潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS ようやく若葉芽吹く“アルプスの瞳”。ブレッド湖の朝。

<<   作成日時 : 2016/07/23 11:55   >>

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四月も中旬だというのに。
前年秋に木の葉を散らした湖畔の裸木は、ようやく若葉が芽吹き始めたばかりであった。

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↑ ブレッド湖に浮かぶブレッド島に次いで、この日最後に巡ったブレッド城のテラスから眺め下ろした、聖マリア教会=聖母被昇天教会のあるブレッド島。ブレッド湖の湖面標高は508メートル。日本では諏訪湖くらいの高さにある湖だ。


アルプス山系東端に位置する、いわゆる“ユリアン・アルプス”山麓のリゾート村のホテルの前に広がる、「アルプスの瞳(Alps of the pupil)」との別称を持つ、エメラルドグリーンに輝くブレッド湖畔の朝、午前8時過ぎ。


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碧い湖を挟んで、崖の上のブレッド城↑と左手、西方向にブレッド島・聖マリア教会の鐘楼↓が見える。
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スロヴェニア、クロアチア、ボスニアヘルツェゴヴィナ、モンテネグロの4カ国を巡った旅の最後の朝は、雲一つない、これ以上ないほどの素晴らしい、真っ青な快晴の空に恵まれた。


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この日はまず、ホテルからおよそ4キロほど西にあるボート乗り場から、この地方で「プレトナ」と呼ぶ、ヴェネツィアのゴンドラを胴回りを肥満児のごとくに大きく太らせたこの地方伝統の手漕ぎ式の木造ボートに乗ってブレッド島へ。


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湖の中央に浮かぶブレッド島とブレッドの街を結ぶ木造手漕ぎボート、プレトナの歴史は古く、百数十年前に聖マリア教会参拝客のための専用船としてスタートしたのだそうだ。参拝のための舟は現在でもエンジン付きボートなどは認められておらず、漕ぎ手も免許制でほとんどは代々世襲制であるそうだ。

ブレッド湖は地元では「白鳥の湖」の別名を持つとのことで、人に馴れて餌をねだる白鳥が何羽もいた。


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船着き場から教会のある島の上の広場まで階段は99段。この教会は結婚式の誓いの場としても昔から人気は高く、こちらで結婚式をあげるには、花婿は花嫁をお姫さまだっこして、船着き場から99段の階段を登りきらなければいけない宿命があるのだとか。これは、しんどそうだ。

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教会前の小さな広場の中央にマグダラのマリアの銅像が置かれていた。

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鐘楼の高さは54メートル。教会のある場所はキリスト教伝来前から神聖な場所としてあがめられていた土地で、キリスト教の伝来に伴ってキリスト教信仰の場所に変わり、12世紀初めに教会が建てられたという。

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教会の入り口に小さな天使像。静粛に、と、唇に指を当ててポーズをとっている。

教会の出入り口近くに島の概要を示す画看板が立っていた。

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祭壇の背後は外光がまっすぐに飛び込んでくる窓が大きく切られていて、その光に黄金の聖母子像はキラキラと浮かび上がって神聖さを増す仕掛けが施されていた。

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画像祭壇の前に鐘を鳴らすロープ。昔、ブレッド城に住む若い女性が死んだ夫の蘇生を願って教会に献上する鐘を用意していたが、誤って鐘は湖に落ち、水の底深くに沈んだそうな。それを嘆き悲しんでついに尼僧になった。「またひとつ、新しい鐘を用意したい」と長い間願い続けて尼僧となり修道院で生涯を終えた。その後、彼女の嘆き悲しみを聞いたローマ教皇は、彼女に同情する人々の思いと彼女のハナシに胸打たれ、この教会に鐘を寄贈したのだそうな。

で、この鐘は、祈れば願いが叶う鐘と呼ばれ、今でも、訪れた人々の打つ鐘の音が絶えないという。



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「学長の家」と呼ばれる、教会に隣接した建物は、現在では土産物店と小さなカフェになっている。

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スロヴェニアは、この湖の教会でも塩と塩チョコレートなどの塩製品が名物であった。ほかにもベリー類のはちみつ漬けやケーキが特産品として並んでいた。

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ブレッド島に次いで、この街では、湖の北東端の高さおよそ130メートルほどの崖の上にあるブレッド城へ移動。ユリアン・アルプス最高峰のトリグラフ山(2864メートル)やそれにつながる白雪の連峰の雄大な光景を愉しもうというものであった。

で。
次回は、この旅での最終回。そのブレッド城の画像を「覚え書」して終わりとする。






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コメント(3件)

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hiroshiさん、こんばんは〜

新しい記事のコメント欄を外されていることからも、夏休みのこの時期は「お・も・て・な・し」にお忙しいこととお察しします。今年もお客様がいっぱいでしょうか?

カメラ、しかも高い一眼のをスーツケースに入れちゃうんですか?
スーツケースは開けられてしまうもの(=貴重品を入れると盗まれる)と思っている私はそれができません。現金はもちろん、カメラとPCに至るまで全て手荷物で持ち歩きますから重いこと重いこと。これだから旅の最後はハンパなく草臥れてしまうのでしょうか・・・。心配性も過ぎますね。

ウィンタースポーツが好きなのでクラーゲンフルトは昔から知っていましたが、隣国からでも遠くて行ったことはありません。そんなに魅力的な町でしたか。
スロベニアからの帰りに近くを通っていますが、「ここへ行く」という明確な意思がないと行けないもので、「近くまで行っていたのに!」とガッカリしてしまいます。

それにしてもhiroshiさんの『晴れ男』ぶりが素晴らしいですね。(奥様が幸運の女神様でしょうか?)
旅行に最高の運をお持ちで、その運を少しわけていただきたいです。
かいり
2016/07/29 01:10
かいりさん、こんばんは。

コメントを頂きながら、随分ご返事が遅れたのですね。申し訳ありません。

さすが、ご慧眼、おみそれいたしやしたぁ〜。
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の招致プレゼンテーションで、あの方のお言葉を引用なさっている通りの境遇に嵌まり込みまして、忙しく動き回っております。

本日、ようやく相棒と二人だけの平常の夜を迎えまして、久しぶりにPCを立ち上げることが出来たところです。

>スーツケースに入れちゃうんですか?

まずいですかね〜。
今までのところ、スーツケースをこじ開けられるような事故に遭っておりませんが、やっぱりやめた方がいいのですかね? 時には小さなコンデジ一台だけポケットにねじ込んで搭乗することもありますが、たいがいはスーツ
ケースの衣類の間に挟み込んで旅してきました。

スーツケースは、機内への上げ下ろしの際、ぽんぽん放り投げられることもあるから危ないよと注意してくれる友人知人らもいます。けれど、いままでのところ何もおきていませんもので、身軽になって搭乗していますが。。。やっぱりやめた方がいいのでしょうね。

う〜〜ん。そうですね。旅のベテランの方におっしゃられると、やっぱり、これからはやめちゃうべきなのかな。
hiroshi
2016/07/31 19:52
〜上から続く〜

クラーゲンフルトは、やっぱり、そちらではそこそこ名のある街なのですか?
無知ですね。旅に出る前は全く知りませんでした。

>そんなに魅力的な町でしたか。

かいりさんのお住まいのお国をはじめそちらではきっとよくある街の佇まいなのかもしれません。しかし、ヨーロッパの街は大きな街以外あまり知らない自分には、なかなか雰囲気の良い小さな街で魅力的でした。もう一度、ぜひ行ってみたいです。今回はバスで通り過ぎただけなので、しっかり街中を歩いてみたいです。

晴れ男は、うれしいお言葉ですが、実際はどうなんでしょうね。連れ合い、相棒にしても、いかがなものか? だって、たとえばこの旅でも、プリトヴィッツェではイースターの時ならぬ大雪に見舞われましたし。。。旅の終わりのブレッド湖は好天でしたのはとてもうれしかったです。終わりよければすべてよし、の心境です。
hiroshi
2016/07/31 19:52

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