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zoom RSS ルーマニア版、京都? 美しき古都、ブラショフへ。

<<   作成日時 : 2014/10/25 22:55   >>

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画像高原のリゾート地、シナイア(Sinaia)のペレシュ城。
下調べが不十分であったせいもあるのですが。。。
思いのほか、魅力的な城でありました。

ついつい、長居し過ぎたため。気が付いたら、この日の宿泊ホテルのある古都、ブラショフ(Brasov)に入る前に、日暮れ時を迎えかねない時間となっていました。
見知らぬ土地で、陽が落ちてからホテル探しをするのは怖い。。。

画像というわけで。

ペレシュ城からおよそ200メートル、木立の中の小道をさらに分け入ったもう一つの、カロル1世の狩猟用の城、ペリショール城見学は断念。


画像駐車場へ続く帰路の遊歩道から、森の中の城の写真を4〜5枚撮っただけでUターンしました。また、そのペリショール城からさらに森の奥にあるチャウシェスク大統領の豪華別荘、フォイショール城も、当然、行かず。

およそ50キロ足らず、北へ。
標高1000メートルの高原から、ルーマニア第二の都会、12世紀にドイツ商人たちが建設した城壁を持つ盆地の中の古都、ブラショフへ。大西洋へ突き出したフランス、ブルターニュの先端の街ブレストからキルギスまでを結ぶ総延長8200キロのヨーロッパ第二の長さの幹線、E60を、1時間ほど下り続けました。

画像E60をしばらく走ると。
首都ブカレストやシナイアのあるトラキア地方から。
ほんの90年ほど昔まで長い間ハンガリー領であった、あの、有名な「トランシルヴァニア」地方に入ります。

トランシルヴァニアとは?
ご存じ、あのヴァンパイア、ドラキュラ伝説のふるさと。

ヴァンパイア、ドラキュラを扱った世界各国で制作された映画は、トム・クルーズ、ブラッド・ピットらが出演して20年前に公開された「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」をはじめ、今月末に公開される「ドラキュラZERO」まで、およそ120本近いそうです。

で。
心理的に。暗くなってからこの道筋を走るのは、なんとなく嫌であったのですね。


画像シナイアからブラショフへ下る道筋は、およそ20キロほどは「プラホヴァ・バレー(prahova valley=プラホヴァ渓谷)」と呼ばれる山岳ロードが続き、いくつものスキーリゾートが並んでいました。←に載せた絵地図の、青色で囲った「シナイア」「ブラショフ」間の、ブシュテニ(Busuteni)やアズガ(Azuga)の村の名の周りの表示の通りです。


画像シナイアから10キロほど走ったブシュテニの街で。見上げるカルパチア山脈の峰の上に、巨大な十字架が建っているのが見えました。
教えてもらって後で知るのですが、「カライマン・クロス(Caraiman Cross)、別名“英雄の十字架”という名で、世界で一番高地に設けられている十字架なのだそうです。

画像鉄の十字架が置かれた山の名は、地図を見ると、カライマラ峰(2384メートル)。建っている十字架は、うち、街から望める標高2291メートルのポイントに。第一次世界大戦で連合国側に参戦して中央同盟国と戦って悲惨な死を遂げたルーマニアの鉄道員たちのメモリアル碑で、高さは36メートル。およそ1000メートルの高原を走る道路の上からでも、くっきりと十字架は見えました。


画像


画像


画像



画像アズガから、さらにしばらく走ると。

画像トランシルヴァニアの象徴である、ドラキュラ伯爵、つまり“吸血鬼ドラキュラ”の住む城のモデルとなっている「ブラン城」へと通じる国道73号との三叉路に。左折すれば、およそ30キロ、40分足らずでブラン城へ行けるらしいですが、「後日、後日」とひたすら、ブラショフへ向かいました。


