潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

アクセスカウンタ

zoom RSS 海際の道、アドリア海ハイウェイで、トロギールへ。

<<   作成日時 : 2016/03/16 12:34   >>

ナイス ブログ気持玉 12 / トラックバック 0 / コメント 0


シベニクの街にいたのは、およそ3時間ほどであっただろうか。
もう少しこの街を歩いてみたかったが。。。


画像



↑ シベニク旧市街を離れて間もなく、クロアチアのアドリア海島嶼(とうしょ)群のうち人の住む島としては面積最小だという、この国ではちょっと有名な島の見える海岸を通過した。
画像名前をクラパニ島という。島の形は平面図で逆「V」字型で、南北およそ700メートル、東西およそ600メートル、面積およそ40万平方メートル、東京ドーム換算でおよそ8個分。

島の平均高度は、1・5メートルもないという。嵐で波が高くなると家の玄関先まで波が押し寄せることもあるという。

画像俗にいう「アドリアティック・ハイウェイ」の走る陸地側から300メートルほど沖合にあり、ダルマチア海岸の人が住む島々では次々に本土と結ぶ橋が設けられているが、クラパニ島の人々は本土と結ぶと島の文化遺産が荒廃するとかたくなに拒否しているのだそうだ。

ダイビングと釣りの名所で、海綿の産地として知られる。

画像ちなみに、クロアチアのアドリア海海岸には面積1平方キロ以上の島が合計78、それ以下の小島が524、面積100メートル四方以下を岩礁に区分して、その岩礁が642、合計1244個もの島嶼があるのだそうだ。ドブロヴニクのスルジ山から北、スプリットやトロギール方向を眺めると、はるか水平線まで無数の島影が霞んで見える。

スタジオ・ジブリの長編アニメ『紅の豚』。
あのアニメの主人公、ポルコ・ロッソの真っ赤な飛行艇が、秘密の隠れ家からアジトの洞窟を抜けて飛び揚がると見えるあの島々の光景は、この辺りをクルーズ船で巡ったり海岸沿いの道を走ったりすると、実に確かに納得する。なるほど、なるほど、巷間言われるとおり、あのアニメは間違いなくこの辺りを舞台に設定されてハナシは進められている、と、知らず知らずのうちに首を上下に振っていて、うなづいている自分を発見するのだ。






ツアー旅って。
気に入ったから予定を変更して長居を。。。と思っても。
個人旅ではないから、こちらの思い通りにいかないのは当たり前。
こういう面は、ツアー旅はもうひとつ、わがままモノの我ら夫婦には性にあわない部分。トホホ。


画像



促されて再びバスに乗って、およそ40キロほど南に位置する、次の目的地、世界遺産の古都トロギールへ。

世界中の観光好きなドライバーたちが「美しき海岸道路ベスト10」を募るとほぼ必ずその上位にあげる、あの『アドリアティック・ハイウェイ』に乗って向かった。


アドリア海東海岸を、ツアーバスで走った、この旅。

実は。。。

このアドリア海ハイウェイ=英語でAdriatic Highway=、クロアチア語ではアードゥランスカ・マギストラーラ(Jadranska magistrala)を、車のハンドルを自分の手で握って走ってみたい、という思いが、リタイアして自由に時間を取れるようになって以来憧れ続けていて。。。


画像

↑ ↓ シベニク旧市街から十キロ余り南、ザボリッチの街。夏場の観光で生計を立てている街だと聞いた。1980年代に人口わずか130人ほどであった小さな村に、現在、ペンションやホテルの数は20軒を越え、村の人口も7〜8倍に増えたとか。小さな入り江は、それを象徴するようにレジャーボートやヨットが数多く停泊していた。

画像



今回も当初、自らレンタカーのハンドルを握りたいとの思いは強かったのだが。。。
道路状況や国境通過の段取り(シェンゲン協定未加盟などで時間がかかるなどと聞いた)などを自分で調べたり人からアドバイスを受けたりして知って、思い悩んだ末に結局断念。安直に団体パッケージ・ツアーに逃げ込んだのだった。その心配は、この旅で半分当たり、半分杞憂であった。


世界のベスト・コースタル・ロードというと。

自分ではアマルフィ海岸とかモントレー半島の17マイルドライブとか、ガリシア、ラ・コルーニャからのリアス・アトラス、そしてこれは途中までしか行っておらず未だ未踏破ながらマウイ島のハナ・ハイウェイとか。
それらが、海の景色が美しく、眺めも雰囲気も素晴らしいと思ったが。。。

