潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS シギショアラ。ドラキュラの生家、レストランに。

<<   作成日時 : 2015/10/27 15:39   >>

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画像いささか旧聞ではあるが。。。
もう“解禁”してもいいだろうとの“魂胆”で、「イルミネーション、今年も季節入り」、の話題写真を一、二枚。。。

ポスターの複写写真で分かるとおり、もうはるか“昔”、3週間以上も前に行われたイベント写真なのだが。。。

クリスマス、あるいはXmasと重なったイメージを持つウィンター・イルミネーションなんて、やっぱり早くても11月入りしてからでないと、鬼に笑われる。。。という思いが強く。

画像あ。
きやつが笑うのは、「来年のことを話せば」、で、あった。。。

鬼はともかく、悪霊や精霊、魔女たちの笑いものにもなりたくないから、せめてハロウィンが終わってからと肝に銘じてきたのだが、その、ケルトの“年の瀬”はもう目前だから、そろそろ許されるのではなかろうかと。

のたのた、ためらっているうちに時は過ぎ去って、本日ただいまの「覚え書」である。

画像ハロウィンやそれに続くクリスマス、あるいはイルミネーションなどの行事は、我々“熟年”世代が“餓鬼”であったころに引き比べると、日本では年々、想像だにしていなかったほど盛んになり、同時にスタートが早くなっている。

写真を載せたこのイベントも、昨年よりも3週間ほど早い開催で、一昨年に比べると、ぴたり、1カ月も早かった。
こういう風潮が続くから。そのうち、イルミネーション開始は1年ぐらい早回って、ちょうどピタリ、タイミングは合致することになるのかもしれない???

画像上の写真で、左端で光あふれている建物は、世界2万店舗のうち、「世界一美しい店舗」というコンセプトの、ストアデザイン賞(2008年)を受賞した、この公園の中のスタバ店。

右斜め下写真のごとく、公園の豊かな緑とカナルパークの青い水を望めるテラス席と全面ガラスの店内から眺める光景は美しい。若いカップルたちには、とくに夜景の美しさで人気だ。



画像加えて、最近はハロウィンで特に顕著だが、猫も杓子も、アイルランド系&英国系新大陸移住者が創った国の住民にと変身したごとく、仮面をかぶり、魔除け行事に参画する風情だ。

つまり、同じキリスト教国ながらこの行事にはあまり燃えないカトリック国や欧州ユーラシア大陸プロテスタントの人々に引き比べると。日本神道・ブッディストたちは、キリスト教にも精霊神話にもツユほどのゆかりもないにも関わらず、行事だけは熱く燃え上がり、盛んになってきているではないか。

ハロウィン色に染まるショッピング・ストリートで。

「日本人なのに。こんなことでいいのだろうか?」と。一人ごちしたら。
横にいた連れ合いが「いいのよ♪ 所詮お遊びなのよ。宗教? 関係なし。クリスマスと同じ。ぐずぐず考えないで、楽しむことだけでOK。正解なの!♪」。

と。
ことしもまた、新しいハロウインの部屋飾りを先日、何点か買い増したのだった。
現世と悪霊世界がリンクするこの季節のヤマ場を終われば。
今度は、クリスマスの何かをまた、新規導入する計画、だそうだ。
「計画」と言いながら。もう、きっと、既に注文済みか、買い終わっているに違いない。多分。

「神無月」とか「神農祭」とか伝統の精神土壌や神事などは気にもとめず。「観月会」とか「虫きき」とか季節のうつろいに心揺らす情緒は消えいく一方であってもほとんど無視で。。。

世の中って。。。
ふ〜〜ん。
そんなモンかねぇ〜〜。



♩ ♪ ♫ ♬ ♭ ♮ ♯ ♩ ♪ ♫ ♬

         ♩ ♪ ♫ ♬ ♭ ♮ ♯ ♩ ♪ ♫ ♬


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さて。

ユネスコの世界遺産の街。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方の真ん中に位置する古都。
その、シギショアラを訪ねた旅の、思い出を書いている。

この国に初めて入った次の日の朝。
首都ブカレストのホテルで。

多分、宿泊客へのサービスの言辞であったのだろうが。。。

やってきた目的は仕事か?観光か?と聞かれたのに「観光だ」と答えた後。「ブカレストを訪ねたのは今回で何度目か?」、と続けて聞かれた。初めてだと答えると、続けてまた、観光で巡る予定地やスケジュールを尋ねられた。お節介なのか、親切なのか? まだ仕事に就いたばかり、くらいの若い女性であったから、多分、親切心プラス、“おもてなし”の心であったのであろう。

スケジュールがちょっと長いもので、言い淀んでいると、横の連れ合い、相棒に向かって「シギショアラは行くのか?」と聞いてきた。「はい、もちろん」と彼女が返事すると、この若い女性スタッフはニッコリと笑って「良かった♪ 良い処なのよ。楽しんできてね」と相棒とこちらに手を振って去って行った。


