潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 艶やかに伝統音楽。男声合唱「クラッパ」、遺跡を縫う。

<<   作成日時 : 2012/09/08 09:27   >>

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もう秋ですね。
昨日朝、秋の蝶、ツマグロヒョウモンを、自宅庭で見ました。


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ニラの花の群落で、蜜を吸っていました。相棒の育てていたパンジー鉢がすぐ横だったですから、こちらで幼虫時代を過ごした成虫でしょうか。

南方系の蝶で、我々世代が子供のころには、九州や四国辺りが北の限界、と言われていたのに。関東や中部でも、あまり珍しくなくなったですね。
やっぱり、温暖化は進んでいるのでしょうか。
わが家の庭まで、やってくるようになりました。



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路地の縫うスプリット、宮殿遺跡の街中で、犬を連れた、買い物帰りのカップルとすれ違った。犬好きの連れ合い、相棒が思わず「かわいい!」と声をかけた。お二人と一匹は笑顔でお相手してくださった。ン? 一匹の方は、果たして笑顔であったのかどうか?? 寡黙、無表情な???方で、もう一つ、わからなかったが。。。

そして、ことのついでにお尋ねすると。
この遺跡の街中に、現在も、およそ600人ほども住んでいらっしゃる、そうだ。「お年寄りもいるが、若者も多い」とか。

そういえば。
親しい知人と出会った時のような連れ合いの嬌声につられて、旅の途中、犬に出合うと、こちら、条件反射のようによく写真を撮る悪癖があり、今回も50〜60匹くらいは、ついつい、カメラに収めたが。。。
こちら、ダルマチア地方は、ディズニー映画「101匹わんちゃん」のあの主人公、ダルメシアンのふるさとながら、こちらの街でもドブロヴニクでも、今回は、ダルメシアンに一匹も出逢わなかった。


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さて。
本筋の旅行記、です。

2012年6月3日、日曜日。
クロアチア、ダルマチア地方、宮殿遺跡の街スプリットに上陸。
1700年前、ローマ時代の石造りの街中を彷徨い中。が、前回の「覚え書」。

今回も、その続き、です。

といっても、たいして「覚え書」することはありません。

で。
。。。カメラのシャッターボタンを、かなり押し続けた、もので。。。もったいないから、せめて十分の一ほどでもいい。載っけちゃおうと。そういう「魂胆」です。


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この街に限りませんが。。。

東京はもとより、パリやウィーン、ロンドンなど世界の大都市のように、近世から近代にかけて街並みを造りなおしていない、中世のたたずまいをしっかり残し続けている街は、路地や横丁が街中にあふれていて、なんとも魅力的ですね。

特に、石造りや煉瓦造りの街。つまり、アジアよりも欧州や中東、北アフリカ界隈に、そういう街筋が数多く残っている。そんな気がします。

で。
そういう街並にカメラを向けると。どうしても、縦位置になちゃう。ヴェネツィアと同じ。です。

というわけで。
1700年前に始まった、古い古いこの街、スプリットでは、縦写真がやたらに多い。。。


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その街の一隅に、ヴェスティブル(Vestibul)という一角がありました。
前回に載せたペリスティル(Peristil)から石段を数段登った場所で、頭上にポッカリと丸く青空がのぞく、石組みで囲まれた、巨大な壺の底のような空間です。

ヴェスティブルは「前庭」という意味で、かつて、ディオクレティアヌス帝の宮殿時代、皇帝の住居へと入る玄関広場であった場所、だそうです。皇帝は、こちらに続く次室、謁見の間で、訪ねてくる人々と面談したそうです。

その巨大な壺の底風な、丸い広場で、男性合唱、ア・カペラの旋律が流れていました。
クロアチアの伝統音楽、「クラッパ」のグループでした。
グループの名前は「クラッパ・ヴェスティブル」。なかなか見事なハーモニーでした。


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画像クラッパ。
クロアチアの、無伴奏、合唱、重唱だけ、いわゆるア・カペラの旋律、ハーモニーを重視した音楽、だそうです。

初めて見聞きしたのは、6年余り前、イストリア半島を訪ねた折、半島先端のポレチュで。
その時に聞いた聞きかじりを書き留めれば。
本場は、ダルマチア地方。なかでも中心地はこのスプリットだそうで、教会音楽から転じた、伝統音楽だそうです。

画像確かに。
昔、ボルガ川クルーズの折にキジ島の教会やゴリツィの修道院で聞いたロシア正教会の聖歌隊、さらにはカトリックの有名な男声合唱の聖地、スペイン、サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院=右下写真=で聞いたグレゴリオ聖歌隊と似た、いかにも教会・聖歌隊風なハーモニーではありましたが。。。


画像現在、ユネスコの無形文化財・世界遺産だそうです。

クロアチア・クラッパ協会によれば、本場、ダルマチア地方のなかでも、この街を中心にトロギールなどのスプリット郡が際立って「クラッパ」グループ活動は盛んで、その音楽としての質も高いのだそうな。

