潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 街暗く眠り早いが。抒情豊かヴェネツィアの夜。

<<   作成日時 : 2011/04/20 18:20   >>

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夜。
人を酔わせる華やかさ、きらびやかさは薄いけれど。
歴史を積み重ねた街特有の、幻想的な情趣がある。。。
ヴェネツィアの「夜」は、そんな感じではないでしょうか。


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画像滞在中の一夜、リアルト橋に近いスクォラ・グランデ・ディ・サン・テオドロで開かれた、グループ、I Musici Venezianiの「オペラ・コンサート」を訪ねた。以下、いずれもその会場で。滞在中、ほかにも、スクォラ・グランデ・サン・ジョバンニ・エヴァンジュリスタで「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」、サン・ジャコモ教会での「ヴィヴァルディ・コンサート」会場などへ出向いた。


画像NY、マンハッタンや香港のように、華麗に街を彩るネオンサインはないし、街の遊び場やグラスを傾けられる飲み場所も早めにクローズしちゃうけれども。。。
そうそう。震災以降の、現在の東京よりも、光の華やぎは薄く寂しい。

海の上の異色の街とはいえ、やっぱりヨーロッパの街だから。アメリカやアジアの国々並の、きらめく「夜の華やかさ」はない、です。
けれども、結構、好きですね〜。ヴェネツィアの夜。


画像そして。

クルーズ転じて陸旅となった今回の旅。
その旅話の始まりで、以前、「ヴェネツィアはもう、オペラのシーズン入り、していました」と、わかったような語り口で「覚え書」を書きましたが。。。

その実、オペラの知識など、あまりない。のです。


画像ロンドンでもNYでもイタリアやドイツの各街でも、冬はオペラ、というイメージが、なんとなく、あるではないですか。
で。
そのイメージに乗っかって、上のごとく、書いたのですが。。。

現代では、ネットで検索すると、ことイタリアの大きな街では、季節を通してオペラやオペレッタ、あるいはそのさわりの有名歌曲を抜き出して聞かせるコンサートは、結構、開かれていますね。


画像で、欧米の他の街よりも、オペラなど夜の娯楽の季節感は、この街では、何となく希薄になっているのではないのかな? などと。。。良くわからないまま、生意気にも、かすかに思ったりもしました。

そういえば。
ほんの200〜300年前までは、オペラは夏、喜劇、悲劇は冬という上演慣習があったとか、なかったとか。
そういうことも聞いたことがありますから、文字通り「世は歌につれ、歌は世につれ」のごとくの、歌や音楽を楽しむ環境は、時代によって変幻していくものなのかも。。。


画像とまたまた、解らない、知らないレベルのハナシを長々と。。。

実は、オペラを筆頭に、クラシック音楽は聴くのは好きですが、その実、楽曲の背景や、レーベルの裏に書かれている解説のような詳しい知識は皆無だし、音楽の良さも、多分、ほとんどほとんどわかっていない。

が。
旅に出ると、何となくそういう雰囲気に憧れちゃう。酔っちゃう。そして、それが楽しい。


画像クルーズ旅ならば、なおさら。
船での、食事を終えた後の、グラスを傾けながら酔った頭で旋律に身をゆだねられる「夜」の時間は、格別、楽しいですね〜〜。

というわけで。
今回の旅でも、滞在中、夜の街に繰り出しました。


画像うち、フラッシュなし撮影で、上で載せている一連の写真。

リアルト橋に近い、スクォラ・グランデ・ディ・サン・テオドロで開かれている、ヴェネツィア音楽大学の卒業生たちで組織する「I Musici Veneziani」の『バロック&オペラ・コンサート』でした。

ネットで検索すると、現在もまだ、舞台は続いているようです。


画像前売り券のチケット。

ヴェネツィア本島は小さいから、観光客は、ムジキ・ヴェネツィアーニのグループ関係者やアルバイトの音大生らが二人で組になり、街中のあちらこちらで、オペラの衣装を着てチケットを売っている。で。否が応でも、そのメンバーと街中で、結構出会うんですね。

とくにこの時は、左上写真のカルロ・ゴルドーニ劇場の近くの路上で白昼、ヴェネツィア大学電気工学科最上級生だというヴェネツィアっ子のアルバイト学生の二人組のうち、男性の彼が、大変人懐っこく、「大阪に半年、留学していたことがある」とカタコトの日本語を話すもので、ついつい、彼らカップルから買っちゃった。



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↑ ↓ カフェ・フローリアン

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画像一方、サン・マルコ広場の、名だたるカフェ群。

ご存知の通り、日中はライブ演奏が観光客の人気を集め、テーブルは混雑していますが、夜になると滅法、がら空きです。
で。
人ごみが苦手なもので、混雑する昼間の時間帯こそ近づきませんが、夜になったらしっかり、こちらへも。

