潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS コペル。ヴェネツィア共和国領であった、古いみなと街。

<<   作成日時 : 2012/08/14 14:37   >>

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ただいま、世界的に?夏休み中です。
で。
日本でも昨日から旧盆入りし、夏の“民族大移動”はさらに賑やかとなってきたようですが。。。


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画像わが家でも賑やかな日々が続いていまして。
来訪した親類縁者に付き合っての遊び歩きで、生まれて初めて、こちらの「売薬資料館」へ行ってきました。

さまざまな資料の中に、子供のころに馴染んだ、“越中売薬”、薬売りのおじさんからもらった、紙風船や売薬版画などの懐かしい小物が並んでいて、なかなか面白かったです。


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画像資料館の中庭で。

炎天下、薬草のいくつかが花盛りでした。
名前だけは聞いたことがあるものの、どんななのかほとんど知らなかった植物の花々は、こんな具合であったのですね〜。


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さて。
遅々として進まぬ、今年初夏に行ったクルーズ談義の続きです。

2012年6月2日、土曜日、スロヴェニアのコペル。
左地図の、コペル旧市街の南、高速道路付近まで広がる平坦な埋め立て地は、およそ180年前まではアドリア海であった。つまり、コペルは、中世には海上に浮かぶ小島だったのである。

今回のクルーズ旅。
ブログ「覚え書」は遅々として進みませんが。。。

コペルでは、珍しく、ほぼ、先陣を切って下船しました。

前回、ちょっと書きました。
イストリア半島のスロヴェニア側は初訪問ですが、クロアチア側のいくつかのアドリア海に面した街は、以前、訪ねたことがあります。

何を観たくて、この半島を訪ねたのか?

ひと言では簡単に言えません。
が。あえて書き残せば。それは、ヴェネツィアの香り、でしょうか。





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画像この半島は、ダルマチア地方のほぼ全域と同じく、中世にはヴェネツィア共和国領土でした。
だから。今も残る小さな街々には、中世、ヴェネツィアの雰囲気が色濃く残っています。

そしてまた。
ヴェネツィア特有の、粘土層に無数の木杭を打ち込んで基礎を築いたラグーナの上に建つヴェネツィアの街並みの建物下には、このイストリア半島で採れた水に強い石灰石、いわゆるイストリア石が水回りを覆っているのですよね。

その採石場なども見てみたかった。。。

画像スロヴェニアには、カルスト台地ゆえの世界遺産指定の著名な鍾乳洞や石灰大地ゆえの見事な湖など見どころは結構あるのですが。。。ヴェネツィア偏執狂には、やはり、ヴェネツィアの香りのする断片をみてみたい。

ということで。
前回は、街と石とを追いかけて、イストリア半島のクロアチア側に入りました。

石はもちろん、現在のスロヴェニア側でも採れますが、イストリア半島南端、プーラのさらに南のカルメンジャクなど、採石場や採石場跡は、クロアチア側の方が知られているようでした。






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コペルの街に、ヴェネツィアの有翼のライオン像があふれていた。

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今回。
この街、コペルではショア・エクスカーションには参加せず。

かつての、ヴェネツィア共和国時代の香りのするこの街と。
西へタクシーで15分ほどの、やはりヴェネツィア共和国領時代に貿易港であった、中世の面影を留めると聞く小さな街、イゾラ。
さらに、イゾラからタクシーで20分ほどの、クルーズ好きなお仲間のみーな丸さんから教えていただいた、同じく中世にはヴェネツィア共和国の支配を受けていたピランを午後から訪ねる。

移動距離の少ない、そんな魂胆。。。いや。計画で、あったのです。
ま、後刻、その魂胆も萎みますが。。。

そして。

ゆったりとした予定で生まれる余裕の時間を、こちら一帯の名だたる“名物”、イストラワインと生ハム「イスタルスキ・プルシュット」、もう一つ、トリュフを、街中のどこかのレストランのランチで楽しむ。。。

そういう計画で、8時過ぎにはもう、クルーズ・ターミナルを離れました。
午前8時ちょうどに着岸して、あっという間の下船。臆病者、優柔不断な性格であるにも関わらず、その性格に似合わぬ“行動派”ぶりを、珍しく、この日は発揮したのでした。


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この街、コペル。お借りした観光地図でわかるとおり、今も一部、城壁が残るこの街の旧市街は、東西およそ900メートル、南北およそ600メートル。小さな街です。ゆっくり歩いてみて回っても、2時間もあれば、すべて巡り終えられるほどの可愛い街です。

というワケで。
クルーズ・ターミナルの目の前の、取り壊されて今はない、昔城壁のあった崖道からあっけなく街へ入るのではなく。中世のころの雰囲気をしっかり味わって旧市街入りしたいと。あらかじめ調べておいた観光ミニトレインに乗って、旧市街へ出入りする門が今も残る、街の南側へ向かいました。


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スロヴェニア唯一の貿易港だというだけあって、港界隈には倉庫群が数多かった。その倉庫群に、鮮やかな吹き付け画。いたずらの落書きなのだろうか、それともホンモノの装飾なのだろうか。落書きとすると、なかなかの絵だし、装飾だとするとちょっと稚拙?

