潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 荘厳に雰囲気一変。バシリカとなった聖家族教会。

<<   作成日時 : 2011/06/04 21:37   >>

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5月12日。
バルセロナ港。
俗にクルーズ船ターミナルと呼ばわれる、マッリョリエンタル(Moll Oriental)の第二A埠頭、ターミナルAから、HALの「ユーロダム」(86,000トン)に乗船しました。


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昨年秋に続いて、またまた、モンジュイックの丘から眺め下ろしたバルセロナ港。今度は「ユーロダム」。


画像この日のクルーズ船の接岸は、ターミナルDに「ノールダム」(82,000トン)。計、HALの船2隻だけでした。

さかのぼる7年と5日前。
つまり、2004年5月7日。ヴェネツィア、マリッティマ港で、生まれて初めて、クルーズ船なるモノに乗船したあの日から、やっと2度目の「HAL」の船、乗船です。
あの日、あの時。なんと興奮したことか。なんとクルーズ船に魅せられたことか。。。

あの興奮、感動、感激、酩酊は、何に対して、であったのか。わが心はまた、どうして、なぜ、あんなにもときめいたのか?
あの感動は今回もまた、同じようにわが心にやってくるのか。。。

そういうことを思いつつ、トラベル・ドキュメントやパスポートなどを握り締めながら、チェックイン・カウンターへと急ぎました。


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さかのぼって。
バルセロナを観光したのですが。。。
やっぱり、この街では、こちらが一番の見どころでしょうか。これまで何度かこちらを訪ねていますし、わがブログでも「覚え書」してきています。
サグラダ・ファミリア。


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サグラダ・ファミリアの塔は、現在ただ今、まだ8本しか完成していないが、完成予定の2026年、つまり15年後の完全完成時には、イエス・キリストを象徴する高さ170メートルの主塔をはじめ聖母マリアの塔、ヨハネ、マタイ、ルカ、マルコの4福音記者・エヴァンジュリストを表す4本の塔、さらには12人の使徒の12本の塔と、計18本の塔がバルセロナの空に屹立するのだという。

そして。
ほぼ半年前。
以下のごとくの記事が、世界の通信社や新聞社の間で流れました。

【11月8日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、83)は7日、スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州のバルセロナ(Barcelona)で、カタルーニャの建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)の代表作、サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)を正式に教会と認定する聖別のミサを行った。

 サグラダ・ファミリアの大聖堂で神父や司教ら6500人が参列して行われた聖別ミサでは、800人の聖歌隊による歌声が響き渡るなか、法王が聖堂に聖水を注ぎ、同教会は着工から128年目にして法王庁が認定する上位の教会「バシリカ」となった。


画像こちらにとって。
とくに今回は、ニュース記事を上に引用したように、ローマ法王によって正式にバシリカ(上位の教会)として認定された後、初めての観光、入場でした。
やっぱり、バルセロナへ入って、こちらへ行かないわけにはいかない。



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ご降誕のファサードを背に、中へ入った堂内天井の光景。右手は祭壇、正面はご受難のファサード、左手は未だ未完成の栄光のファサード口。


中へ入って。
少々感動しました。

ガウディ・ファンの方々は数多いもので、あまりこういうことは書きたくないのですが。。。
自分は、ガウディの建築はそれほど好みではありません。

理由?
極めて荒っぽい言い方で何ですが。。。
17〜18世紀のフランス宮廷服飾史のごとくの、フリル、リボンのいっぱい付いた、派手派手ファッションか。
はたまた、19世紀のアールヌーボーか、20世紀初頭、アメリカで流行したチャールストンをバックグランドミュージックに一世を風靡したアール・デコ風な飾り紐、ちゃらちゃら満艦飾か。。。

自分は、シンパではありますが、洗礼を受けたクリスチャンではないし、ましてやがちがちのプロテスタントでもないのですが。。。そんな、無駄な飾り、言葉は悪いですが、虚飾に満ちているような派手な飾りが、少々気に入らなかったのですが。。。

はい。
建物は、すっきり、きりっと締まって質素素朴で、無駄な飾りがない方が好きです。

で。
ガウディの各作品は曲線、曲線、ついでフリル、リボン、ワケのわからない突起や造形物がいっぱいで。。。

確かに、大自然には、直線はない。
その通りではありますが、もともと建築とか街づくりとか絵画とか彫刻とか、身近な例では服飾とか料理とか、それらはすべて、自然が創り出したものではなく、人間が工夫、造形したものではないですか。自然を模倣する必要など、どこにもない。。。

と。
かく思い続けていたのですが。
ところが、ところが。


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今回、正式に教会として認可されて、近未来的な手法とはいえ、カトリックの手法に元ずくその手の飾り付けと内装が施されたサグラダ・ファミリア内に入ってみて、実にびっくり。

