潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS ハーバード。わずか1時間半、世界最高学府、散策。

<<   作成日時 : 2011/12/09 14:15   >>

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↑ 冒頭の見出し。
生意気に「学府、散策」と書いています。


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ハーバードヤードにあふれていた、大学の紋章の「VERITAS」の文字。ラテン語で「真実たれ」の意味、だとのこと。
なるほど。ラテン系の国の一つであるイタリア語の辞書をひいたら、「Verita」で、「真理」とか「真実」となっていた。



最近はやりの、「学府」に大学院は入るのか? というハナシもありますが、こちら、旅の、たかが「覚え書」です。ハーバードのすべてを指して、「学府」、のつもり。

で。
「学府、散策」と書いて、今度は、その言葉をを鵜呑みにすれば、広い広い大学敷地とケンブリッジの街中に点在する学校建物を、かなりのかず、巡りに巡ったように聞こえます。

画像が。
「紋章」のヴェリタスにちなんで、ウソ偽りなく、真実のハナシをすれば。

巡ったのはほんのわずか。
ホンの断片。とほほ。

チャールズ川沿いのビジネス・スクールエリアやリヴァーエリア、点在するハウス群はもとより、広い敷地内の自然史博物館や美術館さえ、行かず。
観光客でごった返すヤードをちょこっと歩いて、ザ・クープ(The Coop、コープ、生協)をのぞいて、本を数冊買って、それで終わり。コーヒー一杯飲む暇もなく、ボストン市内へUターンしました。


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ドミトリー(学生寮)の一つ、マシューズ・ホール前。この紋章の意味は何なのだろうか?


ハナシを少し戻して。

2011年9月27日。
ボストン、ダウンタウンから、ロングフェロー橋を経て、ケンブリッジ通りを西へ。
ツアー・バスで揺られること、写真のデジタル記録を見ると、22分間。ケンブリッジ市のハーバード大学、オールド・ヤードの南西側に位置する正門、ジョンストン・ゲートの前に、バスは到着しました。


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画像ドミトリーの一つ、ホーリス・ホール前に、カラフルな椅子が並んでいた。写っているのは、中国の観光客の方々。

東洋系と見える観光客ばかりが目立つヤードには、日本人よりも韓国、中国双方からの方々が、圧倒的に多かった。ともに、良く言えば礼儀正しい、悪く言えば恥ずかしがり屋の引っ込み思案の日本人とは異なり、バイタリティーに溢れた国民性をもろに発揮されて、↓ 後段に書き留めるが、左足に触るのに行列をしなければならない「名所」、ジョン・ハーバードの銅像前では、お仲間同士見事な“連帯”をされて、列の途中に次々にお仲間を呼び込んで、引っ込み思案の日本人にはなかなか順番が巡ってきていなかった。



「TIME」だったでしょうか? 
ちょっと忘れましたが。。。
最近。。。といっても2〜3年前のことですが。。。
載せていた世界の大学別ランキングで、UKのケンブリッジに続いて、ハーバードは僅差で世界第二位。イェールは第3位。アメリカのエリート校が実質、上位を独占するほどに、並んでいました。

ちなみに。
アジアの大学では、香港大学が22位、東京大学が23位、京都大学が24位。

ハーバードは、「メイフラワー」がプリマスに到着したのち、わずか16年後。
当時の「母国」の伝統校、“元祖”ケンブリッジ州の州都にあるケンブリッジ大学、ピーターハウス・カレッジから遅れること、およそ350年後。
アメリカ独立百数十年前の1636年に、早くも創設されたようです。

この時代。
日本の歴史では、江戸幕府が開いて後、諸国大名に参勤交代が命じられ、幕府のお膝元の江戸の町民文化が、華やかに花開き始めたころ、であったでしょうか。


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↑ マサチューセッツ・アヴェニューを挟んでハーヴァードを眺める。
入り口、ジョンストン・ゲートの右に、最古のドミトリー、マサチューセッツ・ホールが見える。

