潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 「本物」のフィッシュ&チップスも。ジブラルタルの街。

<<   作成日時 : 2011/06/27 16:17   >>

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ジブラルタルは、タックス・ヘイブンの土地です。

だから、どうだって?
。。。そうですね。
タックス・ヘイブンの土地、と言っても、こと、クルーズ船の行く港としては、さして珍しくはない、ですよね。

とくに。
カリブ海やヨーロッパの港を巡る海域では、掃いて捨てるほど、そのような土地は多い。買い物天国、と言われる港が、クルーズ・ルートの停泊港にはなぜか、多いです。よね〜。


画像

ジブラルタルの中心街は、文字通り「メインストリート(Main Street)」という名の、長さ、南北およそ1300メートルほど、幅およそ4〜5メートルほどの、小さな“歩行者天国”だけ。
商店の並ぶ繁華街は、この通りのほかには、海側に2本あるだけ。
ジブラルタルは、エリア全体で東京・中央区の半分ほど、TDL5つ分ほどの面積しかない。これだけの広さしかない「国」なのだから、当然と言えば当然、なのかも。



画像というわけで。
前回にこちらへやって来た時にも「買い物天国」、と聞いてはいたのですが。。。

少々へそ曲がり、人間なもので。
それ、買え、やれ、買え、買え、などと。「タックス・ヘイブン」という言葉を聞くと、尻を叩かれているような気がして。
何も買いませんでした。
グランド・ケイマン島やガーンジ島、バハマなどに上陸した時と、同じです。

画像そして。

店頭に並ぶ、左写真のロイヤル・アルバートの「オールド・カントリー・ローズ」シリーズをはじめ、ウェッジウッドの「ブルージャスパー」シリーズ、エインズレイの「エリザベス・ローズ」シリーズなど、英国製の陶磁器。
ジブラルタル特産のクリスタル・ガラス製品、宝石類など。

ジブラルタルの店先の方々に悪いですが、前回も今回も、安いとか、これは値ごろだとか。そんな印象は皆無。
タックス・ヘイブンの余禄やメリットなどは、まったく感じませんでした。


画像多分、こちらが、財布の紐を緩めるどころか振りほどいても、予算の上限○×円程度しか組みようのない、庶民クラス、だからでしょう。
、ン十万円とか、ン百万円とかの大金を右から左にポンと動かしてお買い物なさるゴージャスな方々には、ひょっとすると、ほんとうにヘイブン、なのかもしれません。

いや、ここで使った「ヘイブン」は『天国』の方のそれ、です。「タックス・ヘイブン」の、本来の『避難所』の意味では、使っておりません。


画像そしてメイン・ストリート周辺では、観光名所も、アッパー・ロックと異なり、名のある見どころはありません。

で。
混乗タクシーをメイン・ストリートの一角で降りた後は、ぶらぶら。
教会を覗いたり、お茶を飲んだり、アイスクリームを食べたり。。。
その後、シャトル・バスを利用せずに、クルーズ・ターミナルまでおよそ10分ほど、のんびりと歩いて帰りました。


画像昔、18世紀。スペイン軍、フランス軍がジブラルタルを3年余り取り囲んだ大包囲戦で。

スペインの砲撃部隊は、ジブラルタル領内の、10世紀前後から続く歴史ある教会や建物のうち、アラブ風のそれやタイル画とオレンジの林を持つ中庭(パティオ)を備えたスペイン風のそれを、集中的に狙って砲撃したそうでです。

で。
古い伝統を持つそれらはかなり瓦解したそうですが。。。

訪ねると。
この街には今でも、アラブ風なそれやスペイン風なそれ、英国風の街並などが混在しています。



画像

↑ 前を走る「ユーロダム」のショア・エクスカーション・バスの左手に見えるのは、カトリック教会のサクレド・ハート教会。付近には、かすかにスペイン風な建物群がいくつか残り、スペイン時代の雰囲気を醸す。
↓ メイン・ストリートよりも1本山側に、英国風な建物群が並ぶ街筋。

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メイン・ストリートのほぼ中央付近に、一体の銅像。
ジブラルタル守護のため、要塞を造った英国陸軍工兵隊の像、とありました。

