潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 宮殿遺跡の旧市街。摩訶不思議な世界遺産スプリット。

<<   作成日時 : 2012/09/06 00:29   >>

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ギリシャ時代やローマ時代の石造りの遺跡で、短期間、暮らしてみたいと思っていたことがあります。
まだ現役で働いていたころ。迫ってくるリタイア時期を目前に、その後のわが余生の暮らし方で。憧れ、の一つとして夢見ていたのが、世界各地で「ロングステイ」。イエイ


画像

岸壁から眺めたスプリットの“宮殿”旧市街。

「ロングステイ」は結局、事情で夢、破れましたが。。。

遺跡での暮らし。
子供のころに憧れた「秘密基地」のようで。
どうです? 心ときめきませんか?


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ローマ、ヴェネツィア広場近く、現在はアパートとなっている、ローマ時代の円形劇場遺跡「マルチェッロ劇場」。


ヨーロッパや中東、北アフリカでは、遺跡のある街、あるいは、地下を掘れば遺跡が積み重なっている街は、さほど珍しくはありません。とくに、イタリアからフランス、スペインにかけては、掃いて捨てるくらいに多い。

が。

遺跡がそのまま、枯れずに残っている。。。
つまり、住宅や街として、しっかり息づいて、現代も生きている。
そんな街や街区は、ちょっと珍しいのではないでしょうか?

古代の円形劇場が今もなお集合住宅として使われ、実際に住んでいる人たちもいる、イタリア、ローマのマルチェッロ劇場のように。

こんな場所。

何年も何十年も住み続けるのは住まいのメンテナンスその他、いささか面倒が多いでしょうから、嫌ですが。「ロングステイ」を夢見ていたころは、維持管理への気遣い無縁ですから、半年くらい。。。
夢破れた後は、ぐ、ぐ〜んと期間は短縮して、数日から十数日くらいならば。試してみたいと。。。

画像お値段も、値ごろな、大衆クラスのホテル程度。
マルチェッロ劇場がレンタル・アパートメントとして開放されている事を知って、申し込んだことがあるのです。
しかし。。。日程的にこちらの希望と合わず、つまり、その時のこちらの借りたい期間は短すぎて断られ、諦めました。

いつか機会があるならば。。。
命も果てず、足も萎えずにいたならば。。。
2週間くらい、古代ローマ遺跡の住人に、なってみたいです。


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画像と。
雑談、雑談。。。
いつも、お茶らけ、ばっかり。。。

スプリット。
2012年6月3日、日曜日。
テンダーボートで、この街の岸壁に上陸しました。
着岸した埠頭では、まだ、ショア・エクスカーション組が出発していなかった早い時間帯、午前9時前に、もう、フリー組のこちらも到着。

画像こちら、スプリットの街。旧市街のそのまた中心は。
マルチェッロ劇場の規模を少し拡大したような、およそ1700年前のローマ皇帝の、引退後の離宮の遺跡跡。です。

その遺跡跡がそっくりそのまま、世界遺産に指定されている、摩訶不思議な面白い街でした。

宮殿跡の壁の内に、2軒のホテルを見ました。地図にあるとおり。
壁のすぐ横の、迷路のような旧市街の小さな広場回りなどでも2軒。地図では3軒描かれていますが、こちらの見たそれと引き比べると、合致しているのは1軒のみ。ということは、このあたりだけで少なくとも4軒はある計算。

スプリットは、街の規模が違うのだから、当然ながら、ローマほど“徘徊”する観光ポイントは数多くはなさそうです。
が。
近くに紺碧の海とビーチを抱えたリゾート・エリアが数多いもので。6月〜9月の夏旅としては、結構、楽しめそうなエリア、です。
で。
こちらの街でも、2週間くらいは退屈せずに過ごせそうです。



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スプリットの宮殿。
造ったのは、キリスト教徒の大迫害で著名な、ディオクレティアヌス帝。

