潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS またもベネチア、「旅情」の世界。4番目の宿。

<<   作成日時 : 2011/08/23 14:55   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 6

 
 
今回もまた、しつっこく。
引き続き、ヴェネツィア、のハナシを。
昨年秋に訪ねた折の、積み残し「覚え書」談義です。


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画像ハナシの中身は、何か? 

相変わらずの、映画「旅情」談義。
ロケ地巡り第16回、名づければ「第4のフィオリーニ荘!?編」です。

少々文章が長い上、いささかマニアック、悪く言えば偏執狂気味な「覚え書」でもありますので、ご関心のない方々は、どうぞ、このあたりでパスしてください。ただただ、ウダウダ、長い文章が続くだけ、うるさいだけです。

お訪ねいただき、ありがとうございました。次回に、また、よろしく、お願いいたします。

左上の地図を拡大してご覧ください。以下で書き残した内容の、それぞれの所在地を表記しています。


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画像第一の宿、ペンション「フィオリーニ荘」として広場にセットが組まれ、カメラが回されたサン・ヴィオ広場。カナル・グランデが見える。下写真は、同じ広場を、アングルを変えて撮影。


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さかのぼる2年半ほど前。

映画「旅情」で、主人公に扮したキャサリン・ヘプバーンが宿泊した「フィオリーニ荘」として描かれていたロケ地巡りの話題を、←こちら、クリックしていただくとご覧いただける、色の変わっている「覚え書」に書き残しました。

その時に、こちらの無知蒙昧ぶり、というか、知らなかったことを、コメント欄でお教えいただき、助けてくださった方がいらっしゃいました。

その方。
今も、このつたない「覚え書」をご覧いただいているでしょうか?

ハンドルネーム「北極さん」。
あの節は、まことにありがとうございました。


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画像第一の宿のロケ地、サン・ヴィオ広場を、カナル・グランデと反対側、ザッテレ方向を眺めると、こうなる。これまで何度か映画のシーンをお借りしているし、自分でも撮影して、その写真を何回か載せているが、今回載せた写真は、いずれもそれとは別で新しく、2010年10月撮影分。



北極さん。

実は、昨秋、行ってきました。
お教えいただいた、あのホテルへ。
周辺やホテル内を歩き回り、付近の雰囲気や街並みの味わいを、楽しんできました。


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画像第四の、実在の「フィオリーニ荘」だ、いや、そうではない、と、ネット上で情報が入り乱れる、実在の「ペンション・アカデミア」のある一角。小運河(リオ)の左側、茶色の外観の建物がそれだ。


おかげさまで。
もう「ひと昔半」ほど昔になりましょうか。
まだ元気に仕事をしていたころ、何とか長めの休暇をひねり出して、映画「旅情」ロケ地の“追っかけ”に夢中になっていた、若かりしころ。。。

と言っても、現在よりもいくらか年齢が低かった、というだけの、中年⇔老年端境期時代、程度の「若さ」ですが。。。

その若かりしころを想い出して、この年、秋のヴェネツィア訪問は、わがテーマ、目的が多彩に広がり、とても楽しかったです。

画像で。
どうであったか?

映画は、あのホテルでもロケされ、フィルムは回されたのか??
ホテルは、映画「旅情」のロケ地であったとの確認が取れたのか??

本当は、ヴェネツィアから帰った後、真っ先にご報告「覚え書」を載せようか、とも思ったのですが。。。
いろいろと逡巡し、今回まで延びちゃいました。

結論です。
残念ながら、ロケ地、として、確認できませんでした。

理由の第一。
訪ねた日、経営者もしくはそのご家族など、往時を知る、事情にお詳しい方は不在でした。
第二。
しかし、その場で、偶然出会った同じ「旅情」ファンの方と情報を交換して、どうも、誤解があるようだと推測できるような、いくつかの情報を入手しました。



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画像ホテル・アカデミアの周辺は、ヴェネツィア本島では、東端のサン・ピエトロ地区や北端のゲットー・ヌーヴォー、西端の、マリッティマ駅港を抱えるサン・ニコロ地区などともに、観光客はそれほど多く訪れない、ヴェネツィアの庶民的な表情を垣間見えるエリアだ。


で。
ホテル内の写真や周辺の街並みの写真だけを撮影して、また後日にホテルのオーナーに面会を申し込み、確認しよう。そういうつもりで、ホテル、フロントを離れたのです。

それは、どういう経過か?

