潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 英国植民地当時の街組み残る。ルーネンバーグ。

<<   作成日時 : 2012/01/27 12:33   >>

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2011年9月30日、金曜日。まだ、この日の「続編」を書いています。


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画像マホンベイから世界遺産の街、ルーネンバーグに入ったら。。。

やたらに、魚の看板やマーク、案内標識などが目立ちました。はては、教会の尖塔の先端、空を突き刺して風見鶏、ならぬ風見鮭も。
手ぶれが激しくて、うまく撮れていませんでした。



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そしてまた。

しつっこく、似た写真を載せています。
同じようなアングルで、ちょっと恥ずかしいほどの枚数を、写真に撮りました。で、そのごく一部の消化を。。。


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世界遺産の街、ルーネンバーグのハーバー。
カナダの10セント硬貨に描かれている、漁船の国際レースで2度も優勝し、70年近く前にカリブ海で沈んだカナダの誇る名帆船漁船「ブルーノーズ(Bluenose)」。そのレプリカ船「ブルーノーズU」や「ピクトン・キャッスル(Picton Castle)」などの帆船が、漁船の中に混じって停泊している。



なぜでしょうね?
魅入られたように、こんなにもカメラのシャッターを押し続けたのは。わがことながら、その心境は、ちと理解不能。。。

きっと。やっぱり。
パステルカラーで彩られた街はとてもかわいく、キレイであったから、だと思います。
「白雪姫」とか「眠れる森の美女」とか、ディズニーの童話アニメ映画を連想させるような、夢あふれる色彩の組み合わせ。
幼き日に戻って、天然色の、フルカラーの夢を見ているように。
その色の多彩さに幻惑されたのでした。きっと。多分。

下の2枚のパノラマ写真。クリックしていただくと、拡大します。


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歴史をひもとくと。
文字に書かれた人類史、文化史などは、「新大陸」が「発見」されて以降、ヨーロッパの人々が移住してきてようやく始まった、「新しい土地」である、北米大陸の街です。

ヨーロッパの国々や日本に比べると、格段に歴史は短い。この街も、誕生して以来、まだ250年余り。。。

かといって。
歴史が長ければいい、ってものではないことも自明の理。
人間だって、齢とっているからといって智、徳、仁ともに優れているとは限らない。若くても、人を惹き付ける魅力を持つ、知性も教養もずば抜けて高い方々を、皆さん同様、知っていますし、今も活躍されています。ネットの世界でも、そう思わせる方々が結構いらっしゃる。


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段丘上の南斜面に広がるルーネンバーグの街の、ちょうど尾根筋、峠あたりにあるルーネンバーグ・アカデミーでツアーバスを降りて、世界遺産の小さな街を、丘のふもと、ウォーターフロントへ向かって巡り始めた。
街並よりも1世紀ほど遅く、19世紀に建てられたというアカデミーは、これが学校?!と驚かせるほど、瀟洒でかわいい建物。むくつけき男性へと成長していく若者たちの学びの場であるものの、建物のイメージは女学校か幼稚園のようだ。



長ければ良いってものではないですが。。。しかし、しかし。だが。

やっぱり、たかだか、街の歴史は250年余。

日本ならば、18世紀半ばと言えば、元禄爛熟の大江戸文化が華麗に花開いて、すでに半世紀も過ぎていたころ。

庶民の学習の場、寺小屋が浸透して文盲者少なく、世界トップレベルの識字率をすでに達成。
一方で、花の吉原はきらびやかに賑わい、歌舞伎役者の錦絵や美人画が江戸の下町、庶民の間まで浸透。学問分野でも平賀源内や杉田玄白、前野良沢などの逸材を次々に輩出。

。。。そんな時代です。


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 ↓ 真っ白に塗られた木造のシオン・ルーテル教会。こちらの尖塔に、風見鮭がいた。

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なのに。
この街が世界遺産とは、なぜ?? と素朴に疑問に思い、ガイドの方に尋ねたら。。。

大英帝国の時代に築かれた、帝国の植民都市の建設当時の面影を、街割りや家の造りなどに現在も色濃く残しているところが、評価された、のだとか。

その世界遺産に指定されているエリアは、お借りして最下段に貼ったGoogleの地図のうち、碁盤の目状にきれいに通りがそろっている一角。東西およそ600メートル、南北およそ500メートルのエリアだけ、だそうです。


