潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS プリトヴィツェ。寒さ厳しい“春の雪”で楽しめず。

<<   作成日時 : 2016/01/17 21:02   >>

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画像前回、「観たい」との思いを書いた、映画『人生の約束』を観てきました。


さかのぼる三十数年前のパート1を手始めに、人気テレビドラマ・シリーズ『池中玄太80キロ』を手がけ、さらには文化庁芸術祭大賞など各賞に輝いた『点と線』など話題作を輩出したテレビドラマ界の巨匠、石橋冠が、夫人の故郷であり、自らも第二のふる里と呼ぶ富山県新湊=地図=の街を舞台にメガホンをとった、初めてのオリジナル劇場作品です。


主演は竹野内豊。
出演はほかに、この映画で女優デビューした、2014年の第14回全日本国民的美少女コンテスト・グランプリの高橋ひかるをはじめ、江口洋介、松坂桃李、ビートたけし、西田敏行、柄本明、美保純、さらには富山県出身の立川志の輔、室井滋ら。






↑ 動画は、前回同様、You Tubeからお借りしました。

。。。というワケで。

上映時間120分の作品のうち6割を、新湊を中心に富山県でロケされている、ということで、昨年早春のクランク・イン時から地元新湊はもとより富山県内各地で話題を集め、年明け間もなくの今月9日の公開時には、県内各劇場では長蛇の行列が続き、地元新聞紙上を賑わせました。

画像←画像は、劇場前に貼られていた、新湊でのロケ現場をまとめた、8畳間ほどの巨大な絵地図です。

。。。で。

タイミングをずらして、公開一週間目にあたる一昨日、「いくらなんでも、もう、長く待つことなく観客席に座れるだろう」と訪ねたのです。

にもかかわらず。
つまり、公開から時間が立っているのにも関わらず期待は大外れで、結局、あらかじめ考えていた時間帯の上映枠は売り切れ、全席完売済み。2時間半ほど待って、次回上映の隅っこの座席チケットをなんとか買うことが出来た満員状態でした。

画像全国一斉公開を経た後の、ネット上での映画評はさまざまです。
こちらが感じた出来栄えは総じて、まずまず良かったのですが。。。
たとえば音楽とか、脚本の展開などに、こちらも若干、首をひねったりした部分はあったのです。

たとえば。
対立して共同経営者の主人公に会社を追い出され、新湊に戻って失意のうちに病死していった男の娘は、その父親にさえ「あのひと」と呼び、かたくなに親子の結びつきを拒否していたのに。

その父親を役員会で追放し、彼からの電話を無視し続け、彼の死んだ後に初めてその消息を追って新湊にやってきた冷酷な経営者である主人公に、彼女はなぜ、あのようにたやすく心開いていったのか?

そういう小さな、もう一つ、物語に素直に飛び込めないもどかしさはあったのだけれども。。。
身贔屓の気持ちもあって、まずは、印象に残る佳作であったと信じています。

画像映画の中に登場する新湊の曳山祭りでは、映画でも主題に取り上げられていますが、曳山を引く隊列に加わることを「つながる」と、新湊の人々は言います。

同じく映画でも触れられていますが、新湊の曳山とは海上から迎えた神霊を築山からさらに曳山に迎えて練り回す行事で、「いやさー、いやさー(弥栄)」の掛け声とともに引き回すことによって得られる神と人との「つながり」の意味が根底にあるから、だと昔、聞きました。

映画では。

そんな、一つの町内会の人々が総出で「つながり」つつ、祭り=神事を執り行って心をつなぎ合っていく、曳山に熱く燃える新湊の人々の姿を通じて。
日本人社会の背骨ともいえる伝統的な精神構造と、その伝統の中に否が応でも抱え込んで行かざるを得ない現代社会の物質至上主義的な価値観とのせめぎ合いを、巧みに描いた佳作であった、と思います。