実は。
こういうことでした。

「知らない」「わからない」と語る、まだ若いフロント・スタッフと話しているやりとりを耳にしたのか、宿泊客の一人、もちろんアメリカの方でしたが、ホテルを離れようとしているところで、ホテルの前でその方につかまりました。
わざわざ、ロビーから追っかけてきてくださったのです。

そして。
「そうだよ、こちらが、そのペンションだよ。ネットで調べて御覧。そう書かれているサイトが無数にある」。
こう、教えていただきました。

帰国後、調べてみると、事実でした。


画像ところが、ところが。引き続き、あのホテルで。

今度は、そう話し合っている我々の横をお通りになったご夫妻が、その話の輪に加わられて。
「違うと思いますよ。我々は、こちらで泊まるのはこれで3回目で、最初は皆さんと同じようにそう思っていたのですが、同じくネットで調べると、違う、というサイトが結構あります。詳しく、よく調べられており、信用できそうな話も目にしました」と。。。

帰国後、調べてみると、これも正解でした。


で。
その時以降、滞在中は「旅情」追っかけ熱が、なんとなく、ひいちゃって。。。
結局、あのホテルは以降、訪ねませんでした。



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画像第二の「フィオリーニ荘」ロケ現場は、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の西側。窓を開けると、ジュデッカ運河越しに、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が見える。


本場、アメリカの「旅情」ファンの方たちのお話をうかがったこともあって、帰国後、英語のサイトを少々時間をかけて調べ回ってみました。

聞いた通りの結果でした。

たとえば。。。
良くこれだけ、ご存知だな! 詳しく教えていただけたなぁ。写真も素晴らしい。
かく、感嘆したのが、このサイトです。


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画像同じ、サルーテ教会近くの小運河を望む、こちらで「第二のフィオリーニ荘」としている一角での撮影だが、マッジョーレ教会を望む上の場面の場所と、微妙に位置が異なる。多分、小運河一本分だけ東より、の位置。カナル・グランデ側の、サルーテ教会が望める位置である。



ご覧いただく通り、こちら程度のレベル・ローのブログと異なり、実に緻密なご紹介ぶりです。

その中の、紹介文。

「I read over and over in different blogs,。。」
で始まる一文をご覧ください。

あまり英会話力、読解力のないこちら程度の、翻訳というよりも、かなり大雑把で自分勝手な意訳ですが。。。


「さまざまなブログやフォーラム、ガイドブックで、ペンション「フィオリーニ荘」のホンモノは、ホテル「ペンション・アカデミア」である、とされています。

しかし私は、このような誤解がどうして始まったのか、を知りません。
多分、理由は、ペンション・アカデミアは(実際にロケが行われた)サン・ヴィオ広場と同じくドルソドゥーロ地区にあり、そのサン・ヴィオ広場からもさして遠くなかったから、でしょう。。。(中略)。

そして多分、映画「旅情」ロケが行なわれたころ、何人かの撮影スタッフがおそらく、撮影期間中にこのホテルに宿泊滞在したのでしょう。

真実は、テラスからカナル・グランデを望むどの場面もサン・ヴィオ広場で撮影されており、設定されたホテル内部や外部の景観も、ペンション・アカデミアではありません。

しかし、それでもなお、仮想ホテル「フィオリーニ荘」は、実在の美しいペンション・アカデミアによって、きっと本当に(映画の場面の中のごとく、ここに)存在していたに違いないと(映画「旅情」ファンの人々)に、熱っぽく思わせてくれるほどなのです。。。」。



画像実は。。。

アメリカのネット世界で、これほど数多く、「フィオリーニ荘は実在するか、しないか」と議論されているなどとは、昨秋までつゆほども知りませんでした。
さすが、映画の本家本元です。

教えていただいた「ペンション・アカデミア」を訪ねて、目からうろこ状態。同時に、少々驚きました。

映画の本場、アメリカでは、根強い「旅情」ファンの方々が、想像以上に数多くいらっしゃる、ということなんですね。
同好の士、の層の厚さ。感動的でした。

ひょっとすると、自分も、その一角の一人に加えていただけるのではなかろうか。。。
そういう、楽しく愉快な気持ちになったのは、北極さんのおかげです。



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画像ロッサノ・ブラッツィと夜明けまでともに過ごしたキャサリン・ヘプバーンは、朝日が昇り始めたころ、↑のサンタ・マリア・デル・ジッグリオ広場の渡船、トラゲットの乗り場から、カナル・グランデを越えて対岸の、サルーテ教会側にあるフィオリーニ荘へ帰っていく。


画像サンタ・マリア・ジッグリオ広場からは、トラゲットとともにゴンドラの発着場もある。こちらから見えるサルーテ教会の夜景や夕景、未明の景色は、とても美しい。この広場の、写真を撮っている左手、東側にあるのが、ヴェネツィア随一の高級ホテル、グリッティー・パラス。近くにはほかに、ザ・ウエスティン・エウロパ・エ・レジーナやバウアーなど、ヴェネツィア貴族のかつての館、パラッツオであった歴史的ホテルが林立し、そのどのホテルからも、絶好のカナル・グランデ越しの絶景が広がる。



ということで。
「第4のフィオリーニ荘」。

こちらは、あのホテルを、そう考えることに決めました。
たとえスクリーンに登場していなかったとしても。その後の経過の中で、「旅情」ファンに夢を与える、ゆかりのホテルで、あったのです。

ドリーム・カム・トゥルー。
夢を現実に置き換える、その架け橋のホテル、だと思います。


画像この、第4のフィオリーニ荘のハナシ。

どうしようか。
「覚え書」に載せようか。載せないでおこうか。

長い逡巡期間を終えて、最終的にそういうことで、載せることに。
このほど、ようやく決めることができました。

ただ。
ホテルの内部や庭の写真だけは、掲載許可を得ないまま帰国しちゃったもので、省くことに。

ホテルが一部写っている、小運河沿いのホテルへのプロムナードを組み込んだ写真だけは、ヴェネツィアの一光景として、どなたかからも許可を受けることなく、載せることができる。

ということで、周辺の景色に絞って、今回は「覚え書」しました。


北極さん。
随分、お礼が遅れました。
ありがとうございました。
 

画像

画像カンナレジョ地区にある「爪の橋」も、映画「旅情」に登場した。以前、書き留めたが、ヴェネツィア共和国時代は各島を結ぶ橋は現在のように備えられておらず、その後、近世にはいって徐々に設置されていったが、当初は、馬に乗ったまま駆け抜けられる、手すりのない橋ばかり。その手すりのない橋で唯一、本島内に残っているのが「爪の橋」だ。
 

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん  お早うございます。

すっかり復調〜 いいえ〜以前にもまして、充実のブログですね〜
思い入れスゴイ、ベネチアとキャサリンヘッバーンの旅情を〜〜
私の思い出は、遥か彼方の映画です。

これだけに文章、前回は半分になさったんでしょう?
今回もそうだとしたら、脱帽10回です。

パソコンも頭脳も快調です事!!!  

私の一番苦手が文章力です。 

hiroshiさんの緻密な頭脳は、本当にスゴイです。

それから、画像は外付け大容量のはハードデスクに保管でしたか?
新しいパソコンがサクサク作動で羨ましいです。

私のはマウスがスクロール嫌がったり文字うちがおかしいのです。

「Yahoo!知恵袋」でお聞きしたら、

>IE9をインストールされていたらIE9をアンインストールしてみてください。
とお返事戴いて無事サクサク? 復活しました。
何時壊れるか心配です。
たえこ
2011/08/24 11:37
たえこさん、こんばんは。

すみませ〜〜ん。
お返事が、遅れましたぁ。
映画を見て、外で夕食をとってきたものですから。
コメントを頂戴していることを知っていれば、もっと早く帰ってきたのですが。

