潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 長々と続け過ぎだが。。。まだマナローラ。終回。

<<   作成日時 : 2014/03/31 19:57   >>

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画像桜前線、北上中のようですが。。。
わが家の庭のソメイヨシノは、まだ、花芽を膨らませ始めた程度です。開花は、あと2〜3日後くらい、でしょうか。

先だって。
2週間ほど前から、馬酔木(あせび)の花が満開中です。
例年通り、わが家の庭では、白、紅、薄ピンクの3色、計6本の馬酔木の樹。


画像馬酔木の花。
鈴蘭に似た、小さく、目立たぬ小花ですが。。。

子供のころに、憧れに似た思いで遠くから眺めていた、10歳ほど年上で、若くしてはかなくこの世を去った花街のお姐さんが住み込んでいた置き屋の庭先に、何本も植わっていたこの樹のことが、とても印象に残っています。

画像椿や牡丹、梅、沈丁花などとともに、死んだ親父が丹精込めて庭で育てていたのも、懐かしい思い出。

そういう影響もあって、花は地味ながら、馬酔木は結構、好きな樹なのです。

大和路の旅を描いた堀辰雄の「浄瑠璃寺の春」でも、馬酔木で有名なこのお寺の話題にも、「憧れ」の花として、取り上げられていました。
堀辰雄と横並びで思いを書くなどは畏れ多いハナシですが。。。
自分も、一種の憧れに似た思いが、若いころから、この花にありました。


画像日本の山野に自生する常緑低木で、英語ではジャパニーズ・アンドロメダ(Japanese Andromeda)、というそうです。

アンドロメダ。
ギリシャ神話に登場する、あの、エチオピアの姫でカシオペアの娘。そして、天に召されて、星座、アンドロメダ座となった“ご当主”。


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↑ 梅は、もう、散り始めている。



画像1964年、東京オリンピック3〜4年前から直前のころにかけて。
わが学生時代。

今では新宿一丁目、などと、なんとも味わいのない、特徴のない名前に切り替わってしまいましたが。。。
当時、この辺りは、花園町、という、名前からして歓楽街イメージに結ぶ、由緒正しい(?)名を持つ街でした。

そういえば。
江戸時代から続く旧町名は、この辺りでも、花園町のほかに三光町、角筈、番衆町、十二社など、いかにも、そんなイメージの街の名前が結構ありましたが、やっぱり、消えちゃいましたね〜。


画像その旧、花園町の一角に、「花園西公園」という、小さな児童公園が一つありまして。
これは、いまも残っていますが。。。
まだ二十歳になったかならないか、程度の学生の分際で。
金もないのに生意気に、夜、仲間と一緒に、近くのちょっと著名な歓楽街へ繰り出して、飲んだり騒いだりしたものでした。
当時はまだ酒に未熟で。自分の適量がわからずに飲み過ぎて、あの「西公園」近くで反吐をはく、土の上で寝込むなど、醜態をさらしたことも、三度、四度ならず。

ということもあって気づいたのですが。
その公園に。誰が植えたか。背丈は人の腰ほどしかない、馬酔木が一本、ひっそりと植わっていました。
花で気づいたのですから、時はちょうどいまごろ、先輩たちを学窓から送り出したあとの飲み会、くらいのあと、であったのでしょうか。それは記憶にありませんが。。。

初めてその馬酔木を見たその時は。
こんな都会の片隅に、日本の山野に自生する、親父の自慢の樹がひっそりと生きている! ひょっとすると、親父の化身ではなかろうか!!  親父は息子の醜態を見つけて、いま、まさに雷を落とすに違いない、と思ったほど、驚愕したものでした。
半ば、意識朦朧。酔っ払っていたのです。

画像以来。
卒業して社会人となって、この街と疎遠になったのですが。。。

昨年秋、あのころの学生仲間たちと、ン、ン十年ぶりに集うことになり、その準備のため、いまもまだ、あの辺りを根城として飲み歩いている古い友人と、随分久しぶりに、あのあたりへ飲みに出て、その帰路、タクシーがなかなかつかまらず、自宅へ帰るその友と一緒についつい長歩きして、偶然、その西公園に出合い頭に出くわしました。


画像ほぼ、半世紀ぶりで、様子はだいぶ違っていました。
公園のシンボルになっているほどの巨大な柳が随分目立っていて。。。
しかし。探しても探しても、馬酔木は見つかりませんでした。

葉は有毒で馬や牛が食べると酒に酔ったような症状に襲われることから「馬酔木」と名付けられたと聞くほど、ある意味、たくましい樹ですが、暑さには結構弱いようです。
都会のやせた土とビルに囲まれた小さな公園の直射日光にやられて、きっと、枯れたのだと思います。


画像馬酔木の花言葉は、いくつかありますが、印象的なのは「二人で旅に出よう」。
ジャパニーズ・アンドロメダ、日本のアンドロメダに、なぜ、そのような花言葉があるのか、知りません。

昔、この花がとても気になっていた高校生のころ。
ギリシャ神話の、アンドロメダ物語まで引っ張り出して読みました。

アンドロメダの母カシオペアは、娘の美しさは海神ポセンドンの娘のニンフたちに勝ると自慢したため、ポセイドンの逆鱗に触れ、アンドロメダは裸で、荒れる海岸の岩場に鉄鎖でつながれて海のモンスターの生贄にされた。

そこを通りかかったのが、頭髪は蛇、目を合わせるとみな、石にされてしまうメドゥーサを退治して、その首を手に引き上げる途中のペルセウス。ペルセウスは、海のモンスターにメドゥーサの首を見せてたちまち石に変身させ、アンドロメダを救い出して、後に妻として迎えた。そしてその後、アンドロメダは天に召し上げられて、星座として光り輝く。。。

画像ひょっとすると、その、星座として光り輝くことになった『旅立ち』を謂れとして、「二人で旅に出よう」の花言葉はあるのでしょうか。

天に旅立ったアンドロメダ座とペルセウス座が、しっかり並んで輝いて見えます。
日本では、晩秋の午後8時ごろ、とてもきれいに見えるではないですか。
アンドロメダ星雲さえ、肉眼でしっかり確認できるし。。。


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↑ 国会議事堂。


とういことで。

あまりに長々と、チンクエ・テッレのハナシばかりを書いているのに嫌気がさしてきて。
昨秋の、ブダペストを基点とした旅のハナシを少し、今回は「覚え書」しようかと思ったのですが。。。


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↑ブダ側、王宮の丘から眺めたドナウ川と国会議事堂。

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↑ ドナウの上流の主な街は訪ねたことはあるが。。。
↓ ドナウ下流方面。。。つまり、バルカン半島のアドリア海側ではない、中央内陸部や黒海側の国々は、一度も訪ねたことがない。セルビア、コソボ、マケドニア、ルーマニア、ブルガリア。。。どんな国土でどんな人々が住み、どんな暮らしを送っているのか?? 一度、ぜひ、行ってみたい。


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もう、一年近く昔の旅のハナシは、やっぱり、早く終わってしまいたい、と。
気持ちを切り替えました。




というわけで。
前回に続いて、以下、またまたチンクエ・テッレ、マナローラの村。
まだ写真は大量に残っていますが、マナローラ村は終わり。今回で、最終です。

。。。と、こう、書いたところで、突然、ひらめきました。
馬酔木の花は、開花期が4週間〜6週間と長く、その、花の咲き続ける間って、大概の人は、一度は旅ごころを誘われる季節ではないですか。
春三月〜四月。卒業、人事異動、転勤、引っ越し、入学、新社会人、結婚式も多い。。。まさに、旅立ちのとき。

だから。。。「二人で旅に出よう」なのかな??


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↑ 山の上へと向かうマナローラのメインストリート、ディスコヴォロ通り(Via Discovolo)。 
↓ 以下、その通りや海側のメインストリート、レナート・ビロッリ通り(Via Renato Brolli)の店の様子。


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画像山の上の方への通り、ディスコヴォロ通りは比較的に観光客は少なめで、通り沿いの店も、八百屋や魚屋、ジェラート店、薬局など、土産物店よりも、地元の人たちの最寄商店の方が多かった。


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画像さすが、というか、やはり、というか。メインストリートの坂の勾配は比較的に緩やかであったが、通りと直角に交わる、道両側の断崖の上へと向かう細い階段道は、やはり急こう配。

画像メインストリートの山上の部分は、ところどころに小さな果樹畑も。
また、許可を受けた車だけは村中へ入ってこれる仕組みのようだった。荷物搬送のバンや小型トラックを何台か見かけた。

 

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↑ チンクエ・テッレならではの地ワインが揃う。

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↑ ↓ 小さな港で、漁船やボートはすべて、港に置かずに、道沿いの小さな空地や広場など、陸の上に引き上げられていた。そして。船外機のエンジンは、こちらでも、ほぼ9割方がホンダやヤマハなど、メイド・イン・ジャパンであった。

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