潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS ドブロヴニクの象徴? フラニョ・トゥジマン橋。

<<   作成日時 : 2016/05/06 20:32   >>

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能登半島の付け根、寒ブリの街を象徴する代表的な施設の一つ、ひみ漁業交流館「魚々(とと)座」がこのほど、開館一周年を迎えたそうだ。


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この街。
寒ブリで全国的に著名であるが、その、回遊するブリを捕える「越中式定置網」の発祥の地であることは、案外知られていない。網の目の大きさ以下の小魚は網目を通じて逃がし、また捕獲する魚も釣り針などで傷つけない省資源型の漁法として近年、スリランカやコスタリカ、タイなどへもその技術は紹介されて根付きつつあるそうで、その定置網漁の歴史と技法を紹介しているのがこの施設だ。


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大敷網と呼ばれた江戸時代から続く網漁としてはおよそ400年、改良して大型の鰤大敷網を生み出してからでも、もう百年を超えるそうだ。

画像で。

あ、いや、こちら、定置網の歴史とか技法とかにはまったく関心はなく.。

この施設近くに魚料理の旨い味どころや、今様で言うフィッシャーマンズワーフ式の魚販売市場がそろっているため、そちらが目的地で、ことのついでに。。。

つまり、この「で」は、サカナが好きなもの、あるいは、ことのついの「で」であるが。。。

行ってきた。


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実はこの街。
遠縁ながら縁者が住んでいて、子供ころ、父親に連れられて時折、釣りや水遊びなどに出かけていた。成人してからはほとんど訊ねなくなったが。。。

そのころにはもう、沖合の海中に定置網は卸されていて、春は鰯を対象とした春網、夏は鮪を獲物として狙う夏網、そして鰤を狙う秋網と季節ごとに入れ替えられていたが、この「魚々座」で初めて知ったが、今では通年、同じ網が卸されているのだそうだ。


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案外、おもしろかった。
魚好き、釣り好きな人は、一度、のぞいてみるのもいいのかもしれない。



       

               



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ドブロヴニク、と聞くと、真っ先に思い浮かぶ光景。たとえば、象徴のような存在。

自分にとっては、 この橋である。
画像クルーズ・ポートの船上から見れば、。 この通りだ。

「フラニョ・トゥジマン橋(Franjo Tuđman Bridge)」という。


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人間って、変なところがある。

さして珍しい光景や格別珍奇なそれでもない、ごくありふれたことなのに。
ある土地の名前や動物、虫、花などを初めて、あるいはあるタイミングで眺めたり見た時に、たまたま偶然、強烈な印象を受け、妙に記憶に残り続けることがある。

犬や猫と同じ、動物としてのある種、自己防衛本能の所産なのではなかろうか?


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子供たちが巣立って行って以降、旅するのが好きで、出かける時にその犬たちが寂しがるのが可哀想なもので犬、猫は飼わなくなったが。。。

昔、まだ子供たちが成人して我ら夫婦の元から旅だって行く前。一緒に暮らしていたころ。

道端に捨てられていた犬を娘が拾ってきて飼い始めたその犬は、車に乗ることを極端に怖がって、無理やり乗せても、車内でクンクン泣きどおしで、以降、娘が望んでいた、その犬を連れて、家族そろって出かけるドライブ旅行は叶わなかった。

止む終えず、当時、懇意にしていたご近所の方にその犬を預かってもらって、ようやく旅に出かけていたが。。。

画像当時、子供たちとよく話し合ったものだ。

その犬はきっと、生後間もない時に母親と無理やり引き離されて、車に乗せられて捨てられた。
その辛かった記憶が、車の匂いとか振動とかに連動して、哀しく記憶に留まり、乗ると呼び起こされる。だから車を怖がり、もう二度と捨てられるのは嫌だと拒否反応を起こすに違いない。。。と。


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雨が降り始めて間もなく。
ツアー・バスは、ネウムの「ホテル・ヤルダン(Jardan)」前の駐車場に到着。こちらでトイレ休憩&1時間の自由行動or散策、となった。

画像このホテル、団体バスツアー・グループを含めて旅行客にトイレの便宜を提供し、その代り、レストランと土産物店での売り上げを目的に、駐車場を開放しているのだそうだ。

ネウムの街には、もう一カ所、同じサービスを提供しているホテルがあるのだとか。




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↑ ネウムの「聖イヴァン教会」。ローマ・カトリックの教会だ。
つまり、この街は、ボスニア・ヘルツェゴビナにあるけれども、街を牛耳っているのはカトリック教徒のクロアチア人だ。モスタルと同じ構造。


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教会付近まで街中をぶらついたが、リゾートシーズンは未だし、の季節とあって、人影はほとんど見なかった。

