潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 復活祭なのに。雪に包まれたプリトヴィッツェ湖群。

<<   作成日時 : 2016/01/10 21:28   >>

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わがふる里で今冬は、歴史的珍事が勃発、継続中、らしいです。


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昔“白鳥城”という名の城跡から峰一つ隔てた展望台から眺め下ろした、今年元旦の朝のわが街。
左手、下に新幹線、正面に連なる3,000メートル級の北アルプス、立山連峰まですっきりと見渡せる。



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さだまさしの名曲「案山子」の歌詞。。。

「♪城跡から見下ろせば。。。♪」
「♪この街を綿菓子に、染め抜いた雪が消えれば、お前がここから出て初めての春。。。♪」

。。。のごとくに似た、叙情的な光景が広がって市民に人気の眺望ポイントだ。


画像案山子」がヒットしていたころ。
いまはもう不惑の年齢を越えた愚息&娘がまだ小学生であったころ。
今は既に亡きわが母は、この曲が大好きで、初めて聞いた時に涙があふれてとまらなかったそうだ。

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「あなたが大学に進んでこの街を出て行った時、この曲の詞と同じ気持ちで、この場所で、この街を見下ろしたことが何度もあったのョ。(そして孫らを指さして)この子らが大きくなってあなたの元を離れて行った時に、この曲の素晴らしさがやっとあなたにもわかるヮョ、きっと」と話したが。。。

世の中ほぼ、母親はなかなかの慧眼の持ち主が多いようだ。わが愚息らが家を離れていって、なるほど、と納得した。母親とは、吾輩のようなアホなオトコ親と違って、実は凄い存在なのかもしれない。



ハナシを戻して。

珍事? そはなにか??

わが家近くの地方気象台辺りでは、今冬は雪が降らず、積雪はシーズン・インして以来一度も記録せず、で首をひねり続けているそうです。
積雪ゼロは今もなお続き、「雪国でこういいうことがあっていいのだろうか?」と、ご近所では、よるとさわると、雪無しの話題で持ちきりです。

むかし。

64’東京オリンピックが開かれたころまでの学生時代に、帰省のためによく乗った、廃止されて久しい夜行急行列車『北陸』に乗って正月休みに上野を発つと。。。

あの名作の冒頭文、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の、清水トンネルを抜けると。当たり前ですが、その冒頭の文章のとおりの現象を間違いなく、夜目にもほの白く、しっかりと確認でき、さすが、あの文豪はたいしたものだと、妙なところで感嘆したものですが。。。

わがふる里は、その芸者駒子が住む温泉町から、さらに、トンネルを数十もくぐり抜けなければたどり着けない、雪国中の雪国、でありました。

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雪がないので、たとえばスキー場はどちらも閉鎖中、もしくはベテランスキーヤー専用の山頂部急斜面ゲレンデしか開いてないなどで、例年にくらべて、里帰りした一族の遊び先選びに苦慮した。

写真は、その苦慮した遊び先の一つ、ドラえもんトラム。漫画家、藤子・F・不二雄の生まれ故郷で記念館のある、加賀藩二代藩主前田利長ゆかりの城址や国宝瑞龍寺のある高岡から、白エビ漁やズワイガニの漁港の街として知られ、帆船海王丸の公園もある新湊まで、のんびりとおよそ50分で結んでいる。

画像そういえば、この街でロケされた映画「人生の約束」が、この9日、全国一斉に公開された。運河巡る新湊の情感溢れる光景と、この街ならではの曳山祭りが捉えられていて美しいそうだ。曳山祭りは自分も一度だけだが見たことがあり、なかなか良い祭であった。

下は、その映画の予告編。。。






画像芸者駒子の住む雪国よりもさらに雪深い、いわば雪国の本家本元がわが地方であるわけですが。。。

松の内を過ぎても、まだ積雪がないなんて。ましてや松の内三が日中は、ひょっとすると、土地全域がすっぽりとハワイ近辺に引っ越したのではないのか?と疑うほどの日差しと暖気につつまれて。。。

画像これはまぁ、たったいま、火星人に遭ったとしても、比較すればさほど驚かないに違いないほどの、珍事です。
本日ただいままで積雪はまだなお一度もなく、地方気象台では開所以来、こんなことは初めて、と話しているそうです。