以下、文章とは無関係に、ハーバードヤード西側に位置するジョンストン・ゲートから、順に、東方向に向かって並んでいる建物やモニュメントを掲載。

↓ マサチューセッツ・アヴェニュー側に並ぶ、右はストラウス・ホール、左はマサチューセッツ・ホール。

さらにその下写真は、門。鉄製のアーチ中央には月桂樹冠。
門の、向かって右柱にはハーバードの紋章。裏側、つまりハーバードヤード側から眺めると、花輪を持つワシと門の新設に協力したシカゴのサミュエル・ジョンストンなどの名が刻まれていた。

門の左側、レンガの壁に埋め込まれているのは、「After God had carried us safe to New England(神はニューイングランドへ安全に我々を運んだ後。。。」で始まる建学の碑文。



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。。。と。
聞いたり、ちょこっと調べたりしたハーバードの歴史を、さももっともらしく、たかが旅日記程度のレベル・ローのこの「覚え書」に書いていても、意味はあまりないのですけれども。。。

ハナシを聞いたのは、長い間ボストンにお住まいだという、“本職”はボストン市内のどこかの大学の研究室に在籍なさっている風に聞き取れるお話を何度もされた、日本人ガイドの方でした。

検察、警察用語や政治家用語、新聞記者用語として多用される言葉に「裏を取る」というそれがあるようです。

画像そのガイドさんから聞いた話。
上のごとくの「裏を取っていない」内容、つまり事実関係を別のルートで再確認していないハナシなので、詳しい中味や関係場所などを、こちらに書き残すのは止めますが。。。

ボストン市内のある高層ビルが完成した後、強風などのため壁面を飾る窓ガラスが崩落、歩いていた歩道の歩行者を直撃して死者を出した事故が何回か起きたそうです。

「もう、最近は事故もなく安全なのですが、うちの家族は、お金がなくなったら、あの辺りを歩いてね。損害賠償でお金がいっぱい入ってくるから、と言います」と、我々ツアー客一行に、バスの窓から見えるくだんのビルを案内しながら、冗談を。

その事故は、まだ20世紀のころの出来事であった、とのニュアンスでお話になりましたから、ボストンにはもう、少なくとも10年を超えるご滞在なのでしょう。

↑ ↓ 門を入ると左手、北方向にハーバード・ホール。1677年建設の初代ホールは87年後に火災で焼け、現在の2代目の建物は火事の2年後に再建された。現在は、教室として使用。

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そのガイドさんから、さらに。
お聞きした、ハーバードのハナシを。

ハーバードの大学院、大学に籍を置く日本人は、21世紀に入って減る一方だそうです。
20世紀終盤の200人弱から、最近では4割減。
代わりに中国人は200人強から400人強へ倍増。韓国人は100人強から300人強へ、3倍に。

学部生になるともっと悲惨で、2009年度の数字で、フレッシュマン、つまり新一年生は日本5人、中国36人、韓国42人。

↑ 数字の「裏」はネットで取れました。
ただし、学部、大学院を加えた合計数字は、傾向だけ合い揃っていますが、数字は情報源ごとにバラバラなもので。。。

こちら、リタイア世代。
もとより縁のない、いずれ世界をけん引する、人類のリーダー格の方々のハナシですが。。。
ハーバードとかMITとかイェールとかプリンストンとかはもちろん、コロンビアとかスタンフォードとか。。。などは月とすっぽん、住む世界は雲泥の差、別世界のハナシでありまする。。。

が。

残念ですね。なんとなく。
「2位じゃダメなんでしょうか?」との発言に肝を冷やし、なんてことを、と泣きたくなった時のごとく、日本人としてなんとなく寂しい。。。
そんな思いで、ガイドさんの話を聞きました。


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門を入ってハーバードヤードを東に進むと。左に見える光景。手前、左の建物は学生寮のホリス・ホール(1763年完成)、右の建物はストートン・ホール(1805年完成)

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門を入って右手、門方向を振り返って見える光景。右は最古の学生寮、マサチューセッツ・ホール。左は、マシューズ・ホール。