画像この皇帝は。。。

あのナポリ民謡「♪サンタ・ルチア♪」の主人公、ナポリの船乗りたちの守護聖人であるシチリア、シラクーサの聖ルチアを。

画像そして、イストラ半島、ロヴランの旧聖ユーリ教会、現在の商工会議所でも右写真のごとく入り口に飾られていた、ドラゴン退治で有名な、軍人たちの守護聖人であり、イングランドやモスクワの守護聖人でもある聖ジョージ=英語、聖ゲオルギオス=古典ギリシャ語、聖ジョルジョ=イタリア語も、キリスト教徒弾圧の一環として殺害した、キリスト教徒たちが「大迫害」と呼ぶ惨事の仕掛け人。

そのディオクレティアヌス帝が、生まれ故郷の近くに造った隠遁後の宮殿が、この街、スプリット誕生のきっかけでした。

周囲に城壁を巡らせたスプリットの宮殿は。。。

というか、“宮殿遺跡をそのまま利用した現在の旧市街”は。

上空から眺めた鳥瞰図にすると、左、何枚か上の画像、旧市街の入り口に掲示されていた地図のとおり、漢字の「田」の字型、でした。

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下辺が海に面し、その海に面した部分の入り口は「青銅の門」。左上の地図で、A民族学博物館の南側、つまり、下辺。


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左手、筆順で『田』の第一画の部分は、市庁舎のあるナロドニィ広場と、その広場前の門、「鉄の門」。左上地図で中央付近、広場の名前、Nardni.trgと書かれている右、東側に。


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上辺、筆順で『田』の第二画の前半分部分は「金の門」。左上地図で、北東、左上の緑の公園が描かれている辺りの門。正面に、門の名前を書いた案内板が張られています。


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右側、青空市場のあるサイドが「銀の門」。左上地図でFのマーク付近。

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城壁の長さは、南北およそ200メートル、東西およそ170メートル。

その中は、ローマ時代の石造りの建物がそのまま林立し、その石造りの上に中世以降に建て増しされたロマネスク、ゴシック、バロックなどの様式の建物が積み重なっていました。

その中世の時代。
ヴェネツィア共和国の統治時代は、1420年から、およそ400年弱。

ヴェネツィア共和国は、当時、街を支配していたナポリ王家・アンジュー家から、フリー百科事典「ウィキペディア」によれば、「ほんの100,000」ドゥカットで買ったそうです。

100,000ドゥカットって、現代の貨幣価値に直せばどのくらい??

ネットを巡って調べたのです。。。

諸説いろいろあって、定かではありませんが。。。当時、豚一頭は1ドゥカット、牛一頭は16ドゥカット、ヴェネツィアの水夫の年間賃金は20〜25ドゥカットだったなどから、およそ10万円≒1ドゥカットと計算出来る、という意見が多い。

とすると。
100億円?? 
結構高い、のではないでしょうか。

シェークスピアの「ヴェニスの商人」で、金貸しシャイロックが貿易商アントーニオに貸した3,000ドゥカットって、3億円???

と。
次々、馬鹿なことを、「覚え書」しながら、連想しちゃいます。
アホですなぁ〜。


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「王宮」には、海側に面してオープン・カフェが並ぶ大通り、プロムナード・リヴァに城壁の口を開ける「青銅の門」から入りました。
入ってすぐに、地下宮殿の入り口が。

そちらは後回しにしてパス。
船でもらった観光&ショッピング地図片手に、街の名所の一つである「ペリスティル」という名の広場へ直行。

階段を上がると、その言葉通り、美しいコリント様式のペリスティル(Peristil)=列柱、が並んでいる小さな広場が待っていました。

その手前が前庭。

今、地下から入ってきた南側、登り階段部分を振り返ると。
上に延びるかつての皇帝の住居部分は、工事中で、本来、見えるハズの景色は、テント地の工事幕に描かれたモノクロ写真の巨大な複写画でした。ちょっと残念。


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前庭に入った順で、もう一度、眺め直すと。

右手に大聖堂。
日曜日であったためミサが行われており、「観光客はご遠慮願います」で、午後、オープンの予定でした。
聖堂前には、ローマ、コロッセオ周囲で数多い、なにがしかの代金で観光客と一緒に記念写真に収まる、剣闘士や兵士に扮した衣装の男性たちがこの街にも。


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そして。左手にカフェ。
なんと。
テーブルも椅子もなく、大理石の石段に置かれた座布団??が椅子。碁盤??様の小さな板がテーブル代わりでした。地ベタリアン、の強要?です。
これも、旅ごころをくすぐって面白いのかも。こちらは、ここではお茶、しませんでしたが。。。

と。↑で書いて、貼り付けていたのですが、悪友からメールが来たもので、追加の一文。
↑ こちら、ちゃちな移動ショップではありません。
スプリットでは老舗のレストラン・カフェ、名前は「ルクソール」。世界中のガイドブックに載っているちょっと有名な店で、店内に入ると、店舗前の素朴なたたずまいと正反対の、豪勢な雰囲気に驚かされます。=9月6日午後、追加、修正。



画像



この二つの広場から。
こちら好みの迷路のような路地は、右に、左に、伸びていました。

続きは、次回に。。。

ちょっとしつっこいですね。
個人的な「覚え書」なれば。カラスの勝手でしょ、で勝手にやらせていただきまする〜〜。






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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん コンバン(^ヮ^) 

スプリットの素晴らしい様子に感動です!!
本当に素晴らしい大聖堂界隈です。
 


>2週間くらい、古代ローマ遺跡の住人に、なってみたいです。

今からでも叶う夢と思いますよ〜 絶対!!
叶えてくだせえませ〜〜

今回は特に美しい画像です〜 シャープさが勝ると思います。
良い旅されて〜〜

「剣闘士に扮した衣装の男性たち」さまに成って居ます!
失礼! 

素敵な画像に 

勿論 今回ばかりではございませんですが〜
空気が綺麗なのかな?
たえこ
2012/09/06 20:51
たえこさん、こんばんは。

>今からでも叶う夢と思いますよ〜 絶対!!
>叶えてくだせえませ〜〜

うっふっふ。
嬉しい、お励ましのお言葉。
まことにありがとうございます。

あちら、金銭的には、お安いんですよ。日本で言う、ビジネスホテル並みの料金ですが、宿泊日数は最低で3日以上。あのあたり、レストランはほとんどないですから、トラス手ヴェレ辺りまで出向くか、ヴェネツィア広場界隈か、ゲットー界隈に行くかしないと。ホテルで夕食を、というワケにいかないのが難点です。で、連れ合いが、あまり乗り気ではないんですね。

写真。
先生にそう言っていただくと、大変うれしいです。

来月にいらっしゃる、例のあの豪華客船。クロアチアではドブロヴニク停泊でらっしゃったですね。
たえこさんご夫妻も、あの街には何回も行ってらっしゃいますよね。ということで、今度は、どこか別の土地へショアエクスカーションでお出かけになるのでしょうね〜。
murmur1さんがお書きになっていた、あの街へいらっしゃるのかな?
いいでsね〜。もうすぐですね〜。
hiroshi
2012/09/06 21:39
こんばんは。hiroshiさん!!
だいぶお久しぶりのコメントになってしまいました〜。
遺跡に住むって。ステキですね。
まだ私は考えたことなかったですけど、ロングステイの夢!!たえこさんのおっしゃる通り、今からでも間に合いますよ〜!!
大聖堂がすごくいいですね。そこにいる騎士の男性がまたかっこいい〜ですね!!
最後の2枚の路地の写真がすごく好きです。こういう雰囲気の場所って落ちつきますよね。
あおちゃん
2012/09/07 02:58
あおちゃん、こんにちは。

良かったですね。ご両親がはるばる、そちらにいらっしゃって、さぞや楽しい時間をお過ごしになったことでしょう。

頑張る気持ちに、さらに意気込みをプラスしていただいたでしょうね。
はりきってらっしゃることと思います。

>今からでも間に合いますよ〜!!

そうですよね〜。
ありがとう。こちらも、やってみますね。そのうちに。

>最後の2枚の路地の写真がすごく好きです。こういう雰囲気の場所って落ちつきますよね

ねぇ
そうなんです。
こちらも大好きです。こんな路地が広がっている街。味わいがありますよね。
hiroshi
2012/09/07 14:21

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