潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS フィレンツェ「。。バッ撮り」C〜S.ロレンツォ地区・映画。

<<   作成日時 : 2014/02/07 18:21   >>

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「行き当たりばったり」で撮った写真だから「行き当たり、バッ撮り」だと。
児戯に等しい親父ギャクかレベルローの駄洒落で続けている、フィレンツェ「バッ撮り」の4回目です。


画像

↑いきなり、ウマの尻とはなんだ! と思う写真だが、この写真、結構好きなのだ。

華やかなフィレンツェも、大公フェルディナンド1世の騎馬像の建つこのサンティッシマ・アンヌンツィアータ広場まで北へのぼると、街の建物も人の表情も、イタリアの普段の顔が見えてきて面白い。騎馬像から花のドゥオーモまではわずか500メートルだ。

画像



で。
今回は、サン・ロレンツォ地区。
フィレンツェ中心部の北に広がる、ルネッサンスの立役者メディチ家ゆかりの建物群が集まっているエリアです。

このエリア。

今回の旅の「覚え書」として、既に一度、フィレンツェの記録の冒頭に載せていますが、実は、あちらこそホントは当初の「観光計画にはない行き当たりばったり」の見物先。

もともと、今回のフィレンツェ滞在の目的は、相棒の手袋と石鹸を買うことが一つ。もう一つは、聖母子絵が好きな彼女の希望で、フィリッポ・リッピの元から去って独立したばかりのころの若いボッティチェリが描いたという、まだ見たことのない聖母子像を所蔵している、これまでまだ一度も訪ねたことのない、サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場の「捨て子養育院美術館」へ行ってその絵を見ること、でした。


画像というワケで。

今回は、フィレンツェでは真っ先に、サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場へ直行。






画像この捨て子養育院。
メディチ家の尽力で、ヨーロッパで初めて誕生した、捨てられた子供たちのための、現代で言う養護施設。

ブルネッレスキが設計したルネッサンス初期の建築で、バトンを受けたデッラ・ルーネが着工されてから26年後の1445年に完成しているのだ、とか。アンドレア・デッラ・ロッビアによる布を体に巻き付けた赤ん坊の青色のメダイヨンの飾りが、とても美しい建物です。

そして。
以前、一度、サン・ジミニャーノの「覚え書」で書きましたが。。。

こちらの好きな映画の一作品、映画「ムッソリーニとお茶を」で登場し、映画「ハンニバル」でもスクリーンに描かれていました。

映画「。。。ムッソリーニ」では、ウフィツィ美術館をはじめ、フィレンツェの街も結構、数多く登場していました。


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画像



画像うち、こちらは。
ルカ少年を捨て子養育院に入れるように彼の父親から言われたイギリス人秘書役の、アカデミー賞受賞の名女優ジョアン・ブロウライトが、少年と一緒に訪ねてきて、「こんなところにこの子を預けることなど出来ない」と、 発奮して去る場面で登場。

短い動画をあちらのサイトで発見できなかったもので、You Tubeからお借りした上の動画は少々長いのですが。。。およそ8分50秒くらいの以降に、登場してきます。


画像


画像



映画「ムッソリーニとお茶を」は、制作は20世紀末、日本公開は、自分がムニャムニャ。。。であったころだから、確か、2000年のゴールデンウィーク前後でなかったでしょうか。
イタリアの巨匠ゼフィレッリ監督作品で、彼の半自伝映画、とも言われていたのを記憶しています。

画像第二次世界大戦直前のころから戦後までのおよそ10年間ほどの時代を背景に、当時フィレンツェにあった英米人コミュニティとファシズム化していったイタリア社会との接点で、孤独な少年と英米熟年世代の女性陣たちとの温もりの触れあいを描いた、温かでヒューマンチックな、見終ったあと、心の中にポッと灯が残り続けた、愉しい作品でした。

アカデミー賞やゴールデングローブ賞などを受賞した、英米の大女優たちが共演していたのも、印象に残っています。

画像と。
映画批評ブログでもあるまいし、長々と。。。

ま、とにかく、名作とはいいませんが、温かな佳作でした。あんな映画が、個人的に好みです。


画像映画ではほかに、フィレツンツェの街としては。

まず冒頭、上の動画にも載っている、タイトルが流れた後、真っ先に登場する←墓地。。。

パリ8区、サン・ラザール界隈に今もその名が残る「オスマン大通り」を生んだ、ナポレオン時代のセーヌ県知事、ジョルジュ・オスマンのパリ大改造に習って、フィレンツェが首都であった19世紀に誕生させた大通り、ジャコモ・マッテオッティ大通りのドナテッロ広場にある↑「イギリス墓地」。

画像「捨て子養育院美術館」から、東へおよそ500メートルくらいでしょうか?

自分は、マッテオッティ大通りを車で通り過ぎただけで行ったことはありません。
しかし、映画にも墓所は登場する、英国詩人エリザベス・バレット・ブラウニングやアーサー・ヒュー・クラフ、日本の美術館にも作品が揃うアメリカ人彫刻家ハイラム・パワーズら著名人の 墓もあるそうで、今回、行ってみるつもりでしたが。。。

機会があればぜひ、訪ねてみたいと思っています。

もし、行くならば。
捨て子養育院美術館前からそのままジーノ・カッポーニ通りを北上して、マッテオッティ大通りに出て東へ向かった方が道が解り易くて速いそうです。

画像そして。映画ではもう一つ、印象的であったのは。

フィレンツェの英米人たちコミュニティの社交場であった、トルナブォーニ通りのグランカフェ・ドーニー。

こちら、わたくしメが初めてこの街を訪ねた時はまだ店はあったのですが。
1985年に160年余りにわたる歴史を閉じてローマに移転。現在では有名ブランド・ショップになっています。。。

映画の舞台であった年代当時は、英国領事館と近かったこともあって、英米人を中心としたいわゆる「アングロフォン・コミュニティ(Anglophone community)」の核であったようです。


画像と、映画好きなもので、旅から離れた余談ばかりになりました。

もう一度、「捨て子養育院美術館」にハナシを戻して。

サン・ロレンツォ地区は、個人的に、割と好きなエリアです。

画像理由は、メディチ家礼拝堂やアカデミア美術館、いずれも撮影はゆるされていないものの、2階にあがる階段正面に鎮座する←「受胎告知」をはじめ、フラ・アンジェリコ作品が並ぶサン・マルコ美術館、下部に写真をまとめたサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会、サン・ロレンツォ教会など見どころは結構多いのに、混雑していないから。

画像いえいえ、観光客はやっぱり多いですが。
人であふれかえるドゥオーモからシニョリーア広場、ウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋界隈から見ると、人波は半分から三分の一くらいには減るのではないですか?

その人混みもアカデミア美術館を越えて北に入るとさらに減り、サン・マルコ広場界隈はアカデミア美術館までのさらに半分、ましてや、サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場界隈となると、ググッと静かになります。

そして。
ツンとすました観光客向けの表情ではない、イタリア庶民の、我々と同じ生活臭がしっかり匂ってきて。
個人的に好きな↓街の顔を垣間見られます。

ドゥオーモから500メートルほどしか離れていないのに。もったいないですね。こちらのエリアを巡らないのは。


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もう一度、アンヌンツィアータ広場にハナシを戻します。

そういえば。
こちらがまだ現役で働いていたころ。
仕事の合間を利用してこの街を観光したことはありますが、やはり、この広場までははいりませんでした。

短時間だけの観光ならば、ここらはやはり、観光先としては二線級でしょうか。。。


画像



それはともかく。

ドゥオーモからやってくると。
左手に↑グリフォニ宮&マリアの下僕信心会、正面に↓サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会、右手に捨て子養育院美術館と、広場の3面をルネッサンス様式の柱廊が取り巻いていて、おまけに静かで。気持ち、落ち着きます。


画像


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こちらにはまったく記憶はないのですが。。。
この広場、今回、初めて入った気がするのですが。。。

連れ合い、相棒によれば。
ゴールデンウィーク休暇を利用してこの街をわたくしメと一緒に初めて訪ねた時。ふた昔、近く前。。。

いえ、彼女自身も。
「亭主は稼ぐひと、私は使うひと」の、自称、重責を担って??
既に何回かこの街を訪ねていたのですが、やはり、その時までこちらまで入ったことはなかったそうで。。。

で。
初めて一緒にフィレンツェへやってきた時に。
彼女は、今回と同じようにボッティチェリのその聖母子絵を見たくて、こちらを誘ってこの美術館前までやってきたのだそうです。

ところが、ところが。
復活祭をはじめ、年に何回かしかない休館日に運悪くぶつかった。


画像


画像



画像そして、どうでしょう

今回もまた。
入り口にこういう←表示が掲げられていました。
相棒は、「何かの因縁?」と、残念がっていました。

やっぱり。
我々一家には。不吉じゃゃあぁ〜〜
この街は。








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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、hiroshiさん。
四回目〜〜。
うふふ。四回コメントを入れたのですが、送る所で消えちゃうんです〜〜。

今回は送れるかな?

hiroshiさんの絵画とか、建築物のお写真、本当に感動的です。
必要な物が何一つ掛ける事なく写し取られていて素晴しいです。
hiroshiさんはビデオもお撮りになられるから、構図や、建物が立体的に見える様撮るのはお手もの物なのですね。
凄いなあ。
前にボストンのお写真を見せて頂いた時にもお話ししたと思うのですが、hiroshiさんのお写真は見せようとする必要な物が、切れてなくなっちゃう事がないですものね。
尊敬です。

hiroshiさんの建物や絵画とかが映る写真好きなのです。
あ、アマルフィのレモンのお写真も大好きですよ〜〜。

hiroshiさん、奥様と行かれたのを やや忘れてらしたと。
女性はロングタームメモリーを覚えているの、得意ですから♪

SMノヴェラ、入った事がないんです〜〜。
フェラガモと、トッズと、布に時間が掛かりまして。
SMノヴェラではどのような物をお買い物をするべきなのでしょうか?
奥様は何をお買いになられるのでしょうか?また、行く事が有ったら絶対に行って、お買い物をしてみたいです。

今回はちゃんと送れるかな〜〜。

murmur1
2014/02/12 22:41
あ、送れました。良かった!

hiroshiさんのお家は雪大丈夫でらっしゃいましたか?
東京は弱虫で駄目ですね。

あの日、国際線も結構になったり、丁度出発の日に当たった方は、さぞかし心配されたろうと、人ごとながらドキドキしちゃいました。
murmur1
2014/02/12 22:44
murmur1さん、こんばんは。

プチ、ご無沙汰しています。
地域の小さなイベントが一つ、昨日におわりまして。。。後始末もあって、本日まで、ちょっと多忙でした。

4回もですか

それは、まことに、まことに
4回目も、諦めずに挑戦していただいて、ありがとうございました。おかげで、コメントを拝見できます。

写真のお話。買い被りでらっしゃいます。
もし、お褒めいただけるような具合になっていたとしたら、偶然です。
しかし、そういう風に言っていただくと、嬉しいですね〜〜。
先生とたえこさんは、わが写真の先生でらっしゃいますから。先生からお褒めいただくと、大変に良い気持ちです。

そうなんですよ。
いえいえ、こちらの街に一緒に初めて来たときのことは、大概覚えているのですけれどもね。いろいろとハプニングがあったうちの、特に忘れらない出来事が一つありましたから。
しかし、今回、上に載せた場所に一緒にやってきた、という彼女の言葉は、いまだに???です。思い出せない。不思議です。

アマルフィのレモン
あれは、先生におほめいただいたことをよく覚えています。あの写真は、偶然とはいえ、自分も結構好きな良い写真が撮れたと思っています。

写真と言えば、先生の、モナコの写真。
どれも素晴らしいですね。とくに、カジノの海側の光景の写真、とても好きです。

hiroshi
2014/02/13 00:27
〜上から続く〜 薬局では、相棒は相変わらず石鹸を。プラス、今回はオーデコロンを一瓶だけと、ポプリの小さな袋入りを何種類か、友人へのプレゼント用に買っていました。 石鹸なんて、わざわざあちらへまで買いに行かなくても。。。と思うのですが。 日本で買うよりもかなりお安いのだそうです。 わざわざ↑こちらまで2〜3年に一度、買いに来るなんて、「飛行機代を考えればかえって高いでしょ?」と言ったら、飛行機代は旅行費用であって、石鹸とは関係ないのだそうです。
hiroshi
2014/02/13 00:31

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