潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

アクセスカウンタ

zoom RSS ラヴェンナ郊外小漁村。ひなびたビーチの隣りに、港。

<<   作成日時 : 2012/07/24 11:41   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 6

 

画像ちょっぴり、ご無沙汰でした。

夏休みが、はじまりました。

都会を離れた地方では、親類縁者や身内の、帰省や避暑を兼ねた来訪ラッシュの季節入り。年末年始と並ぶ、じじばば、繁忙期、超多忙シーズンの開幕です。


画像


画像



能登半島国定公園に行ってきました。

うち、内浦、つまり富山湾側の、半島付け根の古い魚の街で。
義理で顔出ししなければいけない催しを一つこなした、ことのついでに。ぶらり、半島突端まで、車を走らせた。というワケです。

画像うち、半島東側付け根の古い漁師街。

ちょっと残酷、修羅場に見えなくもありませんが、半年前に撮影した、右写真のブリの捌きのごとく。
真冬、厳寒期に訪ねれば、名物の寒ブリが際立って旨い、街です。

そして、この街の郊外に、児童向けの遊具や遊歩道のほか、レストランなどもそろえた、ちょっと変わった庭園が、このほどオープンしたのですね。

画像画像噂で聞いてはいましたが。。。
今回、初めて行ってきました。

画像カナダ、ヴィクトリアのブッチャートガーデン→右写真、ホンモノです→と、オランダのキューケンホフ公園→右斜め下、これもホンモノの方です→を模したのだいう、一角も。なるほど、なるほど。似てるかな??という感じで、結構きれいで。たしかに良く似て見えました。

画像訪ねた折は、エンゼル・トランペットと、季節的に端境期に入っているにも関わらず、この庭園の“売り物”としている薔薇が、見事でした。

こちらの海岸沖は、海越えの北アルプスの眺望も、絶好と評判です。

しかし。
残念ながら今回は、眺望をも売り物とするこの庭園でも、海際の浜辺でも、宿の露天風呂からでも、天候が良くなかった影響で、滞在中の最後まで、名物を眺めることは出来ませんでした。


画像


画像


露天風呂では。

システム発祥の地であり、沖合に45カ統あると聞く定置網漁の、白昼の網の様子や、未明から早朝にかけての網の引き揚げ作業中であろうとみられる暗闇の中でゆらゆらとゆれる漁火が、叙情豊かで、結構楽しめました。


さて。

クルーズのハナシ、続きです。


画像


2012年6月1日、金曜日。
前日夕刻にヴェネツィアを発った「セレブリティ・シルエット」は、この朝、午前6時50分過ぎに、ラヴェンナ郊外、ポルト・コルシーニ・クルーズ船ターミナルに着岸しました。

ラヴェンナ。

イスタンブールやパレルモと並ぶ、モザイク芸術の街です。
で。陸旅でこれまでに2回、この街へやってきているのですが、海からは、つまり、クルーズ船で立ち寄るのは初めて、です。

ラヴェンナは、ヴェネツィアから、直線距離ならばわずか120〜130キロほど。車ならば、ローマ広場から2時間ほどで到着するのではないでしょうか。
イタリア国鉄を利用して内陸側に迂回しながら電車で巡っても、ボローニャ乗り換え、またはファエンツァ乗り換えで3時間あまり。

だから、もしも。
万が一。
今回のクルーズ記、「覚え書」冒頭に書いたようなことが、残念にも的中。ヴェネツィア、マリッティマのターミナルで船に乗せてもらえなかったならば。。。


画像ヴェネツィア、サンタ・ルチア駅発16時57分の電車に乗って、ボローニャ着は18時20分。ボローニャ発18時35分発に乗り換えてフアエンツァ着19時25分。続いてフアエンツア発19時41分のラヴェンナ行きに乗ってラヴェンナ着20時10分。。。。3時間余りでラヴェンナに先着出来る。。。ほどの距離を、船は一夕夜朝までの14時間ほどをかけて航海するスケジュールであったワケ、でした。

画像なぜ、上のごとくの細かな、万が一の際の次策の段取りまで細かく知っているか?
ここが、石橋を叩いて橋を壊しかけても、なかなか渡ろうとしない、「臆病者」の面目躍如たるゆえんです。
この程度の段取りならば、きっちり「想定内」として出発前に調べ終わり、電車のダイヤとともにメモ帳に書き込んであるのです。。。