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さすが、観光客で繁栄する街である。小さな街の割に、レストランやバールが滅法多かった。滞在中に立ち寄った店はホンのわずかだが、そのいずれも、期待を上回る美味さであった。

うち、↑の写真は、目抜き通りに立地してネームバリューも高い、同名のホテルに併設のレストラン「カサ・ク・チェルブ(Casa cu Cerb)」。チャールズ皇太子が食べたという料理が観光客に人気だ。



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そのシギショアラのことを書いている。
つまり、かく、ルーマニア人おすすめの街のことを書いている。

確かに、小さくてかわいい、中世の佇まいを感じさせるいい街であった。街中の土産店も、眺めていて面白かった。


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いい歳をして、本日の旅の「覚え書」のデザイン・テンプレートに、若者も恥じ入るような、超派手目のハロウィンのそれを使っている。

なぜか?

トランシルヴァニア、シギショアラとは。。。
ハロウィンの衣装やコスプレで主役級というか、王座の地位を何十年も守り続けてきた、あの吸血鬼、ヴァンパイアの“親玉”、ドラキュラゆかりの場所の一つであった。

ハロウィンの仮装。
最近ではアナ雪などディズニー系やス−パーマン、スパイダーマンなど映画の主人公が人気だが、歴史と迫力ではやっぱりドラキュラ伯が定番。つまりこの街、シギショアラこそただいま最後の盛り上がり中のハロウィンの主役、吸血鬼ドラキュラことドラキュラ伯爵のモデル、ヴラド・ツェペシュ公、誕生の地であったのだ。


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ヴラド・ツェペシュ誕生の家。

前回に載せた時計塔の広場に面して残っていた。
3階建てのイエローゴールドの外壁の建物に描かれた『ヴラド・ドラクルの家(Casa Lui Vlad Dracul)』だ。

家の名、「ヴラド・ドラクル」とは、小説の主人公ドラキュラのモデル、つまりヴラド・ドラキュラ、別名ヴラド・ツェペシュ(串刺し公の意)の父親、ワラキアの支配者であったヴラド2世の名。
父親が1431年から1435年まで、ハンガリー王によって幽閉されていた家である。


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もう一度、つまり。
小説ドラキュラのモデルはこの家で生まれたのだった。

ことのついでに覚え書しておくと。
ルーマニア語で、たとえば「ドラクルの息子」との言い方で子供の方を指す際に、父親の名の最後に「a」を加えればいいのだそうな。

で。
息子はドラキュラ(Dracula)。

父親ドラクルは、ワラキアの支配者の家に生まれたが、当時、バルカン半島のこの地はオスマン帝国とハンガリー王国など群雄相争う紛争の地で、ハンガリー、オスマン・トルコの間で厳しい生存競争を強いられていたのだそうな。その手段の一つとしてハンガリーに近づき、王の竜騎士団の騎士に任じられ、ルーマニアで「ドラクル、竜、悪魔」と呼ばれるような権力を手中にしていったのだそうな。


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この家。
現在はレストランになっていた。

中を見たかったから。夕食はこちらで摂った。

家の中は幾部屋かに分かれていたが、通されたのは、ルーマニアでは唯一枚しか残っていない、ヴラド・ドラクルのフレスコ画のある部屋。長い年月でほとんど消えかかっていたが、かすかに輪郭は見て取れた。

別の部屋には、比較的に新しい、ヴラド3世、ドラキュラのフレスコ画が描かれていた。

メニューは凝っていた。
ドラキュラの心臓とかドラキュラの血とか書かれていて、一瞬、ドキッとさせられた。
が、よくよく見ると。レッドパブリカの肉詰め料理であったりトマト・スープであったりと、小さく添え書きされていた。

今回もまた、人の視線が怖くて料理の写真は撮れず。とほほ。
最後に出たドーナツ風のデザート、パパナッシュだけを、腋の下に汗をかきながらなんとか、こっそりと撮ることができた。

部屋の中には、棺に入ったドラキュラを置いた、赤と黒のカーテンや布で覆われたどきつい雰囲気の部屋も。当然、最近になって観光客向けに造られた部屋で、あまりにフィクションが過ぎて興趣はどこかへ吹っ飛んじゃったが。。。


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画像食事のあと、一度ホテルに戻った。
あらためて夜遊びに外出したところで。日中は観光客の多さで気づかなかった、小さな食品スーパーがホテル近くにあった。

