潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

アクセスカウンタ

zoom RSS ベネチア出港。高さ約60mの甲板から魅惑の街〜1。

<<   作成日時 : 2012/06/30 15:31   >>

ナイス ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 8

 

2012年5月31日、午後5時17分。
予定を遅れること17分。。。
「セレブリティ・シルエット」はヴェネツィア、マリッティマ港の岸壁を離れました。


画像

画像
マリッティマ・ターミナル、107番=タグリアメント埠頭を離れる。はるか遠くにマルコ・ポーロ空港、ラグーナを挟んでリベルタ橋、橋の向こうのラグーナの中にカンバルト島、同じく左端にサン・セコンド島。リベルタ橋の手前にモノレール、ピープル・ムーヴァー。船の左真下は、クルーズ・ターミナル、クロチェーレ・ターミナル。左舷が107番岸壁を離れた瞬間の写真。


午後5時の出港予定をさかのぼる、およそ30分ほど前に、最上階デッキへ駆け上がりました。

これまでに乗ったいちばん大きな船よりも、なんと! 7000トンほども上回る、 今回は、わがクルーズ人生で、最大の船に乗ったのです。

昔から、「○鹿と煙は高いところへ。。。」とか、言うじゃぁ、ありませんか。
ことわざ通りの、クルーズ好き、クルーズ○鹿です。とすれば。これは、最上階デッキへ、行かずに、おられましょうぉぉ〜〜かぁ〜。いや、行かずにはおられない。と。

多分。
海面からの高さ、いわゆるエアー・ドラフト(Air Draft)は、60mはないとしても、おそらく、それに近いのではないでしょうか。

ビデオ・カメラでしか記録を撮っていなかった7年8カ月前に比べて1万3,000トンも大きく。
さらにその4カ月前に乗った8万2,000トンクラスで撮った動画に比べれば。4万トンも巨大な船のデッキからの眺めなのだから。

当然と言えば当然、なのでしょけれども。
世界遺産のラグーナの中の街、ヴェネツィアを眺め下ろす光景は、それを良しとするか否とするかは別にして、これまで見たこともないような、驚きの景色でした。
10万9,000トン、ひいては8万2,000トンでも「高みの見物」ではありましたが、これほどのことは、なかった!

こうも高い位置での視点となると、鳥かヘリコプターに乗っているごとくで、違和感さえ覚えました。

以下。
文章を出来るだけ割愛して。

写真で、この街からの、“巨大船”での出港風景の「覚え書」です。
なお、各画像の右下に添えてある小さなそれは、同じ場所を、過去に地上で撮影した記録画像です。

パート1、の今回は、マリッティマ・クルーズ・ターミナルから共和国時代の税関の建物のある岬の先端、プンタ・デッラ・ドガーナまでの写真から、ピックアップしました。

船上からの写真は、拡大してご覧になれます。


画像


画像


画像

画像スコメンツェラ運河横の、マリッティマ港に隣接したサンタ・マルタ・ターミナル。上写真の左、スコメンツェラ運河と直角に交わるジュデッカ運河に面した岸壁が、ヴェネツィア全体で4つあるうちの2番目の港だ。3万トンクラスまでの小型船の停泊場所。

画像こちらには、ヴァポレット(水上バス)のサンタ・マルタ停留所がある。10年ほど前までは、スコメンツェラ運河を挟んでイタリア国鉄の引き込み線がマリッティマ港に流れ込んでおり、VSOE(ヴェニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス)の豪華な客車が停車している光景を良く見られた。


画像


画像


画像

豪華ヨット、「カリンシマZ(Carinssima7)」。オーストリアの富豪一族所有。全長97m、全幅16m、3643トン。

画像

リバークルーズ船「ベリッシマ(Bellissima)」。全長110m、全幅11.4m、乗客134人、乗組員およそ30人。ラヴェンナとヴェネツィアの間で、アルプスから流れ出てアドリア海に流れ込むポー川を上り下りする。1週間のコースでは、ヴェネツィアを出たあとキオッジャ、タリオディーポを経てフェッラーラ近くのポレセーラまでさかのぼり、ヴェネツィアへ戻ってくる。乗船料金は最下級のキャビンで700ユーロ前後だ。

画像

画像サンタ・マルタ港の一角、手前のサン・ニコロ小運河に沿って、サン・ニコロ教会が見える。このエリア、サン・ニコロ・メンディコリもリアルト界隈や本島東端のカステッロ・ディ・オリヴォーロ界隈と同じく古い地区で、代々漁業関係者の街であったという。ひと昔前は、この辺りは観光客はほとんどやってこず、荒れ果てていたが、近年、港湾整備計画に乗って、周辺の再開発が進んでいる。