まだ工事中であった時代には、どこかの遊園地かグエル公園並やカサ・ミラのごとくのちょっと凝った建築物としか見えなかったサグラダ・ファミリアが大変身。

厳かで神聖で、心が落ち着いて、名だたるこれまでの古いカトリックの大聖堂や教会に負けじ、劣らずの雰囲気に包まれていました。
「これならば、真摯なクリスチャンはしっかりと神と対話出来るのだろう」。そう思わせる敬虔な雰囲気が堂内に満ちていて、すべてデッサンを先に残していたと言われるガウディの先見性に、ただただ驚嘆しました。


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と。
建築学はもとより宗教でも歴史でもとんとモノの知らぬ門外漢が、えらそうに。
生意気な印象記、走り書き、でした。


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後塵の上部の屋根上の工事作業者は、完全に登山服姿。あたかもロッククライミング中のいでたち。屋根の上には、さまざまなフルーツの盛皿を象った飾りつけが並び始めていた。

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コメント(10件)

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>hiroshiさん。お出かけでしたか^^
>ヴェネツィア、マリッティマ港で、
こちらの出港風景って特別じゃないですか・・
私も初めてが、こちらでしたが、それまでゴンドラに乗せてくれないと・・夫にプンプン怒ってました。
ドラの音と共にオレンジが遠ざかる光景にゴンドラなんて・・〜〜って思いました。(負け惜しみ)

それ位に感動でした。偶然隣に居た日本人の奥様(という表現がぴったりの方でした)がそんなに感動してたらフィレンツェに行ったらどうなるのかな〜と・・

ヨーロッパは良いですね

はまるの分かります。

ガウディは、絵で見てる時は何だかね〜って思ってましたが、実際に観て・・感動と驚きでした天才だと思います。

そしてそのサクラダ・・
前に行ったから、今回パス〜のお馬鹿夫婦です

この次には入ります。素敵です。

こんなんでは、怒られるかな・・敬虔なクリスチャンさんに(__)

ココン
2011/06/05 00:35
ココンさん、おはようございます。

ヴェネツィア。
おっしゃるとおり、特別な味わいがありますよね〜。

>ドラの音と共にオレンジが遠ざかる光景にゴンドラなんて・・〜〜って思いました。(負け惜しみ

いやいや。
おおせ、ごもっとも。負け惜しみなどでは、絶対にありません。100%、同意見です。ゴンドラから眺める風景など、出港時のクルーズ船のデッキから眺める光景に比べれば、月とスッポン、割れがねに閉じ蓋。あ、ちょっと喩えは違うか。。。が、まぁ、そのくらい違いがありますよね。

サグラダ・ファミリアの、正規の教会となった雰囲気は、hiroshiメにとっては、それは、それは。。。の大違いでした。想像力のある方は、ローマ法王のやって来る前でも、正規のバシリカとなった以降の姿をご想像できてらっしゃったのでしょうが。。。こちらには、目からウロコ状態。あまりの雰囲気の変わりように、ただただ驚きでした。

おっしゃるとおり、ヨーロッパはいいですね〜。
映画「シェルブールの雨傘」の舞台、今回、ようやく訪ねることが出来ました。初めての街なのに、映画のせいでデジャ・ビュー感覚が強く、なんだか懐かしかったです。いずれ写真を載せますので、お暇な折に覗いていただけると嬉しいです。
hiroshi
2011/06/05 11:29
やはり、hiroshiさんのブログをよ〜〜〜く勉強してから
サグラダファミリアに行けば良かったです〜〜!
本当に勉強になります。お世辞では有りません。
前回の日記のお返事を下さりました様に、東日本大地震=日本全部の様にお感じなられるみたいですね。
バルト海に行った時、先生に(hiroshiさんもご存知の様毎日Dr.s officeに行きましたので)東京で大地震が有ったぞ、大丈夫か?って言われました。びっくりしてググったら仙台の地震で、東京は問題有りませんでした。場所が違うと言うと、ふ〜〜ん、なのですね。放射能汚染は、実験の時に隔離室でガイガーカウンターを脇に置いて実験していたので
身近だっただけです。私の知識なんて。ヨウ素も31Pも使っていたので、あのガイガーカウンターの鳴り響く『ががががが〜〜〜」音を聞くと複雑な思いです。
シェルブールの雨傘はポールモリア楽団の音楽を良く聴きましたです。
これからの旅行記がとってもたのしみで〜〜〜す!!
murmur1
2011/06/05 15:03
murmur1さん、今晩は

昨日は、国会を見下ろすあちらでご滞在?であったのでしょうか?? ご実家かな? と思っていましたが、お書きの最近の記事を拝見すると、ひょっとするとあちらかな? そう、思ったりしながら拝見、同感、同感と雄叫びを上げていました。

あはは
ちょっと、それは買い被りでらっしゃいます。
サグラダ・ファミリアのハナシ。これまで書いてきたことでお見通しの通り。知らないのです。今回訪ねて、初めてガウディの先見性に気づいたくらいですから。。。