画像



画像ハナシは変わりますけれども。。。

何のハナシか?
「城」のハナシです。

自分にとって、ヨーロッパの城や砦、王宮などで一番印象的なのは、丘の上の、二重に取り巻く城壁の、童話絵本の中に飛び込んだように街並が可愛かった小さな旧市街、ラ・シテを持つカルカソンヌ。ラ・シテの中の城郭部分、つまりコンタル城は、砦、程度の印象であったが、まだ、あれ以上の魅惑的な城には出会っていない。

画像その前に。
列車や飛行機で旅している時に。「急病の方がいらっしゃいます。車内(機内)に、ドクターはお乗りになっていませんか?」とのアナウンスをお聞きになった経験はありませんか?
自分は、つい先、ことし初夏のオランダ、ベルギーへ向かう機内で、をはじめ、これまでの生涯、何度か、そういいう場面に遭遇しています。

医者でもないのに。あのアナウンスを聞くと。なぜか、ドキドキしますよね。

画像何故、ドキドキするのか?

思いは二つ。
「ああ、自分は、もしも、腕の立つドクターであったならば、どんなに良かったか! こんな時に人の役に立てるのに。。。」
もう一つは、「ああ、医者でなくて良かった。こんな大切な時に、もしも失敗したら死ぬほど申し訳なかったから。。。」

旅に出て、観光時に「城」を見ると。
同じように、なぜかドキドキするのですね。

ルードヴィヒ2世によって建てられた、ヘレンキームゼー城やリンダーホーフ城、ディズニーの「シンデレラ城」のモデルである↓ノイシュバンシュタイン城など、バイエルンの城も好きだ。

画像ドキドキするワケは。

子供のころに読み聴きした童話や小説を引き金に夢想した、幼いころの≪夢見た物語≫の影響だと思います。

「もしも、こんな城に生まれた王子であったならば、好きな食べ物を好きなだけ食べられる、贅沢三昧の毎日を送れるのだろうなぁ」。〜〜嬉、嬉
「もしもこんな城に生まれた王子ならば。国の人々を幸せにするために力いっぱい働かなくちゃいけないのだろうなぁ、けど、自分ていどの力では何にも出来ないなぁ」〜〜涙、涙

というわけで。
この日も、ドキドキ、で過ごしました。


画像



英国、スコットランド、北アイルランドの城も、情趣があって好みである。スコットランドのエジンバラ城をはじめ、シェークスピア四大悲劇「マクベス」ゆかりのグラミス城、さらには、同じ「マクベス」のモデルの城であったとされるハイランド、インバネス郊外のコーダー城。鷹狩の実演が面白い、ハイランドのダンロビン城。北アイルランド。北海をを望む断崖にたたずむ、哀しい物語を秘めた廃城、ダンルース城。こちらも、廃城とはいえ、歴史の秘話を物語る雰囲気をとどめる、素晴らしい城であった。


画像まだ、その城のハナシです。

ヨーロッパに城や宮殿はいくつあるか?
昔むかし、10年ひと昔で計算するならば、「3昔」以上古い、聞きかじり談義ですが。。。

答え。「数え切れないほど無数にある」。

ジョーク?
いや。
笑い話ではなかったのです。
この「答え」を聞いた時は、自分もジョークだと思い、一瞬、「馬鹿にするな、しかし、ここで笑わなくっちゃ日本人の名がすたる」と考えて、気が付いたら追従笑い、していましたけれども。情けない。

画像教えてくれたその人の弁。

「スコットランドだけでおよそ2000、ウェールズでおよそ500、イングランドにおよそ600」。
「これらはいま、現に建って、現在も個人の家なり公共施設やホテルなどとして使われているカズ。廃墟となって残っていたり既に遺跡と言ってもいいほどの痕跡しか残っていないカズを加えれば、この何倍にもなる。

さらに、ドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス)だけでおよそ3000プラス、その数倍の遺跡&廃棄された城。フランス、スペイン、イタリア、北欧など残るヨーロッパ各国とも城や宮殿は多く、それらを数え挙げることなど事実上不可能」とのことでした。

画像あのころはネットなどなかったから、確認、追認する手立てなどなかたけれども。
PC時代を迎えて、仕事も少々ヒマになってきて欧州各地へ旅に出かけられるようになったころに、調べたり聞いたりして、あの言葉は正しかったのだと、信じるようになりました。

画像前振り談義が長くなり過ぎました。

何を言いたいのか?

