潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS ケベック名所。植民地“ヌーベル・フランス”の色濃く。

<<   作成日時 : 2012/03/06 15:33   >>

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無知、とは恐ろしいもので。


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ケベック州議事堂。旧市街を取り巻く砦壁のサン・ルイ門からグラン通りに入ると、右手にそびえる。フランス・ルネサンス様式の石造建築で1877年、明治10年から10年間かけて完成した。中央にそびえる美しい塔は高さ50メートル。正面にはケベック州ゆかりの歴史上の人物の銅像が飾られている。


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無知、の話の続きです。

大昔、半世紀以上昔の、しかも、極めて個人的なハナシで何ですが。。。
底抜けの無知蒙昧の徒であった“紅顔の美少年”時代。

第二外国語の選択で。
憶え難いほど文字列の多く長い単語が目立つのと、喉奥を震えさせて発音する「R」が苦手なもので。
「R」。ほら、「シェーンブルぅ”〜ルぅ”〜〜ン」の、あの「ル」です。

ということで。ドイツ語を諦めてフランス語を選んだら。
フランス語にも同じ音があって、おまけに鼻濁音やら半濁音やら。。。(涙、涙。

で。
いまだに。
フランス語と聞くと、穴があったら逃げ込みたいほど、フランス語に、強い劣等感があります。
そして。自慢じゃぁ、ありませんが。
「Je ne peux pas parler français」、じゃぁあ〜〜。
まいったかぁ。


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ケベック州議事堂前の「トゥルニー(Tourny)の噴水」。こちらから眺めるシャトー・フロントナックの屋根の工事は、行われていない。

噴水は、ケベック・シティ誕生400年を祝って地元老舗からケベック市へ贈られた。1857年、フランスのボルドー市に水道が開設されたのを記念し、ボルドーのトゥルニー通りに設置され、1960年まで稼動していたが、その後廃止されてパリの蚤の市に回り、それをケベック・シティの老舗の経営者が発見して買い取り、ケベック・シティに贈った。パリ万博で金賞を取った作品でもある。



だから。
ヨーロッパの街に似てみえて、基本は好きな街なのですが。。。

そういう面では、ケベック・シティはなんとなく負い目を感じる街、であります。

なぜならば。
この街は、そのフランス語、のみ、が公用語。
住民のおよそ9割の人々も、フランス語のネイティブ・スピーカー。英語系は1割にも満たないのだとか。

だから。
また、だから、ですが。。。

お店の方は英語も話せるに違いないのに。
ネイティブでない、東洋の島国の、たどたどしい似非英語で話すこちらの受け答えになると、「英語などわかりっまっしぇん」という感じで、フランス語のみ、お話になる方も、いる。

いや。多分、こちらの僻み、で、そう見えるだけなんでしょうけれども。
本国フランスでも、そう感じることが、まま、あるんですね〜〜。


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砦壁の門を通り抜けて戦場公園へ出る。
↓ 北端の展望台の背後に見えるのは、「知事の散歩道(Promnade des Gouverneurs)」。左側に、公園の案内板が立つ。


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そしてこちらの街では。
名所旧跡の案内表示や街の看板に、英語もないではなく、それは「本国」よりもありがたい、ですが。。。
こちらでは、フランス語表記の後に、小さく、英語表記を添えている、いわば「おまけ」みたいな具合に扱われています。いや。そう感じます。

画像ということで。

今からおよそ250年プラスα、の昔。
シャトー・フロントナックの西に広がるシタデルからアブラハム平原にかけての、現在のバッテリー・フィールド・パーク、戦場公園で繰り広げられた1759年の戦場跡地の各案内板も、左側の一等席がフランス語。英語版は右側、二等席に。

画像3年前。新聞記事で読みました。

「アブラハム平原の戦い(Battle of the Plains of Abraham)」とも、「ケベックの戦い(Battle of Quebec)」とも言われているこの歴史的な出来事の250年の節目を記念して、こちらの国立戦場委員会(The National Battlefields Commission)が戦闘の再現劇をイベントの一つに組み立てようとしたところ。

