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zoom RSS フィレンツェ「。。バッ撮り」A〜続チェントロ〜症候群?

<<   作成日時 : 2014/01/28 21:37   >>

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画像前回に引き続き。
フィレンツェで、「行き当たりばったり」で撮った、『行き当たり、バッ撮り』の写真の、「覚え書」です。

そして。
前回に続いて、今回もまた、街の中心エリア≪チェントロ≫で撮った写真。いわば、「続チェントロ」編です。


ルネッサンスのみやこ、フィレンツェ。
芸術の薫りと、その華やかさに魅せられて世界から群れ集う人々で賑わう、不滅の都です。

そのフィレンツェの、人で大混雑する、ウフィツィ美術館で。
今なお、増築工事は続けられていました。

収蔵作品の質はもとより、その規模でも世界一を目指して、フィレンツェの人々が意気込む増築工事。。。

その中で。
日本のニュースで何度か取り上げられたハナシ。

『世界的な建築家、磯崎新さんが、その増築部に新設される玄関の、20世紀末に行われた設計コンペで最優秀となって、工事に入ったところで地下から新たな遺跡が発見されて、それを名目に工事はストップしたままとなった。。。』

『しかし、実際は、その背景に、磯崎さん設計の斬新なロッジア風新玄関は、ルネッサンスの華、ウフィツィ美術館はもとより、フィレンツェの街に似合わないという反対意見と、新時代のフィレンツェ、ウフィツィにふさわしい造形だと拍手を送る知識人たちとの賛否両論の嵐が巻き起こったため』、だとか。


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↑ メルカート・ヌォーボ=新市場=のロッジアの南入り口に鎮座する、「ポルチェリーノ=仔豚」と呼ばれる猪像。10年前にホンモノはバルディーニ博物館に移されて、以降、これはコピー。17世紀、ピエトロ・タッカによって作られた当時、ポルチェリーノと愛称で呼ばれ始めたたのが始まり。鼻に触ると幸運が訪れると言われ、二代目ポルチェリーノも鼻はピカピカ。皮の財布とか手袋とか、フィレンツェならではのちょっとした土産品は、こちらでそろっているのがうれしい。

↓ レ・プッブリカ広場。イタリアならではのデパート、リナシェンテのほか、こちらも大衆的な土産品ショップが並んでいる。広場中央の、鋳造立体の、チェントロ地区の立体模型地図が面白い。


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画像再び、ウフィツィ美術館のハナシです。
そして。
青字で説明書きする写真は、フィレンツェのブランド・ショッピング街、トルナヴォーニ通り。。。

今回、初めて気づいたのですが、このエリアの一方通行、通行止めの標識。面白いですね〜〜。


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画像あれはもう、それこそ10年ひと昔、ほどムカシ?のハナシですが。。。

現在、工事は進んでいるのでしょうか? 新玄関予定地へと抜けるヴェッキオ宮と美術館の間の通路は、今回もまた、工事中。真っ盛りの様子でした。


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「ウフィツィ」って、イタリア語では「オフィス」とか「事務所」とかの意、ですよね。
現代のオフィスだったらば。こんなに長い工事が続くと、きっとその会社は、倒産間違いなし、ではないでしょうか。

雑誌だったか、新聞であったか、昔、読んだのですが。。。

このコンペで優勝した磯崎さんは、後、ランツィのロッジアで設計の意図などをお話になる会議で。急にめまいを起こすなどして、病院で治療をお受けになったそうではないですか?

何の治療か?
「スタンダール・シンドローム」、であったそうです。

こんな症候群があるなんて。
実は。
このニュースを読むまで知りませんでした。


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↓この華やかなチェントロ地区にも、ヨーロッパならではの、パッケージもラップもされていない八百屋がデンと店を構えているのがうれしい。
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画像なぜ、スタンダールなのか?

