潮風の中で〜クルーズと街歩き・覚え書

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zoom RSS 人影まばら。土曜朝のラ・コルーニャ、“ガラスの街”。

<<   作成日時 : 2017/04/26 21:31   >>

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林檎の花が、真っ白に満開となっていた。
出かけた日には、蕾はまだ固く豆粒ほどで濃い朱色の塊りであったのに。
昨日はもう、花の色にピンクの名残などみじんもなく、白無垢の花嫁のごとくにただただ純白。。。

桜の木の下でアズマシャクナゲも、開花していた。

受け売りではあるが。。。
この木、ツクシシャクナゲの変種で、花の濃淡と色変化が面白い品種なのだとか。ツクイシャクナゲは花冠が7裂、雄しべは14本であるのに対し、アズマシャクナゲは5裂、10本で違いを見分けられるそうだ。


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セイヨウシャクナゲのような華麗さは薄いが、シャクナゲはこの手、日本の自生種のシャクナゲこそ愛らしくて美しいと思う。


それにしても。

春は、自然のうつろうのが、そして時の進むのが、驚くほどに早い。
一週間ほど家を空けていた間に、庭の木々は装いを一変していた。

昨日に帰宅して、TVをオンした途端、タイミングよく流れた↓CMに、大笑いしたけれども。
油断するともうすぐ、あっという間にこんなタイヤにお世話になる季節がやってくるのかねぇ〜。





浮き輪のタイヤを、わが家の車にはかせたことはまだないけれども。どんな乗り心地なのだろうねぇ。今夏、一度ためしてみようかしらん。



ということで。


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美しい、燃える紅葉。。。
あ、いや。
「萌える」紅葉。
楓の芽吹きの季節を迎えた、十日ほど前に撮影した、いささか旧聞の写真である。

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今ではすっかり死語になっちゃったけれども。
我々世代が若いころ、皆が承知の古いニュースや出来事を、感度の鈍さから遅くに知って、さも最新情報のごとくに得意そうに話題に持ち出す人間やその情報を、「三日前の古新聞」と揶揄したものだが。。。

上の何枚かと以下のカエデ写真は、その、「三日前」どころか、十日ほども前に撮った写真群だ。

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タネを明かせば。

家を空ける前に。
こちらに載せた。。。つもりで、結局、ちょっとしたミスで載せ残ってしまった「覚え書」の、あらためての掲載である。

これに載せるつもりでせっかく撮った写真がもったいないから。ええぃ、ままょ。古くて、感度鈍くて、季節外れで結構。
体裁だけとりつくろって、そのまま載っけちゃえぇぇい〜〜という、今回はかなりいい加減な日記なのである。。。


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4月16日、日曜日。
庭の花や新芽葺く木々の写真を撮った。
うち、↑↓ は、門扉からほど近い一角に並ぶカエデの木々の、枝が重なり合って種類の違う枝が混じり合いながら空に向かって伸び上がり、その枝先からそれぞれの新芽を葺き出し始めた光景。

同じカエデ科の木々ながら、芽吹いた新芽の色は微妙に色が違い、その違った樹種が混じり合うと、空に絵具を溶かしたように美しく見えた。

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この一角で混じり合っている園芸カエデ種の木々は、生まれたてのシャクヤクの穂先のように細身の、少し縮れた紫紅色の葉先が美しい「千染」や、赤地に黄色の葉脈をくっきりと浮き出した「野村」、葉先全体が鮮紅色の「猩々」、芽出し時は黄緑色で間もなく染緑色へと変化し、やがて秋に紅色に紅葉する「イロハモミジ」の4種。

紅葉の代表品種であるカエデ類は、秋の紅葉シーズンこそ脚光を浴び、観光客はもちろん、新聞や旅雑誌誌上でもてはやされる晴れ舞台であるのだが、自分は、秋よりもむしろ、芽出しの季節の美しさの方によほど魅かれる。

秋の紅葉期には、枝先を見つめると時折虫食い跡や葉の一部の枯死変色が見られて慌てて視線をそらすこともあるが、芽吹きの時期には、どの新芽も生き生きと美しく、つやつやと色鮮やかだ。

秋よりも春の方が、美しさは一段上だと思う、ゆえんである。



              

                  


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同じく、4月16日。

白雪抱く北アルプスと桜並木、菜の花、チューリップの美しい光景が一枚の画像に収められると評判の、「あさひ舟川べり、春の四重奏」会場へ、、昨年に続いて行ってきた。

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引き続いて同じ日。

こちらも同じく、昨年にも訪ねたチューリップ産地「にゅうぜんフラワーロード」へも。


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人間、欲ばるとろくなことはない。
開花時期の“旬”は異なる桜とチューリップを、同じ日に極めようと欲張ったため、最終日のあさひ舟川べりは、桜は落花狼藉、花吹雪乱舞で、チューリップや菜の花も見える一枚画像にすると、桜だけがすっかり色あせてみえた。


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一方のフラワーロードは、訪ねるのが午後も遅い時間帯になっちゃったため、花に傾いた西日が当たって、太陽を背に花にカメラを向けると光が強すぎて色飛びし、微妙な彩の味が薄れるし、その逆だとせっかくの鮮やかな花色が消えてシルエット風な画像になってしまう。

結果、好い写真は撮れなかった。残念。
欲をかくとろくなことはない、見本の花紀行となった。



              

                  


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さて。

かなめの旅日記の続きである。
11月28日、土曜日、クルーズ船『クイーン・ヴィクトリア』はスペイン、ガリシア地方の県都、ラ・コルーニャに寄港して、まだ薄明の、夜明けの遅い旧市街へ、乗船客のうちほぼ先頭グループでギャグウェイを踏んで下船した。。。という前回のハナシの続きだ。

ラ・コルーニャの旧市街は、地図でみると、大西洋へ突き出した拳のごとくに見えるイベリア半島の北西端で、北へ向かってさらに木槌を突きだしたようにみえる小さな半島の、その持ち手のように狭まったエリアにある。


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うち港は、その狭まったエリアの南側。

北側は、幅広の遊歩道を挟んで、オルサン・ビーチ(playa del Orzan)とリアソール・ビーチ( playa de Riazor)の、二つの黄金砂のビーチが長く続く。 そのビーチ越しにおよそ2キロほど先の北西端に、今も現役で頑張る世界遺産の、ローマ人によって2世紀に造られた、まだビデオカメラだけで旅の記録を撮っていたころに映した↑灯台「ヘラクレスの塔(Torre de Hércules)」がある。



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クルーズ船でこの街を訪ねると。

港の目の前は、前回も書いたが、↑この街の名物光景の一つだ。

アベニーダ・デ・ラ・マリーナ、海岸大通りの名を持つその通りに面した高さ5階〜7階建てのビル群は皆、窓枠を真っ白に塗ったガラス張りのサン・ルームを持っていて、その独特の景観から、この辺りは「ガラスの街(Ciudad de Cristal)」と呼ばれている。


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この建物群。
元々この辺りは古くから漁師の街であったそうで、その漁師や船乗りたちの自宅に、現在のようなガラス張りの窓枠が並び始めたのは18世紀後半だと言われる。

2004年秋、サンティアゴ・デ・コンポステーラを訪ねた時にこの街も観光したが、その折の地元のガイドさんの説明では、「当時、このアベニーダ大通り側は漁港に面しているけれども現在のようにメインの通りではなく、街の裏顔であり、家々のテラスやバルコニーが並ぶ裏庭側であった」そうな。


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海側なのに街の裏の顔であった理由は、秋から冬にかけて大西洋を吹き渡る強風と降雨が街をしばしば襲うため。霧の日も多く、街の表の顔は街の中心部に向く側になっていったのだそうな。

そのラ・コルーニャで、世界的にガラスの量産化が成功した18世紀後半から、テラスやバルコニーをガラスで覆ってサン・ルームとする改造が流行。潮風や腐食からの防御に最適だと、19世紀入りしてからは街区全体に広がったのだそうだ。


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遠目ではどの窓ガラスも同じように見える「ガラスの街」だが、近づいてよく見ると、窓枠の上に設えられた彫像やレリーフに違いがあったり窓枠の模様が異なっていたりと、結構面白かった。


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ガラスの街の海側の公園の一角に、スペインでは漁師や船乗りたちの守り神としてあがめられ、ヴァージン・カルメンと呼ばれる聖母像の立つ噴水があった。2004年に訪れた時は、この辺りはまだ昔ながらの、公園と漁港のあるエリアであったが、大改装が進み、道と公園は広々と近代化して、その公園下に地下式道路と地下駐車場が新しく整備されていた。


ガラスの街を通り過ぎて。
この日朝の最初の目的地は、小さな半島の東側にあるサン・アントン城。
朝日を浴びてまぶしい光の中で、さほど大きくない砦風のサン・アントン城の周囲の海の浅瀬の中で、ムール貝が無数に散らばっていた。
さすが、海の幸が豊かだと言われる街の、面目躍如の風景であった。


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コメント(2件)

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hiroshiさん、こんにちは。

本日28日、こちらは朝から雪が降り続いていて、ちょっとした積雪となっています。
4月の初めはとても暖かかったのに、5月に近づいて冬に逆戻りで、花々もびっくりしているでしょうね。

ラ・コルーニャの窓文化は他の地域と比べるまでもなく独特ですが、ヨーロッパの窓は地方によって特色があって面白いですよね。ドライブ旅行を楽しんでいた頃は、そんなことによく気づきました。
冬の気候が厳しい地域ほど窓の飾りつけにこだわるようで、極夜が長い北極圏の窓も飾りが多かったです。

hiroshiさん宅のお庭の美しさには毎度毎度驚かされます。そちらの地方では、一般家庭のお庭に兼六園があるのが普通なんでしょか?
お手入れはさぞ大変かと思いますが、こちらは雪が降って花見どころじゃありませんから、美しく満開の花を見せていただけて嬉しいです。
お庭中継もいつも楽しみにしてますよ!
かいり
2017/04/28 16:23
かいりさん、こんばんは。

なんとまぁ〜
もうすぐ5月だというのに、雪ですか
Web上の「世界の天気」で確認しました。少し山ですが、インターラーケンで雪、氷点下5℃となっています。驚きました。

>ヨーロッパの窓は地方によって

なるほど。
そうですね。思い返してみると、おっしゃるとおりですね。確かに、たしかに。そうか、寒い地方でそういう風ですか。

庭のハナシ。
死んだ父と祖父が庭木好きであったもので、多分、その2代で整備したのだと思います。そういう意味では、まだまだ新参の庭なのでしょう。

ご近所や、おっしゃる兼六園のある金沢などでは、わが家のそれなどはたいしたことはなく、比較すると、大関、横綱と入門したての新弟子くらいの差がありますね。長い歴史を重ねた庭をお持ちの家は、わが地方では結構数多くありますから。

仕事をしていたころはほとんど関心はなかったですけれども、リタイアしてこうやってふるさとへ帰ってくると、やはり、こういう眺めは心が休まるような気がします。

手入れに時間と人手と金のかかるのが、難点ですけれども。 息子は帰省してもまったく関心がない風情で東京へ帰っていきますが、自分も若いころはああだったのでしょう。早く次の世代にバトンタッチしたいですね。

温かい言葉をありがとうございます。
励みになります。
hiroshi
2017/04/28 21:58

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