その小さな広場に、1本のジャガランダの木。頭上に、まだ紫の花は残っていました。

広場前には、カテドラル・セント・マリー・ザ・クラウンド。英語名をそのまま書き込んだが、カトリック系と聞くから、栄光の聖母大聖堂、と書くべきなのかも。
祭壇の聖母像は、誰の手に成るものか判りませんでしたが、神々しいほど、素晴らしい聖母像でした。

ちなみに、こちらの教会でもパティオはありました。ただし、メイン・ストリートの幅員拡張時に半分ほど削り取られた、そうで、アズレージョ、ッと、スペインですから「アズレホ」=タイル画=、ですか。そのアズレホしか残っておらず、オレンジの木々は皆無でした。


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画像



メイン・ストリートを大陸側、スペイン側に向かって北に。
その最北端に位置するのが、ケースメイツ・スクエア。日本語にすれば、砲台、あるいは砲郭広場、くらいに訳すればいいのでしょうか。

昔、弾薬が収納されていた英国陸軍の倉庫跡、事務棟跡を取り囲むようにちょっと広めの広場が一つ。

南を眺めると、メイン・ストリートの街並が見えます。

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東を眺めると、前回に訪ねた、地下に大包囲戦トンネルの広がるザ・ロック、ターリクの山の北峰。

周囲には、昔の倉庫群などに飲食店やみやげ物店。
笑っちゃったのですが。。。

「本物のフィッシュ&チップス、ありますぞ〜」の看板。

パエリヤやジェラートなどには「本物の。。。」の注釈はありませんから、売り手側の意識は、本当は、やっぱり、すぐそば、地続きのご近所スペインや、南フランス、イタリアなどと共通する「地中海圏意識」が売り手側にあるのか?? 
それとも、英国人の観光客が多いから、英国人相手のセールス・トークなのか???

ははは。
でした。

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先ほど、何も買わなかった。。。と書いたが、家族への土産用に、猿のぬいぐるみ一体だけ、こちらの広場の店で買っちゃった。。。


この広場の、クルーズ・ターミナルに通じる道筋に、18世紀に造られた要塞が一つ、ありました。
そして、この要塞前がシャトル・バスの乗り場でありましたが。。。
「ユーロダム」はもう、目と鼻の先に見えていたもので、歩きました。


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画像そして、↑ の写真の車をご覧戴くとおり、ジブラルタルの車のナンバー・プレートは、フロントのそれが地色白色のユーロ・プレート、つまり縦10センチ、横約50センチサイズ、左端に青のユーロ・マーク入り、だけれども、後部は地色黄色のそれ、という、そっくり、左写真のロンドン・タクシーのごとくの、英国風でした。


前回に訪ねた時に聞いたのですが。。。半世紀近い昔は、通行の仕方も左側で、本国並であったのだとか。
現在はヨーロッパの大陸側各国同様、右側通行。

画像画像画像
画像画像画像


だが。

ナンバー・プレートは、↑写真、上段左端の、ジブラルタル隣国のスペイ方式とはまったく違いますし、↑写真で、そのスペイン右側の、両サイドに青スペースが入るイタリア式や3年ほど前から同じイタリア方式にチェンジしたフランス式とも違います。
ましてや、大包囲戦などで共に戦った、↑ 下側写真左端の、前後プレートとも地色は黄色のオランダ式後部、前部の画像や、右端の赤字のベルギー式とも、違っています。

とまぁ。
そんなことは、どうでもいいのですが。。。
ちょこっと、趣味、というか、個人的な好奇心の対象のハナシ、でした。


画像



最後に。
この方がなくなった、そうですね。

このブログで、いつか、昔。
映画やテレビ・ドラマで知った、ジェット機時代到来前の、大海原を行く船の時代、オーシャン・ライナーの時代に、強い憧れを持った、ということを書き止めたことがあります。当然、クルーズ船なるものの存在を知らなかったころ、のハナシですが。。。

その、憧れを形作った作品の一つが、彼の人気シリーズ作品の一作「刑事コロンボ・歌声の消えた海」(原作=Troubled Waters)でした。

NHKでの放映当時は、確か、新年だった?かな。とにかく、当時は仕事が大変忙しかったのですが、その多忙の合間を縫って家族ともども旅行に出かけることに。当時は、盆暮しか、なかなか休めなかったもので。。。楽しみにしていて当日に観ることが出来ないので、録画撮りし、帰国後に何度も繰り返し、眺めた思い出が。。。