>放射能汚染は、実験の時に隔離室でガイガーカウンターを脇に置いて実験

ほほぉ
ということは、被検体が放射能汚染されている可能性のあるモノも、時にはお使いになる、ということでしょうか? 医学界のことは初歩的なことも知らないもので。。。きっと、的外れな想像とご質問を発したのでしょうね。どうぞ、ご返事は無用です。ネットで勉強してみます。

>シェルブールの雨傘はポールモリア楽団の音楽を良く

ああ、そうかぁ
そうですよね〜。あの楽団の曲ですぐにエーゲ海やオリーブ、○×ワインを連想しちゃうんですが、CMに毒されているのかぁ
フランスの楽団らしい、そんな曲も彼らは演奏していたですよね〜。

旅行記、お暇な折に覗いていただければ、大変に嬉しいです。
hiroshi
2011/06/05 19:45
お返事は無用との事ですので、ここで独り言なら、かまいませんか?(笑)実験の時に、ガイガーカウンターを置くのは私達が、放射性物質で回りの物を汚染させないためになんです。
放射性物質(液体)は、人間のリンパ球に混ぜる時に使ったりするのです。で、使った放射性物質を回りにこぼしたりして、床とか自分の白衣とかに付けたまま、私達が隔離室から出ちゃったら、他の人とか、物を汚染しちゃうので、常にガイガーカウンターと、放射線量をはかるカウンターを胸のポケットに差して、実験するんです。妹の友人が、放射性物質、これって液体なんですけど、自分の私服のパンツと白衣に落としちゃって、その隔離室で管理者の命令で、全部洋服を脱がされ、靴と靴下だけになって、素っ裸です。(プププ)妹が何か着る物を隔離室に持って来てくれって言われた事が有ります。その後、その彼は除線のために、放射線管理者の見張られている前でシャワーを浴びさせられました。もっと、そこ、洗えとか言われながら、あられも無い姿を人に見せたと落ち込んでました。私達でさえそんな風に厳重に管理されるのですから、原発の方々は大変ですよね(涙)
murmur1
2011/06/05 20:34
murmur1さん、

あっはっは。

面白いお話を、あ、いや、お仕事の裏で緊張の状況が展開される?、厳粛な? お話を、実話を交えてお聞かせいただいて、誠にありがとうございます。
それにしても、うっふっふ。←思い出して、またまた笑い出しています。

murmur1さんのブログを拝見してきたばかりでして、実は、これから少し勉強してみようかと思っていたところですが。。。おかげさまで、迫真的なお話でしっかり勉強しました。

最初は、例のアレを飲んでx線解析などで胃の具合を調べる、あれの関連かな、などと思っていたのですが。やっぱり素人は素人、ですね。

murmur1さんの新しい記事のコメント欄で書き残してきたのですが。。。目からウロコ、でした。罪悪感でこれまで遠慮してきた料理写真が、これからはガンガン撮れそうな気がしてきました。感謝です。
hiroshi
2011/06/05 20:53
hiroshiさん こんばんは

サグラダファミリアの見事な写真と解説、ありがとうございます。
いつの日にか、この地を訪れてみたいとず〜っと思っていながら実現していない私達なのです。
hiroshiさんのブログで勉強勉強!!
いつもながらの教養溢れるご当地解説を、食い入るように読ませていただいています。
ぽんぽこりん
URL
2011/06/05 23:53
ぽんぽこりんさん、今晩は。

あっはっは。←照れ笑い、です。

教養溢れる、などと、実態とは雲泥の差の、事実無根のお話をうかがうと、恥ずかしくて恥ずかしくて、いたたまれません。

バルセロナ。いいところですね。カタルーニャは、よく言われるようにフランス南部の雰囲気が何となくあって、バスクと同じく、こちらの好きな地方です。ぽんぽこりんさんも、ぜひぜひ。
hiroshi
2011/06/06 22:14
こんばんは。hiroshiさん

サグラダファミリアとっても素晴らしいですね。見ることができてとてもとても嬉しいです。私は、2026年に完成予定だと聞いて、その頃に絶対行きたいなあって思ってました。
なので、今回このような写真を拝見できて本当に嬉しいです。神聖な教会内も拝見できて、感謝です〜
イエスキリストの慈愛を感じ、神への祈りをするのにふさわしい場所ですね
あおちゃん
2011/06/08 23:37
あおちゃん、今晩は

今日は朝早くから出かけていて、お返事遅れました。申し訳ない

サグラダ・ファミリア、なかなか素晴らしい教会になっていました。2026年といわず、もっとお早く、どうぞ、どうぞ
今度いらっしゃるご予定の場所からだと、日本から行くよりもかなり近いのでは? 英国などからのお仲間にも、向こうでお逢いになることはあるのでしょうね。少し長めの休暇を取れるような日々があるのならば、サグラダ・ファミリアでなくても、ぜひ、良き旅をなさってください。

あおちゃん、ただいま、いきいきなさっているように感じます。ブログを拝見していると。
とてもいいことだと喜んでいます。
hiroshi
2011/06/09 19:22

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