画像テーブルを確保すれば、代金は、お高いですからね。
だから、テーブル背後の広場で、地元の方に混じって“通”ぶって、立ち見で楽しんだこともありました。

椅子に座れば、レシートをチェックするとお分かりになるとおり、演奏を聴く料金、「Musica」代金だけで、最近は10ユーロ以上。つい5〜6年前のほぼ2倍です。

画像で。日によっては、テーブルについているグループはたった2〜3組、取りまく立ち見の客は数十人という光景も、珍しくありませんでした。
立ち見客は、地元の“通”の方たちなのです。きっと。
そうなると、不思議なもので、ステージで演奏する彼ら、彼女らは、立ち見の客の方へ真剣に演奏を聞かせる風情。立ち見客からばかり、リクエストさえ受け付けていました。

画像しかも、夜に入ると広場は、日中の喧騒がウソのように消え去り、隣り合う他のカフェのメンバーの演奏が互いに聞こえ合いますから、あの小さなステージのクアルテットのメンバーらは、互いに腕を競い合う本気モードに入ることもしばしば。金儲け、観光用の『お面」は捨て去って、自らの技術、演奏の腕を本気で披露。。。という情景にも、結構出会えます。。


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そのカフェ群。

あと9年で創業以来300年となる老舗カフェ「フローリアン」をはじめ、同じく老舗の「クアードリ」。
映画『旅情』の冒頭の場面で登場した「キオッジャ」。
さらに、わが相棒が手品のごとくの巧みな紙幣すり替え被害に遭遇した「カルロ・ラヴェーナ」など。
何度かは椅子にも座って、ほぼ毎夜、この広場のカフェで生演奏を楽しみました。
 
サン・マルコ広場の情景も、やさしくたおやかに見えて。
良かったですね。
やっぱり好きです。この街。


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↑ドゥカーレ宮殿とサン・マルコ寺院の間にある、ドゥカーレ宮殿のPorta della Carta(布告門)、ソロモンの審判。
15世紀初め、カナル・グランデ沿いのパラッツォ「カ・ドーロ」を建築したジョヴァンニ・ボン、バルトロメオ・ボン親子によって制作された。現在は、宮殿観光の後の出口として使われているが、共和国時代はメイン・エントランスであった。
↓溜息の橋は工事中であった。


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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
夜のヴェネチアの雰囲気、私も大好きです。
ヴェネチアから出航する前夜にヴェンエチアに入ったとき、多分22:30頃カフェフローリアンに行ったら、hiroshiさんの仰られる通りに中々空いていました。
学会で寄った時も、24時近くのヴェネチアは、昼間と打って変わっての雰囲気でとても雰囲気が有りました。
hiroshiさんの写真の雰囲気、冴え渡っていますね。素晴しいです。ニコスカードのコマーシャルで、大竹しのぶがヒールを抜いて飛ばしすと、仮装した人たちがおいでおいでをするあのコマーシャル。ヴェネチアの夜の街角のコマーシャル、あれ好きなんですよね。hiroshiさんのお写真でまたあの幻想的なシーンを思い出しました。hiroshiさんの夜のヴェネチア、とても素敵です!!
murmur1
2011/04/20 23:26
murmur1さん、今晩は。

夜のあの街。
そうですか? murmur1さんもお好きですか?
お仲間、お仲間
どこか、心安らぐ雰囲気をお感じになりません?
なぜでしょうね? 不思議です。

学会でお立ち寄りになった時って、例の、おっしゃっていた、同僚の男性の先生方とムラーノ島へいらっしゃった時、ですか? 深夜にこの街にご到着なさったのですか? それはまた、ご多忙でらっしゃった。しかし、かえって良かったのかも。観光客で溢れる日中よりも、夜のこの街の方が、なぜか、ムード豊かですものね。

写真。
今年の日記の、あの素晴らしい桜満開の風景をお撮りになったmurmur1さんからそういう風におっしゃっていただくと、とても嬉しいです。
そして、今年の桜の写真、播磨坂も千鳥ケ淵も、ご自宅のベランダから望遠でお撮りになった光景も、素晴らしかった

先生。
カメラの腕前、一段とお上げになっていません??
もう、追いつけない、とつくづく思いました。そのくらい素晴らしかったです。
hiroshi
2011/04/20 23:55
hiroshiさん  お早うございます。

素晴らしいです。夜のヴェネチアの顔は知らないのです。
だからこの素晴らしい夜の画像には、目を奪われます。
大きくクリックで、その良さが勝ります。

溜息の橋の画像の水面に青と赤などの美しい光の映し出すさまは、夢のようなヴェネチアの夜景の姿!!

