潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 華麗、爛熟の時代の絵巻物。大運河の商館群。

<<   作成日時 : 2011/02/05 12:07   >>

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モトスカーフィ、水上タクシーは、ラグーナから、ミゼリコルディア運河へ。
そして、ヴェネツィア本島に入りました。


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画像ミゼリコルディア運河。

6地区に分かれたヴェネツィア本島の中で、東北の一角、魚の形にたとえれば、背中にあたる一帯、カンナレジョ・エリアにあり、裏返しの「S」字型に流れる大運河、カナル・グランデへと通じています。
上写真のごとし。
ちなみに、赤丸点線が、こちらの通った道筋、いや、川筋。。。

と、さも、事情通のごとくの書き方、になって見えますね〜。
トンデモハップン、大変な誤解。ほとんど知らないから、こその、この書き方、文章です。


画像なぜ、こういう書き方になるか。

今回は、ホンモノの「覚え書」にするつもり。だから、です。
そうそう。自分自身への記録。下手ではありまするが、永久保存版。
150とも200とも言われる、ヴェネツィアの邸宅、というか、宮殿=パラッツォは、とても覚えきれない。
だから、わが、ホンモノの『覚え書』としたい。

パラッツォに関して、これまでや今回の旅で、いろいろ聞いてきました。
そのハナシの端々を書き止めた、そして自分で調べたさまざまな事柄を、ミミズがのたくっているだけのごとくにしか見えない、汚い文字で走り書きした「メモ帳」。

そのメモ帳を、きっちり、この「覚え書」に書き写す。

今回は、そのための役割、記録であるため、面白くありません。
ま。面白くないのは、今に始まったことではありませんが。。。

で。
お訪ねいただいた皆さん。
今回は、どうぞ、こちらまで、で。

もしお時間があれば、そして万一、ちらっとのぞいていってやろうかと、そういうご同情で目とおしいただくのならば、写真だけ、さ、さ、さぁ〜と。それだけで、身にあまる光栄、至極にて、ござそうろうぉ〜。です。




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このカンナレジョ地区。
本島にある100近い教会のうちでも、これ、と言った見応えある祭壇画などを置く教会は、せいぜい、二つ、三つ程度です。ほかに観光名所は、あまりない。

と言いつつ、も。
世界で初めてこの街に登場した、ユダヤの人々を隔離した、いわゆるゲットー。そのゲットー記念館をはじめ、いくつかは、見どころはあるのですが、いずれもメインのそれではなく、どちらかといえばニ線級選手。
で、ヴェネツィア入りする観光客にあまり人気は、ありません。

とくに日本人には人気薄く、このエリアをお訪ねになる日本人は、稀(まれ)。
よほどのマニアか、ヴェネツィア好き、極まれり、の方々のみ。あるいは、我ら夫婦のような、多少マニアック、偏執狂気味の人間たち。でしょう。多分。

画像このエリアの面白いもの。
思いつくまま、いくつか挙げると。。。

小さな島々を結んで街が出来上がっているこの街ですから、その島と島を結ぶ橋が、随分あります。
ガイドブックには俗に400、という数字が並べられていますが。。。
本当かどうか、ヴェネツィアの観光インフォメーションでは、ほぼ似た数ではありますが、もっと細かく、橋の数を上げています。ま、どちらでも大差、ありませんが。。。

その橋のうち、本島では唯一、昔のままの橋の形、つまり、手すりはなく橋の段差ごとの幅は広く、馬に乗ったまま駆け渡った往時の姿を今なお残している橋が、この地区にあります。

そうそう、以前、このブログで「覚え書」したトルチェッロ島の「悪魔の橋」と同じ仕組み。
で。
本島のこちらの橋の名前は、ポンテ・チオド(Ponte Chiodo)。日本語で「爪の橋」。



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そんな橋がこちらにあることは知っていましたが、今回まで訪ねたことはありませんでした。
で。
ようやく念願達成。この運河を水上タクシーで通った4日後、観てきました。
いずれ、歩いて巡った「覚え書」編にて書き留めるつもりです。

橋といえば。
今回、本島へ入ったこのミゼリコルディア運河のすぐ脇にも、一つ、ありました。
写真のごとくの、木の橋、です。

画像いえ、木の橋自体は、この街でも少ないは少ないのですが、果たして見どころ、と言えるかどうか。。。
見どころは、隣り合った島同士の、水面からの高さの、これほどの落差、段差。