ケベック・シティ在住のフランス語系住民たちが猛反対。
フランス軍が英国軍に敗退した歴史の再現など見たくもない、ということであったのでしょう。

画像こちらの街を中心に。今もなお、カナダからの独立を主張する人々は、ケベック・シティや州全体で数多いのだとか。

「アブラハム平原の戦い」。

日本で言えば、「関ヶ原の合戦」か「桶狭間の戦い」の、観光アピールのための再現劇、のようなものだと思うのですが。。。反対派の人々が結集して、イベント開催中にどんな惨劇が起きても、企画した主宰者の責任とのアピールが出された、などといういきさつを、ネット上で何度か見た記憶があります。

画像その戦闘の両軍の指導者である、英国軍ジェームズ・ウルフ(James Wolfe)将軍、フランス軍ルイ・ジョゼフ・ド・モンカルム・ゴゾン(Louis-joseph de Montcalm-Gozon) 侯爵の銅像が仲よく、こちらに交易拠点を設けたフランスの探検家ジャック・カルチェとともに正面、一等席を飾る、ケベック州議事堂から、市内の観光拠点巡りは始まりました。

旧市街の観光は、2011年10月2日、日曜日、のことでした。

州議事堂の後、シタデル、バッテリー・フィールド・パーク(戦場公園)、シャトー・フロントナック、テラス・デュフラン、ノートルダム寺院、アートのトレゾール通り、神学校博物館(旧ラバル大学)、ノートルダム・デ・ビクトワール教会(勝利のノートルダム教会)などなどを巡りました。


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戦場公園北端の展望台。こちらからは、広い戦場公園のほか、ジェームス・ウルフが陣を敷いた英国軍の本拠地であったセント・ローレンス川対岸が一望だ。

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↓ 戦場公園からシタデルの石垣下を通り、テラス・デュフランへ抜けるおよそ300段の階段道、知事の散歩道。眺めが素晴らしい。


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戦場公園ディスカバリー・パビリオン。

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戦場公園に隣接した聖ドミニク司祭館。


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愛称「画家のこみち」とも言われる、トレゾール小路。シャトー・フロントナックの広場を挟んだ北側に延びる細い、長さおよそ100メートルの道で、愛称のとおり、道の両側に若い画家たちが自作を並べている。


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ノートルダム寺院。ケベック・カトリックの中心で司教座が置かれている。その名の通り、聖母マリアが。聖母は、胸に手を置く無原罪のお宿り型だ。

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ノートルダム寺院の北に位置する神学校博物館、旧ラバル大学。

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ノートルダム・デ・ビクトワール教会。

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コメント(2件)

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hiroshiさん  オバンデス!!

何時もながらのお詳しく内容の濃い描写です。

>「Je ne peux pas parler fran&ccedil;ais」・・・
チンプンカンプンの無知なもんで翻訳サイトで直訳 ・・・・ 「Je fran&ccedil;ais」を話すことができません。・・・おフランス語ですね〜〜

立派な仏語学力では無いですか? 参りました!!

戦場公園は行きませんし、ケベック州議事堂も行きませんでしたよ〜


唯一が、「トレゾール小路」です。ここを通り抜けたんです。
何故ならば通り雨になり、しばし雨宿りでした。
直ぐ止みましたが、テントに大粒の雨でしたよ〜
あの場所が懐かしいです。 皆さん大慌てでしたから〜

間もなくです。 なでしこジャパンの応援します。 

  
たえこ
URL
2012/03/07 21:25
たえこさん、こんばんは。

ただいま、ハーフタイム中です。

先制を許して。。。
ちょっと心配ですね。
しかし、一つ返したので、まだまだ。

はい、なでしこジャパン、を観戦中です。
後半、なんとか頑張ってほしいです。

>立派な仏語学力では

あはは。←照れ笑いです。
辞書をひきながらならば、かろうじて、このレベル程度までだけ、話しは出来ませんが、文字にすることだけはできまする。しかし、植木等のあの歌ではありませんが。。。♪はい、それまで〜よ〜♪

そうですか?
トレゾールで雨宿りですか。それはまた、かえって面白かったのではないですか?

戦場公園は、ゆっくり走るバスの中からの光景が大半です。
ところどころで停まりましたが、あちらは広いですものね。歩き回るならば、半日は必要なのではないでしょうか。

もうすぐ、また後半戦ですね。
頑張ってほしいです。
hiroshi
2012/03/07 23:04

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