刑事コロンボは、米国、NBCで当時、日曜日放映、サンデー・ミステリー・ムービーというタイトルで、刑事ものシリーズの一環として放映されていましたが。。。

やっぱり、その後日本で放映された、声の吹き替え、刑事コロンボ役・小池朝雄さんのあのはまり役、というか、はまり声というか、魅惑的な“コロンボの声”と。日本放映時のオープニング・テーマ曲となった「Mystery Movie Theme」の方。

こちらの方が、NBC版よりもいかにも「コロンボ」的で、こちらこそホンモノ、という感じ。
楽しめたですよね。

画像ちなみに。
クルーズという旅形態を知って、のめりこんで後、知ったのですが。。。

あの当時、ロケをした客船の所属会社は、プリンセス、であったそうですね。当時、米国で人気に火がつき始めた、アカプルコを訪ねるメキシカン・リビエラ・クルーズが、モデルであったのだとか。

そしてまた。もう一つ、雑談。

刑事コロンボ、ピーター・フォークさんは身長175センチだったとか。
映画スターでは、ジーン・ケリーとかロバート・デ・ニーロとかと並び、欧米のスターとしては比較的に小柄な方で、あった、ようです。
といういことで。わが背丈ともほぼ互角であったもので、より親しみを感じていました。

あのころ。
よく真似をしていました。

「うちのカミさんがねぇ〜」。

いま、このブログで「相棒が」などと記していますが。。。
書いていて、イメージはやっぱり「カミさんがねぇ〜〜」って、しゃべっている心持ち。






刑事コロンボ、殿。ピーター・フォーク殿。
楽しませていただきました。
ありがとうございました。

 


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コメント(6件)

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今日も、お仕事がんばって帰って来たでありんす。

行った事の街を歩かせて頂いている様で、ホント楽しいですね〜〜。自分も散歩している気持ちになれました。
ありがとうございます、hiroshiさん。
お猿さん、買われたんですね。これ、絶対に、かい!です。私も絶対に買ってると思います。
さすがhiroshiさん。ヨーロッパで運転をされる方ならではの目の付けどころ。ふむふむ、読みました、眺めさせて頂きました。hiroshiさん、やっぱり洞察力凄いです。
続きも楽しいにしてますね。

そして、なかなか、仁症候群から抜けられなくて(汗)
先週末、医局の同門会が有りまして着席の会だったので、両隣、斜め、皆で。おい、みてるか?見てる見てるって、同年代の久しぶりに会う連中と、うなづきあいました。
3年の構想を経て、2年間放映されただけ有って、秀作のドラマだったですね。ツイッターの仁の所を見ると若い方も、沢山コメントを残しておりましたよ。まだまだ、日本も熱い若者が居るんだって嬉しくなりました。100年以上もの時空を超えて咲様の思いが通じて本当に良かったと思いました。綾瀬はるかさん、以前から私好きなんです。友人(♂)に言わせると、色気を感じないって言うんですけど、あの清潔感がすきです、私は。
私、本当に坂本龍馬の勉強をしようと思って、この週末本屋さんに行くつもりです。

あ、すいません。hiroshiさんのブログでこんな余計なおしゃべりを。
申し訳有りませんです。ご無礼致しました。。

もどるぜよ、勉強に・・・・
murmur1
2011/06/28 20:09
先生、お帰りやーよ。おだれさまじゃった。

勉強も、しっかとなさるべし。

と。
まだまだ余韻に浸っていますね〜。
本当に、久々、堪能しました。
murmur1さんにとっては、さまざまな意味で、我が比ではありませんでしょうね。あのドラマの残した、熱さ、重さなどは。。。

そして。
そうですか? 