実は。
世界遺産の関連本を眺めていて。
ひと味変わった“くりからもんもん”、刺青を全身にまとったごとくの、外壁をフレスコ画で着飾った修道院がルーマニア北部の片田舎にあることを知り、それを見たくて「ルーマニア旅」を考えるまでは。シナイアのペレシュ城など、知りもしませんでした。

画像で。
たいした期待をせずに訪ねたペレシュ城でしたが。。。
個人的な好みで言えば。
ヨーロッパでこれまで観てきた城の「イイ!」トカ「ナイス!!」評価度ランク表では、かなり上位に入れてもいいほど、この城を気に入りました。

個人的な好みでいえは、たとえば1400室もあるシェーンブルンとか、700以上もあるヴェルサイユとかは、苦手。
理由?

もし、こちらに住まざるを得ないのなら。。。と、身のほどをわきまえぬ想像をすると。。。寝室から居間まで数分も歩き続けなければいけなかったり。尿意を催しても、昔のように廊下の片隅で裾をまくって、というワケにはいかないから、自転車に飛び乗って走っても途中で粗相をしでかしそうだし。。。
維持管理も大変だろうなぁ〜と。

画像で。
そこそこの小さい??城や宮殿の方が、「住む」と夢想するにしても、よほど楽しいのです。

ペレシュ城は、そういいう意味では、かなり魅惑的でした。

これまでに気に入った城ですか?

ノイシュバンシュタイン城とおなじで、外観的には夢あふれる、やっぱり、「白雪姫城」のモデルである、セゴビアのアルカサルであるとか。

画像同じフランスならば、ちょっと一般的だが、ダ・ヴィンチ設計だと言われる、上りと下りの人がすれ違うことのない二重らせん階段の、ロワールのシャンポール城とか。

画像ロワール川の支流、シェール川をまたぐように建つシュノンソー城とか。

画像隣国、ベルギーの、星つきレストランを持つラヴォ・サンタンヌ城か。

画像同じベルギー、アルデンヌ地方のデュルビュイ城。

画像さらには、オランダ、ユトレヒト近くのデハール城。

画像スイス、レマン湖畔にたたずむシヨン城。

画像「♪ローレライ」のふるさと、ライン川下りの数多い城。。。個人的には、ラインシュタイン城と、

画像ライヘンシュタイン城が好みです。


と。。。
今回は、長々と、城、また城、談義。

ダルタニァンの活躍が面白かったデュマの「三銃士」ほか、子供のころに読んだ血沸き肉躍る、騎士や中世ヨーロッパを舞台にした物語で好奇心がそそられた、欧州、城郭への思い入れの、尻尾なのでしょう。



画像ハナシは戻ります。

ドラキュラの城への分岐点を過ぎ、ブラショフへ向けて峠道を下り続けて間もなく。
プレデアル(Predeal)の村に入ったところで。ルーマニアではちょっと有名な、三本の塔の教会、聖コンスタンティヌスと聖ヘレナ教会の前を通過。ご存じ、キリスト教を公認し、迫害の時代を終焉させたローマ帝国皇帝とその母を崇める、東方教会の聖人二人に因む教会。


画像



この教会の前を過ぎると、トランシルヴァニア盆地の「底」がゆっくりと近づいてきて。。。
新市街の広い大通りを何回か折れて。
旧市街へは、19世紀初めに造られたまだ真新しい、西南端のスケイ門(Poarta schei)から、ゆっくりと入り込みました。


画像




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