画像おかげさまで。

新学期や仕事始めなどを持つ一族郎党のうちの子供&若手は早々と引き上げてくれたのですが。。。

時間を持て余す暇な“不良老人”層は、「これだけ暖かいのだから。あと何日かのんびりさせてもらうヮ」などと居座り続けて。。。

本日午後、最後の熟年2人組が去って、ようやく平穏な日常を取り戻しました。



   ○☆◇●☆▽○☆◎

            ○☆◇●☆▽○☆◎



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その、わがふる里の能天気なほどのお天気続き、とはうらはらに。

昨年春の、アドリア海沿い、ダルマチア海岸沿いの街を中心とした、ツアー旅参加時の、世界遺産、『プリトヴィッツェ湖群国立公園』をそぞろ歩いた日の天気は。

大雪だぁ〜


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後刻、というか。
翌日4月6日、プリトヴィッツェを発ってたどり着いたダルマチア海岸の小さな街、シベニクのレストランで見た新聞の大見出しを借りれば。
あっと驚くためごろう〜〜、←ギャグネタが古い、古い(涙

「“ホワイトクリスマス”ならぬ“ホワイト・イースター”」の新聞記事通りの。
プリトヴィツェで、朝のみぞれ交じりの雨がやがて横なぐりの雪に変わり、国立公園内のごく一部だけにすぎませんが、そのエリアのトレッキングというかウォーキングを終えて、たかだか半日後。
夕刻にはホテル前で積雪10センチを超える、大雪の日となったのでした。


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上で書いた、ふるさとの雪無し“珍事”が驚きならば。
百年以上も昔から「太陽のリゾート」と呼ばれ、ヨーロッパの第一級リゾートであったアドリア海沿岸の、4月の大雪“珍事”は、新聞の大見出しの記事になるほどの、さらなる“事件”であったのだろうと思っています。

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↑ この写真。プリトヴィッツェ湖群国立公園を歩き終えてゲート1を出、ゲート2近くのホテルへの帰路、迎えに来ていたツアーバスで窓ガラス越しに撮影。村のレストランは、車一台が停まっているだけ。それも、レストラン関係者の車ではなかろうか。店内には、人っ子一人いないように見えた。4月5日午後5時47分撮影。積雪は10センチを超えている

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↑ プリトヴィッツェ湖群国立公園ゲート2前にあるホテルで目覚めた時、部屋のサンデッキから見下ろした庭の光景。午前7時22分撮影。庭は氷雨で濡れてはいるが、まだ積雪はほとんどなかった。

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↑ 国立公園内午前11時12分撮影。写真の録り方がへたくそだが、横殴りの雪が降り続いている。


ヨーロッパではイースター前の聖週間で冬から春に切り替わる、と言われますが。。。イースター当日でこのありさま。

。。。ということで。。。

ハナシは違いますが、一つ、エクスキューズを。
↑↑ 実は、大雪のプリトヴィッツェの写真だけは、ブログ覚え書用に昨年末に整理を終えていた、もので。。。

今回のブログ「覚え書」のハナシ。
ホントは、昨年晩秋というか初冬のキュナードの船旅のそれにするか?
はたまた、クロアチアのハナシか?
と、かなり迷ったのですが。。。

年初めの慌ただしさの中で時間がなく、クルーズ旅の写真は大半がまだ未整理のため、今回はクロアチアなど、アドリア海に面したバルカン半島の街巡りの旅の記録にいたしました。あいすみません


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。。。で、また。
。。。ということで。

クロアチアの首都、ザグレブを発ったのは、4月4日午後5時過ぎ。

ザグレブからプリトヴィッツェまでは、およそ140キロ、ツアーバスで二時間ほどかかりました。
いかにもヨーロッパの田舎らしい光景がバスの外に断続的に連なり、それはそれで、なかなか美しかったです。


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桜に似たピンクの花が道路沿いの農家にいっぱい咲いていたが、何の花のかわからなかった。アーモンドの花に見えたが、時期的にちょっと遅すぎるし。。。

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やがて、プリトヴィッツェ湖群国立公園入口ナンバー2近くの、プリトヴィッツェでは最高級?(ながら、三ツ星?)と銘打つ山小屋風のホテルに着いたころは、あたりに街も土産物店もなにもなく、付近は街灯や電燈など人工光は何一つない大自然の闇がどこまでも続いている感じで、ホテルのわずかな光以外は真っ暗闇の世界でした。