画像


画像と。

どこか、えらそうに書き込んでいますが、本当に、ただただ気が弱い、ペシミストなのだと、強調したかっただけで、他意はありません。

画像脇道に逸れたついでに。
もう一つ、生意気にも、ラヴェンナのクルーズ・ターミナルのハナシを。
理由は、出発前、この港の情報集めに、こちらはかなり苦労したもので、この港へ立ち寄る船を次回にお選びになったクルーズ愛好家の皆さんへ、ご参考までに。

画像つまり、クルーズ・タイムテーブル・ドットコム。。。←日時をクリックすると、この港へ立ち寄る船、及び寄港日を確認できます。。。によると、この港への寄港船が激増しているらしいではないですか。今年から来年にかけて。従来、リボルノから訪ねるしかなかったフィレンツェへのエクスカーションも、この港に停泊する船で既に組まれているくらいでしたから。。。

アドリア海随一の規模を誇るという、クルーズ船ターミナルに隣接したマリーナ。こちらの名はマリーナ・ディ・ラヴェンナ。

画像にも関わらず。
でありながら。

この港の情報やガイド、紹介サイトの日本語版は、ウエブ上で全くなかったです。
で。こちらがその役目の万分の一くらいは果たすのが、先にこの港を利用した者の務めではなかろうか。と。そう考えたワケです。

港は、まだ、いたるところで工事中であった。

画像

対岸、マリーナ・ディ・ラヴェンナの村へ渡るフェリー。


というわけで。
まず、この港の生い立ちから。


“新参者”の港のようです。
完成、稼働開始は、昨年の6月20日、とか。まだ開港して間がない、ニュー・クルーズ・ターミナルです。
港から歩いて約10分。小さな村、ポルト・コルシーニ(Porto Corsini )の中心部まで出かけていって、インフォメーションで確かめてきました。
画像270年ほどの歴史しか持たぬ、イタリアとしてはまだ新参者この村のインフォメーション。
クルーズ船の乗客、ましてや日本人が、汗を流しながらテクテク歩いてやってくるのは結構珍しいとみえ、事務所にいた全員。。。といっても、たった二人しか職員はいませんでしたが。。。全員で親切に、長い時間をかけて応対してくれました。

帰りには、「ポルト・コルシーニ、わが町(Port Corsini Paese Mio)」と題された村民の全員のカラー写真が載っているのではないか、と思うほどの微に入り細にわたるA4版、フルカラー、104ページの立派な装丁本や十数種類のパンフレットや地図を、どっさりとプレゼントしてくれました。

それだけ、クルーズ船の乗客はこの村にやってこない、つまり通過するだけの街である、という証左なのでしょう。

画像以下、そのインフォメーションでもらった地図やパンフレットで教えてもらったこと、ばかりです。

昨年初夏に完成したこの村の新クルーズターミナル。
位置する場所は、ラヴェンナの旧市街の中心、タウンセンターから東北へおよそ7.5キロ。コルシーニ運河が、クルーズ・ターミナル横からラヴェンナ旧市街の入り口まで走っています。

この辺り、ポルト・コルシーニから北、およそ90キロの位置にある、かつて製塩業でヴェネツィアのライバルであった昔の都市国家、コマッキオ。
さらにコマッキオからさらに北、およそ70キロほどの位置にあるヴェネツィア・ラグーナ南端の街、キオッジャまで。

その間の、ポー川河口、アドリア海に注ぐ地域は自然保護区域に指定されている巨大な湿原地帯、パルコ・デル・デルタ・デル・ポー(Parco del Delta del Po) が広がっており、野鳥観察の名所。なのだそうです。

画像


画像この辺り、エミリア・ロマーニャ州のデルタ地帯の伝統漁法、ビランシア(bilancia)=バランス漁法、の釣り小屋が、あちらこちらに数多く建っていた。日本の四つ手網のようなものであろうか。魚待ち漁法で、網を水中に引き落として魚が入るのを待ち、網を引き揚げる、ゆったりとした漁法。最近では、本職の漁師さんよりもレジャーとして網漁を愉しむ人たちで賑わっているだそうだ。釣れるのは、イワシ類がメインだと、もらった「ポルト・コルシーニ」誌に載っていた。

画像

写真は、ラヴェンナのBevano川の風景。

画像


小さな村、ポルト・コルシーニのクルーズ船ターミナル。
クルーズ・クリティックなどウェブ上のサイトを巡りながら集めた事前の下調べでは。。。

もし、ショア・エクスカーションに参加しないならば。。。
港でタクシーはほとんどつかまらない。だから、タクシーで観光地を巡るつもりならば、あらかじめラヴェンナの街中のタクシーを予約しておくべし。
シャトル・バスは、クルーズ・ラインによるが、走るのも走らないのもあり? 
旧市街までのパブリック・バスならばライン90番、国鉄駅前までおよそ20分。ただし本数は少ない。などなど。

