しつっこく。またも『オアシス』、プロムナードの話。


00DSC03790.jpg秋、真っ盛りである。

今年初夏から、鬼籍入りの見送りが続いている。
結果、この「覚え書」の書き綴り交替も、ここ数十日の間は、一週間から十日以上も“なし、×のつぶて”の長間隔となって。。。

と。
まあ、これは、己のなまくらをエクスキューズしている、だけなのだが。。。

今回の、その帰路。
「オリーブ・チョコレート」なるチョコをゲットした。
文字通り、オリーブの実を磨り潰して練り込んだホワイト・チョコの一種のようで、全身、明るい緑色のチョコ。

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ハナシは唐突に変わるが。。。

金のない貧しい高校生から大学生であったころ。
映画好きながら、封切、ロード―ショーなどは金銭的に毎回楽しめる身分でなく。年に2~3回から5~6回と、数えるほどのみ。
何カ月か、あるいは何年か我慢し続けて、池袋や新宿など繁華街の場末の洋画再映専門の二番館、あるいは三番館でようやくスクリーンを眺めるのが主力であった。

と。
ここら再映館では、サービスでほぼ、短編のモノクロのアニメ1~2本を冒頭、同時上映したものだ。

そのアニメは、たいがい、初期の時代の、まだ痩せて細っぽちであったミッキーマウス・シリーズか、はたまた、ほうれん草を食べるとモリモリ元気になるポパイ・シリーズであった。

その短編動画の主役、ポパイの恋人、オリーブ嬢。
彼女のフルネームをほとんどの方々はご存じないが、彼女はオリーブ・オイルという名なのだ。ホンモノのオリーブさん、だ。

自分の美意識に反する、やせっぽちで電信柱のごとくにひょろりと背の高い、キャラクターであった。

あの当時は、ほうれん草は大嫌いであった。
同じように、そのころはまだ食べたことのなかったオリーブも、アニメのおかげ?で、まずい大嫌いな食べ物、として意識下に定着。
後遺症となって、以降、オリーブ嫌いで通している。

ところが、どっこい。
あんなに不味いものを相棒がことのほか好きで。。。(泣く

初めて目にしたこのオリーブ・チョコを、彼女がかなり大量に買い込んできたのである。(トホホ

オリーブオイルをカカオと合体させた、色はカカオ・カラーのオリーブオイル・チョコやチョコレートケーキは、オリーブの“本場”、イタリアでよく見る。

そしてこれは、色のおかげか、違和感なく食べられるのだけれども。
オリーブの実と合体したチョコは、未だ、食べることが出来ずにいる。

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再び話は変わるが。。。

最近、台風が相次いで列島に襲来しており、今、またまた超大型の台風が近づくなど、天気の崩れた日が最近、続いている。

が。

この「オリーブ」をゲットした短い旅の途次。

幸い、フェリーで渡った海は凪いでいた。

作者はこのオリーブ・チョコをゲットした讃岐の隣国、伊予・松山の人であったと思うが。。。

「秋天の下に浪あり墳墓あり」。

ここは鎌倉でないし、だから、見える墓地も、虚子が多分見たに違いない頼朝、あるいは彼の一族ゆかりの古いそれではなく、まだ真新しい名もない市井の人たちのそれで、波も鎌倉のように沖合から押し寄せる大波ではないのだが。。。

この句が、静かな瀬戸内の海を行く小船のなかで、思いの外、頭の中を駆け巡ったのだった。



              


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またも、既に両手の指の数ほど日時は過ぎ去った旧聞だが。

≪オーバード・ホールPresents 音楽入門講座~作曲家加藤昌則が誘う劇場型クラシック鑑賞術!≫第二回講座はこの2日、前回、第1回と同じこちらのメインホールで、今度は「古典派三人衆」と題してハイドン、モーツアルト、ベートーベンを取り上げて開かれた。

前回に続いて、楽しい講座であった。

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今回、面白かったのは、モーツアルト作品と言われているがホントのところは「?」とも聞いたことのある、あの「音楽のさいころ遊びK.516f」に関わるオハナシ。

