潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS サン・ジミニャーノから花の都へ。しばし映画談議を。。

<<   作成日時 : 2013/12/27 00:42   >>

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画像もう13〜14年前、くらいになりますか。
←この広場や周辺の光景をエンディングの“ヤマ場”とした、第二次世界大戦当時のサン・ジミニャーノと。
“花の都”フィレンツェを舞台とした、ユーモアに富んだ米伊共同制作の映画があり、You Tubeからお借りしました。

画像イタリアと映画に嵌まっている、近づいた来年の干支、プラス、花札の10点札“紅葉”を、そっくりそのまま地で行く夫婦です。

当然、当然。
当然、見てきました。

画像花札の“紅葉”ってなぁんだ? 
ほら、萩・紅葉・牡丹と揃えばひと役、できあがるではないですか。
そうそう、「猪鹿蝶」の、紅葉の図柄は鹿さん。
で。
来年の干支は馬さん。
というわけで。馬プラス鹿。煙同様「上に昇りたがる」我々のごとくの人種のこと、でがす。




画像映画のタイトルは、『ムッソリーニとお茶を』。原題は『Tea with Mussolini』。  

当時はまだ十代で無名であったオリビア・ハッセーをジュリエット役に起用して爆発的にヒットしたあの映画『ロミオとジュリエット』や、アッシジのフランチェスコの半生を描いた『ブラザー・サン シスター・ムーン』のメガホンをとったフランコ・ゼフィレッリ監督の、1998年制作作品。

画像フィレンツェの仕立て職人の息子として生まれ、1930年代〜40年代のフィレンツェの英国人上流社会と関わりを持ってきた彼の少年時代の、半自伝小説、と、日本での公開当時、パンフレットに書かれていました。

面白かったですね。この映画。
全編、コメディ・タッチで描かれていて、でありながら愛とか人間とか、ヒューマンな問題をまじめに提起していて、涙を呼び起こすほどの佳作でした。

画像たとえば。
サン・ジミニャーノの街の収容所へ強制収容された英国人婦人たちの守護をつとめる、反ファシスト、バルチザンに加わった主人公の少年が、街を占拠しているドイツ軍に対処して攻め入ってきた連合軍を郊外で出迎えての、双方が交わす言葉のやりとり。

主人公の少年〜「アメリカ軍か?」
連合軍兵士たち〜「。。。(無言)」

画像〜「イングランド軍か?」
〜「ノー!」「とんでもない! 俺たちは、あいつらの様な残酷な人間ンじゃない!」

とまどう主人公の少年。。。
「安心しろ。俺たちはスコットランド人だ」。
笑う兵士たち。ほっと安心する主人公の少年。

そういう、ヨーロッパの国々の、英国人、イタリア人、ドイツ人、そしてアメリカ人の特徴を面白く描いていたのも愉しかったです。


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映画のクライマックス場面の撮影されたドゥオーモ広場の一角に、小学校の教室ほどの広さを持つロッジアが一つ。座っていた地元のお年寄りと目が合ったら、タイ式の合掌で挨拶してくれた。欧米の人たちにとっては、日本も東南アジアもイメージ一緒くたの、アジア式あいさつだと思っているのが少々気に入らないが。。。こちらも「こんにちは」とあいさつを返す。
このロッジア、地元のお年寄りたちのたまり場となっている風情で、前回にこの街を訪ねた時は、十数人がこちらに集っていた。お年寄り二人の背後の入り口の向こうはホテル。


画像今回。
そのハナシを書こうと思って、あちらの動画サイトを巡ってみたら。
この映画のフル・バージョンがアップされているのですね。
年末年始はちょっと慌ただしいのですが。。。近いうちに時間を作って。ぜひぜひ、もう一度、観てみたいと思っています。

ちなみに。
サン・ジミニャーノのドゥオーモは、内部は撮影禁止。
このため、映画の最後に「登場」する、土のうで守られていて、「眠ってるわ」と語られたこの教会所蔵の名画、ドメニコ・ギルランダイオ作『聖女フィーナの生涯』は、眺めるだけでおしまい。今回もカメラは向けられませんでした。


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画像最後に。

しばし、余談を。。。
こちらの街、サン・ジミニャーノは、ホテルのフロントで通行許可書を借りてくれば、スーツケースなどの積み下ろしのため観光客でも簡単に旧市街へ車を乗り入れることの出来る街の一つであるとともに。もう一つ、観光客にとってとても便利な街であります。
はい。
切実なテーマながら、少々尾籠なハナシではありますけれども。。。

画像イタリアでは。。。
いや、イタリアに限らずヨーロッパでは。。。いやいや、アジアもアメリカもですが。
街中で、公衆トイレは、日本のように簡単に見つかりません。

日本全体で迎え入れた海外からの観光客、1000万人と初の大台乗せしたと話題になった今年ですが、その1000万人をはるかに超える1200万人をたった一つの街なのに昨年に既に迎え入れている、あの観光の街、ヴェネツィアでさえ、わたくしメの知る限り、公衆トイレは、駅やクルーズターミナルのそれを除くと、たった2カ所しかないのが、何よりの証拠です。