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翌5日。イースターの朝。

目覚めたら、外はみぞれ交じりの雨模様でした。


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こんな日に山歩きは嫌だな、と思ったのですが。。。
そこは、ツアーという団体行動の旅の宿命。嫌でも一行の皆さんとご一緒に歩かねば迷惑をかけると、朝食後、渋々、持参のトレッキングシューズに履き替え、完全防水雨具を頭から。。。


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ホントに。
個人で旅すれば。
これだけの雪に見舞われると、もう、これは旅を中止して早々にホテルに引きこもるのですが。。。
ツアーだと、そういうわけにはいかない。
泣く泣く、皆さんのあとをついていきました。


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濡れた木道は滑りそうで怖くて、片手撮りした写真ばかり。おかげで、手ブレ、ピント外れの写真ばかりとなった。


イースターって、キリスト教国では、今では春の訪れをも告げる、クリスマス以上の賑やかな祭事ですけれども。
イースターさ中の大雪とは、ホントにびっくりでした。

プリトヴィッツェは、大小92カ所の滝と16の湖を持ち、エメラルドグリーンの水の色と滝の織り成す幻想的な世界で有名ですが、これだけの雪の中では、ところによっては墨絵のように黒白の濃淡だけの世界に変化して、残念ながらあまり楽しめませんでした。

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吹き溜まりの窪地などでは、積雪は優に20センチを超えていた。

もう一つ。
ご存じの人は多いのかもしれませんが、ドブロヴニクが砲撃を受けて一時期、危機世界遺産の枠に置かれた事件もあった、いうところのクロアチア紛争の最初の発火点は、このプリトヴィッツェでした。

1991年の同じイースター(3月31日)の日、ユーゴスラビア連邦軍の指揮のもと、セルビア人民兵がこのエリアに侵入して占拠。阻止するクロアチア警察と銃撃戦になり、双方に死者を出したのが始まりです。
画像その時に命を奪われた若きクロアチア警察官、ヨシップ・ジョヴィスの記念碑は、今もこの公園に立っていました。
そしてこの公園も、以降、大量の地雷が埋められ、危機遺産に指定されて、地雷の撤去を終えるまで、クロアチアの人々の大変な努力があったことで知られています。

今回は、その有名な国立公園のホンの一部の写真しか載せませんでした。で、次回にもう一度。。。


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コメント(7件)

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こんばんは、hiroshiさん。
間延びしてしまいましたが、こちらでは
新年のご挨拶がまだです。

hiroshiさん、奥様、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

そちらは雪が少ないのですね。
里帰りの御一族様も例年とは印象が違うことでしょうね。
hiroshiさんは、皆様の滞在中のエクスカーションもお考えになるのですね。
お帰りになられる皆様のご希望もある事でしょうから、
言うよりずっと大変です!

雨の中の、皆様とのお散歩。
お気持ちわかります〜。

hiroshiさん、偉いです〜。
私だったら、どうにかパスできないかと、
多分思っちゃうと思います。

今回のツアーの皆さんを見て思ったのですが、
私のなまくらな精神と身体だと、
だらぁ〜〜っとして
ちゃんとツアーにはついていけないと。。。

アドリア海の大雪、臨場感が溢れてます!
ビィヨォォォ〜〜って寒い風が吹いて、
冷たい雪粒が顔に当たるのが感じられます。

hiroshiさん、最後から二番目の針葉樹の雪と、レンズの水滴が厳しい寒さを感じさせてくださったので、
今から加賀棒茶をいれまぁ〜す。

hiroshiさん、アドリア海とクイーンビクトリアの二本立ても
大歓迎です!
murmur1
2016/01/12 00:17
murmur1さん、

こちらでは、そうですね。初めてご挨拶させていただきます。おめでとうございます。こちらこそ、今年もまたよろしくお願いいたします。

出かけていて、お返事遅れました。

振り返ってみると、murmur1さんおブログを初めて見せていただいたのが2007年の春でした。とても衝撃を受けた想い出が、つい昨日のようによみがえってきます。こんなにも感性豊かなドクターがいらっしゃるとは。。。(同じご職業の方々にいささか失礼ですよね。医者でらっしゃって、文筆家としても素晴らしい方は森鴎外をはじめ北杜夫、加賀乙彦、斉藤茂吉などいっぱいいらっしゃるのに)。