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セント・ジョン英国国教会。

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画像もう一度。印象記。

とてもカラフルで、キレイな街でした。童話の絵本のごとく。
ヨーロッパの街並みでたとえてみれば、ベルギーかドイツか北欧か、英国か。。。
たとえば左写真のマインツか、下写真のように、その郊外のライン川沿いの街。
どの家もシミひとつなく色も形も見事に整っていて、家の外壁に疵(きず)一つ、汚れ一つない。んですねぇ。

画像大英帝国がカトリックのフランスに対抗して、英国国教会と同じではないとはいえ、カトリックに対抗するプロテスタント、ルター派などの人々である、ドイツのマインツやケルン、ボンなどのライン川沿いの街が連なる、ラインラントの人々を受け入れて植民都市を築いた歴史を持つ街ですから。
キレイなのは、ある意味、ヨーロッパの美しく整った街並みである、出身地のご先祖譲りなのでしょう。。


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街はとても美しいのです。
しかし。
個人的な好みで、なんですが。

映画「ローマの休日」の、オードリー・ヘップバーン扮する、あのアン王女が宮殿に戻った後、グレゴリー・ペック扮する新聞記者ジョー・ブラッドリーたち報道陣を前に会見。

「お訪ねになった街でもっともお楽しみになった街は」と問われて、

「いずれの街もそれぞれ、おもむきがあり、忘れがたく、それはとても難しい。。。( Each, in its own way, was unforgettable. It would be difficult to 。。。)」と、八方美人の王室外交用語で話し出したのち。。。

「ローマ! 何と言ってもローマです。私は、この街を訪ねたことを生涯、私の思い出、宝物として懐かしみます (Rome! By all means, Rome. I will cherish my visit here in memory as long as I live.)」と語った、本音の心の叫び、ジョー・ブラッドリーへのほとばしる愛の告白のごとく。

我が人生。
イタリアにアン王女ほどの、それほどの出会いのドラマがあったわけでも、深い愛情を感じた人がいたワケでもありませんが。。。

煉瓦がむき出しになって、崩れかけた家の壁、汚れも目立つ、言葉は悪いが、あの小汚いイタリアの街の方が、やっぱり好みですね〜〜。


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とはいえ。
街見物はそこそこ、面白かった。です。

海際まで降り切ったところで。
街の造船所で建造された漁業帆船「ブルーノーズ」のレプリカ船の埠頭間近な、「大西洋漁業博物館」のレストランで昼食。

さすが、メキシコ湾暖流とラブラドール寒流がぶつかり、サカナやクジラがうようよ泳ぎ回る、世界三大漁場間近な漁業のまち。

前菜は、日本では考えられないほどの厚みのあるキングサーモンをはじめ、ニシン、そして多分、「Halibut」と聞こえたような気がするのです?? とすると、オヒョウですか。その三種のマリネを豪快に皿盛りし、クリームチーズソースを添えた大皿でした。
残念。写真はピンポケ、でした。
 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん  こんばんわ〜〜

数日の寒い事に驚きながら〜 貴地や新潟の雪の多さに目を見張ります。青空の有る毎日に文句を言ってはね〜〜

さてさて、ルーネンバーグのパノラマ感動です。

 

色合いがパステルカラーの家々 ホントにカラフルで可愛い!!

Googleマップで拝見すると、ルーネンバーグは、ペギーズ・コーブより遥か遠い場所に有るんですね?
綺麗で、天気も良くて〜 ホントに羨ましいです。

画像も素晴らしいです、それに〜 流石の文章力です。  
たえこ
2012/01/27 22:03
たえこさん、こんばんは。

ホントに寒いですね〜。
そして、おっしゃるとおり。しんしんと、雪は降り続いて、車庫の前から道路までの除雪、門から玄関までの雪すかしと、連日大息を。。。

こちらに帰って以来、今年は、ひょっとすると、一番の雪の量かも。いや、昨年もちょっとひどかったですね〜。

ルーネンバーグ、おっしゃるとおり、ペギーズ・コーヴよりもちょい、向こうですね。ハリファックスから見れば。しかし、そんなに違いはないのではないでしょうか。

おかげさまで、天気は良くなったですね。ハリファックスを出て、走っているうちに青空が広がりました。

画像のことを、先生からほめていただくと、とてもうれしいです。
が。
実際は、まだまだですね。ピンポケはいっぱい撮っていますし。。。まだまだ勉強です。
hiroshi
2012/01/27 23:08

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