『オアシス』の、海の上のセントラル・パーク。


00DSC04026.jpg北陸でフラの普及に力こぶを入れる若きクムフラをリーダーとする「ナ・レイ・プアラニ・フラスタジオ」と、同じく音楽活動に力こぶを注ぐ「オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)」がコラボし、本場ハワイで活躍するアーロン・J・サラや俳優篠井英介らがともにステージを踏んだ舞踊劇「オーケストラとフラで綴る舞踊劇 しんわ 神々のハーモニー」は24日、金沢歌劇座で開かれた。

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地元に根づく白山信仰を並列しながら、ハワイの神々、自然と一体になって生きるハワイの人々とフラが介する神々との対話などを美しくつややかにステージ上で繰り広げ、久しぶりにハワイの美しい音色とフラを目いっぱい楽しんできた。



         
            

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わが屋の庭は、今年は紅葉が遅い。
といっても、例年に比べてせいぜい3~4日から5~6日程度だが。
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庭の東南隅、夾竹桃と西洋ベニカナメモチの生け垣との中間に、蜜柑の木が一本ある。
紅葉が遅かったのと同じく、1週間弱、例年よりも遅めで。今年も、その蜜柑の実が色づき始めた。

雪国なのに育つかどうか? 好奇心の方が勝って苦労して手に入れ、若いころに自分が植えた木だ。

雪国だからだろう。
さすがに育ちは遅く、植えて既に半世紀プラス数年も年月を重ねているのに。
樹高はまだ2メートルそこそこと小さく、枝の広がりも俯瞰、一坪そこそこに収まる程度で小さくカワイイ。
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植えて間もなく故郷を離れて。
こちらはもちろん、みまかった家人たちも何の手入れもしてこなかったのに。
蜜柑の木はちゃんと根付いて、雪国の路地植えなのに実さえ結ぶようになった。

蜜柑が実を鈴なりにつけている光景は、雪国にしては珍しいらしく、ご近所でも評判だ。
実が肥大し、色づいてくると、近くの幼稚園児らが珍しがって列をつくってやってきて観察していく。

今年は実なりがよく、直径7~8センチと、例年に比べて少し大きめの実が30個ほど。
天気がいいと太陽の光をオレンジ色に反射している。
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ハナシは変わる。
何のハナシか?

その蜜柑とクリスマスのハナシである。

You Tubeでお借りした、前回に続いての、もう一本、今季気になった、英国発2019クリスマスCM動画のことだ。





どちらのCMか?

前回掲載したジョン・ルイス・グループの「ウェイトローズ」と同じ英国のスーパーマーケット・チェーン「セインズベリー」のそれだ。

「アズダ」や「テスコ」などと並ぶイギリスのスーパーマーケット・チェーンの“ビッグ4”の座にあり、英国本土だけで千数百店の系列店を持つそうで、旅する日本人も一度や二度はきっと入ったことのある、お馴染みのスーパーだ。
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で。
そのスーパーのクリスマスCMが、どうしたというのか?

いや。。。

恥ずかしながら。。。
こちらの無知蒙昧をさらけ出すハナシだが。。。

この年になるまで、知らなかったクリスマスの行事の一つの歴史的な背景やいわれを、このCMで初めて知ったもので。。。

これは、書き留めておきたい。
そういうことだ。
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何を知ったか?

恥ずかしながら。
クリスマスに、吊るした靴下の中に蜜柑を入れる風習や習慣が、イギリスやカナダなどで、そして最近ではまだごく一部の人々に限られているとはいえ、日本でも行われているなど、ホントに知らなかったのだ。

ましてやそれが、このCMの当事者である、英国、ロンドンの下町で創業間もないころのこの「セインズベリー」が生み出し、クリスマスの季節行事として定着していったなど、初耳であった。
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サンタクロースの生みの親とされるアナトリアの聖ニコラスとバーリのサン・ニコラ聖堂のハナシを以前一度書いた。貧しくても信心深い3姉妹への結婚資金にと金貨をひそかに煙突からプレゼントしようとしたところ、暖炉脇に吊るされた靴下の中にその金貨は落ち込んだ。。。という、昔々あったと巷間伝わり継がれた伝説が、クリスマスに靴下をつるす慣習が生まれたそもそものなれそめ。。。だ、という話は聞き知っていた。