ご覧のとおり、左側の島の土地は高く、右側の島のそれは低い。
多分、大昔。葦の茂っていたラグーナの中の砂の島時代、それぞれ、高い土地と低い土地であった名残でしょう。

そして。つい先の昔、200〜300年前までは、この街では、人々が住み着いたそれぞれの島々は、それぞれ運河で囲まれて孤立していました。
近世に入ってその島々を橋で結び始めて、現在のヴェネツィアの姿になったのだそうです。

で。
海面から比較的に高い土地を持つ島と、海面に近い島が結ばれた。
その代表的な、島と島を結んだ様子を垣間見える場所として、このあたりは有名。
加えてもう一つ。
昔は、ヴェネツィアのカンポ(広場)はただの土の野原であった。
やがて、レンガで敷き詰め始め、さらにそれは、現在のような大理石、イストリア産の石で埋められていった。
その初期の姿を垣間見えるのも、こちら、なんだとか。

こちら。
どちらか。。。?
アバジア(ABBAZIA)広場です。
背後の教会は、サンタ・マリア・ヴァル・ヴェルデ教会。正確には、教会であった、場所。スクオーラ、信者会とも教区会とも言われる組織の建物でした。



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モトスカーフィは、ミゼリコルディア運河から、二股に分かれるうちの北側の、ノアレ運河へ。
サンタ・ルチア駅とサン・マルコ広場を結ぶ、19世紀に出来た新しい道、ストラーダ・ヌォーヴァの橋下を通過。

正面にやがて、現在は現代美術館・東洋美術館として開放されている、ヴェネツィアの栄華、栄光の時代を今に伝えるパラッツォ(宮殿)、カ・ペーサロが。
カナル・グランデへ、水上タクシーは入りました。

以下。メモだけで、文章なし。
こちらから下流へ左折、舳先を転じ、リアルト橋を経て、サン・ルッカ運河で左折するまでの間の、カナル・グランデ沿い、およそ2キロ足らずの間の、豪華パラッツォ群に関する「覚え書」です。

カナル・グランデは、延長およそ4キロ、とか。
とすると、今回は、うち、大運河沿いのパラッツォ群としては2〜3割、高くてもせいぜい、3割程度の建物の『記録写真』を撮影。
うち、このブログに載せたのはその3分の1ほど。つまり、推測、全体の5%から10%ほど、となります。
 

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カナル・グランデへ入った。右手、上流側、サンタ・ルチア駅方向を臨む。
向かって左手、右岸にサン・スタエ教会やパラッツォ・ベッローニ・バッタジア。右手、左岸に、冬のカジノ、パラッツォ・ヴェンドラミン・カレルジが見える。



(右岸)。                            (左岸)。


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パラッツォ・フォンタンナ・レッツォーニコ。大運河に、外装のピンク色が映える。

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手前は、パラッツォ・ミアーニ・コレッティ・ジュゥスティ。薄いグリーンの色使いがきれい。その川下側は、カ・ドーロ。ヴェネツィアン・ゴシックを代表する華麗な建物だ。

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カ・ドーロ。1440年に完成。当初は、名前の示すとおり金箔が張られ、黄金宮殿のまぶしさであった、という。ピンクと白をメインとした大理石の外装は、今なお、文句なしに第一級の美しさだ。現在はフランケッティ美術館。

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パラツェット・フォスカリとパラッツォ・ミキエル・デッラ・コロンネ。

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魚市場、ぺスケリア。弧を描くアーチが美しい。

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ファッブリッケ・ヌオヴェ。新市場。サン・ジャコモ・リアルト教会に隣接した旧市場に並べて設けられた。

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セルナジオット・ハウスとパラッツォ・シヴラン。

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左はドイツ商館、右はパラッツォ・ディ・カメルレンギ。中央にリアルト橋が見える。

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↑ ↓ リアルト橋。

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ホテル・リアルト。18世紀のパラッツォを改装したホテル。そういえば、パラッツォのかなりがホテルとして営業しており、今回の滞在ホテルも、そんな具合であった。

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以下2枚と↑はワイン河岸。背後にもパラッツォがいくつかあるのだが、こちらは、名前と経歴をまだ知らない。引き続き、調べるべし。宿題。