と。かく、話を聞きながら観光。
ハーバードヤード巡りを続けました。

緊張して巡ったもので、この大学、ほんの少しをのぞかせてもらって。
いろいろと思うこと、考えたことがあったような気がするのですが。
何を思ったか。
どう感じたか。
ほとんどは、忘れてしまいました。

というわけで。
写真を置き並べて、今回は終わります。


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↑ ユニバシティ−・ホール(1815年完成)。大学事務局と学部長室がある。建物前にジョン・ハーバード像。この銅像はメモリアルホール前から1924年に移設された。

↓ ハーバード像の左足の靴に触れると幸せになれるとの伝説があり、訪ねた当時はアジア系の国々を中心にツアー客が大挙、来訪中で、像の前は大行列が続いた。
像は、「3つの嘘の像」とも呼ばれている。つまり、銘板に「創設者1638年」と刻まれているものの、実際は、ジョン・ハーバードは創設者ではなく金銭的な援助者で建学に貢献した人物、大学創設は1636年、人物はハーバードではなく当時の学生の一人であった、嘘。


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↑ オールドヤードからさらに東へ、ユニバシティーホールの裏手、ニューヤードに回ると、右手にワイドナー記念図書館。図書館の数多いハーバードでは最大の規模を誇る。世界の図書館中でも最大と言われる。タイタニックの事故で、卒業後わずか5年という若さで死亡した息子の蒐集した希少本とともに基金を寄付した母エレノア・ワイドナーによって建設された。

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↑ ↓ ニューヤードの左手にメモリアル・チャーチ。第一次、第二次世界大戦で死んだ卒業生を祀っている。

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↑ ニューヤード側から眺めたユニバーシティー・ホール(手前)とセイヤー・ホール。セイヤー・ホールには、雅子妃殿下も入寮しておられた。

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↑ ウェルド・ホール。ジョン・F・ケネディ元大統領はこちらに入寮。

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↑ ウィグルスワース・ホール。ビルゲイツ、レナード・バーンスタイン、ロバート・ロウエルも1年生時に入寮。


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ハーバード・スクェアのザ・クープ(The Coop=生協)。

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大学院生や研究科の学者、上級学部生などを対象としたハーバード12居住区、ハウスの一つ、ロウエル・ハウス。

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ハーバード・ランプーン。世界最長の歴史を持つ、ハーバードの風刺雑誌の本拠。

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ケンブリッジのシティー・ホール。

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↑ハーバードのおよそ300メートル南、ボー・ストリートと ↓ その通り沿いにあるセント・ポールRCチャーチ。

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同じボー・ストリートにあるケンブリッジ・パプテスト教会とケンブリッジの高級ホテル、イン・アット・ハーバード。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ふ〜〜。
素晴しい。。
素晴しいお写真の数々。
たえこさんの所と、hiroshisの所を行ったり来たり。
感動しております。
やっぱり、学問を究めようとする場所は、写真で見ても気持ち良いな〜。
医師が留学すると、確かJビザを取るのが普通で、あちらで臨床は出来ないです。
でも私のObenはダナファーバーでアメリカ人を教えるインストラクターの資格も貰いました。自分の事の様にうれしかったな〜。自分の事の様に誇らしかったです。
こんな素晴しい場所で研究が出来るなんて素晴しいです。
見せて頂いて嬉しいです。
hiroshiさんもでしたか。。
「二番じゃ駄目なんでしょうか」
妹と二人で、「もう、良いから、あなた、引っ込んでてちょうだい。日本の研究つぶすから・・・」って言ってました。
留学をする人間も少なくなりましたよね。
ノーベル賞の根岸英一先生が、若者はもっと世界に出なさいって仰られてましたし、脳外科医の福島孝徳先生も、もっと若いうちに英語に触れ世界にでなさい、って言ってました。いま、 こんな日本だからこそ、もっと沢山世界で勉強しなくちゃですね。hiroshiさんとたえこさんのブログを読んで前向きになれる自分でした。
murmur1
2011/12/09 23:18
murmur1さん、