が。。。

ロンドンでは、その靴下に、当時高級フルーツであったオレンジ(Orange)≒マンダリン(Mandarin)≒タンジェリン(Tangerine)≒クレメンタイン(Clementine)をひそかに忍ばせてプレゼントする風習が、この店の150年ほど昔に関係者の善意により誕生した。そんな「史実」が残っている、のだそうな。

そうそう。
Sainsburyによれば、この物語は間違いのない「史実」だそうだ。


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で、そのオハナシ。

主人公の孤児ニック・ザ・チムニー・スイープ、煙突掃除人のニックは、デイケンズの名作の映画化作品「オリバー・ツイスト」の世界を思わせるビクトリア朝時代のロンドンで、無実なのにクレメンタイン窃盗犯として逮捕される。
彼は街から追放され、雪と寒さの中で放置され、凍えてひもじく、やがて死んでいく哀れな身分となった。

一部始終を、開店した店の前でみていたのがセインズベリーの経営者の妻、メアリー・アン・セインズベリー。
彼女はニックを救い出し、「クリスマスに誰かのために特別なことを」とクレメンタインの袋をプレゼントする。

ニックはやがて、そのクレメンタインを煙突掃除人の元の仲間の友人たちの靴下にひそかに投げ入れ、次に、まだ残っている果物たちいっぱいの袋を担ぎ上げ、赤いコートと帽子を被りながら、トナカイとそりに向かって歩き出す。。。
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時は「イヤロッパ」の明治維新よりも一年後。
1869年にオープンし、今年で150年の節目を迎えた「セインズベリーズ」の初代奥さまが、その風習の生みの親であったのだそうだ。

あ、そうそう。
そしてこれ、この果物。
ヨーロッパやカナダなどで日本語の名前のあるフルーツ「柿(Kaki)」ほどではないにしろ、「薩摩(Satsuma)=温州蜜柑」も、プレゼントされる「クリスマス・オレンジ」、あるいは「クリスマス・クレメンタイン」、またあるいは「クリスマス・サツマ」として、人々の間で結構定着しているのだそうだ。

「Kaki」と「Satsuma」。
冬の欧米の市場でよく見かける。

そしてこの名札を見つけると、日本人として、なぜかほっこりと心温かになる。
あの「薩摩」に、こんなクリスマスにちなむ評判や人気もあったのだね~~。知らなかった。


         
            

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「セントラル・パーク」の朝景色。ほとんど人に会わない。


さて。
本筋の、客船『オアシス・オブ・ザ・シーズ』によるクルーズ旅日記の「覚え書」の、続きである。

といっても。
さして書き残すこと、これなく。

写真をかなり撮ったもので。
前回に引き続き、デッキ8、「セントラル・パーク」の続編だ。

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「パーク・カフェ」。唯一、セントラル・パークで朝食時も開店している店。

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トラディッショナルなオートミールが旨かった。我々のキャビンからこちらが近かったため、朝食はほぼこちらで摂った。



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「セントラル・パーク」の午後。

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昼食時間帯からオープンする「ジョバンニ・テーブル」。トスカーナの小さな町のトラットリアを連想させてくれる味と雰囲気が良かった。イタリアン・レストラン。


こちら、セントラル・パーク。

乗客定員5,400人という、ちょっとした「町」ほどの人口を抱えた巨大船の施設の中では、随分静かな、ゆったりと憩えるエリアであった。

エリアにある施設は、レストランカフェが5店、バー2店、ファション・ショップ2店にセントラル・パーク図書館。レストランは1店を除いてすべて昼食またはアフタヌーン・ティ―以降に開店するスペシャリティ・ダイニングばかり、ということもあって、比較的にやってくる人が少なかったおかげもあった。

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「チョップス・グリル」。ステーキハウス。


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「ヴィンテージス」。ワイン&タパス・バー。

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「セントラル・パーク」の夕刻。

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「150セントラル・パーク」。

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エレガントな雰囲気の本格的なフレンチ・ダイニング。こちらの店の窓際のテーブルから眺めるセントラル・パークの夜景がまたよかった。



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