こういう店に、こちらも相棒も興味津々である。
やっぱり、日本の物価に比べると、食料品は格段に安かった。

たとえば、粒こそ品種改良を重ねた高級日本産に比べてひと回りも二回りも小さいが、素朴な甘さを持つ林檎は、1キロで、日本円換算でおよそ90円足らず。日本ならば1個も買えないのに、こちらでは6〜8個でこの価格であった。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは〜。
きゃぁぁぁ〜〜〜、やっぱり、良いんですね。
いつから解禁か、迷いすぎていたら、
潔いです、hiroshiさん。
やっぱり、思い立ったら解禁しませんとね。

嬉しいです、hiroshiさんが解禁して下さって。
イルミネーション、もう始められているのですね。
うらやましいなあ〜。
東京はハロウィンが終わってから急にクリスマスっぽくなるのではないでしょうか。

ドラキュラのレストラン、興味ありますね。
ナフキンの血文字も良い感じです。
好きだなあ、こういうの。
写真のデザート、シュー生地なのですか?
美味しそうです。

hiroshi 家、食品スーパーお好きですか?
我が家も大好きで、覗かすにはいられなくなっちゃいます。
その国の食品や、その種類とか見るのは楽しいですね。

果物安い〜。
歪な形だったりするものの方が自然で酸味や甘みが強くて
美味しいんですよね、本来は。

私まで異国のスーパーを覗いた気持ちになれちゃいました。
今回も楽しい日記を読ませていただいてありがとうございます。

hiroshiさん、もうすぐお出かけでらっしゃいますね。
どちらの方面でらっしゃるのかな〜〜。
楽しみだな〜〜、私まで。

murmur1
2015/10/27 23:18
murmur1さん、こんばんは。

こんなつたない日記に、何と! 載せた同じ日の昨夜、コメントを頂戴していたのですね♪
ありがとうございます。
寒くなってきた昨日は、一泊で、連れ合いと一緒に出かけまして。。。わがブログを顧みる?こともせず。。。結果、いただいたコメントにも気づかず、まことに失礼しました。

>いつから解禁

そうなんですよ。
判らないもので、先生のブログで恒例の行事がスタートしたら、わが方も載っけようと思っていたのですけれども。。。出かけて、ホントは本日も帰宅する予定ではなく、もう一日遊んでくる予定であったので、ま、いいか、と、先生の日記で始まらないのに、判らないまま載っけちゃいました。
まだ、時期尚早だったのでしょうか?

>写真のデザート、シュー生地なのですか?

多分、そうだと思います。外はサクサク、空気いっぱい、フォークを入れるとプシューとつぶれる感じでした。生地にカッテジチーズを練り込んであるのが特徴だそうで、サワークリームと多分ブルーベリーソースだと思いますが、さっぱりとした後味で、なかなか絶品でした。
こちらは記憶にないのですが、相棒によると、日本のそちらの某ホテルでもメニューに並んでいて、食べたことがあるそうです。だから、多分、先生も食してらっしゃるのではないですか?
食品スーパも面白いですね。外国でこんな店を訪ねるのは、わが家の趣味???です。

久々のクルーズのハナシ。
いえいえ、出かけるのは、先生のお誕生日のまだ十日ほど後です。
行き先は、もう冬ですから、ほら、例の、ヨーロッパの避寒客が出かける、ご存じの定番コースです。今回は、サウザンプトン発着の船です。もう3年余り、船とは縁のなかった旅をつづけていましたので、楽しみです。
hiroshi
2015/10/28 19:58
おばんで〜〜す。
シューのお菓子だったのですね。
とっても美味しそうです。
カッテージチーズとサワークリームだから
爽やかなんですね。
一度食べてみたいです!

食料品はその国の文化に触れられる一番身近な方法ですものね、さすがです、hiroshi家。

そうですか、サウザンプトン発着の船なのですね。
うふふ。ありかな?
私はそちらのお船、乗った事がないのでお話楽しみにしています。

>もう3年余り
そうですか、そんなになりますか。
船のあの非現実的な日々は、やっぱり楽しいですよね。

楽しみですね、私まで指折り数えちゃいます!
murmur1
2015/10/28 23:30
おばんでがす♪

さすが、とおっしゃっていただくと、なんだかうれしいですね〜〜。しかし、実情は。夫婦そろって、おっしゃる文化とは縁もゆかりもなく、単なるやじ馬と食い気だけ、です。相棒はどうか知りませんが、こちらは、ひと味変わったチョコかB級駄菓子がないか、きょろきょろしているだけでして。。。

そうですよね。
船は、脱日常の典型的な快楽空間ですよね。自分も、あのラインは乗ったことがないです。今回が初めて。先生がお乗りになるホンモノのセレブ御用達の船と比べるとちと大き過ぎますが、フォーマルがほぼ一日おきくらいにある船だそうですので、練習がてら、という意味もあり、好奇心をくすぐります。相棒も、持っていくドレス選びに、高揚感を高めつつある風情です。
hiroshi
2015/10/29 00:32

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