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旧市街を取り巻いていて、一部、取り壊されずに残った壁が見えてきた。

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ミニトレイン。
旧市街の周囲と埋め立て地に点在するショッピングセンターのいくつかを巡り、およそ30分ほどで一周してくるダイヤでした。

クルーズ・ターミナル、西端の停留所で待つこと5分。
当初、我々夫婦以外に誰もやってこなかったのですが、出発間際にアメリカ人のご夫妻一組が加わって、およそ60人ほどが定員の車内に乗客たった4人の、ほぼ貸切状態で定刻通り出発しました。


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ムーダ門、新市街地側からの眺め。


やがて、ムーダ門。

入り口はプレシェレン広場に面していました。
こちらでミニトレインを離れて、正規の門の横の小さな出入り口から、コペル旧市街に。門を入った北端の一角は、ダ・ポンテ広場。ポンテ? 「橋」広場、でしょうか。


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広場に、噴水が一つ。
ダ;ポンテの泉、と案内に書かれていました。「橋」の泉?

アルプスの雪解け水がカルスト大地を縫って地下を流れるスロヴェニアでは、基本的に、水は豊富で美味しく、水飢饉などの心配はないそうですが、イストリア半島のこのあたりでは、水不足に悩んだことも、昔は結構あったのだそうです。

噴水は、その時代の名残で、14世紀末に本土側から、当時のコペル島、この泉へとへ引水する木製の水道水路が、ラグーナ、潟の海の上を橋のように続いていた、そうです。

以来、水不足の夏などに、旧市街の住民たちおよそ一万人が行列を作って水汲みに来たのだそうです。
そして。およそ110年前、1898年まで貴重な飲料水の供給元として大切に使われてきたのだとか。

今は。。。水がちょっと澱んで見え。。。
暑い日でしたが、ちょっと。
飲んでみる気にはならなかったです。


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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん宅の、賑やかな様子が目に浮かびますが、私はゆっくりとパソコンの前の毎日です。
実家に帰るのも渋滞を外しこれからです。

富山の薬売り懐かしいです。
実家には置き薬が有ります。今の様に、チョコット車で出かけて物を買う時代では無い、あの頃を思い出します。
スロヴェニアのコペル。みーな丸さんのブログを久しぶりに拝見しました。

>ヴェネツィアの雰囲気が色濃く残っています。
ヴェネツィアの香りを追いかけて、コースも選んで、旅の上級者で〜す。
コぺルの街を個人で周りみーな丸さんの足跡を訪ねる・・ネット世界の楽しみですね。
その後の魂胆の結果も楽しみです。

私もhiroshiさんの過去ブログを訪ねて、地中海の小島を検索するのが楽しみです。






ココン
2012/08/15 09:43
そういえばみーな丸さん元気かな・・
ココン
2012/08/15 09:44
ココンさん、こんばんは。

時間を拝見すると、今朝、コメントをいただいたんですね。ごめんなさいね〜。
随分遅れてのお返しになりました。

そうなんです。
賑やか、というか、うるさい、というか。
本日、一組が帰りましたが、まだ二組が残っています。ホントに、夏休みと年末年始は慌ただしくて。。。

まだ現役のころは、楽しみであったのですがね〜。死んだ親父やお袋たちは、結構、苦労していたんですね。ココンさんも、今年は新盆ですよね。お父上の。いつぞや、お母上と京都へいらっしゃったから、ご実家へその際お立ち寄りになって墓参は終えてらっしゃるのでしょうね。

>スロヴェニアのコペル。みーな丸さんのブログを久しぶりに拝見しました。

試験は8月末、とおっしゃっていましたよね〜。とすると、今、みーな丸さんは最後の追い込みに、お忙しいところなのでしょうね。きっと、見事にパスされて、間もなくクルーズ旅の記録、お続けになるのでしょうね。
hiroshi
2012/08/15 21:48
〜上から続く〜

いえいえ。
『旅の上級者』などではありませんが。。。きっと、いささか偏執狂なのでしょうね。ヴェネツィアのことは、いろんなことがまだまだ知ったり見たりしたい。そういうことなのだと思います。