もっとCDをかうべきだったのですかね〜。ヴェスティブル・グループの一枚だけしか、買いませんでした。


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そのクラッパ・ヴェスティブルの、同じ顔ぶれの路上コンサートが、You Tubeに何本もアップされていました。
上で。うち、その一本をお借りしました。

スプリット滞在中のこの日、朝から午後までの間、上の「クラッパ・ヴェスティブル」のほか、街中で歌声を響かせるグループに次々に遭遇。


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彼らから聞いたハナシでは、スプリットには、協会に加盟する男声グループだけでおよそ40グループ。「さらに女声、混成、児童各合唱団を加えると、軽く100を超える」とのことでした。

古代の宮殿遺跡に響く「クラッパ」のつややかな旋律。
情緒満点でした。


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話は変わりますが。

こちらの街で、およそ6時間余りの上陸中、コーヒータイム3回、ランチ1回で、計エスプレッソ3杯、キャラメル・マキアート1杯を飲んだが、そのどれもが、イタリアに勝るとも劣らないほど旨かったです。

中東、イスラム圏からトルコを経てギリシャへと伝わった、今もかの地に残る「トルコ・コーヒー」や「ギリシャ・コーヒー」は、お湯にコーヒーの粉末を投げ入れて、粉はそのまま沈殿させて上澄みを飲むコーヒーです。で。こちらは、実はあまり好きではありません。

で、ギリシャと同じバルカン半島の土地です。
といいながら、一方では、ヴェネツィア共和国の歴史を深くとどめた街でもあります。
つまり、エチオピアで生まれ、フランス経由でヨーロッパに伝播したコーヒーの新顔、抽出式のエスプレッソの文化の糸も引いているハズ。。。

ということで、スプリットのコーヒーの味に興味津々でしたが。。。


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ランチもおいしかったです。
旧市街、魚市場の前の、スプリットではちょっと有名な、それでいて料金は手ごろな魚介料理のレストラン「Nostromo」というお店に入ったのですが、なかなか、でした。

それにしても。
このブログを始めて以来、他の皆さんの旅行記の料理写真があまりにも素晴らしいもので、真似して載っけてみたいと思い続けているのですが、料理の写真を、なかなか撮れません。
清水の舞台から飛び降りるほど、ドキドキ、胸が高鳴り、緊張して指先が震え、周囲の目線が気になってカメラを取り出せないのです。

正座して合掌、いただきます、から。。。「しっかり座れ。身体を揺らすな」「お百姓さんが汗水流して作った米だ。一粒一粒、しっかり味わって一粒たりとも残すな」「くちゃくちゃしゃべるな」。。。加えて、幼児期から少年期にかけては食べ物のない時代で、食事は、神か仏、ほどの、拝み、拝みいただく、尊くありがたい存在であったもので。。。

子供のころの、父親の厳しい「しつけ?」と貧しい日本の時代の生活感覚が未だに身に沁みついていて。「料理さま」に畏れ多くて。
加えて、周囲から刺すような??。。。多分、そういう方々は一人もいらっしゃらない、に違いないのですが。。。厳しく咎める目線を感じて、料理にカメラを向けることが出来ない。。。

船のダイニングで、まれに撮れたりすると、天にも昇る心地です。
哀れで、哀しい性(さが)ですね〜。
 

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遺跡につきものの、野良ネコくんと鳩の集団も、宮殿遺跡に間違いなく、住んでいました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
hiroshiさん おはよう☆彡ございます♪ 

テフテフを写すの苦手です。
追っかけても失敗ばかりで諦めています。

お上手に撮影されて大拍手です!!

細い路地の様子いいですね〜〜 倒れない様に木で筋カイ?
アーチを下からの画像もイイデスね〜〜

 
私も、お料理の撮影は苦手ですし、皆さんが不愉快な思いされたらと躊躇しますとも〜〜〜

>スプリットのコーヒーの味に興味津々でしたが。。。
>およそ6時間余りの上陸中、コーヒータイム3回、ランチ1回で、計エスプレッソ3杯、キャラメル・マキアート1杯

そうですか? スゴ〜イ!!
無粋な我々とは大いに違いますね〜
代用食人は食べる、飲む、に余りにも無関心が、悲しい性ですね〜
白米を感謝の気持ちで頂いて〜 捨てることが出来ないんデス。 だから太る?? 違うか?
たえこ
2012/09/10 10:30
たえこさん、こんばんは。

>テフテフを写すの苦手です。

あはは。
おんなじです。
トンボもだめです。

しかし、ちょっと安心しました。
写真の先生もそうだとは。。。ちょっとうれしいです。
こちらも、うまくないですよ。
拡大してみると、焦点が合っていません。難しいですね〜。動くものは。

料理の写真も、なかなか撮れないですね。murmur1さんのように、上手に撮ることが出来るようになると、わだかまりはなくなるような気もするのですが。。。

あと10日ほどで、遊びに出かけます。
だから、なるべく早く、このクルーズ記を少しでも先に進めたいと、ちょっとペースを上げて頑張っているのですが。。。撮った写真がもったいないもので、なかなか前へ進めません。トホホ、です。
hiroshi
2012/09/10 21:43

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