映画、「シャンハイ」を観てきました。

黄浦江に面した外灘の光景が何度も出てきました。上海は、昔、1980年代に仕事でしばらく滞在していたことがあるうものですから、懐かしかったです。あれ以来、上海は行ったことがありません。黄浦江を長江へ向かってしばらく下ると、右岸は葦の広がる原野でしたが、今では、あの浦東あたりも高層ビルが乱立しているらしいですね。

文章の割愛、そうそう、何とか短くしようと、今回も苦労しました。しかし、おっしゃる「頭脳」とは大違い。こちらのは駄文、だらだら書き連ねているだけですから。。。
ほんとに文章のお上手なのは、murmur1さんのような、短文で人を感動させる文章をお書きになれる方々ではないですか? たえこさんの、短くぴりり、と最初に要点をまとめられるやり方も好きです。で、試してみたこともあるんですが、hiroshiメには難しい。

写真は、その通りです。だから、パソコンが動かなくなる前に撮ったのは全部、助かりました。外付けHDに入れていなかったメールのアドレス帳や友人らの住所録などは、全部アウトでした。たえこさんのアドレスも、消えちゃいました。残念。

そうですか、IE9は、それだけ重いということですかね?
こちらは、その9ですが、今のところは快適ですが、はたして、HDが埋まってくるこれから先はどうなるのか?ちょと心配です。
hiroshi
2011/08/24 20:38
hiroshiさん、こんにちは。

テーマがあってロマンを感じるヴェネチア旅行ですね。私もヴヴェローナでここまでできたら楽しいだろうなぁと夢をゆくらませながら読みました。
リンクされている英語のサイト、凄いですね。こちらにもファンがたくさんいるんですね。
そしてヴェネチアでも、そうした方々とお話する機会があったなんて、さすがhiroshiさん。

ヴェネチアの夜の写真が素敵です。今度の旅行では夜もたくさん出歩きたいです。
今年はmurmur1さんもぽんぽこりんさんもヴェネチアに行かれているから、あちこちのブログでヴェネチアの写真三昧で嬉しいです♪
みーな丸
2011/08/24 23:12
みーな丸さん、おはようございます。

お書き込みいあだいた時間を拝見すると、こちらがPCの電源を落とした5分ほど後なんですね。
もうしばらく起きていたら、すぐにご返事できたのに、まことに残念。

ヴェネツィアの写真。
おっしゃるとおりですよね。この後、お二人の写真を拝見できるのが楽しみです。かてて加えて、2カ月後には、もうおひとり、ヴェローナの写真とともに、どんな素晴らしい写真を見せていただけることか

そうですか。
夜の、あちらの街も、観せていただける
どんどん出歩いて、素敵な写真をたっぷりお願いいたします。楽しみです。
hiroshi
2011/08/25 11:01
Summertimeという原題ですか〜〜

邦題を「旅情」とは・・何と言うセンスでしょうか

素晴らしいです

みーな丸さんのコメでサイトに行きました。

英語・英語は無視・無視で写真だけ見て来ました。

デジタルTVになり、地上波では放映しない映画、ドキュメンタリー、旅番組の放送が多くなり嬉しい限りです・・見てみたいな〜
とレンタルを考えないケチな私です

クルーズが出来なくなって、大好きなヴェネチアをタップリ楽しめて・・怪我の功名

陸旅も良いですね

皆さんヴェネチアをタップリ楽しんで良いな

ココン
2011/08/25 11:15
ココンさん。

さすがです。ココンさん。

>邦題を「旅情」とは・・何と言うセンスでしょうか

全く同感。昔から、hirohiメもそう思い続けてきました。
映画のタイトルは残念ですが、当時ヒットしたテーマ曲のタイトルは、そのまま「サマータイム」であったのが、せめてもの救いでした。

あの映画。
おっしゃるとおりで、映画の評価というか、ポジション自体は、買ったりレンタルなさってご覧になるほどのものではないのではないでしょうか。

ただし、ヴェネツィアという街の観光地点とか、街自身の面白さとか、イタリア式人情、愛情などの機微とか、そういうものに触れるには、なかなかの作品だと思います。ヴェネツィア好きにはたまりません。

そうですね。
怪我の功名ですね。

>陸旅も良いですね

hiroshiメも最近、しみじみ、そう思っています。
hiroshi
2011/08/25 11:37

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