画像なかでも良かったのは、映像の美しさ。
舟運河、「内川」
の素朴な情景が、日本の漁港街の美を代表して見せてくれているようで、感嘆しました。

新湊の旧放生津潟、現在の富山新港と街の西、庄川河口近くに位置する旧漁港の間を流れる舟運河、「内川」にかかる橋、さらには番屋街を含む街並の素朴な佇まい、その川面に揺れる、提灯を何段も積み重ねた提灯山の夜景など、わがふる里の一つの町という身贔屓を差し引いても、息を飲むほどに魅せられました。

画像新湊は、ズワイガニ、ベニズワイガ二、白エビの揚がる漁港として、地元では知られます。

この街の道の駅が、その白エビを使ったかき揚げ丼で日本一に数年前になったことも、ここ最近の新湊っ子たちの自慢で、わが家に好奇心旺盛な輩がいるため、新聞記事をみた翌日、すっ飛んで行って行列待ちしてさっそく試食してきました。白エビのかきあげ自体はわが地方の定番郷土料理ですが、それをアレンジしてどんぶりに仕立てた味は、まぁ、なかなかでした。


画像映画では、“寒ブリ”の氷見、
ホタルイカの滑川、
“寒ハギ”ことウマヅラハギと蜃気楼の魚津、
などの、サカナの旨い富山の代表的な漁港街と並ぶ新湊の、街の風情というか、味わいを、期待以上によく描いている、と感じ、少々嬉しかったのです。

個人的に評価など書ける立場でない、つまり、映画の世界の門外漢、ずぶのど素人ではありますが。。。

リタイアしてふるさとへUターンして以降、わが故郷でロケされた『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(2011年)、『あなたへ』(2012年)、『夢売るふたり』(同)、『春を背負って』(2014年)などとほぼ同等か、上回る好作品であったと思っています。




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↑ 前回も載せた、「巨大な滝」の意味のヴェリキ・スラップ(Veliki slap)を別アングルで。


ハナシは変わって。

昨年春の旅行記、前回に続いて世界遺産「プリドヴィッツァ湖群国立公園」の「覚え書」です。


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ナンバー1ゲートの建物から園内へ入った。入って5分ほど、ルートの真正面に、上に載せた、落差78メートルの滝が見える。この滝の滝壺付近で標高およそ100メートル。プリトヴィッツェでは、上部の標高およそ640メートルにあるプロシュチャンスコ湖から湖群が階段状に連なり、合計92カ所の滝を持つのだそうだ。

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といっても。
前回に書いた通りの、“春、イースターの日の、時ならぬ大雪”以外に、さしたる、書き留めたい出来事はなかったのですが。。。一応、撮った写真の記録を残すために。何枚か載せて、今回は終わりです。


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雪の中のトレッキング、というか、ウォーキングはかなりきつかったです。
こちらばかりでなく、他の方々もそういう思いでお歩きになった方々が多く、昼食のレストランに入ったのは午後も大分遅め。

そちらで、「“雪中行軍”はもうたくさん」という、こちらと同じ思いの人たちと、「まだまだ元気、予定のルートは踏破したい」という方々の2隊に分かれ、元気な方々が地元のガイドさんと出発した後も、山小屋風のレストランで時間を潰し、残るルートも一部パスし、短縮。

こちらへの旅は、やっぱり、緑濃く暖かな季節、5〜6月以降がベターなのかもしれません。


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1億数千万年前に造られたという、石灰華、石灰質堆積物で浄化あれた水のため青く澄みきってエメラルドグリーンに美しく輝く、という光景も、明るい太陽の日差しがあってこそ、映えるのだとしみじみわかりました。
いつか機会があったら、もう一度、この壮大な大自然の芸術作品を眺めに訪ねたいものです。


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画像ほぼ中央にあるコジャク湖という名の湖は船で移動。船の座席は横殴りの雪に吹きさらされてどの場所もびっしょりと濡れており、他の乗客たちと一緒に総員スタンドアップでのクルーズとなった。

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雪にこそ見舞われたが、さすがに4月。雪の積もらぬ岩陰にはさまざまな花が咲いていた。

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