ネットでマニアたちの足跡を追うと、こちら、アドリアティック・ハイウェイは、アマルフィ・コ−スト並みかそれ以上に、どのサイトでもほぼ上位に挙げられているではないか。


画像

↑ ↓ 小さな岬の先端を巡り始めた時、海際の斜面の枯草に火がついて燃え上がっている光景に遭遇。
画像ガイドさんの話によると、向こうに見える小島はクレベリカ島という直径百メートルほどの無人島なのだそうな。だから、その小島もこちらの陸地側も人家はなく火の気はないのに火が。。。

日本と同じ、ドライバーの煙草の投げ捨てによる野火の可能性が濃い、とのことだった。
春先から初夏にかけてのヨーロッパで、野火はちょくちょく見かける。シチリア島でも、山焼きとは別に野火も目にした。


画像



というワケで。

たとえツアー旅、バスの車内からの眺望だとはいえ。
今回の旅で。
アドリア海の海際を走るこのコースタル・ワインディング・ロードの走りを、かなり楽しみにしていたのだった。


画像



アドリアティック・ハイウェイとは、クロアチアでは正式にそういう愛称を持つ、海岸べりを縫って走る国道群で、現在、着々と完工区間が南に伸びながら工事が進む一本内陸側の、日本で言う高速道路、いわゆるモーターウェイの4車線道路「E65」とは別で、イストラ半島の南側付け根のリエカから始まり、ザダルを経てシベニク、スプリット、ドブロヴニクなどを経由し、モンテネグロのコトル湾まで、一部、未だ4車線化工事の終わっていないままの「E65」やクロアチア国道8号(D8)などの国道群を結んで続いている。

モーターウェイはそれこそ日本の高速道路と同じだが、アドリアティック・ハイウェイは海際の小さな街を結びながらアドリア海に突き出した岬や入り江を縫ってくねくねと続いている。ブラインドカーブも多いのだとか。

しかし今回は、内陸部の首都ザグレブからプリトヴィッツェ湖群に入り、そのプリトヴィッツェからは内陸部を、途中からヨーロッパ全域と接続するいわゆる欧州自動車道路の「E71」や「A1」道路を、つまり内陸側の高速道路や、降雪で閉鎖されていたために内陸の国道などを走ってようやくアドリア海に面したシベニクに入ったため、シベニクからトロギールへ向かう今回の「D8」=国道8号=が、いわゆるアドリア海ハイウェイ初体験区間なのであった。

いや、初体験はさかのぼる2004年、ホンのわずか、クルーズ初体験のドブロヴニク寄港時に、眼下のこの街を望む景色を眺めるのに「E65」の絶景ポイントまで短距離だけ乗ったことはあったのだが。。。距離は短く、当然、体験のうちには入らない。



画像


画像


トロギールに入る少し前、ヨットやレジャーボートが数多く停泊する街の港を通り過ぎた。この辺りではかなり大きなマリーナのある街だという。街の名も、そのものズバリ、マリーナという名だそうな。
画像



画像で。

今回の初体験。
結論から言って、残念ながら、期待ほどではなかった。

いや、決して「アドリアティック・ハイウェイ」が悪いのではない。
天候のせいだ。

画像低く垂れ込めた雲と陽光があたらないせいでくすんだ海の色。

かてて加えて、まだ「太陽海岸」はシーズン・インしていないために、人間の姿がない。

画像ダルマチア海岸はやっぱり、さんさんと輝く太陽と青い海、白い雲、5月なのにもう水着に着替えて泳いだり日光浴する観光客の姿がないと、絵にならない。

以前、5月や6月に訪ねた→  写真などの、リエカやドブロヴニク、スプリットの景色の方が断然、魅惑的であった。



画像


画像



世界遺産のトロギール旧市街は、東西700メートルほど、南北300メートルほどの、周囲に城壁を巡らした小さな島であった。昔は陸地であったが、北側を掘削して陸地から切り離した島状に街を造り、一方南側には本物の島チオヴォ島があって、その双方と橋で結ばれている。

ツアーバスは、陸地側のバスターミナルに停車。そちらから歩いて、橋を渡って旧市街観光に出発した。
バスターミナルや駐車場と隣接して、青空市場があった。


橋の向こうに、トロギールの観光の目玉、聖ロヴロ大聖堂の鐘楼が、旧市街の北門の向こうに望めた。

画像


画像


画像


画像


画像


画像



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 12
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文




会社設立 大阪市
   
アクセスカウンター
出会いライブチャット出会いモバコイメル友

海際の道、アドリア海ハイウェイで、トロギールへ。 潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる