潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS “フィレンツェの母”のフィエゾーレで。日がな一日。

<<   作成日時 : 2014/01/08 22:49   >>

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画像年末年始の帰省でやってきた身内のうち、水族館好きな孫に付き合って。
行ってきました。

『午年』の幕開けを記念して、館内の一角に、←この方が「としおとこ」だと。。。
。。。いや、「とし、お.と.と」だと。
特別展示されて注目を浴びていました。

画像「ン? 辰年は2年前に終わっているではないか」と。
一瞬、思ったのですが。。。

歳のせいですね〜。英語の動植物名単語は頭の中から欠け落ち続けているらしく。。。

「そうか、そうか。そうだった。
きやつ、日本では天にも昇ろうという竜の落胤? おとしご??ながら。英米ではドラゴンには決してなれない、たかが、海馬に過ぎなかったか」と。。。

特別に、彼の年です、Sea Horseです、と但し書きされた水槽の前で、ようやく思い出したのでした。ハズカシ。

画像ほかにも、じっくり眺めてみると「なるほど、これは顔がバカ長く、言い得て妙だヮィ」と感嘆した皮剥=カワハギ科の馬面剥=ウマヅラハギも、“今年の顔”としてアピール。

こちらの地元では、全国の水産業関係者や“食通”に知られている地元ブランド、「氷見の寒ブリ」、「新湊のシロエビ」、「同じく、ベニズワイガニ」、「滑川のホタルイカ」などに続いて、魚津のウマヅラハギを「寒ハギ」と名付けて、全国ブランド化を目指し始めている風情です。

画像なるほど。
巧いネーミングですな。

グッピー並に動きが早くて、写真は皆、焦点合わずでなんですが、確かに確かに。シー・ホースよりもひと際、間違いなく馬面です。

ウマヅラハギ。
子供のころ、母親が煮付けで食べさせてくれた記憶がかすかにあるんですが、成人してからは食べたことはありません。水族館の紹介文によれば、こちらの地元の寿司店のローカルネタとして人気がある上、薄造りにして食すと結構美味いそうです。

今年は、春の蜃気楼見物がてら、寿司店も訪ねてみようと思っています。

画像食べるならば、肉よりもサカナ派、です。
で。体長1〜1.2メートル、10キロ以上もありそうな、寒ブリにも、唾が。。。


画像かく、魚介類は大好きだから。。。
水族館も、だから、嫌いではないのですが。。。
孫世代と異なって。
美味そうなヤツばかりが目について。。。

画像これも、←きやつも。

それぞれみんな旨そうで。。。

画像頭の中は、この後訪ねた北アルプスの著名なダムの峡谷下流にある、→スキー場を備えた温泉の。

画像夕、朝食で食したらの姿とダブって見える、浅ましさでした。

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画像水族館にはほかに、これぞ竜の子かと思うほどの、中米の高山域に住むという極彩色の「寅」ならぬ、Barred tiger salamander、トラフサンショウウオ科との表示板を水槽の前に置いた奇怪なヤツや、アマゾン流域に住むと表示された真黄色の奇妙な小型蛇など、干支のかなりの水棲生物や両生類も並んでいて。。。

しかし、これは食えないなぁ〜。と。。。
恐竜好きな身内は、興味津々の風情でしたが。。。
喰えない、奴に、興味はありませんでした。







2013年4月23日、火曜日、快晴。

フィレンツェの街が一望できる、フィレンツェから北々東へおよそ8キロほどの小さな街、フィエゾーレの、前回の旅談義の「覚え書」の続きです。


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お問い合わせいただいたので、URLを表記するため、繰り返しますが。。。
ATAF社の路線バス7番の「黄色い車体の」。。。白と赤のツートンのバスもありますが。。。「路線バスに乗ってフィエゾーレへ向かいました」という趣旨で、前回、フィレンツエを一望できるこの街のハナシを書きました。


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12年前は、フィエゾーレにやってくる路線バスは現在のサン・マルコ広場近くの始発バス停ではなく、サンタ・マリア・ノベッラ駅前のバスターミナルから出ていた。その時にフィレンツェの街を見下ろしながらお茶したバス終着停留所前広場のカフェは、この日、フィエゾーレに到着した時にはまだ開店していなかった。

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この街。
実は、街から望めるフィレンツェよりも、歴史はおよそ10世紀以上、長いのだそうです。
文字で残る資料だけあたれば、最も古いそれでフィレンツェは紀元前100年に届かないのですが、フィエゾーレはBC300年近く昔のローマ時代に書かれた手紙で既に街の名が登場しており、さらに、現在も残っているエトルリア時代のBC900〜800ごろの城壁や遺物、ローマ劇場の遺跡などから、さかのぼる4000年前には既に街は出来上がっていたとみられるそうです。

そういうことで。
イタリアでは、この街のことを「フィレンツェの母」ともたとえるのだとか。
フィエゾーレがフィレンツェ生みの親であった、ということのようです。

画像しかし、この街は、フィレンツェのような華やかさは薄い。
フィレンツェとは反対側の谷筋←も含めて、街全体の人口は14,000人程度と少なく。
観光客も、12年前の秋、初めてこの街へ入った時はアメリカからの学生の団体ひと組だけにしか出会わず。今回訪ねた時も、観光ポイント各所で出会ったのはカップル数組だけ。日本人は皆無で、ある意味、寂しいほどの落ち着いた静かなたたずまいの街です。

だから。
フィレンツェとかローマとかシェナとか、華やかなイタリアの街を好む方ならばあまり面白くはないのではないでしょうか。放映中の、あの主題歌が素敵な旅番組「小さな村の物語 イタリア」で取り上げられているような街が好きな方ならば、ひょっとすると、楽しめるかもしれません。


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サン・マルコ広場近くを出たバスは、バス停にして3つめ、5分ほど走ると、かつてのフィレンツェの城壁のあった北の出入り口、リベルタ広場のサン・ガッロ門に出る。門の間にもう一つ、手前は凱旋門。バスの窓ガラスの反射光が入って見苦しい。

フィエゾーレへと入る、「7番」の路線バスで行く道沿いは、結構、面白いです。
乗車時間わずか20分ほどで、標高300メートルの丘の上にあるフィエゾーレへ、つづら折りの道筋を登るのです。
カーブを曲がるたびに視点が高まって行き、バスの窓から望める美しい景色はめまぐるしく変化します。


画像そうそう、その変化に富んだルートを利用して、イタリアでは5年ぶりの開催となった昨年9月下旬、8日間にわたってフィレンツェをメイン都市とした「世界選手権自転車競技大会ロードレース2013(UCI Road World Championships 2013)」では、ジュニア女子はフィレンツェとフィエゾーレを結ぶコースで、ジュニア男子、U23男子、女子はモンテカティーニ・テルメ〜フィレンツェ間、男子はルッカ〜フィレンツェ間で競われましたが、いずれも最終場面で、フィエゾーレを巡るコースを組み込んで、ヤマ場に設定していました。


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画像このレースからほぼ1カ月後、日本でもBSで放映されました。
そして、この「覚え書」の、フィエゾーレを訪ねた際、街のあちらこちらで工事が行われていて、その工事案内にチャンピオンシップ開催のためと表記が入っていたもので。。。

録画放映のレースもしっかり眺め、ことのついでに、 レースの写真をお借りしました。
やっぱり、いい街筋ですね。フィレンツェからフィエゾーレへ至る道筋は。。。
参考までに、男子のハイライト場面を↓You Tubeからお借りしました。





フィエゾーレは、中世にはフィレンツェの貴族たちのヴィッラ、別荘の街でもありました。
現在も残る、豪勢なヴィッラが点在している光景が、この街のピークに建つサン・フランチェスコ教会の前庭に建つと眼下に見下ろせます。

いずれも豪華、華麗で、フィレンツェ全盛のころの豊かさを象徴する光景でしょうか。
この辺りは、中世そのままの光景が残っているような気がします。


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そのヴィッラ群の中の一軒。ヴィッラ・パルミエリ(Villa Palmieri)。
建物から見える景色や建物の様子などから、あのジョバンニ・ボッカチオの詩「デカメロン」の舞台の別荘とされているそうです。

ご存じのごとく、「デカメロン」は、流行中のペストを避けてフィレンツェ郊外の別荘に移動した女性7人、男性3人の、合計10人が毎夜、テーマを変えながら一人一話のハナシを語り合い、合計10日間の間に計100のハナシをまとめる、という艶笑譚。


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近くには、「フィエゾーレ街道」と呼ばれる2本の中世以来の街道のうち、7番バスが通るサン・ドメニコ通りの西側に、「デカメロン」の作者の名前をそのままとったジョバンニ・ボッカチオ通り(Via Giobanni Boccaccio)もありますし。。。

ちなみに。
ヴィッラ・パルミエリには、近世に入ってから英国人の所有となったため、ヴィクトリア女王も滞在し、毎日、この別荘から馬車でフィレンツェへ下ったそうです。

そういう、さまざまな歴史的な謂われも、愉しいです。


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