こちらにもコメント、ありがとうございます。

>たえこさんの所と

そうそう。
たえこさんの写真は、素晴らしい、の一語です。2週間違いであちらへご一緒しているのですが、写真の質の違いに、いまさらながら、「えっぇえ〜。こんなにも腕の違いが」と、驚いています。ほぼ同じ時期の同じ場所だから、違いがはっきり分かるのですね。

あらためて、たえこさんの写真に、尊敬、また尊敬 しています。

>こんな素晴しい場所で研究が出来るなんて素晴しいです。

そうでしょう、そうでしょう。
我々には縁もない、考えもしなかった学問の場ですが、murmur1さんたちのご年代にとっては、選択肢の範疇であられたのでしょうね。

大学を卒業したころ、つまり東京五輪が開かれた年の翌年か良く翌年だったでしょうか。ハーバードの研究室で一年足らず暮された犬養道子さんが週刊誌で連載されて、後ほど「私のアメリカ」と題して出版されたエッセイがあるのですが、それを拝見して、初めてハーバードのことを少し知りました。まだ22〜23歳ころであったでしょうか。

懐かしいです。

若者は、もっと世界を。
いい言葉ですね。
同じように思います。
子供たちは幼いころから、金銭的に少々無理をしてでも、と、連れ出したのですが(実際は、夫婦二人してただ遊びに行きたかっただけかも?)、短い期間遊ぶだけでもいい、広い世界を早い年代から体験した方がいい、視野が広くなるとは、いまも思います。ましてや、研究とかの分野になると、得るものはとても大きいのでしょうね。
hiroshi
2011/12/10 20:47
hiroshiさん オバンデス!!

楽しみにしていたのに悲しい知らせに驚きました。
「浅田真央がGPファイナル欠場」
カナダ・ケベックで開催でしょう? それも楽しみでしたが〜〜
可哀相な真央ちゃんです。

さて、ハーバードの詳しい様子今勉強させて頂きました。
へえ〜〜〜 って事ばかりです。

ああ、そうそう あの赤や黄色の椅子たち可愛かったです。木陰で集う学生の為でしょうかね〜

それから、murmur1さんの思い出の地でも有るんですね〜〜
「若者よ大志を抱け」〜〜ですね!!!

私のブログの事は、とてもお恥ずかしい事ですよ〜〜 何しろピーマンブログですもの〜〜〜 

私共は「ザ・クープ」は見なかったです。で何かお買いに成られたんでしょう?

広いボストンです。1日?いいえ〜10日居ても見切れないですから〜 でも行けて良かったです。
知らない世界を少し見ただけでも貴重なことですもん〜〜 うふふ  

  
たえこ
2011/12/10 20:55
たえこさん、こんばんは。

ホント、おっしゃる通りですよね〜。

> 可哀相な真央ちゃんです。

お話しようか、どうしようか、迷いましたが。。。
実は、昨夜、わが家にも、身内、といっても従弟ですが、倒れたと連絡がありまして。。。
飛行機が取れないもので、今朝一番の列車ですっ飛んで行って、少し前に帰ってきました。

いえいえ、発見が早く、手当も順当で大丈夫だったんですが、そこはそれ、連絡をもらうと、やっぱり放っておくわけにもいかないもので。。。

お互い、寒い季節は気を付けないといけないですね。

ハーバード。
お恥ずかしい。
写真のせんせい、たえこさんにお見せするのは実に心苦しいです。
しかし、ええい、ままよ、と、載っけています。

クープでは、本以外、何も買いませんでした。
ロゴ入りのセーターとかネクタイとかウィンドブレーカーとか、いろいろとお土産もうっていたのですが、ハーバードに縁もゆかりもないのに、身に着けていてはハーバードの名声が泣く。。。と、欲しかったのですが、自制しました。

おっしゃるとおり、ボストンは良いですね。
やっぱり陸旅の方がいいのかもしれません。あの街とかワイキキとか、ちょっと骨休みの出来る街は。 
hiroshi
2011/12/10 21:18

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