>ツイッターの仁の所を見ると若い方も、沢山コメントを残しておりましたよ。まだまだ、日本も熱い若者が居るんだって嬉しくなりました。

心強いオハナシです。そういう若い方々が結構いらっしゃるとすれば、日本はまだまだ、見捨てたものではありませんね〜。

>綾瀬はるかさん、以前から私好きなんです。

うん。
確かに、確かに。
正直言うと、hiroshiメは、仁までは知りませんでした。あの方。が。ファンになりました。そして、なんとなく、murmur1さんご姉妹を連想しちゃって。。。あの方を拝見すると。そんな印象でした。

車のナンバープレート。面白いです。
数字とアルファベットの組み合わせ方も国ごとに少しづつ違いますしね。

ただ、最近は、似たナンバープレートの国が増えてきて問題も起きているようですね。フランスの車だと思っていたらイタリアの車だった、というような。。。

ヨロッパって、クラシックカー、ヒストリックカー・ファンの方が結構いらっしゃって、古い車に時折、お目にかかりますよね。あのナンバープレートが面白いです。プレートの地色も紺色、青色など、文字も白色、黒色、緑色など、昔のその国ならではの古いナンバープレートが、今も生きているのですね。

旅先で見つけると、たいがい写真に残しています。
hiroshi
2011/06/28 21:27
hiroshiさん   こんばんわ〜

ジブラルタルは未知の国なんです。300年もの間、イギリス領ですか?
検索して知りました!! 
ひとつ利口? ばかですね〜私!!

タックス・ヘイブンと言うのすら知らなかったんです。
オオ〜〜 恥ずかしい。

>カリブ海やヨーロッパの港を巡る海域では、掃いて捨てるほど、そのような土地は多い。
そうでしたか? それも知らないなんて〜〜 ふふふ

買い物はあまりしないので(懐が寂しいんですから〜)

美しい親子の歩く姿に見惚れて居ます。
明るい画像ですね〜 素敵です。   
たえこ
2011/06/28 21:30
たえこさん、オバンです〜。

韓流スター、たえこさんもあまりご存じない(ご関心がない)とお聞きして、ちょっと心強い思い、でした。NHKのあの番組以来、日本では女性層を中心に、韓国ブームですよね。hiroshiメは、頭が悪い?せいもあって、なかなかあちらの俳優の名前が覚えられず、わが家の連れ合いや娘、孫から、ちょっと小馬鹿にされているような気がしていたのですが、たえこさんも、どうもお仲間らしいと知って、少々嬉しかったです。

ジブラルタルは、どうなんでしょうね〜。
観光的には、あまり見るべきものはないのではないでしょうか。ココンさんといつかお話になっているのを横目で拝見しましたが、やっぱり、どうぜあのあたりに行くのならば、hiroshiメもコスタ・デル・ソルの街の方が。。。アンダルシアの街々の方がよほど魅力的だとお思いになりません?

>美しい親子の歩く姿に見惚れて居ます。

あれ。
実は、ブログに載せるご了解など、いただいていないのです。
タダ、通りすがりの方であったもので。。。
で、載せるかどうか大分迷ったのですが。。。少々加工して、ええい! と載っけちゃいました。
hiroshi
2011/06/28 22:05
こんばんは。hiroshiさん
ジブラルタル!!ってとっても小さい国なんですね。
ウガンダへ行くのに、世界地図を買ったので、すぐ調べてしまいまいした〜。最近は、この世界地図を見るのが楽しくてしょうがないんです(@^0^@)
知らない国とか見つけると、嬉しいです。最近はもっぱらアフリカ大陸をよく眺めてますけどね
車のナンバープレート面白いですね!!国によってカラーも違うし。さすがhirohsiさん!勉強させていただきました。おさるさん!!とってもかわいいですね
買い物天国と聞くと、私はやはりお財布のひもがゆるんでしまいそう。。。です♪
あおちゃん
2011/06/29 22:45
あおちゃん、おはようございます。

始まりましたねぇ〜。
待ってましたぁ
オーストラリアの旅編。

初回は、シドニーの街中を楽しく拝見しました。
ハーバー・ブリッジとか、とても懐かしかったです。
あの橋は、時間的に、行きと帰りとで車線本数が変わるでしょ? だから、日本から行って初めてあの橋を通ると、ちょっとどぎまぎします。行く時は3車線だったのに、帰りは違っていて、あれれ? ということも。

そうですね。
アフリカのハナシ。

これまでは、地中海沿岸のアフリカ辺りしか関心がなかったですが、最近は、あおちゃんの影響で、中部、南部もニュースで時々、話題になったりすると、地図を広げています。

あおちゃんの旅日記、次回は、ビーチと海ですかね?
楽しみです。
hiroshi
2011/06/30 11:32

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