画像で、イタリアでの観光客は、自然、カフェでコーヒータイムにして利用させてもらうか、レストラン、ホテルのそれを利用せざるを得ません。

が。
こちら、サン・ジミニャーノは、なぜか、日本並みにそれの数は多いのです。
そして、旧市街の通りのいたるところに、その案内板が掲示されていて、見つけるのも容易です。

なぜこうなのか理由はわかりませんが。。。
日本人のわたくしメには、この街はそういう点でも大好きなのでありまする。

イタリアですから。
もちろん、有料のそれではありますが。そして内部は、日本の一流ホテル並み、とまではいえませんが、日本の公園などにある「公衆」のそれや「駅トレ」の平均値よりも、格段にキレイ。です。


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というワケで。
この街でしっかりそれを使わせてもらった後、少々買い物をして、およそ60キロ弱離れた“花の都”フィレンツェへ向けて出発。トスカーナの丘陵地帯から離れるので、道は下り坂が多く、このため眺めが良く、快適な移動でした。
途中、サン・ジミニャーノから10キロほど北へ走ったチェルタルドで道を間違えてヴィットリア・ニッコリ街道へ出てしまい、10キロほど遠回りとなって、1時間20分ほどかかってようやくフィレンツェへ入れました。
でも。
古い街道の松並木、イタリア・ポプラ並木などの老木群は、いかにも歴史の国のそれらしく風情があって、その並木越しに萌えだしたばかりの春の若緑色の田園がのぞめて、これも、結構、快適な愉しさがありました。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
す、すみません。。
昨日hiroshiさんが下さった、私のブログへのコメント、お返事を入れたのですが、livedoorの不都合で送信出来ません。
このままですと、コメントをお届けする前に年が明けてしまうと思い、あせって、事も有ろうかこちらに入れさせて下さい。


<emoji:sun>hiroshiさん

>ついつい、カメラのことを連想しちゃいます。
それが、正しいんです。
前にも書きましたが、本当にカメラが仕事をしてくれちゃうんです。

私の努力は、全く持って、いらないんですよ、
ショックな位。。。
物体も良いですが、人物もとっても綺麗に映せます。
うちの清姫も、くくくっ、「そちらで撮ってちょうだい!」だそうで。

奥様をより美しく、沢山撮って差し上げるのが目的の一つであれば、
早々にお買いになられます事間違いないのではないかと。

人物、ホントに良く撮れます。
「三割増に撮れたよ〜〜」と言って、送って上げてます、清姫に。

>陛下のお言葉。涙がこぼれました。いかに、お二人は真摯に、我々、日本人のことを心底思いはかっていただいているのか

あの言葉はとっても、心に効きました。
天皇は孤独を感じるけれど、美智子妃が支えてくれた、と。
揺るぎないお二人の心の繋がりを目の当たりにした気持ちでした

美智子皇后は民間から入られ、数知れず努力をされ、
時には自分を殺して
天皇家の一員になられ今が有るのだと思うと、美智子様だからこそ
出来た事だと思いました。

少し御仕事をお減らしになられて、お二人で仲良くお過ごしに
なられて欲しいです。

続く
murmur1
2013/12/27 22:27
まあ、hiroshiさんもご予定だったのですね。
私は、22日の乗船、hiroshiさんの前日だったのですね。
我が家は、こんな並びはこの先7年位ないので、しかも出遅れて、キャンセル待ちをしてみました。

でも、永田町に決定して、しばらく経って、
郵船からOKの電話が有りましたので、丁重にお断りを致しました。

奥様はエインズレイがお好きなのですね。
英国の物<emoji:pikapika>

そう言えば、ホテルを出て銀座に向う時に、
首相官邸前から6台の黒塗りの車が出て来て、
SPの方が横の窓を開け、赤い光るライトを半身を外に出して
振り回していました。
横から総理の車の追い抜きをしないでくれ、という合図だそうです。

阿部首相が皇居にお出ましになられる所でした。

丁寧にご挨拶を頂きまして、有り難うございます。
年末年始は、hirishiさん宅は忙しいのでですよね。
奥様はとてもお気を使う時ですね。

どうぞ、奥様と良い年をお迎え下さい。
来年もどうぞ色々ご指導頂けましたら幸いです。


本当にすみませんです。。
murmur1
2013/12/27 22:28
murmur1さん、こんばんは。

ご出発前のお忙しい夜なのに(?多分?)、ご丁寧に、わざわざ、こういうところまでお出ましいただいて、まことに恐縮です。

ご返事、お気をお使いいただくような結果になって、帰って申し訳ありませんでした。これからはどうぞ、お気遣い、ご無用に。こちら、ブログ記事を書くのと同じで、書かせていただければそれで満足な口ですので。かえってご迷惑をおかけしました。