こちらの街、ホテルやペンションは、隣接するドブロヴニクやフヴァルなどと比べてお値段は安いそうだ。街中や付近に観光地やダイビングポイントなどが比較的に少なく、リゾート・アクティビティのレベルがもう一つだからだそうだ。とはいえ、海はこちらも同じ、美しかった。

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また、ホテル・ヤルダンの観光ガイド板に書いてあった文章を読むと。

アドリア海に面したクロアチア領を分断しているこのボスニア・ヘルツェゴビナ領土、沿岸およそ20キロほどの地域が誕生した経緯は、オスマン朝トルコとヴェネツィア共和国が激しくせめぎ合っていた中世に、ヴェネツィア共和国の圧迫に対抗してオスマン朝の傘下に入ったラグーザ共和国(現ドブロヴニク)に対して、北側のヴェネツィア共和国領であったコルチュラやフヴァル、スプリットなどからのヴェネツィア人の侵略を防ぐため、オスマン朝がその守備陣地を設けたのが、現在のボスニア領によるクロアチア分断に、歴史的につながっているのだとあった。



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ネウムの街を離れて間もなく。
以前に一度書いたが、滝のような雨とその後、雲間から日が差し初めて強大な虹が立ちあがる光景に遭遇。
副虹に加えてもう一つ、三番目の虹まで見えた。

振り返ってバスの進行方向の反対側、北西方向を眺めると、黒い雨雲が裂けて、夕日が赤々と燃えていた。


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で。

「フラニョ・トゥジマン橋」の続きである。
滝のような雨は今度はあっという間に終わって、さらに虹が終わって。
間もなく、この橋を渡り始めた。


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昔話を少々。.。。


2004年5月9日。

前日にヴェネツィアを出港したわがデビュー・クルーズ船は一夜明けたこの日午前7時少し前、ドブロヴニクのクルーズ・ポートに着岸寸前で、ちょうどこの橋の真横を通過中であった。

わがキャビンは左舷。橋の見える側であった。
朝寝坊派のこちら、いつもならまだ白河夜船の時間帯であるのだが、なんとなく胸騒ぎがして、ベッドから抜け出して、カーテンの隙間からソォッと外を眺めてみると。。。

ベランダの手すりの向こうに、ちょうどわが目線と同じ高さで、巨大な橋が目の前に迫っていた。
そして、その橋の上で朝の散歩中にこちらの乗る船の入港風景に出会った人、何人かが船を眺めるその目線も、わがキャビンのベランダの手すりのすぐ向こうに。

驚くほど大きく見えていた。
同時に、びっくりしている向こうの顔も、まじかにはっきりと見えた。

自分は、寝る時は、パジャマも着ず、真っ裸のことが時折ある。
とくに疲れた時など、おなか周りをゴムで締め付けられるとなかなか眠れないもので。。。

この時もそういう状態で寝ていて、ベッドをそのまま抜け出したばかりで。。。
慌ててカーテンを閉めたのだが、裸だと気付くのが、少し遅かった。。。

と。
かく、恥ずかしかった記憶。
デビュー・クルーズで出港後、初めての寄港地入港直後の、圧倒的に印象深かった出来事であったのである。


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冒頭に書いた、プラニョ・トゥジマン橋を通過。
橋は、斜張橋で2002年に完成。全長518メートル。全幅14,2メートル。バイロンの高さは141.5メートル。橋げたの海面上からの高さは49メートル。クルーズ船のトン数にもよるが、およそ7階〜9階くらいの高さに匹敵するそうだ。一日あたりの車の通過台数は、およそ21,000台。

橋を渡りきったら、クルーズ・ポートが、そしてかつて、あるいはその年の秋、さらには2012年初夏に停泊した船から眺めた岸壁が、国道D8からもしっかりと見下ろせた。




実は。
今回の、アドリア海沿岸の“陸旅”ツアー。

最大の目的は。

「あのプラニョ・トゥジマン橋を渡って、逆に、クルーズ船の停泊するドブロヴニクのクルーズ・ポートを眺めてみたい」。

。。。であったのだ。

いや、もちろん、初めて訪ねるモスタルやザグレブ、リュブリャナなどに興味津々であったのも間違いない、事実ではあったのだが。。。


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ドブロヴニクの街が、国道(D8)から一望だった。もう日没間近で街は暗かったが、何とか写真に撮れた。

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ということで。
旅の最大の目的地を通過した今回の「覚え書」は、ボスニア・ヘルツェゴビナのネウムからクロアチア、ツアヴタットのホテルまでの道中の写真記録なのである。

以上。


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ツァヴタットのホテルに入ったら、↑ 外はもう宵闇の中であった。
↓ 写真は、翌日朝の、ホテルから入り江越しに眺めたツアヴタットの旧市街。
順に「雪の聖母修道院」と「聖ニコラス教会」。



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