画像

ヴェネツィア港、サン・バシリオ・ターミナル。遠く、画面の中央に見える大きな建物は、サン・ジョバンニ・エ・パオロ教会。右端にサン・マルコの大鐘楼が見える。真下の左端はアンジェロ・ラファエレ教会、その右側がサン・セバスティアーノ教会、その後ろの背の高い鐘楼はスクォーラ・グランデ・デイ・カルミニ。

画像


画像サン・バシリオのクルーズ・ターミナル。こちらは小型船から5万トン前後の船が停泊する。1年7カ月前にこちらあたりを歩いた時は、ターミナルはまだ完成したばかりであった。

画像右端に、ヴェネツィア生まれの作曲家ヴィヴァルディを記念したモニュメントが見える。高さおよそ1メートルほどの台座の上の、バイオリンとチェロを演奏する3体の銅像は、高さ2メートルほどの大きなモノであったが、船の上から見ると小さい。


画像

画像サン・バシリオのターミナルを一段降りると、ザッテレの長いフォンダメンタ、岸辺の道に出る。そのとば口にあるのが、ヴァポレット、水上バスのサン・バシリオのバス停。このバス停の前のスーパーマーケットは、物価の高いヴェネツィアながら、売っている品物の価格は比較的に安い。

画像


画像

画像ザッテレの河岸。大河と見まがうほどの広いジュデッカ運河の横を行く、幅広の岸辺の道は、散策に絶好だ。岸辺に何軒かある、運河に張り出したオープン・カフェが気持ちよい。

画像上写真中央、奥に見えるのは右写真の、ヴェネツィアにいくつかある傾いた鐘楼の中ではいちばん有名な、サント・ステファーノ広場の、サント・ステファーノの鐘楼。

画像サン・マルコ広場からアアカデミア美術館へ行く、ヴェネツィアでは第一級の観光ルート上にあるため、他の傾いた鐘楼よりも良く知られている。



画像

画像サン・トラヴァーソ運河脇のスクエーロ、ゴンドラ造船所。今では珍しい木造の、木組がむき出しで、どことなく日本家屋風に見えるのが面白い。背後の教会は、サン・トラヴァーソ教会。


画像


画像

画像ザッテレの水上バス乗り場の前が、ジェスアティ教会。この教会の前で、ヴァポレットを待つ大勢の人たちが手を振って、通り過ぎていくクルーズ船を見送っていた。向こうからは、どんな風にこの船がみえたのだろうか。

画像教会脇の道を写真奥、カナル・グランデ側に進むと、アカデミア美術館前の広場に出る。カナル・グランデとジュデッカ運河を結ぶ、何本かある道のうち、一番人通りが多い。



画像

画像ザッテレを4つに分ける道筋のうち、西から2番目の、ザッテレ・ディ・ジェスアッティ。写真中央奥に、フェニーチェ劇場が見える。


画像

画像映画「旅情」の舞台、ペンション・フィオリーニ荘のセットが組まれた、カナル・グランデ沿いのサン・ヴィオ広場が見える。

画像

ヴェネツィア版ベランダ、というか、物干台というか。アルターナが見える。

画像

画像サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会が見えてきた。


画像

画像カナル・グランデ沿いのパラッツォ・コルネール・カ・グランデ。ヴェネツィアに数多いパラッツォの中でも、際立って堂々とした威厳のある建物。現在は州庁舎として使われている。

画像


画像

画像画面中央から右寄りに見える丸いドームの屋根は、円階段が続くコンタリーニ・デイ・ボーヴォロ階段。ボーヴォロとはヴェネツィア方言でカタツムリ。円筒形のらせん状の階段がカタツムリに似ていると、こう呼ばれ始めたそうだ。コンタリーニ家のパラッツォの外階段だ。


画像


画像

画像サン・マルコ広場の西、船から眺めてジュデッカ運河とカナル・グランデとの合流点に見えるプンタ・デッラ・ドガーナが見えてきた。こちらが船の上だから、だろうか。プンタ・デッラ・ドガーナは船の舳先のように見える。カナル・グランデの向こう側は、ヴェネツィアの高級ホテル街。左にカナル・グランデに張り出した食堂と屋上にもダイニングを持つバウアー、右にモナコ・エ・グランド・カナルが見える。

画像プンタ・デッラ・ドガーナの先端に「カエルを持つ少年」の像。ここ最近、新しい美術館が開館するなど、こちらあたりはひと昔前から見て少しづつ街並みが変わってきている。天気の良い日にこちらの先端に立つと、気分爽快だ。


 
画像

残念ながら天気は今一つ、高曇りの状態で、好天ならば、この位置で、サン・マルコ広場の向こう、ラグーナのさらに彼方、陸地はるかに屹立して見えるアルプスの峰々は、靄の中に溶け込んでいた。
 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
ナイス ナイス ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん  オバンデス!!

