潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 4.5qの城壁囲む、長辺400mもない小さな街。コトル。

<<   作成日時 : 2012/12/01 12:56   >>

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2012年6月5日、火曜日。モンテネグロ、コトル。午前9時50分過ぎ。
今航海では2度目の、そして今クルーズではこれで最後のテンダーボートで、世界遺産の街、古都コトルへ上陸しました。


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テンダーボートでの上陸。これまで何度か書いてきていますが、これが好きなんですね。自分にとって、クルーズ旅の魅力の、五指に入る一つ、であります。

さかのぼって。
船のデッキから、うずうずしながら、コトルの街を眺め下ろしていました。テンダーボートは、ショア・エクスカーション組が優先です。フリーのこちら、乗船チケットを片手に、小一時間くらい待機したでしょうか。

地方の名、ひいては国の名にもなっているモンテネグロ、黒い山が、コトルの街の東側、向こう正面に、街に覆いかぶさるように切り立っています。
その岩肌を縫って、三重に囲まれた、有名なコトルの城壁が見えます。

攻め入る敵からの防御のため、9世紀から19世紀まで作り続けられ、修復し続けられた要塞の壁。
最高地点は海上280mあまり。要塞数は全部で17。第二の壁の上部に、16世紀に創建された救済の処女教会(church of our lady of remedy )も見えます。


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やがて。
テンダー乗船の順番が巡ってきて。

コトルの旧市街すぐ外の、どこにでもあるようなコンクリート打ちっ放しの見栄えのしない岸壁、つまり中世のイメージが強いコトルにとってなんとなく不釣り合いに見える冴えない印象の埠頭に立ちました。


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ヴェネツィア共和国ゆかりの有翼のライオン像のレリーフが見える。


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「海の門」とも「西門」とも言われるコトルのシティー・ウォールのメインゲート。上部にモンテネグロの国旗が翻る。

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「海の門」の壁下の壁面に聖母子像。振り返ると↓船の埠頭が。さらに下の写真、前を向くと、旧市街の街並みが見える。

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↑ 街中には、あちらこちらに、ハプスブルグ家時代を象徴する双頭の鷲と、その中に、ヴェネツィア共和国時代の歴史を象徴する有翼の獅子像を描いた、モンテネグロの国旗と、コトルの市旗が掲げられていた。
↓ 街の3つの門とも、すぐ近くに、旧市街の地図が掲げられていた。地図は3枚。図柄は同じであったが、掲げられた位置の高さは、微妙に異なっていた。


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コトルの旧市街は、コトル湾最奥部東側の、標高1800m級の連峰から続く黒い山脈尾根筋の直下に開けています。
正確には。
開けている、というよりも、細い川筋の下流の猫の額ほどの扇状地、というか、三角州に、むりやり、こじ開けて街を張り付けた、という感じ。

だから、城壁最下段の旧市街をとりこ囲む壁は、せいぜい1キロ足らず。
城門3つを持つ三角形のおむすび型の城壁で、黒い山肌に近い、長辺が一番長い「おにぎり」の最下段で、長さはせいぜい400mあるか、ないか。陸上競技場のトラック一周分、あるかないか、程度。

多分、ないと思います。
その長辺部分である北側の「北門=1540年建造」から南側の町はずれの「南門=18世紀建造」までの間を、後刻、街を一巡りした後、もう一度歩いて時間を計ってみたら、ゆっくり歩いてたった8分。

そんな、小さな街でした。

だから。
個人的な好みで何ですけれども。。。

この街は、ヨーロッパのみならずアジアでも日本でも同じですが。。。自分好みの、中世がそのまま残り続けた街の常である、細い路地が家並みを縫っているのはありがたいのですが。。。あまりにも街の規模が小さく、もう一つ、自分にとって魅力的な街の要件である、迷路の印象が薄い。

マンハッタンや東京、パリなどならば、せいぜい1ブロック〜2ブロック程度のエリアでしかないのですから、すぐに道筋は覚えられて、メイズ(Maze)とかラビリンス(Labyrinth)の持つ、あのワクワクするようなときめき感がないのですね。

ということで。
今回は、ちょっと写真ばかりで。


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↑「グルディエ門」が正式名称である、通称「南門」。

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↑ 「南門」を出たあたりで振り返ると、海側に埠頭が見えた。

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↑ 「北門」手前で街を振り返る。↓ 門を出たところで右、山側を眺めると、薄い青緑色の水が流れていた。透明感があってきれいなのだが、なぜ、こんなにも鮮やかなきれいな色合いなのか?