しかし、まぁ、ホントに、天はニ物をお与えになる方もいるんだなと、非常にびっくりしたことが、ホントについ昨日のことのようです。

あれから、この春で10年目にはいります。足かけ十年、ということは、満9年ですか。
長く付き合いいただいて、まことに、まことに、ありがとうございます。
そして最近では、同じ船に40日ほど違いでお乗りいただく、船仲間の名誉さえ(笑)、いただきました。 ホントにありがとうございます。

>偉いです〜。

いえいえ、先生がご研究発表や後身の皆さんのご指導のほか、毎朝早く、土曜日にさえ熱心に臨床医の大道を歩んでらっしゃるお仕事ぶりに引き比べれば、たかが遊びの世界で少々頑張ったって、お褒めいただくほどのことでは。。。

ブログの背景を黒にすると、絵文字の意味がさっぱりわかりませんですね。次回から色を変えた方がいいですよね。

hiroshi
2016/01/12 21:42
〜上から続く〜

加賀棒茶、あたたかくお召し上がりになりましたか?
それ、相棒が大好きでして。。。毎夜、睡眠時の水分補給にと、棒茶をマグボトルに入れて枕元においているようです。まぁ、しっかり、ばあさんの風情ですね。

ああ、そうそう、忘れていました。昨年末のクッキーの件、くれぐれもお礼を申し上げるように、と改めて今少し前、言い残して自室に引っ込んでいきました。ありがとうございましいた。

二本立ての件、少々考えてみようかな、と思っております。これも良きヒントを。。。お礼申し上げます。

hiroshi
2016/01/12 21:43
おこんばんは、hiroshi さん。
××の風情なんて何を仰います。
枕元に置かれるのは賢い選択ですよね。
私も夏場はペットボトルを置きま〜す。寝てる間に脳梗塞は困りますもん。

御奥様、加賀棒茶お好きでらっしゃるのですね。御奥様と同じ物が好きで嬉しいです。

我が家も加賀棒茶が大好きで、高島屋さんで買ってます。こちらだと何処でも手に入るものでなくて。

クッキーは、もう暮れの内に丁寧なご挨拶を頂きましたです。恐縮です。
とうとう、インフルエンザも流行の兆しです。どうぞ引かれません様に😊
murmur1
2016/01/12 22:37
murmur1さんへ。
おはようございます。

そうなねすか?

>枕元に置かれるのは賢い選択ですよね。
>私も夏場はペットボトルを置きま〜す。寝てる間に脳梗塞は困りますもん。

お教え、ありがとうございます。
とすると、彼女の枕元のお茶は、医学的に理にかなっているのですね?彼女は、どこかで教えてもらったのですかね。わたくしメは、たったいままで知りませんでした。
インフルも気をつけます。
murmur1さんも、釈迦に説法ですが、そちらも寒さはこれから厳しくなるそうです。風邪を召されませんように。

同文のコメントの、後の一本を消しますね。
hiroshi
2016/01/13 08:41
hiroshiさん、こんばんは。
すみません、私のブログにもわざわざコメントを入れて
頂きまして。
一回目に送れませんでしたと出たものですから、
確認もせずに二度送ってしまいました。

本当に相すみませんです。

murmur1
2016/01/15 00:04
murmur1さんへ。

いえいえ、数多くコメントをいただけて、まことにうれしく、消すに忍び難いものがあったのですが。。。お書きになったご当人であるmurmur1さんにとっては、あまりいいご気分ではないのではなかろうかと。。。と同時に、ブログ上部のコメント数が「5」で同じ状態では、ご返事をまだ差し上げていないように見えて、失礼に見えかねないとちょっと気になったもので、拍手欄に書き込みさせていただきました。

前回のコメントで書きそびれたのですが。。。
あの本、もう売り切れていたのですね。やはり、あの本はビジュアルが多く、眺めているだけで面白いから完売しちゃったのですかね? 自分が買った時は、あの幅の狭い書棚のちょうど目の前の段あたりにまだ10冊くらいは残っていたのですが。。。ご覧になっていただきたかったです。

コメント欄、2度もお送りいただいて、ご迷惑をおかけしました。
hiroshi
2016/01/15 00:28

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