潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS シェルブール入港。「。。の雨傘」(映画)のロケ地捜し。

<<   作成日時 : 2011/09/13 23:57   >>

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2011年5月20日午前8時前。

「ユーロダム」は、コタンタン半島の先端に近い、シェルブール港に着岸しました。
わが、初訪問の港です。


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そうなんです。
この港と、埠頭の向こうに連なる旧港、さらにその先に広がる旧市街を観たくて、観たくて。。。
今回このクルーズ船を選んで乗船した、最大の理由が、それでした。


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そして。
ヴェネツィア、です。


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アカデミア橋からサルーテ教会を臨む、右手、大運河の右岸、張り出したテラスを持つ白亜の2階建ての建物が、ペギー・グッゲンハイム・コレクションだ。写真はいずれも昨年10月撮影。撮った日の天気が違い、時間帯が異なるため、目に映る光景はがらりと印象が違ってくるのが、この街の面白いところだ。

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どうして?
なんでまた、ヴェネツィア。なのか。
シェルブールといかに関わりがあるのか??

。。。ヴェネツィアが好きなもので。

なんでもかんでも、この街に結び付けたがる。
多分、そういう深層心理が、あまり襞のない、深みのない脳みそと心の内側に、宿っているから。

だから、なんだろう、と思います。

起承転結の「承」あたりで、すぐにそんなことを考える。

つまり。
新しいことを聞くとすぐに、「そは、ヴェネツィアとどこかで、関連があるのでは、ないのか?」。 と、調べたがる悪癖が。。。


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そして、映画です。

そうなんです。

今から14年前に公開された映画『タイタニック』。
話題を集めたあの映画公開時に、初めて知りました。

映画に収められていたオーシャンライナー客船「タイタニック」の氷山激突から、沈没に至る間の、タイタニック船上でほんとうに繰り広げられた挿話のうちの、もっとも感銘深かったハナシ。

旅につき従ってきた運転手や侍女らを、精一杯頑張って、走り回って避難ボートの座席を確保してで送り出した後、自分たちの助かるべきボートが残っていないことで死を覚悟し、若き従者とともに正装に着替え、一等客専用のラウンジで悠々、タバコの煙をくゆらせながら、大西洋の底へ、『タイタニック」とともに海の藻屑となって沈んで行ったあの紳士。実業家、ベンジャミン・グッゲンハイム

「そうかぁ! 悠々迫らぬあの紳士は、ヴェネツィアのベギー・グッゲンハイム・コレクション生みの親であるぺギー・グッゲンハイムの父親であったのか!!」。


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そして彼ら5人グループが、客船「タイタニック」に乗船したのは、このシェルブール港。
シェルブールから、ニューヨークへ。3人姉妹の次女である、当時14歳であったペギーら、子供たちも待つアメリカへ、パリから帰国する途次であったのでした。





ペギー・グッゲンハイム・コレクション。

彼女は、現在その美術館となっている、アカデミア美術館に近い大運河沿いの貴族の旧パラッツォ(邸宅)、レオーネ宮を手に入れた後、長くヴェネツィアで過ごしました。
大変な愛犬家で、亡くなると新しい愛犬を手に入れて、生存中に計14匹の犬たちを飼い続けたそうです。同時に、その愛犬を連れて、ヴェネツィア一古いサン・マルコ広場のカフェへも、良く通ったそうです。

「タイタニック」。
とても感動的な作品でした。

史実に基づいて、シェルブールから乗り込んだ乗船客の、それぞれ著名な方々に擬して、演技陣も熱演していました。


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画像シェルブールに関わる映画。

もう一本、有名な映画があります。
こちらは、公開されて以来、もうすぐ半世紀。自分がまだ、ほやほやの新米社会人のころに、封切られました。

で。
この港では下船すると、まず、真っ先に。
あの映画で舞台になっていた、あの店へ。
17歳のカトリーヌ・ドヌーヴが母親と二人で経営し、夜のショー・ウィンドー越しに、笑顔で手を振ったあの店へ一直線で向かいました。

一応、その前に、インフォメーションへ立ち寄って地図をもらいましたけれども。。。



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映画のロケ現場、“ホンモノ”の店の、店名は?
そしてその店は、現在も営業しているのか??