ナポレオン軍旗下の少尉を振り出しに、激しい恋を終えるたびに名作を発表してきた、女性遍歴でも知られる、小説「赤と黒」、「パルムの僧院」などの作家、スタンダールは19世紀初頭、34歳の時に、ミラノからフィレンツェへ入って、サンタクローチェ教会で、突然、めまいと吐き気のため、昏倒したそうです。

画像感性豊かな、ヨーロッパの国々からやってきた観光客がフィレンツェのウフィツィ美術館や他の美術作品の宝庫である教会、そのきらびやかな尖塔や鐘楼を眺めていて、よくこんな症状を引き起こして病院へ搬送されるため、20世紀終盤、この街の病院の精神科の女性ドクターが、スタンダールが書き残したイタリア旅行記の体験談の故事から、「スタンダール・シンドローム」と名付けたのだそうです。

著名人が書き残した日記などではほかに、詩人リルケもヴェッキオ宮殿で、あまりの美しさにめまいを引き起こしているそうです。

感受性の豊かな人々によくそういう症状が現れるそうで、磯崎さんもその一人であられたのでしょう。


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画像この症候群の症状は、イタリア人にはほとんど起きず、フランス、ドイツ、ベルギーなど西ヨーロッパの人々に顕著で、アメリカ人や日本人を含むアジアの人々にもあまり起きないそうですが。。。


画像個人的なハナシですけれども。

そういうこともあってか。
フィレンツェの街は、なんとなく、おどろおどろしく見える時があります。

画像「聖母マリアを淫売婦のように」描いた絵はことごとく抹殺せよ。絵を持っている者は悔い改め、提出せよとフィレンツェの金持ちや画家たちに呼びかけて、応じたボッティチェッリの作品など、当時のフィレンツェ・ルネッサンス作品の3分の1ほども「虚飾」だとしてシニョーリア広場で焼き捨ててしまったサヴォナローラ。

そして今度は、同じ広場で、サヴォナローラ自身、異端の罪で火あぶり刑となる。。。

美しいルネッサンス作品の背景で、そんな、歴史上のどろどろとした事件が、いくつも眠っているではないですか。

画像だから。
ミケランジェロ広場近くのレストランに食事に行った折などの夕刻。
この広場からアルノ川の向こうに広がるフィレンツェ・チェントロ地区の夕闇の中の光景を眺めていたりすると。

街の上部に得体の知れない何者かが渦巻いて空中に立ち昇って行くような。。。そんな錯覚さえ起きてくるほど、無気味に感じる時も。
アッシジのサン・フランチェスコ聖堂の上部教会に描かれたフレスコ画、「聖フランチェスコの生涯」の中の一枚、悪魔の追放のような光景に見えたりして。。。


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↑↓ トルナヴォーニ通りの核、ストロッツィ宮。

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もちろん。
勝手なこちらの思い込みに過ぎません。
が。
いつか、書きましたが、フィレンツェは、過去、いろいろとトラブルがありまして。人込みが嫌いなのと相まって、個人的に、苦手な街の一つです。

で。
この街では、観光地よりも。
ローマのコンドッティ通りやミラノのモンテ ナポレオーネ通りと並ぶ「トルナブォーニ通り」、プラス、「レ・プッブリカ広場界隈」が、まぁ、幾らか静かですし。その空き具合が、まずまず、好みなのです。


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午後遅くのコーヒータイムで立ち寄ったトルナヴォーニ通りの↑↓このカフェ。店内に、車のナンバープレートをはじめ、Tシャツ、マグカップなど、アメリカの匂いのする品々で満たされていた。ルネッサンスの華の都に住んでいても、憧れる別の街がある、と見えるのが、なんとも面白かった。

画像いえいえ。

こちらに載せた名だたるショップ群は、ただただ、眺めて周るだけの、ウインドウ・ショッピング派。

買い物も、するにはしますが。。。
落し物、忘れ物の名人夫婦ですから。ほぼ毎年、一年に1〜2双は確実に紛失する相棒の手袋と、こちらのサングラスを、2〜3年に一度、この街かミラノで補充するだけ、の程度です。

というワケで。
こちらは、「スタンダール・シンドローム」プラス  健忘症? 知的障害?? 衝動買い症???  
「コルサコフ・シンドローム」か、はたまた「アスペルガー症候群」なのかも。。。


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