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水上バス停の横は、パラッツォ・ドルフィン・マニン。端正な外観で、個人的には好みの建物。

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パラッツォ・ベンボ。

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パラッツォ・コロネル・ロレダンとパラッツォ・ダンドロ・フォルセッティ。

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パラッツォ・ダンドロ・フォルセッティとパラッツォ・コロネル・マルティネンゴ。

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サン・ルカ地区のパラッツォ群。

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パラッツォ・バルジッザ。

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パラッツォ・コッチーナ・ティエポロ・パパドポリ。

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サン・ルカ小運河に入る。右手は壮麗な宮殿、パラッツォ・グリマーニ。

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ヴェネツィア共和国崩壊後の19世紀、オーストリアの支配下の中で一年半ほどの期間、一時的に独立を勝ち取った時の指導者であったダニエレ・マニンのパラッツォ跡に立つ、マニン像。この広場は、夜になると地元の人たちが次々に集ってきて、社交場と化す。 

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん 

コメントに、先陣を切るのに随分勇気が要りますね〜
ヴェネツィアについてこれだけ詳しいのがオドロキでも有ります。

スゴイです。

魅せられて居られる気持ちが伝わる美しい画像の数々、
私も大好きなヴェネツィアですが、
青い空と空気が澄んで〜、個性溢れる建物の綺麗な様子が素晴らしいです。

もう〜一度ゆっくり入港の船の上で見て見たいです。
ヴェネツィアよ〜 今のままでいて欲しいです。

hiroshiさんはまさに此処は、恋人ですのね〜 
たえこ
2011/02/05 20:38
たえこさん、今晩は。

こんな面白くもない記事に、コメント、ありがとうございます。

>まさに此処は、恋人ですのね〜

そうなんです。
ひょっとすると、それ以上かも。
好きですね。この街。面白くて、興味は尽きません。

出かけていて、お返事、遅れました。
こんな面白くもない記事の場合は、どうぞ、パス、パスでお願いします。

写真だけで魅せられる? 見せられるほどの腕前が欲しいです。そうすれば、うだうだ、文字を書かなくてもいいのですが。。。

ともあれ、今回は、本当にわが身の覚え書用です。

コメント、ご無理いただいて、申し訳ありませんでした。そして、重ねてありがとうございます。
hiroshi
2011/02/05 22:29
前回と今回は速読〜
と言うか奥が深い〜ヴェネツィア記ですww
ので理解。難解ですから、お言葉通り写真を楽しみました

奥様は手袋されてるのかなそしてバックは例のですよね^^なんて言ってますがブランド名ど忘れです

ブログって自分のだから、自由に書いて良いですよね〜〜

宮殿=パラッツォにお泊りでしたか。クルーズ中止は、却って良かったのではと言う感じを受けます。こちらのブログから

この次はお泊りのホテルの写真を載せて下さい。

こんなに恋焦がれる都市が有るhiroshiさんは、幸せです

私などココもアソコもと薄っぺらな憧れだらけのヨーロッパですww
mayumi
2011/02/06 00:15
こんにちは。

本当にhiroshiさんは知識の泉です。
ガイド本の最初にでてくるカ・ドーロしか知らないです〜!

mayumiさんの「私などココもアソコもと薄っぺらな憧れだらけのヨーロッパです」
私のことを話しているのかと思いました(汗)

水上タクシーはいいですね。たった一度だけ、会社のお金で乗りました(自分のお金では決して乗れない〜。とほほ)

飛行機の便が早いのを言い訳に、タクシーを使って朝焼けの中空港へ向かいましたが、海からでている杭(?)の上にカモメがとまっていて、それがとってもきれいだったんです。ヴェネチアの街をバックにカモメの写真に写しながら「ここには絶対戻って来るわ」と心の中で一人熱く誓ったりしました(笑)

この目線でみれるのが水上タクシーやゴンドラのいいところだなと思います。クルーズシップから見るのも、小さな船から見上げるのも、そして歩くときの目線でみるのも全部いいですよね。この街には魔法がかかっています。
みーな丸
2011/02/06 00:33
mayumiさん、おはようございます。