>過去ブログを訪ねて、地中海の小島を検索するのが

それは、それは。ありがとうございます。
例の、次のラグジュアリー船のクルーズの準備でらっしゃいますね。ちょっと生意気を言わせていただければ。エーゲ海やギリシャ、トルコは、船のみならず陸旅でも結構言っています、イタリア、スペインに次いで多いのかな?
サントリーニなどでも、情報面でもしお手伝いできることがあれば、どんどんお尋ねになってください。書いていること以外でも、知っていることがあれば、お手伝いできるかと思います。
hiroshi
2012/08/15 21:49
おはようございます。こちらは、フバールに向かう朝、6時すぎです。楽しい、快適なクルーズを続けています。かなり、無謀な状態で乗り込んだわけですが。。再受傷せずに二足歩行です(笑)明るい船ですよ〜。雰囲気は、会うと乗客同士が挨拶しあい、知り合いを見付けたら、大きく手を振り合い、テンダーボートでは、そこ、天井が低いから頭、気を付けて!とか言ってくれ、色々な人が座るのに手を差し出して下さり。他の人にもお互いに。今までに味わった事がない楽しい連帯感です。ってか、初めてな雰囲気です。スロベニア。昨年ドブロブニクで買った可愛い『アクア』の製品、メイドイン スロベニア。今年も楽しみにしていて、買って来ました。来客お忙しいですね。きのうは、こちら、41℃でした〜。
murmur1
2012/08/16 13:29
murmur1さん、こんばんは。

といっても、そちらはまだ、お昼を過ぎたばかりですか。
はるばる遠く、クロアチアからコメントをいただいて、感激です。

ということは。
まだ、フバールの街中でお食事中でらっしゃいましょうか? それとも、ラグジュアリー船のお気に入りのテーブルで、お食事中?でしょうか。いずれ、「美味しい」写真を見せていただけるのが楽しみです。

フバール、行ってみたいです。
昨日、ドブロヴニクからいらっしゃたcavtat、ですか?
この街も知りませんでした。教えていただいて初めて知りました。日本語のサイトはゼロなもので、英語の観光情報のサイトをいくつか巡って、どんな街なのか探ってみました。こちらも、魅惑的な街ですね。出来れば、長期休暇したいような。。。

おかげさまで、また一つ、行ってみたい街のリストが増えました。残り少ない命です。はたして実現できるかどうかわかりませんが。。。

メイド・イン・スロベニアも、いずれ拝見できるんでしょうね〜。楽しみです。

明日はラヴェンナですね。
実は。
ラヴェンナのお話で、「フィレンツェへは9時間かけて行くよりも街の中に」とのニュアンスでお書きになった時、もしや今夏のクルーズはこちらに立ち寄る船か??、と思いました。ジンクスをお持ちなもので、ちょっと自信はなかったのですが。。。当たっちゃいましたよ〜〜
hiroshi
2012/08/16 19:37
hiroshiさん  こんにちわ〜

有翼のライオン像ですか? 今まで見たこと有るんでしょうが? 珍しい像です!!
目的を持って歩かれて~ 流石の「ヴェネツィア命のhiroshiさん」の行動力ですね〜
トップに下船〜〜〜!!! その意気込み〜  

唯の物見遊山の私との違いが歴然です。
カメラお宅が恥ずかしいです。

オリンピックも、お盆も去り、秋を待つのみの寂しい気分です。

でも〜 猛暑も最後のあがき? 暑いです。

たえこ
2012/08/17 15:05
たえこさん、こんばんは。

うわぁ〜。
お書きになった時間を拝見すると、随分、遅い返事なんですね。出かけておりました。もうしわけありません。

>有翼のライオン像ですか? 今まで見たこと有るんでしょうが?

いえいえ。
旅行好き、クルーズ好きなたえこさんご夫妻ですから、あちら、こちらでごらんになってます。
たとえば、ヴェネツィアのサン・マルコ広場とか、ヴェネツィアゆかりの街、ヴェローナのエルベ広場とか、ラヴェンナのブランカレオーネ要塞とか。

こちらの書き方が悪いんですね。サン・マルコの獅子像です。

いえいえ、目的など。
たえこさんと同じです。先生を見習って、こちらもカメラおたくへ、何とか向上しつつあります。イエイ

ところで、最近、クルーズ・プ○○ッ○のツアー会社の名前をかたって、わが家へ電話が何回かかかってきたんですね。多分、クルーズ・ファンを狙った新手の「おれおれ詐欺」かな?などと思っているんですが。。。適当に話を合わせています。
たえこさんもお気をおつけになって
hirosjhi
2012/08/17 22:09

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