ベネチア出港はもう一度って思う「ナンバワン」 の場所です。
まあ〜スゴイ!!  やっぱり大きな船からの画像はアングルの違いが歴然です。

カーニバルリバテイより1・2トン以上大きいんですから〜 
それに新造船でしょう? 如何でしたか? 羨ましいです。

見降ろしてるのが判って、はっきり違います。

>豪華ヨット、「カリンシマZ(Carinssima7)」。オーストリアの富豪一族所有。全長97m、全幅16m、3643トン。

そうですか〜〜〜 スゴイヨットですね〜 「H」のマークはヘリポートでしょう〜?
上から見下ろされて「イヤ」って言ってる気がします。
それにしても豪華なヨットです。 驚きました!!

 
 
たえこ
URL
2012/06/30 21:15
たえこさん、こんばんは。

ねぇ〜〜。随分違って見えますよね〜。

>見降ろしてるのが判って、はっきり違います。

鳥になって、ヴェネツィアの空を飛んでいるように思いました。
運河横の道では、歩いている人が真下に見えるような感じでしたし。

結果、模型の街を眺めているような感じで、もう一つ、ヴェネツィアの街との一体感が薄い印象も。人それぞれ、好き勝手はあるのでしょうね。自分の場合は、もう少し低い視点の方がよかったかな、と。小さ目の船が、良いのかなと思いました。

豪華ヨット。
あんな船で世界の海へ遊びにいらっしゃる方もいるんですね。この広い世界には、想像できないような大金持ちもいるんでしょうね〜〜
hiroshi
2012/06/30 21:29
こんばんは〜〜。
いよいよ、出港ですね。
血湧き肉踊るって感じです。
ドキドキしちゃいます。
たえこさんの仰られる様に、アングルが素晴しいです。
ヴェネチア2お知り尽くしてらっしゃるからこそのフォトです。素晴しいです。

>カリンシマZ(Carinssima7)
そうですか、この船のお名前、そして所有者も分かりすっきりしました。昨年の夏、スピリットから船尾側を見て写真に納めた船が素晴しくて、どういう方が乗られるのだろうと思ってとても気になっていたのです。
中にふかふかのソファと、デッキの座り心地の良さそうなチェアも気になっていたんです。
hiroshiさん、教えて下さって有り難うございます。

サンバシリコ、懐かしい響きです。

迫力ある写真、見せて頂いて、嬉しいです。
ただいま、こんな状態なので、お写真を楽しく見せて頂いてま〜〜す。

患者さん達には笑われてます。医師が骨を折ると、どうも漫才みたいらしいんです。先生が、骨を折るんですか?って。
不自由ですが、でも回りの方の情けとかも感じる事が出来て勉強になりました。
hiroshiさん、続き、たのしみにしてますね。
murmur1
2012/06/30 23:12
murmur1さん、こんばんは。

その後、いかがですか?
もうそろおろ、痛みはそれほどお感じならなくなったころでしょうか? それとも。。。早く良くなられると、いいですよね〜。

患者さんたち、そうですか?

>医師が骨を折ると、どうも漫才みたいらしいんです。先生が、骨を折るんですか?って。

あはは。
先生には申し訳ありませんが、でも、患者さんたちのお気持ち、なんとなくわかります。完全無欠だと、ついつい思ちゃうんですよね。ドクターとか大学の教授とか、知的ご職業の代表選手の方々は。我々凡人からみると。もうひとつ、紺屋の白袴、ってなことも思って、きっと親近感をお持ちになるんでしょうね。先生の患者さんたち。

あの超豪華ヨットは、素晴らしいですよね。なんでも百貨店ご経営一族であるとか、という話は、船で聞きましたが。。。??ああいう船でクルーズするのもいいでしょうね。夢のまた夢です。。。

>懐かしい響きです。

そうでらっしゃいましょうね。
あのターミナルへいらしゃるのに、のっけからハプニング、もあったですし。ね。

あのクルーズ旅のご記録。まだ続きがおありになるハズですよね。いえ、まだお書きになっていない、新規の記事が。。。時々、昨年の記事へバックして、新記事が載っていないかお訪ねしているのですが。。。いつの日か、新たに拝見できるのではなかろうかと楽しみにしています。

そういえば。
いつもの夏休みの例で推測させていただくと。もう既に、手配は終えられている季節ですね。ジンクス、をお持ちですからお尋ねしませんが、そちらの記事も、これから先、楽しみですね〜〜。
hiroshi
2012/06/30 23:33
ヴェネツィア出港は、やはり素晴らしいたえこさんとおんなじ
ただしアングルの違いが分からない〜

船のデッキは何階になるんですか?