オペラを筆頭に、クラシック音楽のコンサートでしたか?
オペラ歌手の衣装姿が夢のようだったと推察です。イイナア~~~~

    

広場のカフェで生演奏をも楽しまれ〜 やっぱり陸旅でしかも、フリーの良さを満喫されて〜

流石! 旅の達人のなされ様に、嫉妬の眼差し~~ハッハハハ~~~
たえこ
2011/04/21 11:16
たえこさん、こんにちは。

コメント、ありがとうございます。
藤原さんのサイト、良かったですね。
エラワンさんもお書きになっていましたが、たえこさんのおかげです。 たえこさんに、足を向けて寝られません。

↑ 写真のこと。
写真の先生であられる、たえこさんからおほめいただくと、天に昇る心地です。
しかし。。。
全部、オートで撮っているだけで、すべてカメラまかせ。で。手ぶれ写真は山ほどありますし。。。
それでも、たえこさんやmurmur1先生ら、写真のお上手な方々から、そう言って頂けると、ホントウに嬉しい。ご存知の通り、写真を始めてもう3年半ほど。だが、まだまだ、ですね。たえこさんのあのホテルの写真や、murmur1さんの桜の写真を拝見して、本当にそう思います。勉強します。また教えてください。

>旅の達人

あっはっは←照れ笑い。
それは、ほめ過ぎです。
たえこさんのようにツアーで行く方が楽だと最近しみじみ思っているのですが。。。個人で行くと、安上がりなことが結構多いのですよね。我々夫婦のように、一般庶民向きのホテルのみを泊まり歩きますと。豪華ホテルなど、現役時代のみ。mixiで、ブダペストでの夫婦喧嘩の談を、ひょっとするとご覧戴いたかもしれませんが、今では、お安い二流、三流ホテルばかり。とほほ、です。

中止になったロイヤル・カリビアンをお乗りになるご予定だったんですね? かわりに、今度はどちらへいらっしゃるのか???
たえこさんの次の旅日記も楽しみです。
hroshi
2011/04/21 13:07
hiroshiさん。初めまして・・改名のココンです

夜のヴェネチア素晴らしいです

クルーズも良いけれど、夜の街に繰り出せない一晩、停泊のクルーズって余り知りません。

陸旅だと夜も楽しめて良いな〜〜私などこんな高等術出来ないけれど・・hiroshiさんのアドバイスを頂いて今度出掛けられたら オペラなんぞにも行ってみたいです

雰囲気。ふんいきを味わうだけ^^

あちらは(と言っても余り知りません)夜は暗いですよね私も今回の事で、明るすぎた東京を実感してます

それにしても、陸旅に急遽変更で、アップアップして、どうする〜に2日程は掛かりそうな私ですが・・

こんなに見事に陸旅を満喫する

素敵です。

ミクシィのほうで、陸旅のコミュが沢山有ります。
クルーズしか入ってませんでしたが、最近こちらのコミュニ参加しました。
一緒に参加しませんか
hiroshiさんならカキコの皆さんに良いアドバイスをされるのにと思いますです
ココン
2011/04/21 18:28
ココンさん、今晩は。

ふふふ。

>初めまして・・改名のココンです

と、おっしゃっても、あまり吃驚しません。すっかり、そのお名前に馴染んじゃっていて。

この世の中では普通、「改名」って聞くと、「えぇ〜 なぜ〜? どうしてぇ〜〜?」「結婚したのぉ?」「さては、大金持ちの叔父さんと養子縁組ぃ〜??」などと思うのですが、子と、ネット社会のHNとなると、不思議ですねぇ。「なぜぇ?」とも、あまり思わないですねぇ。hiroshiメも改名しますかねぇ?? 舘ひろしや水嶋ヒロシ、ではあまりにも、、、だから、せめて内山田ヒロシとクールファイブくらいに。

と、冗談ばかり書いていますが、あまりびっくりしないのは、たえこさんのところで拝見したからでしょうね。

>陸旅だと夜も楽しめて良いな〜

そうですよね。街中で夜遊びするならば、やっぱり陸旅ですよね。船旅にはない魅力では、ありますね〜。

いらっしゃる先は、決まりました?
お言葉から拝察すると、以前、一度、hiroshiメが触れた場所でしょうか? あちらならば、クルーズを終えた後、今度は陸旅で、ということが可能ですよね。そして、暖かいのが魅力。5月の末になれば、皆さん、泳いでらっしゃいます。

mixiで、そういうことも出来るんですか?

>最近こちらのコミュニ参加しました。

こちら、とは、あちら?のことですか??
そうなんですか。そういう方々も、結構いらっしゃるのですかぁ。
アドバイス、など出来ないかもしれませんが、そのコミュニティとはどんななのか
興味津々です。
hiroshi
2011/04/21 20:07
mixiは日本最大のSNCだけ有って、色々なサービスが面白いです
私のトップページに行き、参加コミュニティーで、興味が有るのがあれば、そこをクリックして下さい。
参加しても良いと思えば、参加して下さいマ
藤原さんのコミュも有りましたが・・こちらは残念ですモ
Twitterのようなつぶやき機能で、呟く事も出来ます
ココン
2011/04/22 08:59
ココンさん、こんにちは。

お!
携帯ですね〜。
そうですか、また、ひょっとすると、ただ今、お隣にご滞在中ですか?

お返事遅れ、すみません。
ちょっと出かけていて、ただ今帰宅しました。

さっそく、のぞかせていただいてきました。
なんとまァ〜。凄い賑わいですね。どのコミュニティも。とりあえず周遊のを5分ほど、のぞかせていただきましたが、中味を知るには、ちょっとじっくり拝見しないとよくわかりませんね。
おいおい、勉強させていただきます。
ありがとうございました。
hiroshi
2011/04/22 16:40

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