、あの段差の厳しい石橋、スカルツィ橋を渡って、ピッコロ教会の前を通って、パパドッポリ公園の両サイドのリオにかかる2つの橋を、荷物を引き揚げながら渡らなければローマ広場にいけなかったのに、あっけらかんと行っちゃいます。

ピープル・ムーバーの駅もエスカレーターですいすい、ですから、吃驚するくらい。スーツケースを引きずる苦労はあまりしなくてもいいようです。

ジュリエットの胸。
残念ながら触ってきませんでした。
あれ、右胸を触ると恋が実るとか結婚できるとか幸せになれるとか、いろんなハナシがありますよね。おまけに左胸をさわるとお金に苦労しないとか。いまさら、結婚も恋も縁はない、と思い、触りませんでしたが、左胸くらいは触っておけばよかったかな??
hiroshi
2011/02/02 10:55
〜上から続く〜

写真は、ジュリエット像の向かって左側に、相棒がしがみついている姿なんです。カットしちゃったけれども。彼女は、右も左も、おまけに腕から背中からお尻まで、しっかり触りまくっていました。

あ、そうか、みーな丸さんもB型だったですね。他の方々の目線などP気になさらずに、触りまくるタイプの刀のでしょうね。おっほっほ。羨ましい

映画。
おかげさまで。
みーな丸さんのコメントを「盗み読み」して、初めて知りました。日本で公開されたら、絶対に見に行きます。自分も、「マンマ・ミーア」以来、彼女のファンです。ましてや、今度は舞台がイタリアならば、これは、見逃すわけにはいきません。
hiroshi
2011/02/02 10:56
hiroshiさん オバンデス〜〜☆゙★♪

優良サイトのこちらのブログ!!
つたないわたしのコメント書き込みはね〜〜
恥ずかしいです。

深〜い ヴェネチアとヴェローナの覚書に何時もですが、タジタジなんです。

ラグーナの事は何時だかテレビで見ました。
広大なんですね〜 その時は海面上昇が心配のお話しでした。
良く写って居ますね!!  流石です。 

真冬のヴェローナとミラノは今も記憶に有ります。
何しろ寒くて〜 でもその時は、若かったので、夕方暗い道でした。自由時間に歩いてホテルに戻る時、宿泊のホテルが判らなくなり、通りがかりのビジネスマンに地図を指し示して親切に教えて貰いました。
イタリアの人は親切って思いました。

そうですこの画像!!
ジュリエットの胸に夫が触ってる写真が有ります。
だからピカピカですよね〜

私は恥ずかしくて触れませんでしたよ〜 うふふ
たえこ
2011/02/02 19:50
たえこさん、こんばんは。

おお、そうなんですか、こちらへいらっしゃった時は、ご夫妻ご一緒に、で、あられたのですか。それは、それは。お若い時、っておっしゃるから、ご主人はお忙しいでしょうし、お友だちとご一緒にいらっしゃったのかと思っていました。

そうですよね。

>私は恥ずかしくて触れませんでしたよ〜 うふふ

hiroshiメも触りませんでした。
何となく恥ずかしいのです。銅像とはいえ、他人の胸を触るのは。人目がなければ、ひょっとすると触りまくってきたかも。

「深い。。。」などとは、まったくの誤解、でらっしゃいます。

要は、趣味の問題でして。。。たえこさんが人形作りや写真撮影に卓越した趣味人でらっしゃるのと比べれば、hiroshiメの歴史好きなどは、たいした趣味ではありませんが。。。

それはともかく、どうぞ、面白くもない記事のときは、コメントなどご放念を。パス、パス、です。ちょっとのぞいていただくだけで十分ですので、お気遣い、ご無用に。いつかお話しましたが、hiroshiメは書いているだけで満足、満足のアホ人間ですので。
hiroshi
2011/02/02 21:06
〜上から続く〜

みーな丸さんが、mixiの方でお書きになっていたもので、初めて知りました。あの映画。たえこさん、面白そうですよ。ネットで検索してみると、どうもこの5月に日本でも公開されるらしいです。絶対に見てみよう、と思っています。

そして、↑ ご覧になったかもしれませんが、みーな丸さん、ヴェネツィアから船にお乗りになるらしいですよ。またまた。たえこさんもいらっしゃったけれども、hiroshiメは昨年秋、船で入れませんでしたからね〜。
また行ってみたいです。
hiroshi
2011/02/02 21:07
イタリア、いつか行ってみたい所です。
水の都ヴェネツィア、いい雰囲気ですね。
桃源児
2011/02/03 17:05
桃源児さん、はじめまして。

コメント、ありがとうございます。

>水の都ヴェネツィア、いい雰囲気ですね。

おっしゃるとおり、です。
自分は好み、なのですが。

多分、お嫌いな方もいらっしゃると思います。
壁は崩れていて見苦しい、都市としての機能性と美しさに欠ける、などを理由に「立地の希少さと古い資産だけで食いつないでいる時代錯誤の、トラック競技、一周遅れの一見、トップランナー」と酷評する友人が、わが身の周りにもいます。

一方で自分も、そうかな? そうなんだろうな、などとも思います。
ただ、それでもなお、個人的に好きなんです。この街。
好き嫌いは理屈を越えますね。どうにもなりません。

お立ち寄り、ありがとうございました
hiroshi
2011/02/03 19:56

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