実際にポルト・コルシーニのターミナルに着いたらば。。。

下調べ通り、開いて間もない小さな寂しい港で、ショッピング街はもとよりカフェやレストランも港周辺には皆無。歩いて10分ほどの、村の中心まで出向かないと、コーヒー一杯飲めない、具合でした。
港は今なお、まだ工事中で整備を終わっておらず、土の山がむき出しで。。。

画像


画像


しかし。

イタリア映画「道」や「甘い生活」などのメガホンを握ったフェデリコ・フェリーニ監督の出身地である、ラヴェンナからおよそ50キロほど南のリミニをはじめ、リミニの南のミザーノアドリアティコ、リミニの北のチェゼナティコなどアドリア海に面したイタリア人庶民派ビーチ地帯のような海水浴場が、港のすぐ北や南に広がっていたのは、下調べ段階で気づかなかった、うれしい誤算でした。

で。

実は、ラヴェンナには過去2回、訪ねているもので、まだ見たことがないラヴェンナ郊外のモザイク画の教会、サン・タポリナーレ・イン・クラッセ聖堂を訪ねる4時間余りのショア・エクスカーションを終えた後、この街でとくにすることはなく、マヨルカ焼の陶芸の街、ファエンツァを訪ねる予定でいたのですが。。。これはカット。

天気予報では暑い日になる見通しであったもので、替わりに、ポルト・コルシーニのビーチ行きへ、計画変更。

おりしも、イタリアはこの日からいよいよ、学校は夏休み入り、イタリア社会も、ユーロ圏経済危機などどこ吹く風、この日からお決まりの長期休暇を楽しむ夏のバカンス・シーズン入り。。。

浜辺は、この日を待っていた人々が繰り出し始めて、結構、賑わっていました。
そしてこちらも。ホントに暑い日になったもので、初泳ぎを体験してきました。アドリア海の海水温はまだ、ちょっと冷た目でした。

画像


画像


画像

ビーチから眺めた「セレブリティ・シルエット」。

画像

広大なオートキャンプ場、バンガローなども広がっていた。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさんも  お忙しいんですね〜 
ご苦労さまです。

田舎は、旧盆ですが、お盆が近づきますと何かとお忙しい気分です。それに交通機関の予約を考えると憂鬱です。
バスが良いのですが、渋滞ですし〜

登半島国定公園ですか? 花壇は中々見事です。
北欧に思えますね〜〜  良いです事!!

ひみぼうずくんの頭撫ぜてきましたか?

昔行ったラヴェンナは、現役の頃でしたから、お正月でした。
手袋とマフラーをして〜 吐く息も白かったです。
もう〜 忘却の彼方です。
   

オートキャンプ場は、夏休みの皆さんで大賑わいですか?
モザイクの教会は次回ですか? 

楽しみです。 

たえこ
2012/07/24 20:45
たえこさん、こんばんは。

そうなんですよ。忙しいです。
この後も引き続き、千葉に住む妹一家や姪一家、京都在住の親類などの来訪が決まっていますし、その他もろもろ。。。予定はぎっしりです。

>花壇は中々見事です。

そうですか?
花や植物の専門的な知識をお持ちのたえさこんの眼でご覧になってそうならば、及第ですね。近々、もう一度、行ってこようと思っています。今回は雨模様、晴れても北アルプスは見えなかったですから。。。

ラヴェンナは、現役のころにいらっしゃったとすると、まだ、日本人はあまりこちらまでは訪ねていなかったころではないですか?

素晴らしい。

早い時期に、もう、あのモザイクをご覧になっているんですね。
そうです。モザイクの教会は、次回に、です。やっぱり、素晴らしかったです。次回もご覧いただいたら、うれしいです。
よろしく、よろしく、です。
hiroshi
2012/07/24 21:38
こんばんは〜〜。
海外のどこかの庭園かと思ってしまいました。
半島の付け根、と、書かれてらしたので、内灘かと思いましたが、反対側ですね。ですよね。
氷見ですか。大門素麺、美味しいです。大好きです。
それにそちらの寒ブリ、素晴しいですね。以前、友人が天然寒ブリ一尾を恩師にプレゼント。恩師は行きつけのお寿司屋さんに、研究室の私達を連れて行って下さり、全ての場所をお寿司にして食べさせてくれました。トロの部分なんて、マグロのそれより美味しくて、赤身の部分も美味しくて、ブリの各部位によっての味の違いを知り、ひれ伏しましたです。