当然、しっかりと、ネットで下調べを終わっていました。
いや、終わったつもりで、いました。

ネットで検索して。グーグルの地図でも調べて。
「ホンモノの、シェルブール(の傘店)」を、しっかりマークして「ユーロダム」に乗ったのです。

ところが、ところが。。。

いざ、シェルブールで下船して、念のためインフォメーションであらためて“ご当地”発行・印刷の地図をもらい、場所を確認したら。。。

なんと、なんと。
実は、傘店は二つ、あるそうで。。。
映画のロケ現場の「傘屋さん」と、くだんの“ホンモノ”の「傘屋さん」と。

で。
“ホンモノ”の方は簡単に見つかったのですが、ロケ現場の方は簡単には見つからず、およそ1時間近く街中をさまよい続けて、ようやく見つけることができました。

もちろん。
その両方とも、しつっこく、なめるように写真を撮ってきました。


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で。
まずは、簡単に見つかった、こちら、から。
「Le Veritable Cherbourg(ホンモノシェルブール)」。“シェルブールの雨傘”と、日本語でさえ表示されていました。

そのドアの宣伝のごとく。
傘ばかりではなく、装身具や贈答用品など、幅広く商品が並んでいました。

もう一軒は、まさに映画に出てきた、そのままの店構え。
ただしこちらは、中心街からは外れた、日本で言えば“場末”の雰囲気のエリアに立地。
そして。
店のショーウィンドーには椅子が並べられているだけで店内は見えず、営業しているのか、倉庫代わりに使われているのか、出入り口のシャッターは閉まった状態。

通りかかった街の方に聞いたら、首をひねりながら、布製品の小物を扱っている店、であったハズだが。。。と、詳しくはご存じのない様子。

が、まぁ、写真だけは撮れたので、詳しくは調べず。
映画の次のロケ地へと急ぎました。


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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん、こんにちは。

タイタニック、先日TVでやっているのを録画して昨日ちょうどまた観たところでした。あの映画は、ジャックが死んでしまうのも辛いですが、最後の、ローズが馬に乗ったり飛行機の横にたったりしている、数々の写真が写されるところが一番切ないです。ジャックとかわした約束を守って生きてきた人生を思うといつも必ず涙が出ます。
...と、観たばかりなのでまた感傷的になっていますが。。。。

あの、映画の中の紳士のエピソード、本当にあった話だったのですね。死を覚悟した人の精神状態というのは、いったいどんなものなのでしょうね。この週末、9.11の追悼番組だらけで、改めて覚悟を決めて飛び降りた人の映像を見たり、死を覚悟して別れの電話をしている人の肉声を聞いたりして、そのことが頭から離れずにいます。

シェルブールは映画のほかに、「シェルブールは霧雨」という松田聖子ちゃんの曲が好きというのもあって、是非行ってみたい所の一つです。最後の写真の道、のんびり歩いてみたいです。
みーな丸
2011/09/14 15:17
hiroshiさん こんにちわ(^ヮ^)〜

シェルブールとヴェネツィアの繋がりに思わず頬が緩みました!!
流石!ヴェネツィア 「オタク?」いいえ〜 猛烈ファン!!
苦労して探したんですか? 両方の傘屋さんに会えて、良かったですね〜〜

    

綺麗に飾られた傘たちの画像が可愛いです。

>“シェルブールの雨傘”と、日本語でさえ表示されていました。
親近感が有って嬉しいですね!! お買いに成りましたか? 

ハリファックスにはタイタニック号から引き揚げられた遺品を展示する海洋博物館もあるんでしょう?
ツアーには入ってないんですが〜
たえこ
2011/09/14 16:05
みーな丸さん、こんばんは。

良い映画ですよね。「タイタニック」。

>ジャックが死んでしまうのも辛いですが、最後の、ローズが馬に乗ったり飛行機の横にたったりしている、数々の写真が写されるところが一番切ないです。

うん、うん。よくわかります。

あの事故以来、来年でちょうど100年ですよね。
ベルファーストなどでいろいろと記念イベントが開かれるらしいですよね。船も、あの事故を契機にテンダーボートが開発されるなど、あれ以来いろいろと改良されてきて、いま、我々がクルーズを楽しめるのも、タイタニックの犠牲者のおかげもあるおかもしれませんね。

>あの、映画の中の紳士のエピソード、本当にあった話だったのですね。

だそうですね。
映画には、さまざまな、史実に基づくお話も盛り込んであったとか。脇で演じられたそんな一つ一つのドラマも、ホントは、人を感動させる物語がいっぱいだったのでしょうね。

シェルブールは映画のほかに、「シェルブールは霧雨」という松田聖子ちゃんの曲が好きというのもあって、

え、え、え??

恥ずかしながら、その曲は知りませんでした。機会があれば、ぜひぜひ、聞いてみたいです。

お教え、ありがとうございました。
hiroshi
2011/09/14 19:17
たえこさん、こんばんは。


>流石!ヴェネツィア 「オタク?」いいえ〜 猛烈ファン!!

あはは。
AKB48ならぬ、ヴェネツィア469(よろしく)の、ヴェネツィア・オタクです。
おほめ、ありがとうございます。

苦労して探したんですか? 両方の傘屋さんに会えて、良かったですね〜〜

ほんと、ほんと!
映画のロケ現場が見つからなくて、見つからなくて。。。かなり街中を徘徊しました。


    

>綺麗に飾られた傘たちの画像が可愛いです。
>お買いに成りましたか? 