カメラのハナシ、お教え、ありがとうございます。ご推察いただいているとおり、明後日、29日から第一陣、翌日にはさらに2組と、親類縁者が相次いでやってきます。で、もう、本日から相棒はかなり昂揚していて、とてもゆっくり話している暇はなさそうなので、正月が明けてから、どう切り出してうまく誘導??するか、考えながら話してみようかと思っています。
先生の場合は、カメラよりもセンスでらっしゃいますが、こちら程度の腕では、やっぱり、使ってみたいです。
そうですか。「3割増し」ですか。これは、わが家でも使えそうですね〜。

美智子妃は、おっしゃる通りですよね。ご苦労がおありになったことは、日本人すべてが知っていますから、個人的には、天皇陛下に増してご尊敬の思いが強いです。

hiroshi
2013/12/27 23:10
〜上から続く〜

エインズレイは、そうですね。相棒の好きな英国陶磁の一つではありますが、なにしろ、わが家は貧乏人。。。とまでは言いませんが、ごくごく普通の一般庶民世帯で、彼女の集めているのはカップ&ソーサー、各一対ばかり。セットで買って、それを使いこなせるほどの身分ではありませんから。ただ、こちらのカプ&ソーサーは、向こうで買えば比較的に値ごろでしょ? で、このメーカーのカップだけは、何種類からの色を持っています。外は単色一色モノが多いですが、カップの内側の花模様がきれいで、彼女はこちらを好きな様です。

先生はどちらにいらっしゃるのか存じませんが、ひょっとすると、新しい年のお正月も、ライヴでの記事を拝見できるかな? と、ちょっとワクワクしています。

先生も、清姫どのをはじめ、皆さまにとって、新しい年もまた幸多き年であられますように。良い年をお迎えになりますように。心からいのっております。

しかし、どちらなのかなぁ〜〜???
興味津々です。
やっぱり、やじ馬気質が、わが家の連れ合いの影響で、伝染していますね〜〜。お恥ずかしい。
hiroshi
2013/12/27 23:12
こんばんは。

いつも 情報満載の記事を楽しませていただいております。

今年もお世話になりました。
よいお年をお迎えください。

来年も、多くの知恵をお裾分けいただけると幸いです。
ぽんぽこりん
2013/12/28 19:53
こんにちは。hiroshiさん!!

Tea with mussolini 興味深いです〜。早速、ムバレの街の映画やさんにいって聞いてきます。だいたいどんな映画でも置いてるのできっとあるはず!!
公衆トイレの話しも面白いですね。たしかに。。。外国にはあまりトイレがないですよね。。。日本はほんと以外なところでとても便利な国だなあって。アフリカでも思います。

最後の一枚がとてもすてき。橋と川と青空が絶妙な感じでですね。すてきです。

2013年はどんな年でしたか??
いつもコメントありがとうございました。とっても力強かったです。2014年もhiroshiさんにとっても良い年になること祈っています。
あおちゃん
2013/12/28 22:27
ぽんぽこりんさん、こんばんは。

忙しさにかまけて、プチ、ご無沙汰しております。
そして、ご丁寧に、ご挨拶、畏れ入ります。

現役の方から先にご挨拶いただいて、申し訳ありません。本来ならば、暇なリタイア世代からお声かけしなければいけないのに。

ちょっと事情がありまして、今年は格別、この時期、多忙なんです。らためてご挨拶にうかがいますが、こちらこそ、今年も大変お世話になりました。新しい年もまた、よろしくお願いいたします。

いい年をお迎えになられますよう、祈っております。
hiroshi
2013/12/28 23:18
お、お〜〜

あおちゃん、こんばんは〜〜
お元気ですかぁ?

ちょっと事情で、慌ただしく、しばらくあおちゃんの日記をお訪ねしていませんが、ひょっとすると、新しい記事をお書きですか? 楽しみ、楽しみ〜〜

映画「ムッソリーニとお茶を」は、そうそう、ちょっと心に残る、良い映画でした。英語も、一応、1930年代〜40年代のイギリス婦人たちのイタリアでの生活を描いているので、最近のアメリカ人や英国人の会話のように早くなく、ハナシは聞き取りやすく。わたくしメ程度の理解力でもほぼ判るのもよかったのですが。。。
あおちゃんならば、英会話はお得意でしょうから、スコットランド訛り、イングランドの人々の会話、アメリカ人の英語、ドイツ人やイタリア人の英会話などと忠実に画面で面白おかしく再現しているので、その違いをユーモアたっぷりに見えているのも楽しめるのではないでしょうか。

今年も残すところわずかです。
来年はお帰りになる年ですが、あおちゃんにとって素晴らしい一年になりますよう、祈っております。
hiroshi
2013/12/28 23:29

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