大きな船にも憧れます。が余り大きいのは、人の顔が見えずらいかもの最近の感想です
これで曇りですか〜綺麗な街並みがはっきり分かりますが・・

オーストリアの富豪のヨットが(色が濃過ぎ)完全に場から浮いてる様に見る私はひがみ一杯。
豪華ですね〜

友人はMSCの方が良いかもと言ってましたが・・
ミレニアムクラスの方が好きとも。

秋にRCIのリバティで発クルーズで、地中海に夫と行く事になった友人は、ココンさんのお陰と大感謝されました

私はhiroshiさん。たえこさんのお陰でクルーズに詳しくなりました(#^.^#)
ココン
2012/06/30 23:37
ココンさん、こんばんは。

おっしゃるとおり。
ヴェネツィア出港は、やっぱり良いですよね〜〜。

>が余り大きいのは、人の顔が見えずらいかもの最近の感想です

ね〜〜。
それですよ。
アングルの違いも、まさにそれですよね〜。街の人たちは皆、顔をかなり上に向けて、仰ぎ見ていますよね。で、逆に船の上から眺めていると、ちょっと違和感。別にお話するわけでも、出来るわけでもないですが、街中の人々と、船のデッキのこちらと、もう少し低い位置で顔を見合わせていられる方が、なんとなく雰囲気は良いです。

>船のデッキは何階になるんですか?

最上階は16Fでした。ただし、欧米の船ですから、13階はなし、12階の次は14階でしたが。。。

>ミレニアムクラスの方が好きとも。

こちらも同じです。
しかし、そのミレニアムクラスも、大改造したそうですよね。で、船の雰囲気がソルスティスクラス化しているのならば。。。と思うと、もうセレブリティはセンチュリーくらいしか、乗りたい船はなくなったのかなあ〜などと心配しています。

ココンさんがクルーズにお詳しくなったのは、たえこさんと、ココンさんご自身のたゆまざる勉強の成果。ですよね〜〜
hiroshi
2012/07/01 00:02
hiroshiさん、お久しぶりです。

鳥かヘリコプターに乗っているような感覚ですか? 好きです、そういうの。
私は人混みを避けて3階あたりで外を眺める派ですが、巨大船に乗ることがあったら最上階に上がってみましょうかね。
3〜4階くらいのデッキもデッキチェアが置かれてる船は人が多いですが、6月に乗ったコスタ・メディテラニアはクルーくらいしかいませんでしたから快適なものでした。港で見送ってくれる人達が近くに見えて低い階からの眺めもいいですよ。

夏のクロアチアがどれくらい輝いて見えるのか、今からお話を楽しみにしています。
かいり
2012/07/02 01:36
かいりさん、ご無沙汰、です。

そうですか?
お好きですか? バード・アイでの眺め。
そうですよね。飛行船とか気球とか、一度は乗ってみたいと、自分も子供のころに思いました。そうか。そういう感覚に切り替えればよかったのですかね〜。船のデッキだと思っているから、なんか、ちぐはぐに感じましたが。。。

そうですよね〜。
メディタラニアにおのりになったんですよね。
いかがでした? 

船は、自分も、あのくらいの大きさが好きです。8万トン前後が一番快適なような気がします。
今回、乗った船はちょっと大き過ぎでした。ダイニングからシアターまでは遠いし、プールの周りにデッキチェアがバリ島のケチャックダンスのようにうるさく取り巻いているような感じだし。。。(涙

>港で見送ってくれる人達が近くに見えて低い階からの眺めもいいですよ。

そうなんですよ!
違和感を持った最大の点は、これでした。岸にいる方々の顔が見えないんですね。これから先、もし、万が一、12〜13万トン以上の大型船に乗る機会があるならば。もう、絶対に最上階デッキへは行かないことにします。

クロアチアの6月は、夏休み入りした子供たちを連れた家族連れで混雑していました。そして暑かったです。寒いのもなんですが、厚いのも堪えました。
hiroshi
2012/07/02 14:29

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文




会社設立 大阪市
   
アクセスカウンター
出会いライブチャット出会いモバコイメル友

ベネチア出港。高さ約60mの甲板から魅惑の街〜1。 潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる