潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS コトル湾。“♪岬巡り。。”の夢、伏兵、“近道”に屈す。

<<   作成日時 : 2016/06/23 18:26   >>

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野暮用で、先週末から北の大地へ出かけて、昨日に帰宅した。


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その野暮用の合間を縫って、木造の廃校舎を温かく美しくよみがえらせた、かねてより相棒が訪問を強く望んでいた彼女の夢の里へ、行ってきた。


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札幌中心街からレンタカーを借りて、でおよそ1時間。
「ArtePiazza美唄」は、なるほど、相棒の言う通り、どこか懐かしい、童心に帰ったかのような安らぎの里であった。


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美しい緑の大地に、点在する彫刻群が美しかった。
芸術作品であるとはいえ、触れても触っても撫でてもいいのである。
恐る恐る触ってみると、瞬間、電気が走ったような気がした。
「あ、これだ、これだ! 子供の時に、ふる里の森の中で悪童たちとともに“秘密基地”を作って、自然と共に遊んだあの楽しさがここにある!」。。。


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純白の石を敷き詰めた流れの上で、雲間から時折こぼれる陽光に照らされて、水面がキラキラ揺らめく。
この辺りは、夏になると、子供たちが水遊びに興じるのだとか。

以前、とあるクルーズ船でも感じた、幼き日の優しさの復活。隠れ家のような温もりとゆったり流れる時間。

こういう施設があることを、彼女から聞くまでまったく知らなかったが。。。
おかげで、とても楽しい、いいひと時を持てた。



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↑ ツァヴタットのホテルから眺めた朝のアドリア海。


画像ドブロヴニク旧市街を巡った翌日。
ツァブタットのホテルから今度は南東へおよそ80キロ。ツアーバスは、コトル湾最奥部、コトルの街を訪ねた。

いわゆる“アドリア海ハイウェイ”と、すごくカッコいい名の片側一車線道、日本ならば田舎の3ケタナンバーのつく国道クラスのアドリアティック・ハイウェイ、D8=E65は、うねうねと上下緩斜面と右左に揺れるカーブ道を走り続けて約30分後。クロアチア・モンテネグロの国境を通過。

画像ツアーバスはさらに20分足らず走り、ヘルツェグ・ノヴィ(Herceg Novi)の旧市街に入る少し手前で、目指すコトル湾が右手に見えてきた。


画像コトル湾は、アドリア海から東へ深く入り組んで、計四つの半島が突き出し、小さな岬は数え切れないほど数多い、複雑な地形だ。

画像で。
前回、初めてこの湾内をクルーズ船で航行体験した折、接岸予定日の早朝から3時間近くも船の最頂部デッキにへばりついてカメラを構え続け、景観を楽しんだ。


 

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画像↑ コトル湾で唯一の造船所、ビィェラ(Bijela)の「アドリアティック造船所』横を通り過ぎた。ヴェネツィア共和国領時代から続くドライドッグがあるそうだ。船から眺めた時→は予想よりも小さな施設に見えたが、陸側から近づくと、敷地は広大だった。


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画像↑ ヨシセ(Jošice)の村はずれの丘の上にある聖ネデレ教会。小さな青い尖塔が可愛い。2年10カ月ほど前に船の上から眺めた光景→は美しかった。


ナンバー1か、それとも銅メダルかあるいは入賞圏内程度か?
人ごとに価値判断は違うので当たり前だが。

「世界で最も美しい湾クラブ(World's Most Beautiful Bays Club)」、という、エリアに湾を持つ自治体のうち、審査で受かった自治体しかクラブ入りを許されていない味な組織がある。

日本では富山湾と松島湾のたった2つしか加わわっていないそのクラブ加盟の、こちら、コトル湾は地球上で美しいと評判の湾、上位、常連の座を確保している世界遺産の海域である。

それだけに、今回の陸旅、ツアー旅でも、コトル湾の岬や古い街、村を巡りながらコトルまでのんびりと走るバス旅に、実は日本を旅発つ前、かなりの期待をしていた。

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画像↑ コトル湾に10カ所近くある灯台のうち、美しいそれの一つとして知られるスベティ・ネディヤ灯台(Rt Sveti Nedlja )。クルーズ船の上部デッキから眺めるとこう→見えた。


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なかでも前回、美しいと思ったのは、古い歴史を持つ街々が連なる湾内最奥部の、いわゆるコトル・リサン湾水域。

画像連なる街は紀元前3世紀からの歴史を持つコトル湾最古の街リサン(Risan)をはじめ、ヴェネツィア共和国領時代の美しく豪勢な邸宅が現存する ↑ ペラスト(Perast)→、船を造る樫の木に囲まれた、同じくヴェネツィア共和国領時代に船の乗組員たちを輩出したオラホヴァツ(Orahovac)、中世に船長たちを輩出し、その邸宅が今も残るドブロタ(Dobrota)などなど。



画像で。
前回、クルーズ船のデッキ上から眺めていてついつい、かつて一時代を風靡した和製フォークのヒット曲「♪岬めぐり」の、

画像三浦半島ならぬコトル湾各半島の海岸通りを走るバス旅を期待していたのだが。。。

甘かった。  


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ツアーバスは、コトル湾南西端のヘルツェグ・ナビ(Herceg Navi)で湾岸道路に入った後、およそ15キロほど湾岸西のE65を北上。

こちらの言葉でVerige(チェーン)と呼ばれる、幅約340メートル、延長およそ2キロほどの狭い海峡でレペタニ(Lepetani)−カメナリ(Kamenari)フェリーと呼ぶ、二つの街を結ぶフェリーに、ツアーバスは参加者を座席につかせたそのまま、さっさと乗り込んで、乗客を降ろさせずにわずか5分ほどで対岸のヴルマッツ(Vrmac)半島に渡り、残る10キロ余りを走って、あっという間にコトル旧市街に着いてしまったのだった。

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コトルに着いたところで案内のクロアチアのガイドさんに聞いたのだが、フェリーのおかげで、「岬巡り」で走るのよりも1時間ほど早く、ドブロヴニク〜コトル間は、たった2時間足らずで結べるのだそうだ。

しかし。
フェリーで近道するなんて。。。
ツアーに申し込む前は想像だにしていなかった。第一、こちらにフェリーが運航しているなんて知りもしなかったし。
帰国後、調べてみたら、この海峡で、フェリーどころか、現在、つり橋が計画中らしい。

旅なんて。
その途中経過が面白いのに。
過程を省いて結論だけとり急ぐ、現代の風潮に乗ったそんな旅など、自分の性に合わないのだが。。。

きっと、これが現代風ツアー旅なのだろう。世の中、なべて、どんどんせっかちになっていくから。
ということで。
ちと残念な、コトル行きバス旅であった。


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コメント(4件)

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hiroshiさん、おはようございます。

北海道と八尾へ行かれたあと、今頃は京都でしょうか?
コトルでは義母と一緒だったため私も城壁にはのぼりませんでしたから、同じようなところを歩いたのでしょうね。私が見た景色がそのまま最新の記事に並んでいて懐かしくなりました。

今レガッタの船上から書き込みをしています。
800ドルほどの料金で、一人400ドルのオンボードクレジットがつき、インターネット無料にソフトドリンクが飲み放題で、それだけでも申し訳ないほどの待遇なのに、出発直前まで不明だったキャビンはアップグレードされて海側になっていました。とても嬉しいことではありますが、大盤振る舞いが過ぎて大丈夫なのか心配になるほどです。

重厚な造りと雰囲気の船は、Hiroshiさんの期待を裏切らないと思います。船だけでも乗船の価値がありますよ。素晴らしいです。
かいり
2016/06/29 22:10
かいりさん、おはようございます。

コメントをいただきながら、長い間気づかず、まことに失礼しました。

そうなんです。
昨夜。。。というか本日未明、帰ってきました。そのままばたん、と倒れ込むようにベッドで眠りこけていまして。今少し前、やっと目覚めました。

さっそく、ジュノーのポートカメラ、web.camで、レガッタを眺めています。船首を北に向けて、本日はレガッタ一隻だけのようですね。クルーズ・ターミナルのすぐ前に接舷している雄姿が見えます。ジュノー時間で午後5時少し前。本日は出港時間は午後7時でしたか?

400ドルのオンボードクレジットにネット無料、ソフトドリンク飲み放題、キャビンアップグレードですか
うらやましい
予定がなければ、情報をいただいた時、よほど行きたかったのですが。。。 連れ合いも残念がっています。

そうですよね。あの船を含む例の姉妹船は、一度、ぜひぜひ乗ってみたいと思っているのです。いま、オーシャニアには4隻いるらしいですよね。いつか、ぜひぜひ、乗ってみたいものです。

情報、ありがとうございました。

コトル、かいりさんもお登りになりませんでしたか?
いつか機会があれば、あの街を見下ろしたいものだと考えています。

最後になりますが、同じコメントの一本、削除しておきますね。そして、はるか遠くから、コメント、ありがとうございました。
hiroshi
2016/07/03 10:33
おはようございます、Hiroshiさん!

インターネット無料ですから、気楽に訪問させていただいてますよ。

ジュノーでは、カーニバル・レジェンドとセブンシーズ・マリナーが停泊していました。
ランゲル以外の港では、いつも別の船と一緒ですね。レガッタの停泊地はいつも一番遠くです。

ジュノー出港は夕食時の7時で、船尾のテラスで食事とお隣に座った御一家との会話を楽しみながら、9時過ぎまでアラスカの景色を眺めていました。
今日はハバード氷河へのクルーズで、終日航海日です。たぶんラウンジでインターネットに乗る時間も多くなると思います。

一番の悩み亊は、目に見えてお腹周りと顎のお肉が増量していることで、エレベーターの鏡を見るたびに自分で驚いています。この船で世界一周でもしようものなら、クルーズの終わりには別人になっていること間違いなしです。

日本人どころか、中国人ほかアジア人の乗船が皆無なのは驚きましたね。699人乗船で、アメリカ人だけで603人です。ユースプログラムが用意されているせいか若年層が多いのも驚きです。

また乗ってみたいクルーズラインですが、フューチャークルーズには目が飛び出る料金が並んでいるので、また安い機会を狙いたいと思います。その時にはぜひご一緒したいですね。
かいり
2016/07/03 23:15
かいりさん、おはようございます。

そうだったんですか。
お仲間の船がいたのですね。カーニバル・レジェンドとセブンシーズのマリーナですか。昨日にのぞいたポート・カメラではレガッタしか見えませんでしたが、ひょっとすると、そういうことであったのでしょうね。
>レガッタの停泊地はいつも一番遠くです。

それにしてもネット使い放題と言うのはなんとも魅力的ですね。これから先の寄港地の美味しいレストラン調べなど、料金を気にせずにネット上を巡れるのもナイスではないですか。

テラスで夕食だったのですか。
それだけ、お天気にも恵まれてらっしゃるということでしょうね。
自分も、基本、晴れ男?、あるいは相棒が晴れ女??のせいか、案外、天気には恵まれていることが多いのですが、時としてイースターなのに雪などということもありますから、旅に天気の良い方はきっと、素晴らしい人生を自分たちとは比べ物にならないくらいに過ごしてらっしゃるに違いないと憧れます。

ふくよかに「成長?」なさってらっしゃる由。いいんじゃないですか?年を経るたびに痩せて行き、病気を心配しなければいけない人生よりも。わが家の相棒も、決してかいりさんにひけをとりませんよ。クルーズ旅を終えると、毎回1キロ、あるいはもうちょっと体重が増えていて、ぷりぷりしていますが、痩せるよりもいいではないかと慰めています。そんな慰めだけの実のない言葉は、かえって腹立たしいだけらしいですが。

しかし、ほんと、お安い料金でこの船に乗れる貴重な機会を逃したのですね。自分は。かえすがえす、残念無念です。
hiroshi
2016/07/04 10:32

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