今回は、加藤さんは、ウィーンの楽友協会で買ってきたという真っ赤なロング・ブロケード・ライニングコートに黒のニッカーズ、ブロケード・ベスト、レースカフに白のウィッグを頭に乗せて登場。ステージ上に観客席の希望者4人を呼び上げ、二個のサイコロを順に振らせて、その出目に従って、あらかじめ用意された愛頃サイコロ合計数の結果ごとに異なるパターンの小節を順に張りつないで行って、合計16小節のピアノ曲を共同で作成していく音楽遊び。

You Tubeにその仕掛けを解説した動画があったもので、帰宅後、あらためて勉強した。

00IMGA5461.jpg会場では、どんな曲が出来上がるか、それはサイコロ次第、という具合のその作曲術を、かつて音楽史に一時期流行したという歴史的背景を交えながら加藤さんは楽しく紹介。
その語り口が面白かった。

最後に、出来上がったそのさいころ即興曲を、間髪を置かずに加藤さんは譜面を見ながら演奏。
モーツアルトのピアノ曲風なきらびやかな一曲に仕上がっており、舌をまいた。



              


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日本でも最近は、どちらの繁華街、歓楽街を訪ねても、街のデコレーションはハロウィン一色である。
ホラーゴースト・ブラックとパンプキン・カラーの飾りでショーウィンドーも路上も壁も、街筋は塗りたくられている。
我々世代が若かりし頃は、ごく少数のこの手行事への信仰心篤い人と少々マニアックな人々以外は縁のなかった季節行事だ。

還暦を通り過ぎること、もはや一回り半ほどにもなるロートル世代から見ると。
ただただ、唖然とするばかりである。

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そのハロウィンの、都市を練り歩く夜の仮装パレードとしてはいまや世界最大、といわれるNY、グリニッジ・ビレッジでその仮装行列が始まったころ。
毎年、初夏と初秋に開かれる「青空アート展(Greenwich Village Art show)」が、世界的に人気を集めていた。

今も続く「ワシントンスクェア青空美術展(Washington Square Outdoor Art Exhibit)」の前身である。

路上、街並みの壁面や公園の鉄柵やフェンスに有名、無名の作者のおびただしい絵画がつりさげれて並び、20世紀初頭から積み上げられてきた芸術の街グリニッジ・ビレッジの歴史を象徴しているようで、一種独特の魅惑的な世界を見せていたものだ。

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クルーズ船『オアシス・オブ・ザ・シーズ』の「ロイヤル・プロムナード」の船首側右舷、ラテンバー「ボレロズ」の壁面に、一面、アートオークション用の作品が置きならべられていた。

この壁面が、往時の、’70年代に観たグリニッジ・ビレッジのあの光景を思い起こさせた。
時代を40年余り遡って、まさにいま、あのころの、素人、玄人入り混じるボヘミアン・スタイルの画家たちの熱気に包まれた一角に立ち尽くしていると錯覚するほどの、印象だったのだ。

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22万5千トンの巨大船のせい、である。
これだけ広いとプロムナードもおおらかに設計できるとみえ、本当に大都会の街筋にいるがごとくに錯覚させるのだ。
道の中央には、木の葉こそつけていないか、申し訳程度に張り付けられているだけであるが、我が家の庭の木ほどの植林も何本かあり、船の中だとはとても思えなかった。

ちなみに。
この船のアートギャラリーも、管理しているのは、これまでに乗って以前、何度かこの「覚え書」に書き留めたと同じ、「パーク・ウエスト・ギャラリー」であった。

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以下、「ロイヤル・プロムナード」の店々。

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NY発最新のファッション情報を発信して、わが地方のアウトレット・パークをはじめ、日本の各地にも出店している、「ケイト・スペード」や「マイケル・コース」なども、プロムナードに並んでいた。


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41DSC02807.jpgRCIの直営店もいくつか。


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71DSC02819.jpg乗船期間中にもっとも足しげく通ったのが、カジュアルなイタリアン・ムードのピッツェリア「ソレントス」。デッキ5では、こちらと、前回に写真を載せた「カフェ・プロムナード」がフリーであったのも良かった。


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