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
モンテネグロ・コトル。クロアチア・ドブロブニク・・
この辺りの島島と一緒で、クルーズで巡るのが効率的ですが、腰を下ろしててユックリ滞在したい見所だらけです。
素敵なコースです。だから友人も同じ様なコースだったけれど半年と経たづに2度も出掛けたのでしょう
川の水もそして海の色も綺麗です。海の臭いがしないのもこの地方?の特徴ですね^^
大好きな街々のブログは、hiroshiさん達ので楽しみた、少々忙しくなったココンです。
これからバイトです。でも中旬からはお正月休みに入りま〜す
銀行を定年してから(パートですが・・)何故か忙しくしてしまいました
遊びの資金調達です
でも元気ですから〜
風邪は如何ですか?早く治して下さい。
ココン
2012/12/02 09:43
ココンさん、こんにちは。

ありがとうございます。

>風邪は如何ですか?早く治して下さい。

インフルエンザではないそうで、本来ならばとっくに治っていていいハズなんですけれども。。。未だにぐずぐず、しています。

ちょっと元気になると、こうやってベッドを抜け出して、PCをタッチしたり、あれこれ遊んでいるから、なかなか完治しないのでしょうね。

拝見しましたぞ〜
見事なツートンカラーのマヨルカ真珠のネックレス。
しばらくあちらの掲示板へ無沙汰していたのですが、素晴らしい写真をお載せになっていたですね〜〜←これはイヤリングですが。。
目の贅沢をさせていただきました。

>遊びの資金調達です

いいですね〜。
またまたのクルーズ。

そういえば、いよいよ始まりましたね〜。たえこさんやお仲間たちとのエーゲ海クルーズ記。しばらくお書きにならないと、たえこさんのコメント欄で拝見してがっかりしていたのですが。。。うっひっひ と、←こんな心境で遅ればせながら拝見しました。
ココンさんの旅日記は、楽しいです。

「貫徹」の意味も、ようやくわかりました。
夜を貫いて徹夜、の略語であったんですね〜。初志貫徹?? なんだろ? と思っちゃったアホバカ人間で、お恥ずかしい。
hiroshi
2012/12/02 11:57
 コンニチワ〜〜 horoshiさん

ココンさんはお仕事お忙しくて〜 中頃までですか? ホッ♪

福岡マラソン見てましたよ〜〜
「藤原さん」も〜 我が街の「川内さん」もそれなりに頑張りました!!  
  

モンテネグロ、コトルですか? 
未知の国ですが、セルビアモンテネグロは紛争の頃よく耳にした国名です。今の平和が有るからクルーズも出来ます。
イスラエルとパレスチナもまさかの展開だけは避けて欲しいです。
黒海クルーズでアシュドットからエルサレムに行った時は何事もなかったんですが〜〜
   が飛び交い恐ろしい状況に変化です。 

今は、平和なセルビアです。旅に行けるの本当に幸せなことです!!


さて〜 テンダーで下船は私も大好きです。
ドキドキしながら乗り移るのが好きな、文字通りのお転婆婆です。
 
渋い色彩の城壁の画像見せていただきました。
落ち着ける広さです。
ゆっくり出来そうですね〜

コトルの城壁のアーチから見える画像は私も大好きです。
アーチの向こうに続く路地の様子はナイスな画像です。
有翼のライオン像と、聖母子像!
  

ルツェルンで見た、瀕死のライオン像を思い出しました。
たえこ
2012/12/02 15:33
こんにちは。hiroshiさん!!
コトルという街、すごくきれいですね。世界遺産なんですね
最後の2枚のお写真すごくすごくきれいですね
ほんとどうして、このような色なんでしょうか〜
お水は透明そうでとてもきれいな感じですね。
あおちゃん
2012/12/02 17:31
たえこさん、こんばんは。

福岡国際、ごらんになっていましたか?
こちらも、ベッドでうとうとしながら見ていました。
二人は4位と6位ですか? 頑張りましたが、二人とも、ちょっと不満かおしれませんね。望みは高いほどいいのでしょうね。トップアスリートたちにとっては。