さすが、hiroshiさん、何時もそんな風にキチンと下調べをされてらっしゃるのですね。ひれ伏します。折角、行くのなら予備知識をきちんと入れて行きたい物ですね。
ほぼ、前調べなしの、私は見習いたいです。。。
murmur1
2012/07/27 23:03
murmur1さん、おバンデス。

いかがですか? その後。。。。
と、こういう↑書き方をすると、ちょっと変ですね。日常のご挨拶のようで。。。そこはそれ、骨惜しみせず、お仕事は当然、他の分野でもお頑張りになるmurmur1さんですから、murmur1さんの「骨」の方も、早く良くなろうと健気に頑張って、順調に回復なさっていることでしょう。

>以前、友人が天然寒ブリ一尾を恩師にプレゼント。恩師は行きつけのお寿司屋さんに、研究室の私達を連れて行って下さり、全ての場所をお寿司にして食べさせてくれました。

それは素晴らしい。普通、一尾で5万円〜8万円くらい、高値のころは値を付けますから、お贈りになったお友だちの方もご立派ですが、恩師の方もまた、ご立派なご対応ですね。さすが。素晴らしい師弟関係をお持ちの世界です。

>何時もそんな風にキチンと下調べを

あはは。
お恥ずかしい。
上でも書いていますが、臆病者だから、です。いざ、という場面で、見苦しく慌てふためきたくない、という、保身のなせるわざです。

ひれ伏すなど、とんでもない。
どうぞ、臆病なヤツとお笑いを。

わが家の連れ合いは、先生タイプです。出たとこ勝負、どうにかなるさ、型。。。。いや、それ以上かな?
飛行機だって、搭乗開始時間など関係なし、テイクオフ時間だけで行動しているいい加減なところもあって、ぎりぎりまで買い物をしていて、機内に先に乗っていて、「出発しちゃったらどうするんだ」とやきもきしているこちらは、大変心臓に悪いです。

hiroshi
2012/07/28 00:03
こんばんは。hiroshiさん!!そしてだいぶお久しぶりです。Miss Mabaleのあといろいろとありまして。。。だいぶ生活がまた落ち着いてきました〜(笑) 能登半島の公園。。。すご〜くきれいなんですね。すっかり忘れてましたけど、日本は猛暑続きの夏で夏休みもはじまし、もうすぐお盆なんですね〜。ブリもこれまた美味しそうな写真です!!お刺身がほんとに恋しい今日この頃です。。。寒ブリ。。。2年間は食べれないんだな〜って思ったり

イタリアの新しい港。。港ってそんなにたくさん毎年増えるものなんですか??それともこの港が珍しいのですか?? 最後の港から眺めたセレブリティ!!すご〜く壮大できれいですね〜。
あおちゃん
2012/07/28 02:02
あおちゃん、こんにちは。

プチ、ご無沙汰です。
お元気ですか?
お仕事、いかがですか?
アフリカの大地、今頃はどんな季節なのでしょうね。カラッと暑いのか、じめじめしているのか?

そうですね。ミス。。。の記事以降、拝見していませんですね。

>いろいろとありまして。。。だいぶ生活がまた落ち着いてきました〜(笑)

どんなことがあったのかな??
いずれにしろ、落ち着いてきたということは、良いことなんでしょうね。

お刺身。
そうですよね。これは、日本以外では、食べれませんものね〜。もうしばらく我慢、我慢、ですよね〜。

>イタリアの新しい港。。港ってそんなにたくさん毎年増えるものなんですか??それともこの港が珍しいのですか?? 

いやいや、増えることはそんなにないんですが。。。
こちらの街は、クルーズ船の寄港で、町おこしの一環とするつもりで頑張っているのだと思います。街自身に見どころは多いし、周辺にも歴史ある街がそろっていますから、これから先、立ち寄る船はまだまだ増えるのではないでしょうか。

港の整備を今後進めて、クルーズ客にとって魅力ある港にしていくことが大切なような気がしました。
hiroshi
2012/07/28 17:41

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文




会社設立 大阪市
   
アクセスカウンター
出会いライブチャット出会いモバコイメル友

ラヴェンナ郊外小漁村。ひなびたビーチの隣りに、港。 潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる