潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 目立つ巨大広場と大通り。旧東欧の首都、ブカレスト。

<<   作成日時 : 2014/08/31 21:56   >>

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若いころは、カーマニアでした。


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↑ ブカレスト随一の巨大広場、「国民の館」前のコンスティトゥティエイ(憲法)広場に駐車中の車のカズカズ。
右端、濃紺のフォルクスワーゲンの前に停まっている、ご存じ、“ダブルシェブロン”のシンボルをエンブレムとした青緑色のシトロエンだが、その車から左へ、ルノー車が2台。その左端に停まっているのは。。。


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↑ ブカレスト中心部の、民主革命の舞台となった広場、革命広場にも車の大群。この写真では左からドイツのアウディ、日本のトヨタ、そして右端に停まるのは。。。


車に関心が薄いと言われる最近の若者ならばともかく。マイカー元年と言われる日本のモータリゼーション、「マイカー時代」の幕開けのころ、'64東京オリンピック前後に青春を迎えた日本の男性ならば、大概、似たようなものなのでしょうが。。。
ステアリングを握るのはもちろん、走っているのを眺めるのもエンジン音を聞くのも、当時は、大好きな若者でした。

そういう、若気のいたりの尻尾を未だに引きずっているゆえ。
旧東欧圏の国々へ旅すると。

画像たとえば、旧東ドイツ製の、ボディの一部を段ボール紙で造られていたトラバント=2006年春、センテンドレで撮影=→など、日本人には馴染薄い、昔の“鉄のカーテン”の陰に隠れていた自動車メーカー製造のくるまたちに興味津々で。
初めて訪ねた土地、ルーマニアの“くるま事情”に、今回の旅では、好奇心むき出し、でした。


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画像↑ 停まっているのは。。。


日本であまり知られていないが、ルーマニアには創業以来半世紀を超える、独自の自動車メーカーがある。DACIA(ダチア)だ。


画像7000ユーロ余り、と、驚くほどの低価格で販売されている「Logan=ロガン」という車種は、その安さもあって、ユーロ圏ではちょっとした、隠れたブームになっているらしい。この車、最近はフランスやドイツでも結構見かける。


画像個人的なハナシでなんだが、この車、昔、まだ親のすねをかじっていた学生のころ、親に借りて遊び歩いた、日本のマイカー時代の幕開けを告げた一車、トヨタの2代目コロナ→になんとなく似て見える。あのコロナを現代風に、スタイリッシュにしたらこうなるのではなかろうか?と思わせる風貌で、結構、好みであった。




画像ルーマニアの首都ブカレストは、街並を眺めると、やっぱり、旧東欧圏の国なのだと、なんとなく納得しました。

首都ブカレストはワルシャワやブダペスト→とよく似ているように見え、自分の好きな、イタリアやスペイン、南フランスに多い、細い小道が複雑に入り組んだ旧市街などは、ほとんど無し。

共産党政権時代に、路地や横丁を持つ古い街並みを“近代的”に改造した、巨大な広場や幅広の大通り。それが、「どうだ、まいったか」と言わんばかりのスケールで広がっていました。


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そして、その広場や大通りでは、ひょっとすると、こちらは駐車場か?と見まがうかのごとく、かなりのスペースを駐車中の車が占拠。
不法駐車なのか? それとも??

そういえば、街中に、パーキングマークのある駐車場は、ほとんど目につきませんでした。

その広場に止めてある車の車種は、西欧圏の大都市、ローマやパリ、ミュンヘンなど自動車産業の発達した国々のそれに比べて、格段に種類は多かったです。

たとえばローマやミラノならば、フィアットやフィアット傘下に入ったランチア、アルファ・ロメオ、イヴェコなどの「国産車」が、またパリやリヨンではルノーやシトロエン、プジョーなどの「国産車」が車種のかなりを占めて、残る「外国車」は、同じEU圏のドイツ車とEU圏で生産される米車、日本車ほか、を除くと、さほど種類は多くないでは、ないですか。

画像しかし、この国では、ドイツ車からフランス車、イタリア車は当然、欧州各地で生産されているアメリカ車、果ては日本車、韓国車をはじめ、旧東欧圏の、チェコの←&ショコダ。


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さらに、販売価格わずか7000ユーロ余り。。。円安の現在レートではおよそ100万円、となってしまうが、ちょうど2年前の今ごろならば、わずか70万円そこそこ!!。。。という、その値段の安さから旧西欧圏でも現在人気うなぎのぼり中の↓ ダチアまで、車種はべらぼうに多かったですね。

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噂には聞いていたが、これまで一度も室内を見たことはなかったもので、厚かましくも、見せてくださいとお願いしたら、↑ ↓ 「どうぞ、ぞうぞ」と気持ちよくドアを開けて見せてもらえた。サイズは全長4250、全幅1735.。サイズだけなら、Golfの2代目R32ほどか?

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画像ダチア。
さすがに“本家”のこの国では断然トップの普及率で、この街の、黄色に塗られたタクシーはほぼ全車がダチア・ロガンでした。

そして。
そのタクシーを除いた、個人所有の“マイカー”では、車の大半は、キズひとつなく新車状態。しかも、整理整頓、清掃好きで車にさえへこみ一つない、と、我が国へやってきた外国人が驚く、その、キレイ好きな日本人のお株を奪っていったかのように。街中には、ピカピカに磨き上げられた車ばかりが目立っていました。

ただし。
車内を覗き込むと、やはりヨーロッパですね。オートマチックミッションの車は少な目でした。


この国。先住ダキア人がローマ帝国、トラヤヌス帝により帝国に組み込まれたのが国の歴史の始まりで、以来、隣国のハンガリー、さらには、進出してきたドイツ、バルカン半島南端でアジアとも連なるオスマン朝トルコ、さらにはスラブ人たちとの紆余曲折を経ながらも、国民のほぼ9割がルーマニア人で構成される、旧東欧圏唯一のラテン系国家となった、のだ、そうです。

が。
車事情を眺めただけでは、「ウソだろ!?」の心境。
古い車を小汚く?乗っている、ラテン気質の代表選手、イタリアの人々の車に対する感性とは、雲泥の差でした。

しかし、まぁ。
個人的に。こういう面では、やっぱり、イタリアの方が、ずば抜けて、好きだなぁ〜。


画像肝心の、ブカレストの観光のハナシを、最後に少々。
右写真はローマのそれですが、西欧の主な街では、ご存じのごとく、ダブルデッカー、オープントップの市内観光バスが必ず走っています。


驚いたことに。
いや、驚くほどのことではなく、こちらの事前の下調べが不十分であっただけですが、ブカレストにも、市内の見どころ14カ所のバスストップを結んでぐるりと環状する、オープントップバスが走っていました。開設されたのはここ最近のことらしいですが。。。

お値段は大変お安く、一日乗り降り自由で、乗車料金は、日本円にしておよそ700円ほど。ローマでは。。。観光客に向けた商品の値上がり率高いイタリアですから。。。きっと、最近ではもう、20ユーロを越しているでしょうね? 

画像ブカレストは、19世紀後半から20世紀半ばまで、あの、ワゴン・リ社のオリエント急行の停まる街でした。

現在も走るオリエント急行、つまりVSOE=ヴェニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス=でも、一年にほぼ一度だけ、パリとイスタンブールを結んで、さらにイスタンブールでUターンしてヴェネツィアへ入る列車が、この街のノルド駅に停まるようですが。。。

そういえば、調べてみると、今年は9月5日、出発ですね。
今年、たった一度運行されるだけのイスタンブール発ヴェネツィア行きは。
ブカレスト・ノルド駅に停まるのは翌9月6日、13時36分。
ヴェネツィア、サンタルチア駅着は乗車6日目の9月10日午前10時02分。

昔、一度書きましたが。。。この区間ならばなお良い、ヴェネツィア〜パリ,間でも、何でもいいから。一度乗ってみたいものです。


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18世紀初頭に開設された、ルーマニア医学の拠点、現在のコルテア病院。外観が美しい。

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アテネ音楽堂。


ブカレスト。
そういう、19世紀から20世紀初頭のあの時代の歴史などにも思いをはせ、社会主義がこの国の建物群をも覆ったころに建ち上がった無機質なビル群を網膜から消し去って眺め直してみると、案外、美しい、いい街であったのかもしれません。。。か、な???

 
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20世紀初頭に建設された国立軍事宮殿。

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1900年に完成した、ルーマニア最古の老舗銀行の本部。ルネッサンス風建築で、石とガラスと金属が織りなす外観が美しい。

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凱旋門。

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コルテア教会。

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ブカレスト中心部を流れるドゥンボヴィツァ川。街はこの流域沿いに開けた。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは、hiroshiさん。

驚きました。さすが首都!といった感じで田舎町とは違いますね?
シュコダやダチアはこちらの国でも増えておりまして、うちにも「シュコダの中身はVWだし、ダチアはルノーだから、バッジはどうでもいい」なんて言ってる人がいますから、ポンコツ車がいよいよイカレたら東欧メーカーの車が我が家にやってくるかもしれません。(ま、今乗ってる車もポーランド製ではありますが。)
ラーダやユーゴ(ザスタバ)は見ませんが、シュコダとダチアは西欧レベルに追いついた感じですね。
かいり
2014/09/02 23:06
かいりさん、おはようございます。

↑ とご挨拶しても、そちらではまだ、丑みつ時で、ぐっすりお休みの時間帯ですね。

>シュコダやダチアはこちらの国でも増えておりまして

そうでらっしゃいましょうね。
そちらのお国へはここしばらくお訪ねしていませが、ウィーンやブリュッセルでは、シュコダは、もうだいぶ前からちょくちょく見かけています。
運転席に座った経験はありませんが、外観で見る限り、なかなか良くできた車だと思いました。ダチア・ロガンは、昨年に初めて、乗り継ぎのためにトランジット泊りしたCDGで目にしました。いつごろだったでしょうか? あの会社がルノー傘下に入ったというニュースわ目にしていたのですが、作っている実物を見たのは、この時が初めてでした。

ルーマニアでは運転席にも座らせてもらったのですが、結構良いクルマですね。外観もかわいいし、マイカーとして、こちらも選んでみたいな、と思いました。お安いと言っても、日本では輸入代理店はありませんから、並行輸入という手になるのでしょうけれども。

時折、かいりさんのサイトを覗かせていただいています。お忙しいご様子ですね。いつに日か、今回の旅のご様子を拝見できるのを、楽しみにしています。
hiroshi
2014/09/03 08:52

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