こんなに面白くもないブログに、コメント、ありがとうございます。
これからは、どうぞ、パス、してくださいね。
お気遣い、ありがとうございました。

>手袋されてるのかな
>そしてバックは例のですよね

あはは
両方とも、当たり、です。ここ5〜6年ほど前から、秋の終わりごろに、そして早春にかけての期間、指先が痛いそうで、手袋をかならず。ひょっとするとリュウマチ?ですかね。雪国暮らしを始めたころから、そう訴えています。旅の必需品らしいです。
バッグは、おっしゃるとおり。LeSportsac。簡易な造りだからか軽いし安いのが取り得だそうで、昔、NYで初めて手にして以来、これも旅の必需品。日本の商社が経営に乗り出してからは、世界中で入手しやすくなったとか。お安いもので、このメーカーの手中にはまって、びっくりするくらい次々に柄違いを買っているようです。彼女の唯一の、ネットで見たいサイト。おかげで?? ネット無関心族であったのに、最近、ついにPCをタッチするようになりました。まだ超超超初心者ですけれども。

ヨーロッパ、いいですね。
しばらく旅行はお出来にならない、とか。
そうですね。目線を一点に集中して欲しい、mayumiさんの大切な方々のお気持ちに、力いっぱいお応えして差し上げることも、おのれ自身の人生に付加されるプラス効果は大きいのではないでしょうか。
と。
人生、終末に近いジジイめ、が余計なことを。
hiroshi
2011/02/06 10:37
みーな丸さん、おはようございます。

面白くもない今回の記事、またまたコメントを頂戴して、まことに、まことに。
つまらないブログは、どうぞ、パスしてくださいね。本当にありがとうございました。

>ガイド本の最初にでてくるカ・ドーロしか知らないです〜!

いやいや、こちらも五十歩百歩です。
だから覚え書しているのでして。。。
なかなか、貴族の名前と建物とが結びつきません。いまだに。

>水上タクシーはいいですね。
>タクシーを使って朝焼けの中空港へ向かいましたが、海からでている杭(?)の上にカモメがとまっていて、それがとってもきれいだったんです。

ですよね〜。
うん、うん。状況、情景が目に浮かびます。

hiroshiメも、そんなに乗らないのです。前回に書きましたが、お安い駅前ホテル泊まりが多いですから、バスでローマ広場入りが多い。(とほほ
それもまた、好きです。映画『旅情』で登場した列車の横のリベルタ橋を越えていくバスの中で、胸、躍らせています。

秋の船は、もう、お申し込みなりました?
当然、でしょうね。
今、ちょっと忙しくてクルーズ会社のHP巡りをサボっていますが、そのうち、ご乗船の船をめッけまするぞ〜〜。

雪、大変であったようですね。
みーな丸さんのブログでお訪ねであった、hiroshiメの、あれ。個人情報でなんですが、mayumiさんのご実家の、北隣です。以降、お見知りおきをぉ〜
hiroshi
2011/02/06 10:58
hiroshiさん、ボナノッテ!
すばらしいです。もう、自分が水上タクシーに乗っている気分。臨場感満載。全く知らない自分の知識のなさに、また勉強になりました。
すごい臨場感ですよ。この写真達。すばらしいです。自分が乗って進んで行く様な感じ。
初めてヴェネチアに行った時は、こんな世界が地球上に有るのかって、頭ん中の脳みそが全部置き換わっちゃった感じがしました。あの時の感じがよみがえってきましたです。多分、hiroshiさんの解説付きだからです。
どんどん、hiroshiさんの知識を授けて下さい、我々に。
お願い申し上げます。
murmur1
2011/02/06 23:02
murmur1さん、今晩は。

こんなに面白くないブログに、コメントを頂戴したばかりか、気持ち玉までいただいてまことにありがとうございます。

そして、穴があったら隠れたい。
そんな、おほめいただくほどのブログを書ければ、まことに嬉しいのですが、ただただ、長くて五月蝿いばかりです。

ヴェネツィアからの出港。
みーな丸さんのコメント欄で、お書きになっていたのを拝見しました。本当に、あの港からの出港は、なんとも魅力的ですよね。

今回、オーバーナイトで入港、出港を、と思っていたのに、あんなハプニングが起きて、まことに残念だったです。

murmur1さん、あと3回、コスタの記事が残ってらっしゃるとか。楽しみにしています。
hiroshi
2011/02/06 23:36

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