もちろん、もちろん
といっても、こちらではなく、こういう場面ではいつものごとくの、連れ合いの方ですが。。。

>ハリファックスにはタイタニック号から引き揚げられた遺品を展示する海洋博物館もあるんでしょう?
ツアーには入ってないんですが〜

そうなんですか?
まだ調べてなくて、知りませんでした。
船のショア・エクスカーションにないんですか?
しかし、お教えありがとうございました。ちょっと調べてみます。
hiroshi
2011/09/14 19:30
こんばんは、hiroshiさん。
教えて下さって有り難うございました!
気が付かなかった〜〜。もう、おっちょこちょいな私!
一枚を消して、三枚足しました。
どれも、同じ様なお写真で、乗せるのも恥ずかしかったのですが、お言葉に甘えさせて頂いて、ほんのちょっとだけ足させて頂きました。

シェルブールの雨傘。音楽大好きです。hiroshiさんの日記を読ませて頂いてから、頭の中に音楽が繰り返し流れてます。
私だったら、絶対に傘かって帰って来ちゃうと思います。背中に斜め掛けにしてでも。。


タイタニックの紳士の逸話、本当のお話だったのですね。
私、あの映画、ミラノに行く飛行機の中で初めて見たのです。あまりに衝撃的で言葉も出ませんでした。あの封建的な時代の波とか、でも、かたや優雅な時代、でも傍らでは貧困の苦しみとか、なんだか、色々な事を思いました。特に旅行の途中で読んだ本とか、新聞の一節の文章とか、飛行機の中で見た映画とか、日本で接するより何倍も敏感に物事が感じられる様な気がするのです。

あの映画で、デッキで演奏をしていた楽士達が一旦は演奏をやめたのに、もう一度演奏を始め、最後に皆で演奏を出来た事に感謝するって、言う場面、客室のベッドで、ご夫婦がもう、死を覚悟して抱き合って横になっているシーン、目に焼き付いてはなれません。あの、ご夫婦のシーンも、とても美しい物だったですね。

飛行機であの映画を見た時には、まさか5年後に自分がクルーズ船に乗る事になるなんて夢にも思いませんでした。

hiroshiさんのこの記事を読んで、あの映画を見た時の気持ちがまざまざと思い出され、あの時色々考えた事が鮮明に浮かび上がってきました。有り難うございました。
こうやって、あの感じた事がまた浮かび上がって来て、一寸嬉しいです。hiroshiさん有り難うございます!!!
murmur1
2011/09/16 21:22
murmur1さん、こんばんは。

これはまた、申し訳ありませんでした。
コメントを頂戴した日付を拝見すると、随分、お返事が遅れました。

出かけていました。
murmur1さんのテリトリーやご自宅のお近く、行きつけでらっしゃるあちらなどにも、ごあいさつもせず、無断で「侵入」してまいりました。

>一枚を消して、三枚足しました。

申し訳ありません。
ご無理をお願いいたしました。
そうですか?
3枚も、あらたにお加えになりましたか?
後刻、拝見させていただけるのが楽しみです。

>私だったら、絶対に傘かって帰って来ちゃうと思います。背中に斜め掛けにしてでも。。

あはは。
そうでしょうとも。容易に想像できます。
佐々木小次郎、ですな。背中から、きらり、シェルブールの雨傘、ですか。

>特に旅行の途中で読んだ本とか、新聞の一節の文章とか、飛行機の中で見た映画とか、日本で接するより何倍も敏感に物事が感じられる様な気がするのです。

そうですね。
精神的に昂揚している環境ですから、hiroshiメ程度でもそうです。ましてや、感性豊かなmurmur1さんだから、感情の振幅、思考の鋭敏さなどは、普段に比べてさらに研ぎ澄まされるのでしょうね。

タイタニックのこと。
実は、ホンモノのあの事故のことは、あまり知らないのですよ。

おっしゃるとおりの映画の内容のことの方が、よほど自分にとって興味深く、あの映画を機に、ちょっと調べてみたのです。

hiroshi
2011/09/18 21:26
〜上から続く〜

先だって、カフェ・フローリアンの記事をお書きになっていましたよね。ペギー・グッゲンハイムは、多分、murmur1さんご一家がお座りになった場所と同じところのテーブルを良くとっていたらしいです。

で。
先生のあの記事を拝見して、ちょっと驚きました。感性の豊かな方々は、あのあたりのテーブルをお好みになるのかと、感嘆。
hiroshiメ程度の凡人では、やはり、あの大鐘楼の影が落ちる、広場のテーブルの方へ足が向いてしまします。

ご存じのとおり、先生ご一家のお座りになったあたりのテーブルは、「カフェ」と「ティー・ルーム」と「バー」と、それぞれ金文字で書かれた3か所の入り口がありますが、彼女は、「カフェ」のドアの近くの席を好んだそうです。

自分はまだ、「カフェ」も「ティー・ルーム」も、あのアーケード下の席には座ったことがありません。
今度機会があれば、ぜひ、先生の真似を。そう思いました。
hiroshi
2011/09/18 21:27

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