と書いている如く、風邪はしつっこいですね〜。
いま、ちょっとお腹が空いて、起き出したところです。

>イスラエルとパレスチナもまさかの展開だけは避けて欲しいです。
>黒海クルーズでアシュドットからエルサレムに行った時は何事もなかったんですが〜〜

いらっしゃったですね。しっかり写真を見せていただきました。イスラエルはまだ行ったことがないもので、興味津々でした。

あちら、これから先、今よりも西欧不安定になるのでしょうかね。しばらく行けないかもしれないですね。シリアと同じで。

テンダーでの上陸は面白いですよね。

>ドキドキしながら乗り移るのが好きな、文字通りのお転婆婆です。

あはは。
お元気なたえこお姉さまらしくて、よろしいんじゃありません?
わが家の相棒も、エスコートの手を差し出す船のスタッフの手を払いのけて、子供のように飛び移っておりまする〜。
hiroshi
2012/12/02 21:33
あおちゃん、こんばんは。

お元気で、お仕事に頑張ってらっしゃいますね〜。
トロロでの研修風景、写真から、あおちゃんの情熱がほとばしり出ていました。
燃えている気持ちで写真をお撮りになると、伝わるんですね。無機質な、心はないはずのカメラにまで。
素晴らしい写真たちでした。

>コトルという街、すごくきれいですね。世界遺産なんですね

そうなんです。世界遺産ですね。湾内の一部を含めて。なかなかきれいでした。

街は、中世の状態をほどよく残しているところが評価されたらしいです。ヨーロッパの街の中世は、実は、あまり「きれい」という範疇にははいらないのでしょうけれども、どこか独特の雰囲気がありますよね。

コトルの街は小さすぎて、もう一つ、個人的に魅力度は小さめでしたが、なかなか良い街でありました。
水もとてもきれいでしたし。
hiroshi
2012/12/02 21:44
hiroshiさん

テンダーボートは私も好きです。いつも1番テンダーのチケット争奪戦に参加しています。テンダーボートから船の写真を撮るのが好きなので、写真が撮りにくいボートだとちょっとガッカリしてしまいますが。

歴史が凝縮された小さな町ですか。それを知っておけば前後の日は活動的に歩いて、コトルの日は半日休むなんてこともできますね。いいことを聞きました。

『ハプスブルグ家時代を象徴する双頭の鷲と、その中に、ヴェネツィア共和国時代の歴史を象徴する有翼の獅子像を描いた、モンテネグロの国旗』
↑ とても勉強になります。ハプスブルグ家とヴェネツィア共和国の象徴が融合されてできていたんですね。
モンテネグロもセルビアも本当に平和な国になりました。10年前のセルビアは特にコソボ問題が大きく、南へ伸びる道路は各町にチェックポイントがありました。嫌な思い出です。大気汚染がひどかったベオグラードも少しはキレイになったでしょうか…。

風邪、くれぐれもお大事に。もうすぐ忙しくなる時期ですから、ゆっくり休む時間が必要という信号かもしれませんね。お身体を労わってあげてください。
かいり
2012/12/03 08:06
かいりさん、

こちらにもコメント、ありがとうございます。

>いつも1番テンダーのチケット争奪戦に参加しています

あっはっは。
お仲間、おなかま。
わが家と一緒ですね。頑張ってらっしゃいますね〜。

>歴史が凝縮された小さな町ですか

ホントに小さな街ですね。
人によっては、1時間も観光すれば、ほかに見るところはない。そんな思いにおなりになる方も結構いらっしゃると思うほどの、かわいい街です。ドイツやスイス、オーストリアなど、北のヨーロッパの小さな街ほど、街中はきれいでもありませんしね。

多分、そういうことであったのでしょう。
船のエクスカーションは、結構数多く催行されていました。こちらあたりは、↑で、お訪ねいただくお一人、ココンさんがお書きになっている通り、陸旅で、コトル湾を基点に、熱い時期にリゾート&周辺の街々の観光をするのが正解かもしれません。

そうですね。
多忙な季節がやってきますね〜。
子供のころは、クリスマスから正月にかけては大事な、大好きなシーズンであったものですが。。。

かいりさんも、長旅でおからだをお壊しになりませんように。良い旅をなさってください。
hiroshi
2012/12/03 13:49

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